2014.05/23 [Fri]
うっかり失敗してるから油断できない
ごきげんよう


わたくしが唱えるところの「ナマケモノの法則」の中には、
『道具を出すのが面倒な仕事は、たまに道具を出したら当分出しっ放しになる』
というのがございます。
例を取れば、アイロンかけ。
わたくしはアイロンかけが大嫌い。なので普段の生活では、決してアイロンをかけないように暮らしております。それでもどうしてもアイロンが必要なことがあるのがオトナの生活。そんなときは仕方がないので諦めて潔くアイロンをかける。。。それもオトナの生活態度でございます。
そうして思い切ってアイロン及びアイロン台を出したのでした。
ひとつ用件が終わっても、すぐにアイロン及びアイロン台を片付けたら、次にまたこれらを出すまで葛藤しなくてはなりません。そういうのがわかっているので、他に何か思いつくことがないか、アイロン及びアイロン台をしばらく放置します。部屋が雑然としてしまいますが、キレイスッキリ片付いた部屋と嫌いなアイロン及びアイロン台を再び設置する面倒くささを計りにかけ、2・3日か4・5日か、我慢できなくなるまで放置するのです。。。ああ、これをお読みになる方はもしかして不思議に思われるかもしれませんが。。。わたくしは面倒くさがりで掃除も片付けも苦手で嫌いなことも多いですが、部屋は汚部屋ではないのですわ。
そういう訳で、今、アイロン及びアイロン台が出たままになっているので、無理矢理にでもアイロン仕事を作るのです。

草色の結城紬単衣。
汗になってできたくっきりシワは、干しただけでは取れないのです。このままカラアイロンをかけてとりあえずシワだけ伸ばし、シーズン終わりに専門店に汗抜きをお願いする手もございます。っつーか、その方が絶対安全。
でもわたくしのココロつもりでは、単衣のこの結城紬は、秋口にも着る予定です。
先日も濃紺色の真綿系紬を自分で蛮勇汗取りしたのと同じ方法で、これも汗取りすることにします。結城紬は元々とても丈夫なので、ちょっと乱暴に扱っても大丈夫な気がしていました。

着物の裏側に、霧吹きで思い切り水をかけます。
このとき躊躇してはなりません。
たっぷりたっぷり。。。そうして染み込んでしまわないうちにタオルで水を吸い取ります。ちょっと丁寧にするなら表と裏とタオルで挟み込むようにした方がいいかも。
もう1回、霧吹きでたっぷり水をかけます。タオルを軽く乗せて水を吸い取ります。
そうしたらアイロンかけ。
わたくしの場合は絹もの用の温度ではなく、綿もの用高温で、イッキに、水分を飛ばします。
このあと、残った粗熱及び湿気を取るために、また半日ほど干して、畳んでしまいます。
このまま何ごともなければこれは終わった話なのですが。。。
着物を片付けるときに、後ろ身頃の丁度お太鼓が乗るあたりに、水シミのようなものができているのを発見してしまいまして。。。( ̄○ ̄;)。。。あ”、どうやらやっちまったらしい。オーマイガッ
ここの部分は最期の方でちょっと面倒になってきた辺り、吹きかける水分量が足りなかったのかここだけ表側からやったせいか元々蛮勇汗抜き、こういう薄い色目の着物には無理があるのか。。。(上の画像ではありません、上の画像は乾かしてる途中の絵。シミは、ウチのデジカメには写らなかったです)
っつー訳で、よいこのみなさんはくれぐれもマネしないように。
やるなら自己責任で。
もちろんわたくしうすーく後悔しましたが、もうあとの祭りでございます。
決してお安い訳じゃないわたくしのなけなしの結城紬。そりゃ80亀甲だから安いっちゃ安いのか。っつーかいやそういう話ではなく。お太鼓の下に隠れるのが救いか。ってそう言ってみても。うーん。。。


。。。ま、次に悉皆に出すときに相談してみようっと。
いつも読んでいただいてありがとうございます。


https://fashion.blogmura.com/kimono/
。。。それでも、コレクションじゃないんだから、着るものが痛むのはしょうがないよね。。。などと自分を慰めてみる。この場合は、「痛む」んじゃなくて「(自分で)痛めた」のが正解ですが(爆)
どや、おとろしい話やろ。
とはいえ、世の中には上には上があるっちうもんですわ。。。わたくしなど、まだまだ未熟者でございました。



わたくしが唱えるところの「ナマケモノの法則」の中には、
『道具を出すのが面倒な仕事は、たまに道具を出したら当分出しっ放しになる』
というのがございます。
例を取れば、アイロンかけ。
わたくしはアイロンかけが大嫌い。なので普段の生活では、決してアイロンをかけないように暮らしております。それでもどうしてもアイロンが必要なことがあるのがオトナの生活。そんなときは仕方がないので諦めて潔くアイロンをかける。。。それもオトナの生活態度でございます。
そうして思い切ってアイロン及びアイロン台を出したのでした。
ひとつ用件が終わっても、すぐにアイロン及びアイロン台を片付けたら、次にまたこれらを出すまで葛藤しなくてはなりません。そういうのがわかっているので、他に何か思いつくことがないか、アイロン及びアイロン台をしばらく放置します。部屋が雑然としてしまいますが、キレイスッキリ片付いた部屋と嫌いなアイロン及びアイロン台を再び設置する面倒くささを計りにかけ、2・3日か4・5日か、我慢できなくなるまで放置するのです。。。ああ、これをお読みになる方はもしかして不思議に思われるかもしれませんが。。。わたくしは面倒くさがりで掃除も片付けも苦手で嫌いなことも多いですが、部屋は汚部屋ではないのですわ。
そういう訳で、今、アイロン及びアイロン台が出たままになっているので、無理矢理にでもアイロン仕事を作るのです。

草色の結城紬単衣。
汗になってできたくっきりシワは、干しただけでは取れないのです。このままカラアイロンをかけてとりあえずシワだけ伸ばし、シーズン終わりに専門店に汗抜きをお願いする手もございます。っつーか、その方が絶対安全。
でもわたくしのココロつもりでは、単衣のこの結城紬は、秋口にも着る予定です。
先日も濃紺色の真綿系紬を自分で蛮勇汗取りしたのと同じ方法で、これも汗取りすることにします。結城紬は元々とても丈夫なので、ちょっと乱暴に扱っても大丈夫な気がしていました。

着物の裏側に、霧吹きで思い切り水をかけます。
このとき躊躇してはなりません。
たっぷりたっぷり。。。そうして染み込んでしまわないうちにタオルで水を吸い取ります。ちょっと丁寧にするなら表と裏とタオルで挟み込むようにした方がいいかも。
もう1回、霧吹きでたっぷり水をかけます。タオルを軽く乗せて水を吸い取ります。
そうしたらアイロンかけ。
わたくしの場合は絹もの用の温度ではなく、綿もの用高温で、イッキに、水分を飛ばします。
このあと、残った粗熱及び湿気を取るために、また半日ほど干して、畳んでしまいます。
このまま何ごともなければこれは終わった話なのですが。。。
着物を片付けるときに、後ろ身頃の丁度お太鼓が乗るあたりに、水シミのようなものができているのを発見してしまいまして。。。( ̄○ ̄;)。。。あ”、どうやらやっちまったらしい。オーマイガッ

ここの部分は最期の方でちょっと面倒になってきた辺り、吹きかける水分量が足りなかったのかここだけ表側からやったせいか元々蛮勇汗抜き、こういう薄い色目の着物には無理があるのか。。。(上の画像ではありません、上の画像は乾かしてる途中の絵。シミは、ウチのデジカメには写らなかったです)
っつー訳で、よいこのみなさんはくれぐれもマネしないように。
やるなら自己責任で。
もちろんわたくしうすーく後悔しましたが、もうあとの祭りでございます。
決してお安い訳じゃないわたくしのなけなしの結城紬。そりゃ80亀甲だから安いっちゃ安いのか。っつーかいやそういう話ではなく。お太鼓の下に隠れるのが救いか。ってそう言ってみても。うーん。。。



。。。ま、次に悉皆に出すときに相談してみようっと。
いつも読んでいただいてありがとうございます。


https://fashion.blogmura.com/kimono/
。。。それでも、コレクションじゃないんだから、着るものが痛むのはしょうがないよね。。。などと自分を慰めてみる。この場合は、「痛む」んじゃなくて「(自分で)痛めた」のが正解ですが(爆)
どや、おとろしい話やろ。
とはいえ、世の中には上には上があるっちうもんですわ。。。わたくしなど、まだまだ未熟者でございました。
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- at 18:25
- [ざっくりと着物の話2010~2014]
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No title
ここが、絹の怖いところですよね~。
「縮むかもしれない」、「輪ジミになるかもしれない」という恐怖はわたしにもあります。
輪ジミにしない(なりにくい)アイロンのかけ方のコツは、全体にしっかりと霧吹きで水をかけたら、ちょっとアイロンを浮かせ気味に30%くらいの乾き具合で全体にアイロンをかけ、次は50%、80%と乾かし、最後はしっかりとアイロンをかけるというようにすると、輪ジミになったりアイロンの跡がついたりというのが軽減されます。1カ所ずつしっかりとアイロンをかけるのはNG!
でも、こんなの面倒くせ~でしょ?
こういう事には手を出さないのが一番です!