2013.06/29 [Sat]
放置半年!水玉柄の大島紬
ごきげんよう


もうすぐ7月( ̄○ ̄;)。。。今月も、何もしなかったですよ。。。
ワタクシは、いよいよ懺悔したいと思います。
もう半年になるのです。
内金を1万円だけ払ったきり。。。放置している反物があるのです。
旗印泥染の大島紬ですよ。
ご覧のように、ワイン色の水玉柄(直径約1.5センチ)なのさ。
(で、とんでもないことに、反物を見たのが約半年前それっきりなので、これが7マルキだったか9マルキだったかすら失念しているっ。絶対そのどちらかなのは確実)
言い訳にもなりませんが。。。ずいぶん前から、ワタクシは水玉柄の紬を探しておりました。
実は水玉柄は、現代の名のある産地の紬では案外見掛けない柄でございます。古い銘仙などではときどきキッチュなのを見掛けるんですけどね。
水玉柄は、織物で○を綺麗に表現するのが技術的に難しいそうで、手間がかかるので必然的にお値段がお高くなってしまうのですが、その苦労の割りには売れないらしく(呉服問屋の担当さん&大島紬織元の方のぶっちゃけた話)ワタクシなどはお洋服感覚ここに極まれりって感じで人気がある柄ではないのかしらん
などと思うのですが。。。作り手と売り手と買い手の思いが合致しない例では


などと素人考えながら思う次第でございます。だって買い手は恐らく、そんなに見事な○を求めてはいないはずだから。水玉が着たい人は、銘仙みたいな無骨な○でいいはずなんですよ。
ああ、でも
そんな不遜な態度だったワタクシがちょっとやられる事態がありましたわ。
昨年か一昨年か、りさいくるの有名店たんす屋オリジナルで、秩父銘仙を復刻した着物を販売してるのを店頭で発見しました。その中に、グレイの地にカラフルな水玉(直径約4センチ)がありました。とってもとっても惹かれましたさ。が、反物販売はしていない、プレタワンサイズのみ、ワタクシサイズに合わせるためにはお直し確実。。。で、結果的にお高いものになってしまうので、買うのをやめた経緯がございます。鏡の前であててみると、ワタクシの年齢体型では銘仙が可愛く着れる賞味期限切れが近いっつー恐れもありましてね
。。。そうなると、無骨な○でいいとは言えないっつーことでしょうか。。。悲しいなあ。
水玉柄が好きでも、作ってないものは売ってないのでしょうがないのでございます。
そんな諦めムードのワタクシに、ある日、
「新しく入った反物の中に水玉がある
」
と、連絡を寄越したのは、いつもの行きつけの呉服問屋の担当さん。ワタクシの持ってる着物も帯も好きな傾向もわかってるツワモノです。
「えええ、でも今、ワタシ、お金がない」
しかしツワモノはワタクシの経済事情までわかっているのです。
「今買わなくていいです、とにかく除けとくから見るだけ見てくださいよ。大島紬のマルキで水玉柄は珍しいから」
そうして彼女は、お店が仕入れて売ったら高くつくからやめようと言うのを、なんなら自分が買うと言い切って仕入れたのでした。しかし現実にお金がないワタクシは、すぐに見に行くようなこともできずに、やがてすっかり忘れ果て(酷い)。。。着物を生き洗いに出すためにお店を訪れて、ようやっと見せてもらった(そのときも忘れて帰るとこだった)んですが、実際にあててもらうと。。。「まああ
これこそワタクシのための着物でしょう」(←註:ここまでナルが入って、着物道まっしぐらになるのです。呆れてくれ)
その場で胴裏八掛を選び、とりあえずお品物が動かないように内金を1万円だけ入れ、でも支払うアテがないのでそのまま放置して。。。ほぼ半年。ごめんなさい。こんな貧乏ったれのワタクシが着物を、しかもそこそこお値段する着物を買って、まだ払ってないけど、この払ってないのが問題なんだと思う。
着物に懲りちゃう人は、そんなに欲しくもない高価な着物を、しかもほとんど無理矢理拉致されたような感覚でローンを組まされて買ってしまい、あまり着る機会もなく箪笥にしまわれてローンだけが残った苦しみがあるから着物自体に懲りちゃうとこがあるのだと存じておりますが。。。ワタクシのような馬鹿者は、何枚持っていても充分ということがなく、誰に頼まれなくてもローンを組んででも欲しいときは欲しい。
。。。っつー訳で、年内には何とかしたいと思っております。
いつも読んでいただいてありがとうございます


https://fashion.blogmura.com/kimono/
ちなみに。。。あとでこの反物を見た、立っても座っても極妻のワタクシの友人▼は、
「可愛いかもしんないけど、こういう柄ってもっさりしないか
田舎臭いっつーかさ。。。」
と発言して、頑張って水玉を確保した担当さんのココロを傷つけてましたが(爆)(ワタクシの友人たちはまったくもって容赦がない。とても信頼しております)確かに、友人▼にはあまり似合う柄じゃないです
っつーことは、ワタクシはどっちかというとスッキリあっさりよりも、もっさりした感じが好みなんだなあ。。。としみじみするのでした。



もうすぐ7月( ̄○ ̄;)。。。今月も、何もしなかったですよ。。。
ワタクシは、いよいよ懺悔したいと思います。
もう半年になるのです。
内金を1万円だけ払ったきり。。。放置している反物があるのです。
旗印泥染の大島紬ですよ。
ご覧のように、ワイン色の水玉柄(直径約1.5センチ)なのさ。
(で、とんでもないことに、反物を見たのが約半年前それっきりなので、これが7マルキだったか9マルキだったかすら失念しているっ。絶対そのどちらかなのは確実)
言い訳にもなりませんが。。。ずいぶん前から、ワタクシは水玉柄の紬を探しておりました。
実は水玉柄は、現代の名のある産地の紬では案外見掛けない柄でございます。古い銘仙などではときどきキッチュなのを見掛けるんですけどね。
水玉柄は、織物で○を綺麗に表現するのが技術的に難しいそうで、手間がかかるので必然的にお値段がお高くなってしまうのですが、その苦労の割りには売れないらしく(呉服問屋の担当さん&大島紬織元の方のぶっちゃけた話)ワタクシなどはお洋服感覚ここに極まれりって感じで人気がある柄ではないのかしらん

などと思うのですが。。。作り手と売り手と買い手の思いが合致しない例では



などと素人考えながら思う次第でございます。だって買い手は恐らく、そんなに見事な○を求めてはいないはずだから。水玉が着たい人は、銘仙みたいな無骨な○でいいはずなんですよ。
ああ、でも

そんな不遜な態度だったワタクシがちょっとやられる事態がありましたわ。
昨年か一昨年か、りさいくるの有名店たんす屋オリジナルで、秩父銘仙を復刻した着物を販売してるのを店頭で発見しました。その中に、グレイの地にカラフルな水玉(直径約4センチ)がありました。とってもとっても惹かれましたさ。が、反物販売はしていない、プレタワンサイズのみ、ワタクシサイズに合わせるためにはお直し確実。。。で、結果的にお高いものになってしまうので、買うのをやめた経緯がございます。鏡の前であててみると、ワタクシの年齢体型では銘仙が可愛く着れる賞味期限切れが近いっつー恐れもありましてね

。。。そうなると、無骨な○でいいとは言えないっつーことでしょうか。。。悲しいなあ。
水玉柄が好きでも、作ってないものは売ってないのでしょうがないのでございます。
そんな諦めムードのワタクシに、ある日、
「新しく入った反物の中に水玉がある

」
と、連絡を寄越したのは、いつもの行きつけの呉服問屋の担当さん。ワタクシの持ってる着物も帯も好きな傾向もわかってるツワモノです。
「えええ、でも今、ワタシ、お金がない」
しかしツワモノはワタクシの経済事情までわかっているのです。
「今買わなくていいです、とにかく除けとくから見るだけ見てくださいよ。大島紬のマルキで水玉柄は珍しいから」
そうして彼女は、お店が仕入れて売ったら高くつくからやめようと言うのを、なんなら自分が買うと言い切って仕入れたのでした。しかし現実にお金がないワタクシは、すぐに見に行くようなこともできずに、やがてすっかり忘れ果て(酷い)。。。着物を生き洗いに出すためにお店を訪れて、ようやっと見せてもらった(そのときも忘れて帰るとこだった)んですが、実際にあててもらうと。。。「まああ

これこそワタクシのための着物でしょう」(←註:ここまでナルが入って、着物道まっしぐらになるのです。呆れてくれ)
その場で胴裏八掛を選び、とりあえずお品物が動かないように内金を1万円だけ入れ、でも支払うアテがないのでそのまま放置して。。。ほぼ半年。ごめんなさい。こんな貧乏ったれのワタクシが着物を、しかもそこそこお値段する着物を買って、まだ払ってないけど、この払ってないのが問題なんだと思う。
着物に懲りちゃう人は、そんなに欲しくもない高価な着物を、しかもほとんど無理矢理拉致されたような感覚でローンを組まされて買ってしまい、あまり着る機会もなく箪笥にしまわれてローンだけが残った苦しみがあるから着物自体に懲りちゃうとこがあるのだと存じておりますが。。。ワタクシのような馬鹿者は、何枚持っていても充分ということがなく、誰に頼まれなくてもローンを組んででも欲しいときは欲しい。
。。。っつー訳で、年内には何とかしたいと思っております。
いつも読んでいただいてありがとうございます



https://fashion.blogmura.com/kimono/
ちなみに。。。あとでこの反物を見た、立っても座っても極妻のワタクシの友人▼は、
「可愛いかもしんないけど、こういう柄ってもっさりしないか

田舎臭いっつーかさ。。。」
と発言して、頑張って水玉を確保した担当さんのココロを傷つけてましたが(爆)(ワタクシの友人たちはまったくもって容赦がない。とても信頼しております)確かに、友人▼にはあまり似合う柄じゃないです

っつーことは、ワタクシはどっちかというとスッキリあっさりよりも、もっさりした感じが好みなんだなあ。。。としみじみするのでした。
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- [ざっくりと着物の話2010~2014]
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No title
ワインレッドなの? うーん、ウチのモニタだとグレーにオペラピンクに見える…。しまった、ワインレッドで想像ができない(笑)。
ああ…お召しになったところを拝見したいわぁ♪