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まおじゃらん

着物と猫と、ときどき絵画。

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うっかり失敗してるから油断できない

ごきげんよう




わたくしが唱えるところの「ナマケモノの法則」の中には、
『道具を出すのが面倒な仕事は、たまに道具を出したら当分出しっ放しになる』
というのがございます。
例を取れば、アイロンかけ。
わたくしはアイロンかけが大嫌い。なので普段の生活では、決してアイロンをかけないように暮らしております。それでもどうしてもアイロンが必要なことがあるのがオトナの生活。そんなときは仕方がないので諦めて潔くアイロンをかける。。。それもオトナの生活態度でございます。
そうして思い切ってアイロン及びアイロン台を出したのでした。
ひとつ用件が終わっても、すぐにアイロン及びアイロン台を片付けたら、次にまたこれらを出すまで葛藤しなくてはなりません。そういうのがわかっているので、他に何か思いつくことがないか、アイロン及びアイロン台をしばらく放置します。部屋が雑然としてしまいますが、キレイスッキリ片付いた部屋と嫌いなアイロン及びアイロン台を再び設置する面倒くささを計りにかけ、2・3日か4・5日か、我慢できなくなるまで放置するのです。。。ああ、これをお読みになる方はもしかして不思議に思われるかもしれませんが。。。わたくしは面倒くさがりで掃除も片付けも苦手で嫌いなことも多いですが、部屋は汚部屋ではないのですわ。

そういう訳で、今、アイロン及びアイロン台が出たままになっているので、無理矢理にでもアイロン仕事を作るのです。




草色の結城紬単衣。
汗になってできたくっきりシワは、干しただけでは取れないのです。このままカラアイロンをかけてとりあえずシワだけ伸ばし、シーズン終わりに専門店に汗抜きをお願いする手もございます。っつーか、その方が絶対安全。
でもわたくしのココロつもりでは、単衣のこの結城紬は、秋口にも着る予定です。
先日も濃紺色の真綿系紬を自分で蛮勇汗取りしたのと同じ方法で、これも汗取りすることにします。結城紬は元々とても丈夫なので、ちょっと乱暴に扱っても大丈夫な気がしていました。




着物の裏側に、霧吹きで思い切り水をかけます。
このとき躊躇してはなりません。
たっぷりたっぷり。。。そうして染み込んでしまわないうちにタオルで水を吸い取ります。ちょっと丁寧にするなら表と裏とタオルで挟み込むようにした方がいいかも。
もう1回、霧吹きでたっぷり水をかけます。タオルを軽く乗せて水を吸い取ります。
そうしたらアイロンかけ。
わたくしの場合は絹もの用の温度ではなく、綿もの用高温で、イッキに、水分を飛ばします。





このあと、残った粗熱及び湿気を取るために、また半日ほど干して、畳んでしまいます。





このまま何ごともなければこれは終わった話なのですが。。。
着物を片付けるときに、後ろ身頃の丁度お太鼓が乗るあたりに、水シミのようなものができているのを発見してしまいまして。。。( ̄○ ̄;)。。。あ”、どうやらやっちまったらしい。オーマイガッ

ここの部分は最期の方でちょっと面倒になってきた辺り、吹きかける水分量が足りなかったのかここだけ表側からやったせいか元々蛮勇汗抜き、こういう薄い色目の着物には無理があるのか。。。(上の画像ではありません、上の画像は乾かしてる途中の絵。シミは、ウチのデジカメには写らなかったです)
っつー訳で、よいこのみなさんはくれぐれもマネしないように。
やるなら自己責任で。
もちろんわたくしうすーく後悔しましたが、もうあとの祭りでございます。
決してお安い訳じゃないわたくしのなけなしの結城紬。そりゃ80亀甲だから安いっちゃ安いのか。っつーかいやそういう話ではなく。お太鼓の下に隠れるのが救いか。ってそう言ってみても。うーん。。。



。。。ま、次に悉皆に出すときに相談してみようっと。


いつも読んでいただいてありがとうございます。


https://fashion.blogmura.com/kimono/



。。。それでも、コレクションじゃないんだから、着るものが痛むのはしょうがないよね。。。などと自分を慰めてみる。この場合は、「痛む」んじゃなくて「(自分で)痛めた」のが正解ですが(爆)
どや、おとろしい話やろ。
とはいえ、世の中には上には上があるっちうもんですわ。。。わたくしなど、まだまだ未熟者でございました。
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Comment

No title 

あ~…。
ここが、絹の怖いところですよね~。
「縮むかもしれない」、「輪ジミになるかもしれない」という恐怖はわたしにもあります。
輪ジミにしない(なりにくい)アイロンのかけ方のコツは、全体にしっかりと霧吹きで水をかけたら、ちょっとアイロンを浮かせ気味に30%くらいの乾き具合で全体にアイロンをかけ、次は50%、80%と乾かし、最後はしっかりとアイロンをかけるというようにすると、輪ジミになったりアイロンの跡がついたりというのが軽減されます。1カ所ずつしっかりとアイロンをかけるのはNG!
でも、こんなの面倒くせ~でしょ?
こういう事には手を出さないのが一番です!
  • posted by はま~た 
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  • 2014.05/23 21:16分 
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No title 

ほえーーー、失敗もしてるんですねぇ(笑)。
んでも、お太鼓で隠れる部分で良かった!
薄い色の着物&縮む着物じゃなければ、全くもって有効な方法だと思いますわー。
そして、はま~たさんのアイロンかけアドバイス…勉強になるなぁ。
  • posted by べにお 
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  • 2014.05/24 20:44分 
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No title 

はま~た姫、う~んそりゃ面倒くさいですな。私は普段、滅多にアイロンかけたりしないので、アイロンスキルもありません。こんな私なのに実際に自分でアイロンかけするのは着物の場合のみ。。。ここに様々な苦悩があるんだよね~。
  • posted by たま 
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  • 2014.05/25 22:23分 
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No title 

かっぱさまないすありがとうございます~
  • posted by たま 
  • URL 
  • 2014.05/25 22:24分 
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No title 

べにお先生、これは多分薄い色だからわかったんじゃないかなと思いますわ。黒い色目の紬なら、汚れたってわかんないもんね(苦笑)
いくら蛮勇好きでも本藍染めの紬や草木染めには絶対にやらないですよ。泥大島紬もまだ洗いに出したことないものにはやらない。泥が落ちるからねぇ。
それにしてもこんな風に着物を扱うんだもん、柔らかものは着られないよね。っつーか、こういうこと、やめる気ないんだよね~。。。(ため息)
  • posted by たま 
  • URL 
  • 2014.05/25 22:29分 
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No title 

私も古着臭満載の紬を洗おうと思っているんですが。
そうか~。
アイロンの掛け方にコツがあるんですね~。
アイロン。天敵ですわ。
普段はアイロン掛けが必要な衣服は買わないくらいなのに着物の為ならえ~んやこ~ら♪
  • posted by ほあかばりきるま。 
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  • 2014.05/26 06:58分 
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No title 

とんぼです。
これは「正しい輪ジミの作り方」ですよぉ。
汗や、ついたばかりのシミは、別の布に「移して」とります。
霧吹きは表からかけ、裏にかたーく絞った濡れタオルをあて、
表から普通に絞ったタオルで、下のタオルに「たたきこむ」です。
着物の繊維の間には、目に見えない不純物やほこり、汗の残物など
詰まっていますから、それを水で浮かしてながしてしまうと、
波打ち際にごみがたまるのと同じように、
水の「おわったところ」にたまります。これが輪ジミ。
だから裏にあてたものに素早く汚れた水を移動させるわけです。
これだとアイロンではなく、ドライヤーで乾かせます。
少し離して生乾き程度。あとは自然乾燥です。
アイロンで熱を掛けるのは、汚れを溶かして定着させます。
縮むのは「強撚糸」をつかったちりめん、お召など。
紬はほとんどOKと思いますが、繊維は水を吸うと膨らみますから、
こすったり強く揉んだりすると、毛羽立ちます。
あくまで「叩いて」くださいね。
  • posted by kogirean 
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  • 2014.05/26 13:18分 
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No title 

とんぼさまこんばんは。
あああ、どうもありがとうございます~。たくさんの水を使うのは頭にあったのですが、恐らくうろ覚えで、肝心のところがわかってなかったようです今までのやり方ならどの着物も輪ジミができていただろうにそれがわからなかったのは、単に地色が黒い紬だったからかもしれません~。
次に着る単衣の紬では、教えていただいたように汗取りをしてみます。その様子はまたレポします~。「別の布に叩いて移す」すごーく納得できます。
この結城紬は失敗も含めて愛着を持って大切に(ってちっとも大切にしてないみたいですが…爆)たくさん愛用したい所存ですわ。な~るほど。。。着られる程度の失敗でホントに良かったです~!!!
  • posted by たま 
  • URL 
  • 2014.05/26 21:07分 
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No title 

ほあかばりきるま。さま!
このようにアイロンじゃなくてドライヤーを使うそうですよ。アイロンよりドライヤーの方がラクですよね。な~んだ面倒くさい方法で失敗(←ここがポイント)してたのね~(爆)これならハードル低い。私はこれしきの失敗ではやめませんよ、汗取りチャレンジ。できるようになるまでやったる(笑)
  • posted by たま 
  • URL 
  • 2014.05/26 21:10分 
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