2014.01/26 [Sun]
着物の展示会&丸紅コレクション
ごきげんよう。。。目が覚めたら夕方でしたの。ビックリ。気絶してたんかい。土曜日が丸々なくなってしまったわ。冬の日差しは儚いわあ~。(違う)
こりゃアレだな。
昨日(地球の時計では一昨日になる)友人▼と出掛けた先のせいかな。。。などと思う。目が疲れたのかアタマが疲れたのか。普段、滅多に目にしないものをたくさん見たからねぇ。。。

財布を忘れたわたくしが、友人▼を誘って出掛けた先は、こちらですの
着物の展示会。。。
展示会だけなら今は別に何も欲しくない…ってか見栄を張ってもしょうがないのでハッキリ言えば、逆さに振ってもお金もない(財布すら持ってないっつーの)ので、多分…というより絶対に行かないのですが。毎年こちらでやる展示会には『丸紅コレクション』の、古い着物(博物館・美術館クラス)が数点、展示されるのが気にはなっていたのです。
美術館などでもっと大掛かりに開催される『丸紅コレクション』展もかつてはあったようですが、残念ながら観ていない。良さそうなコレクションだという話は聞いていたので、ちょっと観てみたかった。
でもこの会には、昨年も一昨年も行く機会はなかったのでした。
だって驚くことに(
)本当に驚くことに、お金持ちのための着物の展示会は、平日にしかやらないのですね


(わし、並の庶民だかんね)
案内状は、最近は悉皆でしかお世話になっていない東京日本橋馬喰町の着物問屋さんからいただきましたわ。いつもの担当さんにも、連絡済み。
画像は撮れないのでパンフレットから。。。展示数は少ないですが、美術館の展示よりもいいと思ったのは、ガラスケースの中ではなく間近で観られたことですね。縫いの繊細さ生地の感じ染めの色合い等々。。。良いものを観させていただきましたわ~。丸紅から派遣されたという学芸員らしきヒトが、細かく解説してくれました。
。。。メインはこれまで。
後は、様々な業者さんと生産者さんが集い、これまた様々な装いを凝らしたお客さんたちが集う、着物の展示会が広がるのみ。
さて、いくら他のものに興味がなくともこれだけで帰るのはナンなので、わたくしと友人▼は、会場をぐるりとまわります。綺麗なものを観るのは楽しいですし。
東京友禅の数が多かったのが印象に残りました。
ご承知のように、わたくしと友人▼は、着物を着ない訳ではありませんが。。。こういう場所に着物で行くアタマはまるでなかったのです。わたくしの正直な気持ちとしては、たくさんの着物を売るひとたちの(それも知らないひとたちの)前に着物で行くのは億劫だから。知らないひとと話をするのも面倒くさいし、囲まれるのはもっと面倒くさいし。どうせ断るんだし。友人▼などは「値踏みされるのはごめんだ」と申しておりまして、「ほほーっそーいえばそういうこともあるよねえ…」と感心した次第でございますわ。『値踏み』という単語はわたくしの日常生活にあまりなかった言葉で、今も思い出すのにちょっと苦労したっけな。
っつー訳でちんぴらなわたくしたちは、それぞれ思い思いの格好だったのですが。。。わたくしまた、自分の世間知らずっぷり、っつーか庶民っぷりを知ったんですよっ。訪問着ってのは、こういう展示会で着るものだったんですねーっ


(今、ここを読んで鼻で嗤ったセレブ、特別に許す…爆)
いやはや、わたくし庶民代表ってほど庶民じゃないつもり(だったんかいっ
)っつーか並の国民だと思っておったんですが、思い上がりでしたかの。世の中には「ちょっとしたパーティーにいいですよ」ってな売り文句で売っている何かが存在するのですが、アレは業界が作り上げた幻想の世界だと認識していたのでございます。
幻想の世界なのは庶民生活の方だったか。
いやはや、あっち見てもこっち見ても、凝った訪問着姿の女性ばかり。
彼女らの着物は、決して結婚披露宴に出席するレベルの礼装正装ではなく、パーティーに出席するレベルの盛装でもなく、実にさりげなく季節をあしらった訪問着でございましたわ~
まあ、着物歴がいたずらに長いわたくしが自分の名誉のためにしつこく書いておくならば、会場に並べられた着物の中には、高価なばかりでなく、そのレベルでは比較的お手頃価格と言えるようなブツもたくさんあったことを強調しておきましょうか。
なので、セレブ(爆)っつーかお金持ちなのは売ってる着物の金額ではなく、来場者の側だったようですわ~(爆)ま、いいんですけど。
おもしろいものを観させていただきました。
。。。ところでわたくしと友人▼と担当さんが座り込んでしゃべりまくってた後ろで、水色地に太い縞と桜の花が染められた訪問着を試着していた方、帯を盛んに選んでたけどあの後どうしたかな。アレはお似合いでしたよ、買ってよかったですよ。。。(爆)
こんなわたくしが着ていた服はカネコイサオ(ワンダフルワールド)。久しぶりにワンダフルワールドフルコーディネートしたな~、会場で、ある意味馴染んでました。
う~んごめんなさい師匠にウケればいいです(^^;)

いつも読んでいただいてありがとうございます。


https://fashion.blogmura.com/kimono/
サービスショット
今日の八雲氏


こりゃアレだな。
昨日(地球の時計では一昨日になる)友人▼と出掛けた先のせいかな。。。などと思う。目が疲れたのかアタマが疲れたのか。普段、滅多に目にしないものをたくさん見たからねぇ。。。

財布を忘れたわたくしが、友人▼を誘って出掛けた先は、こちらですの

着物の展示会。。。
展示会だけなら今は別に何も欲しくない…ってか見栄を張ってもしょうがないのでハッキリ言えば、逆さに振ってもお金もない(財布すら持ってないっつーの)ので、多分…というより絶対に行かないのですが。毎年こちらでやる展示会には『丸紅コレクション』の、古い着物(博物館・美術館クラス)が数点、展示されるのが気にはなっていたのです。
美術館などでもっと大掛かりに開催される『丸紅コレクション』展もかつてはあったようですが、残念ながら観ていない。良さそうなコレクションだという話は聞いていたので、ちょっと観てみたかった。
でもこの会には、昨年も一昨年も行く機会はなかったのでした。
だって驚くことに(

)本当に驚くことに、お金持ちのための着物の展示会は、平日にしかやらないのですね



(わし、並の庶民だかんね)
案内状は、最近は悉皆でしかお世話になっていない東京日本橋馬喰町の着物問屋さんからいただきましたわ。いつもの担当さんにも、連絡済み。
画像は撮れないのでパンフレットから。。。展示数は少ないですが、美術館の展示よりもいいと思ったのは、ガラスケースの中ではなく間近で観られたことですね。縫いの繊細さ生地の感じ染めの色合い等々。。。良いものを観させていただきましたわ~。丸紅から派遣されたという学芸員らしきヒトが、細かく解説してくれました。
。。。メインはこれまで。
後は、様々な業者さんと生産者さんが集い、これまた様々な装いを凝らしたお客さんたちが集う、着物の展示会が広がるのみ。
さて、いくら他のものに興味がなくともこれだけで帰るのはナンなので、わたくしと友人▼は、会場をぐるりとまわります。綺麗なものを観るのは楽しいですし。
東京友禅の数が多かったのが印象に残りました。
ご承知のように、わたくしと友人▼は、着物を着ない訳ではありませんが。。。こういう場所に着物で行くアタマはまるでなかったのです。わたくしの正直な気持ちとしては、たくさんの着物を売るひとたちの(それも知らないひとたちの)前に着物で行くのは億劫だから。知らないひとと話をするのも面倒くさいし、囲まれるのはもっと面倒くさいし。どうせ断るんだし。友人▼などは「値踏みされるのはごめんだ」と申しておりまして、「ほほーっそーいえばそういうこともあるよねえ…」と感心した次第でございますわ。『値踏み』という単語はわたくしの日常生活にあまりなかった言葉で、今も思い出すのにちょっと苦労したっけな。
っつー訳でちんぴらなわたくしたちは、それぞれ思い思いの格好だったのですが。。。わたくしまた、自分の世間知らずっぷり、っつーか庶民っぷりを知ったんですよっ。訪問着ってのは、こういう展示会で着るものだったんですねーっ



(今、ここを読んで鼻で嗤ったセレブ、特別に許す…爆)
いやはや、わたくし庶民代表ってほど庶民じゃないつもり(だったんかいっ

)っつーか並の国民だと思っておったんですが、思い上がりでしたかの。世の中には「ちょっとしたパーティーにいいですよ」ってな売り文句で売っている何かが存在するのですが、アレは業界が作り上げた幻想の世界だと認識していたのでございます。
幻想の世界なのは庶民生活の方だったか。
いやはや、あっち見てもこっち見ても、凝った訪問着姿の女性ばかり。
彼女らの着物は、決して結婚披露宴に出席するレベルの礼装正装ではなく、パーティーに出席するレベルの盛装でもなく、実にさりげなく季節をあしらった訪問着でございましたわ~

まあ、着物歴がいたずらに長いわたくしが自分の名誉のためにしつこく書いておくならば、会場に並べられた着物の中には、高価なばかりでなく、そのレベルでは比較的お手頃価格と言えるようなブツもたくさんあったことを強調しておきましょうか。
なので、セレブ(爆)っつーかお金持ちなのは売ってる着物の金額ではなく、来場者の側だったようですわ~(爆)ま、いいんですけど。
おもしろいものを観させていただきました。
。。。ところでわたくしと友人▼と担当さんが座り込んでしゃべりまくってた後ろで、水色地に太い縞と桜の花が染められた訪問着を試着していた方、帯を盛んに選んでたけどあの後どうしたかな。アレはお似合いでしたよ、買ってよかったですよ。。。(爆)
こんなわたくしが着ていた服はカネコイサオ(ワンダフルワールド)。久しぶりにワンダフルワールドフルコーディネートしたな~、会場で、ある意味馴染んでました。
う~んごめんなさい師匠にウケればいいです(^^;)

そして。。。展示会会場になっているホテルにあるカフェレストランは高過ぎるっ(庶民だから…爆)ので、歩いてホテルを出たわたくしたちは、こじんまりしたカフェで1杯200円のアメリカンコーヒーに260円のクロックムッシュを付けてひと休みしたのでした。もちろん、友人▼のおごり。
いつも読んでいただいてありがとうございます。


https://fashion.blogmura.com/kimono/
サービスショット

今日の八雲氏


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- [ざっくりと着物の話2010~2014]
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No title
着物を売る人たちの前に着物では参上しないのはド庶民の私にとっては当たり前の事ですよ。
そりゃーもう頭のてっぺんからつま先まで一瞥で終了っすもん。
別に安く見られて結構なんですけどねえ。だからと云って人間の価値まで低く見られるのも(実際低いんだけども)癪でねえ…。
反対に顔なじみのきもの屋さんには着物で出かけた方が好いかも。
うっかり反物を撒きつけられずに済みますからねえ
それにしても見渡す限りのちょっとしたパーティーでの装いの方々を私も拝見したかった…。