ごきげんよう、みなさま

やっと濃茶席に入りますが。。。お食事が済んだ後、お箸をお膳に落として、亭主に知らせるでしょ

この辺りの形式になったやりとりが、まるで舞台でお芝居をしてるみたいで、すごく好きなんですわ、わし

亭主:お食事の方は、お済でしょうか。(以下、確かこんな風なやりとり)
正客:充分頂戴致しました。(お辞儀)
亭主:それではお濃茶席の用意ができましたら、お迎え致します。(座敷の下座にて、お辞儀)
正客:たびたびのお迎えは恐縮ですので、どうぞお鳴り物にてお知らせくださいませ。(お辞儀)
この間にトイレに行ってたりすると、お鳴り物に気が付かなかったりして

「出のタイミングを間違えたわよ

」みたいな、まさしく『舞台の袖』状態でございます

ところで、全メンバーの中で、彼女の着物の地色目が、一番地味なんですわ



若い人ほど地味目の色を着る。。。実は
本当に若くないと、地味色で若く見せることはできないんですわ

それを知るのは、自分が本当に若くなくなったとき。。。

最も、わしらの先生は、その機敏な動きといいお顔立ちといい、20歳は若く見える。。。この方も
化け物であった

再びの茶席入り。床の間飾りを、今頃ご紹介

濃茶茶碗は、初釜のときだけのお目見え。

鶴は五角形

亀は六角形

『初花』 の写し。
写し専門の陶工さんは、職人さんとして、失敗が許されないそうです。写しとは、そっくりに作ってなんぼの世界だから。
秀吉はアホ(失礼)っていうイメージが強い関東地方ですが、『初花』を見ると、良いものは好きだったのね。。。な~んて言っちゃったりして。こういうのが、茶人ごっこの真髄
スノッブ遊び、全開~

わはは

『福の神』は、なんちゃってもの。偶然見つけた時、先生は小躍りしたそうですわ。
ごめん、おしふくの名前はいつも忘れる

これを見たら連絡乞う、義妹よ。

お干菓子
ところで、みなさま。タイトルが
『兎年』だったけど、気になりました

普通は
『卯年』ですもんね~

わしとしては、飛び跳ねる
兎の字を使う方が好きだし、わざとそうしたんですが、ね





今年のお薄の替え茶碗が下のものたっだんですよ。 12年ぶりのお目見えなんですが、このお薄茶碗、先生が韓国に旅行した時に、窯元で求めたものだそうで。 文字や絵は、焼く前につけますが、地にかけた別の土を掻き落としてから釉薬をつける焼き方が「変わってるな~」と思って、旅の記念に購入したそうです。で、笑っちゃうのが

韓国では漢字をほとんど使わないためか、
「卯」の字が下手だとおっしゃるのです

分りづらい画像ですみません。左画像に
『丁卯』と書いてあるのがお分りになりますでしょうか
「点をつけたらすぐ卵
」。。。って先生、遊んでますね。。。

んな訳で、
「卯」年にする気がなくなっちゃいまして
「兎」ですのよ、みなさま

わし、年女だしのぉ

んでもって更に言うと、このお茶椀は妙に薄手で、熱々のお湯が入ると、手のひらの皮が薄いわしには、持てないんじゃ~

(京焼きの茶碗にも、持てないのがある

マジ困る)
こうして、無事一日が過ぎていきました。。。お付き合い、どうもありがとうございました


格調高いはずが。。。

おバカな話で終わっちゃった。。。わしが書いてるんだもん

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No title
高台が五角六角で鶴亀、で、ウサギのお茶碗♪
すみません。まんまる、つい
『浦島太郎とウサギと亀のお話ができるなぁ』などど考えてしまいました。
茶席には向かないな…まんまる。
『年相応に見えるわ!』の叫び・・・わかるわかる、わかりすぎて
泣けてきます。(まんまるには地味着物が多いので)