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まおじゃらん

着物と猫と、ときどき絵画。

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兎年の初釜記録・その3

  ごきげんよう、みなさま
  やっと濃茶席に入りますが。。。お食事が済んだ後、お箸をお膳に落として、亭主に知らせるでしょ
 この辺りの形式になったやりとりが、まるで舞台でお芝居をしてるみたいで、すごく好きなんですわ、わし
 
 亭主:お食事の方は、お済でしょうか。(以下、確かこんな風なやりとり)
 正客:充分頂戴致しました。(お辞儀)
 亭主:それではお濃茶席の用意ができましたら、お迎え致します。(座敷の下座にて、お辞儀)
 正客:たびたびのお迎えは恐縮ですので、どうぞお鳴り物にてお知らせくださいませ。(お辞儀)
 

 この間にトイレに行ってたりすると、お鳴り物に気が付かなかったりして
 「出のタイミングを間違えたわよ
」みたいな、まさしく『舞台の袖』状態でございます
 
 
 四季の花の意匠が短冊に染められた訪問着に、振袖にも締められる格の帯。この娘が高校生の時から一緒にお稽古してて、今は、3人の子持ちママなんてっ


 唯一の30代
 だなんて
 いまさら驚くわし
 
 ところで、全メンバーの中で、彼女の着物の地色目が、一番地味なんですわ


 若い人ほど地味目の色を着る。。。実は本当に若くないと、地味色で若く見せることはできないんですわ
 それを知るのは、自分が本当に若くなくなったとき。。。
 先生の、「歳相応に見えるわ~失敗~


」 は真実の叫び
 最も、わしらの先生は、その機敏な動きといいお顔立ちといい、20歳は若く見える。。。この方も化け物であった

         
         再びの茶席入り。床の間飾りを、今頃ご紹介
  
 濃茶茶碗は、初釜のときだけのお目見え。
 
 
 鶴は五角形
 
 
 亀は六角形
 

  『初花』 の写し。
  写し専門の陶工さんは、職人さんとして、失敗が許されないそうです。写しとは、そっくりに作ってなんぼの世界だから。
  秀吉はアホ(失礼)っていうイメージが強い関東地方ですが、『初花』を見ると、良いものは好きだったのね。。。な~んて言っちゃったりして。こういうのが、茶人ごっこの真髄
 スノッブ遊び、全開~
 わはは
  
  『福の神』は、なんちゃってもの。偶然見つけた時、先生は小躍りしたそうですわ。
  ごめん、おしふくの名前はいつも忘れる
これを見たら連絡乞う、義妹よ。
 

 
 お干菓子
 
 ところで、みなさま。タイトルが『兎年』だったけど、気になりました
 普通は『卯年』ですもんね~
 わしとしては、飛び跳ねるの字を使う方が好きだし、わざとそうしたんですが、ね


 
 

 今年のお薄の替え茶碗が下のものたっだんですよ。 12年ぶりのお目見えなんですが、このお薄茶碗、先生が韓国に旅行した時に、窯元で求めたものだそうで。 文字や絵は、焼く前につけますが、地にかけた別の土を掻き落としてから釉薬をつける焼き方が「変わってるな~」と思って、旅の記念に購入したそうです。で、笑っちゃうのが
 韓国では漢字をほとんど使わないためか、「卯」の字が下手だとおっしゃるのです
 分りづらい画像ですみません。左画像に『丁卯』と書いてあるのがお分りになりますでしょうか
 「点をつけたらすぐ卵
。。。って先生、遊んでますね。。。
 

  
 
  んな訳で、「卯」年にする気がなくなっちゃいまして
 「兎」ですのよ、みなさま
 わし、年女だしのぉ
んでもって更に言うと、このお茶椀は妙に薄手で、熱々のお湯が入ると、手のひらの皮が薄いわしには、持てないんじゃ~
 (京焼きの茶碗にも、持てないのがある
 マジ困る)
  こうして、無事一日が過ぎていきました。。。お付き合い、どうもありがとうございました
 

 格調高いはずが。。。
 

 おバカな話で終わっちゃった。。。わしが書いてるんだもん
 
 
 
 
 
 
 
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Comment

No title 

ホントに演劇のようですね~「出」があるなんて。

高台が五角六角で鶴亀、で、ウサギのお茶碗♪

すみません。まんまる、つい
『浦島太郎とウサギと亀のお話ができるなぁ』などど考えてしまいました。

茶席には向かないな…まんまる。

『年相応に見えるわ!』の叫び・・・わかるわかる、わかりすぎて
泣けてきます。(まんまるには地味着物が多いので)
  • posted by まんまる 
  • URL 
  • 2011.01/27 07:01分 
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No title 

わー、すっかり初釜に参加したような気分になりました。
どうもありがとうございます!
五角形と六角形の高台は、先日風さんのブログで勉強したばかり。
これは表も裏も共通なのですねー♪
茶入れが面白い模様です。じっくり見たい!
おしふくの布地(きれじ)って、覚えられるものと覚えられないものがありませんか?
昨日自分の古袱紗の布地を訊かれて、答えられませんでした…恥ずかし!
そうそう、薄手のお茶碗って熱くて持てないことがあるんですよねー!分かります。唇へのあたりはいいのですけど、持つのは苦手です。
はー、楽しませていただきました!
  • posted by ben*o20*1 
  • URL 
  • 2011.01/27 23:46分 
  • [Edit]
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No title 

ウチの先生の所は、初釜に初心者お友達オッケーなのですよ(^^)
去年無理やり▼を連れて行ったら、きちんと教えろって怒られちゃった(^^)座がもてばいいんですけどね~。
流派違いもオッケーですのよ。
江戸千家の方が水屋をやってくださった時期もありましたわ。
「お祭り」みたいなお祝い茶事だから。
お正月だもん、ね(^o^)/
  • posted by たま 
  • URL 
  • 2011.01/28 02:25分 
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