2014.03/28 [Fri]
温泉に行こう!vol.2
ごきげんよう


風が強かったです@首都圏。
温泉、温泉
そして美味しいお食事。。。
わたくしたちの旅行は、目的地(ホテル)だけをナビくんに入力して、スタートしました。
いいお天気で、予報でも最高20℃くらいいくらしいこの日。
クルマの中もすでに暑いです。
わたくしは、べにお亭玄関前でとりあえず着物の撮影をしたら、すぐに羽織を脱いでしまいます。
べにお先生は出掛ける寸前まで、着物にするか洋服にするか決めかねていたのですが、燃えるゴミを捨てに外に出て感じた陽気に、
「今日みたいなお天気じゃもう木綿の単衣が着たいくらい暑い。。。ああ考えるのが面倒くせー。着物面倒くさいから、ワタシはヒヨりますよ」(←着物ぶろがーにあるまじき発言…爆)
結局、万能服と小さな小さなバッグひとつに決めたようです。
ところでここで説明しよう。
万能服とは。。。べにお先生が、着物を着ていないときに着る、服。ワンパターンツーパターンで着物を着ていないときの、あらゆる季節のあらゆるシーンに対応する。まさしく万能の服である。もしかして「フォーマルなときは?」などと疑問に思う方々もいらっさるかもしれませんが、べにお先生の衣類生活は、フォーマルなら着物、お仕事でも着物、カジュアルならもっと着物。。。という具合に、人前に出るときは基本、着物着用です。
出発は結局、ゆるゆるで午前10時。
この日はゴトウ日。ゴトウ日とは5・10・15。。。と、5の倍数及び月末のこと。これらの日が納品の締め日だったり支払い予定日だったり給料日だったりして、世の中の経済活動とそれに付随する人間の動きが活発になり。。。っつーかぶっちゃけて言えば、道路がめっちゃ混む日なのですよ。
千葉県から伊豆に向かうためには東京都を西に横切る必要があり、ウチの夫もゴトウ日の首都高の混み具合を考えて出発時間を決めてくれたので、到着時間に関しては安心なのですが。。。べにお先生がさかんに何度も何度も繰り返しておっさるには、
「ワタシは、高速道路でもスピード出しませんからね、いつだって走行車線を走りますよ、いちばん左側ですよ、いいですね」
この言葉の持つ本当の意味を、その後、身を持って知ることになる。
。。。ご存知ない方のために簡単に説明すると。。。これから横断する東京都の首都高速道路は、くねくねと曲がった道路とたくさんの分岐が特徴的です。東京都のど真ん中に鎮座する皇居(江戸城)を丸く避けて建設され、首都圏(千葉・埼玉・神奈川)の広大な全域を繋ぐ他の高速道路との接続など、分岐1カ所違うと、とんでもない方向に行ってしまうのです。
「。。。先生、申し訳ないですが、そろそろ右側車線に入ってもらえますか」
「えっワタシは追い越し車線を走ると緊張しちゃうんですってば」
「ええと、でも、次の分岐は右に行かないと、足立区に行っちゃいますけど」
「足立区。。。それは伊豆方向とは関係ないですね
」
「当たり前でしょう。目的地を茨城県に変えます
」
「。。。しょーがないですね」
そうしてしぶしぶ車線変更して、無事に分岐点を通過。すぐに左側車線に戻るべにお先生。
「右側車線は緊張するんですよ」
。。。そうしてしばらくは左側車線のままで分岐をやり過ごす。そして、
「。。。先生、申し訳ないですが、また次は右側車線でお願いします」
「えっ。左にいては駄目ですか」
「駄目です。池袋に行ってしまいます」
「ワタシはこうして左側だけ走っていて、何だか知らないところに行ったことがありますよ」
「そうでしょうそうでしょう。首都高は、右側は追い越し車線じゃありません、右折する用の車線なんですよ。左側は走行車線じゃなくて左折用のつもりでいてください。。。ほ~らここは右だってばっっっワタシたちが向かうのは渋谷方面ですよっっっ」
。。。またしばらくして、
「あっ、看板に東名高速の名前が出てきましたね
」
と喜ぶべにお先生。
「当たり前です、そっちに向かってるんだから。。。あっ次の分岐は左側のままで。。。そーだそうやって通過だっっっ。。。あー、良くできましたねー」
。。。クルマにナビが付いていてもこの体たらく。。。このヒト、ひとりだったら、いったい何処に行ってしまうのであろうか。。。
このようにわたくしはべにお先生の方向音痴っぷりを笑って楽しむのでありますが。。。そもそも先生は、日本でも有数の偏差値を持ち、何をやらせても上手にできてしまい、上手くできるのが当たり前~ってな状況のお方。でもそんな先生が、徹底的に「阿呆ちゃうか」てなレベルにある、それは地理なのです。できることとできないことの落差が大き過ぎるゆえに、わたくしは先生の人間っぽさを愛す。ってか、わたくしが唯一、先生よりも理解できること、それが地図なのですわ。ちょっとくらい遊ばせて欲しい。嗚呼でも、とにかく東名高速に乗るまでは、気が抜けない。
最近の、高速道路のサービスエリアは、何だか凄いことになっているのです。
「ご当地の美味しいもの」としてテレビ番組で紹介されたりして、しょっちゅう高速道路を走っているわたくしども夫婦よりも、テレビ大好きっこの友人★の方が、何処でナニを売っているのか詳しかったりする。
海老名サービスエリアでもたくさんのブツが、「○○で紹介されました」のPOPとともに売られているのです。首都高を抜けるのに時間がかかり、お昼ご飯時間を若干過ぎて、サービスエリアの混み具合も小康状態。ウキウキと見て回り、ちょこちょこと食べ物を買って、外のテーブルに座りました。風はあるけれど、ちっとも寒くないのです。
海老名では、アジのひらきを揚げたものが、とても美味しいのでした。揚げたてアツアツをアタマからかぶりつくのです。(画像はべにお先生のところでどうぞ
こちら。。。って、先生の記事ではまだ出発してないかな?)

海老名サービスエリアをあとにすると、東名高速とはお別れです。
小田原厚木道路(有料)をGO。
わずかの間ですが、富士山が目の前に見えてきます。
冬ならばもっとくっきりハッキリ見えるのですが、春はかすんだようにおぼろげで、まだたっぷり雪をかぶった富士山は、空と区別がつきません。
画像は、コントラストを強くしてみましたが。。。
それでも富士山が見えると嬉しいのは、何故でしょうね。
小田原から先は一般道。
この辺りまで来るともう、前後を走るクルマはほとんどありません。
伊豆半島の海沿いの道。
車窓から眺める景色は楽しい。
わたくしたちは、何処にも寄らず何処も観光せず、まーっすぐに宿に向かいます。
ユルい。
次回は、ネットで選んだ宿の全景が
続きます~。
いつも読んでいただいてありがとうございます。


https://fashion.blogmura.com/kimono/
宿は、べにお先生が示してくれたネットトラベルの中から特にわたくしの強い希望で、
その1、大きな観光温泉地ではないこと。ホテルの収容人数が少ないこと。
その2、料理にチカラを入れてる。よくある旅館の食事は好き嫌いの多いわたくしにはツライ。
その3、24時間好きなときに温泉に入れること。
その4、ずっとひとりで運転するべにお先生が疲れ過ぎないように、海沿いの道は適度であること。
以上を重視して選びましたわ。
でも実際に現地に行くまでは、どんな土地でどんなお宿かまるで知らず。
(調べろって話ですが^^;)



風が強かったです@首都圏。
温泉、温泉

そして美味しいお食事。。。

わたくしたちの旅行は、目的地(ホテル)だけをナビくんに入力して、スタートしました。
いいお天気で、予報でも最高20℃くらいいくらしいこの日。
クルマの中もすでに暑いです。
わたくしは、べにお亭玄関前でとりあえず着物の撮影をしたら、すぐに羽織を脱いでしまいます。
べにお先生は出掛ける寸前まで、着物にするか洋服にするか決めかねていたのですが、燃えるゴミを捨てに外に出て感じた陽気に、
「今日みたいなお天気じゃもう木綿の単衣が着たいくらい暑い。。。ああ考えるのが面倒くせー。着物面倒くさいから、ワタシはヒヨりますよ」(←着物ぶろがーにあるまじき発言…爆)
結局、万能服と小さな小さなバッグひとつに決めたようです。
ところでここで説明しよう。
万能服とは。。。べにお先生が、着物を着ていないときに着る、服。ワンパターンツーパターンで着物を着ていないときの、あらゆる季節のあらゆるシーンに対応する。まさしく万能の服である。もしかして「フォーマルなときは?」などと疑問に思う方々もいらっさるかもしれませんが、べにお先生の衣類生活は、フォーマルなら着物、お仕事でも着物、カジュアルならもっと着物。。。という具合に、人前に出るときは基本、着物着用です。
出発は結局、ゆるゆるで午前10時。
この日はゴトウ日。ゴトウ日とは5・10・15。。。と、5の倍数及び月末のこと。これらの日が納品の締め日だったり支払い予定日だったり給料日だったりして、世の中の経済活動とそれに付随する人間の動きが活発になり。。。っつーかぶっちゃけて言えば、道路がめっちゃ混む日なのですよ。
千葉県から伊豆に向かうためには東京都を西に横切る必要があり、ウチの夫もゴトウ日の首都高の混み具合を考えて出発時間を決めてくれたので、到着時間に関しては安心なのですが。。。べにお先生がさかんに何度も何度も繰り返しておっさるには、
「ワタシは、高速道路でもスピード出しませんからね、いつだって走行車線を走りますよ、いちばん左側ですよ、いいですね」
この言葉の持つ本当の意味を、その後、身を持って知ることになる。
。。。ご存知ない方のために簡単に説明すると。。。これから横断する東京都の首都高速道路は、くねくねと曲がった道路とたくさんの分岐が特徴的です。東京都のど真ん中に鎮座する皇居(江戸城)を丸く避けて建設され、首都圏(千葉・埼玉・神奈川)の広大な全域を繋ぐ他の高速道路との接続など、分岐1カ所違うと、とんでもない方向に行ってしまうのです。
「。。。先生、申し訳ないですが、そろそろ右側車線に入ってもらえますか」
「えっワタシは追い越し車線を走ると緊張しちゃうんですってば」
「ええと、でも、次の分岐は右に行かないと、足立区に行っちゃいますけど」
「足立区。。。それは伊豆方向とは関係ないですね

」
「当たり前でしょう。目的地を茨城県に変えます

」
「。。。しょーがないですね」
そうしてしぶしぶ車線変更して、無事に分岐点を通過。すぐに左側車線に戻るべにお先生。
「右側車線は緊張するんですよ」
。。。そうしてしばらくは左側車線のままで分岐をやり過ごす。そして、
「。。。先生、申し訳ないですが、また次は右側車線でお願いします」
「えっ。左にいては駄目ですか」
「駄目です。池袋に行ってしまいます」
「ワタシはこうして左側だけ走っていて、何だか知らないところに行ったことがありますよ」
「そうでしょうそうでしょう。首都高は、右側は追い越し車線じゃありません、右折する用の車線なんですよ。左側は走行車線じゃなくて左折用のつもりでいてください。。。ほ~らここは右だってばっっっワタシたちが向かうのは渋谷方面ですよっっっ」
。。。またしばらくして、
「あっ、看板に東名高速の名前が出てきましたね

」
と喜ぶべにお先生。
「当たり前です、そっちに向かってるんだから。。。あっ次の分岐は左側のままで。。。そーだそうやって通過だっっっ。。。あー、良くできましたねー」
。。。クルマにナビが付いていてもこの体たらく。。。このヒト、ひとりだったら、いったい何処に行ってしまうのであろうか。。。
このようにわたくしはべにお先生の方向音痴っぷりを笑って楽しむのでありますが。。。そもそも先生は、日本でも有数の偏差値を持ち、何をやらせても上手にできてしまい、上手くできるのが当たり前~ってな状況のお方。でもそんな先生が、徹底的に「阿呆ちゃうか」てなレベルにある、それは地理なのです。できることとできないことの落差が大き過ぎるゆえに、わたくしは先生の人間っぽさを愛す。ってか、わたくしが唯一、先生よりも理解できること、それが地図なのですわ。ちょっとくらい遊ばせて欲しい。嗚呼でも、とにかく東名高速に乗るまでは、気が抜けない。
最近の、高速道路のサービスエリアは、何だか凄いことになっているのです。
「ご当地の美味しいもの」としてテレビ番組で紹介されたりして、しょっちゅう高速道路を走っているわたくしども夫婦よりも、テレビ大好きっこの友人★の方が、何処でナニを売っているのか詳しかったりする。
海老名サービスエリアでもたくさんのブツが、「○○で紹介されました」のPOPとともに売られているのです。首都高を抜けるのに時間がかかり、お昼ご飯時間を若干過ぎて、サービスエリアの混み具合も小康状態。ウキウキと見て回り、ちょこちょこと食べ物を買って、外のテーブルに座りました。風はあるけれど、ちっとも寒くないのです。
海老名では、アジのひらきを揚げたものが、とても美味しいのでした。揚げたてアツアツをアタマからかぶりつくのです。(画像はべにお先生のところでどうぞ

こちら。。。って、先生の記事ではまだ出発してないかな?)

海老名サービスエリアをあとにすると、東名高速とはお別れです。
小田原厚木道路(有料)をGO。
わずかの間ですが、富士山が目の前に見えてきます。
冬ならばもっとくっきりハッキリ見えるのですが、春はかすんだようにおぼろげで、まだたっぷり雪をかぶった富士山は、空と区別がつきません。
画像は、コントラストを強くしてみましたが。。。
それでも富士山が見えると嬉しいのは、何故でしょうね。
小田原から先は一般道。
この辺りまで来るともう、前後を走るクルマはほとんどありません。
伊豆半島の海沿いの道。
車窓から眺める景色は楽しい。
わたくしたちは、何処にも寄らず何処も観光せず、まーっすぐに宿に向かいます。
ユルい。
次回は、ネットで選んだ宿の全景が

続きます~。
いつも読んでいただいてありがとうございます。


https://fashion.blogmura.com/kimono/
宿は、べにお先生が示してくれたネットトラベルの中から特にわたくしの強い希望で、
その1、大きな観光温泉地ではないこと。ホテルの収容人数が少ないこと。
その2、料理にチカラを入れてる。よくある旅館の食事は好き嫌いの多いわたくしにはツライ。
その3、24時間好きなときに温泉に入れること。
その4、ずっとひとりで運転するべにお先生が疲れ過ぎないように、海沿いの道は適度であること。
以上を重視して選びましたわ。
でも実際に現地に行くまでは、どんな土地でどんなお宿かまるで知らず。
(調べろって話ですが^^;)
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いいなぁ~旅行( 〃▽〃)