2013.10/23 [Wed]
『翼よ、あれがサローネの灯だ!』
ごきげんよう


昨日のこと。
まったりと寝て過ごし、芯まで疲れ果てたカラダを休めていたら。。。夜、友人★がやって来た。
彼女は、「着物サローネ」最終日、和太鼓の舞台を見たいがためだけに、日本橋まで行ったとこでしたの。和太鼓好きなもんで。
「お帰り、思ったより早かったね」
「居ましたかんたーびれさん
」
「えええっ居た
。。。いや~ん、月曜日は来なかったのに~。さすが★、引きが強いねぇ」
「最初は遠くからちらっと見ただけだったんですけど、エスカレーターでばったり会ったから、話しかけちゃったですよ」
「。。。はい
。。。声かけたの
」
「いつもブログ拝見してます~っとか言って」
「。。。っつーか、よく話しかけたねぇ。ワタシにはできないよ。恥ずかしいじゃん。。。」
「洋服だったから写真は撮らなかったんですけどね」
「何を着てた
」
「えーっと、黒い小紋で。。。あの、ほらあの有名な。クセのある。色が変わってて」
「もういい。志ま亀って言いたいんでしょ」
「そーそー、それですわっ嫌だわワタクシったら。ほほほほほっ」
「ふくら雀の柄だった
」
「大当たり
。。。っつーか、たまさん、かんたーびれさんのなんなんですか
」
「アンタこそ、適当な相づち打ってんじゃないわよ」
「お別れするときは、これからも頑張ってください~とか言っときましたわ」
「。。。。。」
「ファンっぽいでしょ」
日本橋「着物サローネ」も最終日を迎えてしまいましたが、相変わらずワタクシが書くのは、どうでもいいことでございます。
さて、地下鉄三越前駅でタンタンさんと待ち合わせ、無事合流、コーヒーショップにて軽く食事をします。家を出てからその間ずっと、義弟からは、異次元に消えてしまったノートパソコンへの口惜しい気持ちが義妹のスマホに入りまくりですが、昔から義妹がひとりで楽しくお出掛けしようとすると家族全員が何かしら妖怪ぬりかべのごとく前に立ちはだかるので、もしかしてタンタンさんはひいちゃったかもしれませんが、極々普通の日常の姿でございました。
ご歓談のち、まずはトイレへ。
日曜日はトイレの中まで混み合っていた(@タンタン証言)らしいですが、月曜日の午後はガラガラ。そこで少し着崩れ気味のタンタンさんの着物と帯を直します。
帯を解いて、着物の腰紐も伊達締めも取っていくと。。。あれ、コーリンベルトがない。
「タンタンさんはコーリンベルト、しない人なの
」
「いいえいいえ
今朝、着物を着るときに探したら、コーリンベルトがいつもの場所に居なかったんですよ」
「。。。ああ、そうなんですか~」
「ここに居なさいってあれほど言ったのに、ウチのコは言いつけを守らなくて」
「。。。ああ、そりゃコーリンベルトにケータイ持たせとけば良かったですねぇ」
「GPS機能を付けておけば良かったんですわ。言うこと聞かないなんて思わなくて」
。。。どうやらこの人の家にも、異次元ワームホールがあるらしい。
コーリンベルトは、着付けに使う人もいらっされば使わない人もいらっさる、ポピュラーな着付け道具でしょうな。ワタクシ自身は、襦袢にだけ使うこともあれば、着物にだけ使うこともあり、なければないで、胸元がはだけたり崩れたりしないように紐や伊達締めで形造ります。でもヒトサマに着付けするときは、1本くらいはあった方が画期的に便利なのでした。
さて、こうして(気分的にはすったもんだの末にようやく)出向いた着物サローネのメイン会場・COREDO室町。初日にもちょっと来ていたタンタンさんが、
「さあご案内しますわ、ざっと流せばよろしくて
」
先頭に立ち、手取り足取り、的確なガイドっぷりでらっさった。
ウチの夫に言わせると、「ステルス戦闘機の役目は偵察だからな。タンタン、やっぱ性能いいな。ってか、ホントにステルスなんだな」
。。。感心するとこが違うと思う。
本会場は。。。えーっと。なんつーか。着物屋さんの大きな展示会に行くと見られる感じ?お値段高価そうな新作ブツや大手メーカーさんの展示がちらほら。その会場を見ないと福引きが引けないって言われたので入ったのですが。。。ステージのない時間帯だったので、あちこちで名刺片手にご歓談の業者さんたちが目立つ。ワタクシたちはそこをすり抜けるのみでございます。

アンケートにも答えてから、福引き。
大物から小物までたくさんの種類の景品があったようですが、ワタクシはひめ吉さんの刺繍半襟が当たりました


持ってない柄です。嬉し~い
ところでアンケート内容なんですが、極々当たり前に「着物を着るのは週1回か月1回か数回か」「どんな種類の着物を着るか、礼装か普段着か」。。。などの選択問題や、「着物を着る人をもっと増やすためにしてもらいたいこと」とか。。。


。。。漠然とした内容なんだけど、海岸で砂を拾うような行為みたい。もっと1本釣り的なアンケートの方が形が出やすいんじゃ
こんなので主催者側にとって有意義なデータが取れるの


それこそ着物文化検定1級保持者にでも作問してもらえば。。。(爆)←シャレで言ってるつもりなので突かないように。
。。。ワタクシ、着物の将来とか着物人口を増やすとか真面目なこと、な~んにも考えておりません。
さて、次は隣のビルYUITOの、小さなブースが並んだフロアに出向きます。ひめ吉さんはこちら。
この日、家を出る前に撮った意外は、まったく写真を撮ってなかったのです。サローネの会場も何もかも。あんまり撮りたい気持ちにもならなくて。。。この辺りからワタクシは、徐々に疲れ始め壊れ始めていたらしい。トイレの白い壁を背景にして慌てて撮ります。

この日の着物は、7マルキ泥染、地あきに招き猫柄の大島紬。3年半ほど前、おーく損に反物で出品されていたのを、ワシが買わずして誰が買うかっと前後左右も見ずに勢いよく落札したブツで、よく事故に遭わなかったわあ。ワタクシの記念すべきブログ第1回の記事でした。あれからもう丸3年です。なのに2日前にしつけ糸をはずしたばかりです。着なさいよっ
八掛は柄の1色から取ったくすんだ小豆色。
「おしくらまんじゅう」と名付けられた京袋帯。この帯のメーカーさんが出展してらしたので、お店の人に喜ばれました。
ひめ吉刺繍半襟の、鈴と猫。アウトレット。
納戸色のちりめん帯揚げ。
濃紺の帯〆。
ふりふの白い猫帯留め。
ふりふの紺色レース使いの草履。

義妹の装いは。。。茶色のちりめん地にロウケツ染めで唐花と蝶を意匠化した小紋。
義妹は身長とその体型と相まって余計背が高く見えるので、この柔らかものの袖丈は1尺5寸です。いいトシぶっこいてますが、身長に対してのバランスは案外このくらいでいいと思いました。さすがに、お茶事などの略礼装では1尺3寸にしますが、普段のおされお出掛け着物は各自が工夫するものですもんね~。
でもどーゆー訳か着物合わせられる長襦袢が見つからなくて(異次元ワームホールはあちこちにある
よいこのみなさんも注意しよう)仕方がないので襦袢の袖丈をちくちく縫い直したのは内緒のはずだけどこうしてさらしときますわ。
渋みのある朱色と赤紫色の縞柄紬地しゃれ袋帯。
明るいからし色の紋綸子帯揚げ。
生成り色の3分紐。
本珊瑚の帯留めはひいおばあ様かひいひいおばあ様だかのだから、ホンモノのアンティークだっ。
ひめ吉さんに会うので、黒猫とつたの刺繍半襟を選びました。
髪は、会場に来てから、タンタンさんに「タンタンまとめ髪」を結ってもらいました
ホントにどうでもいい話で等々連載しちゃって。。。いつも読んでいただいてすみまっせん


https://fashion.blogmura.com/kimono/
義弟のノートパソコンですが。
見つかりました。良かった良かった。



昨日のこと。
まったりと寝て過ごし、芯まで疲れ果てたカラダを休めていたら。。。夜、友人★がやって来た。
彼女は、「着物サローネ」最終日、和太鼓の舞台を見たいがためだけに、日本橋まで行ったとこでしたの。和太鼓好きなもんで。
「お帰り、思ったより早かったね」
「居ましたかんたーびれさん

」
「えええっ居た

。。。いや~ん、月曜日は来なかったのに~。さすが★、引きが強いねぇ」
「最初は遠くからちらっと見ただけだったんですけど、エスカレーターでばったり会ったから、話しかけちゃったですよ」
「。。。はい

。。。声かけたの

」
「いつもブログ拝見してます~っとか言って」
「。。。っつーか、よく話しかけたねぇ。ワタシにはできないよ。恥ずかしいじゃん。。。」
「洋服だったから写真は撮らなかったんですけどね」
「何を着てた

」
「えーっと、黒い小紋で。。。あの、ほらあの有名な。クセのある。色が変わってて」
「もういい。志ま亀って言いたいんでしょ」
「そーそー、それですわっ嫌だわワタクシったら。ほほほほほっ」
「ふくら雀の柄だった

」
「大当たり

。。。っつーか、たまさん、かんたーびれさんのなんなんですか

」
「アンタこそ、適当な相づち打ってんじゃないわよ」
「お別れするときは、これからも頑張ってください~とか言っときましたわ」
「。。。。。」
「ファンっぽいでしょ」
日本橋「着物サローネ」も最終日を迎えてしまいましたが、相変わらずワタクシが書くのは、どうでもいいことでございます。
さて、地下鉄三越前駅でタンタンさんと待ち合わせ、無事合流、コーヒーショップにて軽く食事をします。家を出てからその間ずっと、義弟からは、異次元に消えてしまったノートパソコンへの口惜しい気持ちが義妹のスマホに入りまくりですが、昔から義妹がひとりで楽しくお出掛けしようとすると家族全員が何かしら妖怪ぬりかべのごとく前に立ちはだかるので、もしかしてタンタンさんはひいちゃったかもしれませんが、極々普通の日常の姿でございました。
ご歓談のち、まずはトイレへ。
日曜日はトイレの中まで混み合っていた(@タンタン証言)らしいですが、月曜日の午後はガラガラ。そこで少し着崩れ気味のタンタンさんの着物と帯を直します。
帯を解いて、着物の腰紐も伊達締めも取っていくと。。。あれ、コーリンベルトがない。
「タンタンさんはコーリンベルト、しない人なの

」
「いいえいいえ

今朝、着物を着るときに探したら、コーリンベルトがいつもの場所に居なかったんですよ」
「。。。ああ、そうなんですか~」
「ここに居なさいってあれほど言ったのに、ウチのコは言いつけを守らなくて」
「。。。ああ、そりゃコーリンベルトにケータイ持たせとけば良かったですねぇ」
「GPS機能を付けておけば良かったんですわ。言うこと聞かないなんて思わなくて」
。。。どうやらこの人の家にも、異次元ワームホールがあるらしい。
コーリンベルトは、着付けに使う人もいらっされば使わない人もいらっさる、ポピュラーな着付け道具でしょうな。ワタクシ自身は、襦袢にだけ使うこともあれば、着物にだけ使うこともあり、なければないで、胸元がはだけたり崩れたりしないように紐や伊達締めで形造ります。でもヒトサマに着付けするときは、1本くらいはあった方が画期的に便利なのでした。
さて、こうして(気分的にはすったもんだの末にようやく)出向いた着物サローネのメイン会場・COREDO室町。初日にもちょっと来ていたタンタンさんが、
「さあご案内しますわ、ざっと流せばよろしくて

」
先頭に立ち、手取り足取り、的確なガイドっぷりでらっさった。
ウチの夫に言わせると、「ステルス戦闘機の役目は偵察だからな。タンタン、やっぱ性能いいな。ってか、ホントにステルスなんだな」
。。。感心するとこが違うと思う。
本会場は。。。えーっと。なんつーか。着物屋さんの大きな展示会に行くと見られる感じ?お値段高価そうな新作ブツや大手メーカーさんの展示がちらほら。その会場を見ないと福引きが引けないって言われたので入ったのですが。。。ステージのない時間帯だったので、あちこちで名刺片手にご歓談の業者さんたちが目立つ。ワタクシたちはそこをすり抜けるのみでございます。

アンケートにも答えてから、福引き。
大物から小物までたくさんの種類の景品があったようですが、ワタクシはひめ吉さんの刺繍半襟が当たりました



持ってない柄です。嬉し~い

ところでアンケート内容なんですが、極々当たり前に「着物を着るのは週1回か月1回か数回か」「どんな種類の着物を着るか、礼装か普段着か」。。。などの選択問題や、「着物を着る人をもっと増やすためにしてもらいたいこと」とか。。。



。。。漠然とした内容なんだけど、海岸で砂を拾うような行為みたい。もっと1本釣り的なアンケートの方が形が出やすいんじゃ

こんなので主催者側にとって有意義なデータが取れるの



それこそ着物文化検定1級保持者にでも作問してもらえば。。。(爆)←シャレで言ってるつもりなので突かないように。
。。。ワタクシ、着物の将来とか着物人口を増やすとか真面目なこと、な~んにも考えておりません。
さて、次は隣のビルYUITOの、小さなブースが並んだフロアに出向きます。ひめ吉さんはこちら。
この日、家を出る前に撮った意外は、まったく写真を撮ってなかったのです。サローネの会場も何もかも。あんまり撮りたい気持ちにもならなくて。。。この辺りからワタクシは、徐々に疲れ始め壊れ始めていたらしい。トイレの白い壁を背景にして慌てて撮ります。

この日の着物は、7マルキ泥染、地あきに招き猫柄の大島紬。3年半ほど前、おーく損に反物で出品されていたのを、ワシが買わずして誰が買うかっと前後左右も見ずに勢いよく落札したブツで、よく事故に遭わなかったわあ。ワタクシの記念すべきブログ第1回の記事でした。あれからもう丸3年です。なのに2日前にしつけ糸をはずしたばかりです。着なさいよっ
八掛は柄の1色から取ったくすんだ小豆色。
「おしくらまんじゅう」と名付けられた京袋帯。この帯のメーカーさんが出展してらしたので、お店の人に喜ばれました。
ひめ吉刺繍半襟の、鈴と猫。アウトレット。
納戸色のちりめん帯揚げ。
濃紺の帯〆。
ふりふの白い猫帯留め。
ふりふの紺色レース使いの草履。

義妹の装いは。。。茶色のちりめん地にロウケツ染めで唐花と蝶を意匠化した小紋。
義妹は身長とその体型と相まって余計背が高く見えるので、この柔らかものの袖丈は1尺5寸です。いいトシぶっこいてますが、身長に対してのバランスは案外このくらいでいいと思いました。さすがに、お茶事などの略礼装では1尺3寸にしますが、普段のおされお出掛け着物は各自が工夫するものですもんね~。
でもどーゆー訳か着物合わせられる長襦袢が見つからなくて(異次元ワームホールはあちこちにある

よいこのみなさんも注意しよう)仕方がないので襦袢の袖丈をちくちく縫い直したのは内緒のはずだけどこうしてさらしときますわ。
渋みのある朱色と赤紫色の縞柄紬地しゃれ袋帯。
明るいからし色の紋綸子帯揚げ。
生成り色の3分紐。
本珊瑚の帯留めはひいおばあ様かひいひいおばあ様だかのだから、ホンモノのアンティークだっ。
ひめ吉さんに会うので、黒猫とつたの刺繍半襟を選びました。
髪は、会場に来てから、タンタンさんに「タンタンまとめ髪」を結ってもらいました

ホントにどうでもいい話で等々連載しちゃって。。。いつも読んでいただいてすみまっせん



https://fashion.blogmura.com/kimono/
義弟のノートパソコンですが。
見つかりました。良かった良かった。
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- [ざっくりと着物の話2010~2014]
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本日無事帰ってまいりましたが、する事が溜まっているのでブログ更新少し遅くなりそうです。
ニャン子ちゃんの大島、可愛かったぁ~
今日は爆睡します。おやすみなさーい