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まおじゃらん

着物と猫と、ときどき絵画。

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お誂えの楽しみ

ごきげんよう



気がついたら夜だったんだけど(またかよ
)元々アタクシは冬眠体質のオンナ。24時間一度も起きないのは極々普通でございますれば。何しろある程度蓄えた皮下脂肪があるから、体温を維持するだけなら相当生きていられるものと思われますが、これだけ寝ていられるのはやはりある種病気だからとも言えましょう。代謝を落としてる感がすごくするもんな。
でも最低1日1回は薬を飲まねばならないので、仕方なく起きる。投薬がなければ多分もっともっと寝ていられるはず。。。と考えて、以前実際に『薬をやめたらどうなる
実験』をしてみたら、ずっと寝ていられるどころか苦しくていられず、マジで死ぬとこでした。厄介だわ~。さーや(アタクシの担当医)には思いっきり怒られたし

他所さまの整形にとやかく言ってる場合じゃないだろ、自分こそヒトとしてどうなんだっと自己ツッコミするのでした。

閑話休題。


鹿の子総絞りの羽織に、雪輪鹿の子柄の羽裏です。雪輪は1個直径10センチくらいあり、大きな柄が良くて探したアタクシの気持ちを満足させましたわ。ホントはもっと濃い地色が良かったんですが。。。この羽織地に濃い色の裏は、イマイチ似合わなかったっす。お互いを殺し合うっていうか。。。何でも思い通りにはいかないものですわね。。。

ところで今、羽裏を探すと、あまり種類がありませんね。薄い色目のものが多い。
んでこの時も羽裏を見たんですが、在庫が特に少ない時期でして。行きつけの着物問屋の担当さんが、長襦袢地を使うことを提案、余った生地も有効活用しよう、とのこと。
正絹長襦袢地を買い、羽裏にした残り生地をうそつき襦袢の無双袖と腰巻きにしてもらいました。
うそつきの無双袖は、毎回違う着物に付け直すのが面倒なので、この冬はこちらの大島紬に付けっ放しっすよ。(去年は違う着物に付いていた
こちら



こういうのも着物のお誂えの醍醐味でございますれば。生地のやり繰り、繰り回しの楽しみっつーか。
でも生地代金よりも人件費にお金がかかったりするんですのよ。。。あらっ貧乏臭い言い草だったかしら。でもつくづく、自分で縫えたらさぞかし、もっと色々な楽しみができそうだなあと思いますのさ。
タイトルは「お誂えの楽しみ」ですが、ここに出てくるお誂えは、訪問着の柄をお誂えとか手描きの帯をお誂えとかのレベルとは全然違うのでした。


先日べにお先生のところで、「このトシになると大島紬の八掛が赤いと気恥ずかしい」話をしたんですが、根底にあるのは赤が恥ずかしい意識というよりも、若いときとまったく同じ格好をする恥ずかしさのような気がします。
だって、表地に合わせて赤っぽい八掛がついてる小紋などは不自然に感じませんし、最近新しく購入したブツがどんなに派手でも気にならない。。。
20年30年と、同じ格好をする恥ずかしさのような気がするんですけど、如何でしょう
洋服で20年同じ服を着るのってあり得なくないですか
(ま、服の流行は移り変わりが激しいんですけどね)
っつー訳でアタクシは、大島紬の八掛だけを替えたのです。こちらの雪輪柄にもかつては濃い紅色の八掛が付いていた。色彩重視で考えるなら、この表地の色に合わせるならブルーや黄土色にすれば良いものを、何故か、「若い人の紬の八掛は赤系」と法律で決められてた時期があったのです(嘘)その法律はとてもキビシく、でも知らない人は知らないので例えれば自動車を運転するときの道路交通法って感じか(嘘だけど)道路交通法は守らないと他人の迷惑になるけど、着物法はどうなのさ。。。
なーんちて。
今日はホントにわずかしか起きていませんが、もう寝ようと思います。


いつも読んでいただいてありがとうございます




https://fashion.blogmura.com/kimono/



この大島紬はアタクシが若いときに自分で購入したファースト大島紬。んで八掛が赤かったのは、故・藤間紫センセイに叱られたから、でございます。(古い話ですが、詳しい記事をお読みいただけると幸いです
こちら
やっぱり昔は道路交通法があったんだと思います。



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Comment

No title 

うきゃーー!!悶絶しそうです
この羽織の羽裏は、雪輪だったんですね!!素敵過ぎです!
1反の長襦袢を羽裏と半襦袢になさったのかぁ。ナイスアイデアですね。
私達はよく無地紬の八掛に襦袢生地のかわいいのを薦めてましたけど、今考えたら、あれは生地によるので、あまりいい方法じゃなかったなぁ。
たまさんのアイデアの方がいいですね。

そうそう、私の大島も八掛が赤系率高いです(笑)
赤い八掛が恥ずかしいというのは、若い時に作ったものを後生大事に着てる感が恥ずかしいのではないかなぁと思います。
年を取ってから、年齢相応の物を買えてない(親が買ってくれた嫁入り前の着物をそのまま着てる。)って感じがするからもあるんじゃないかなぁ。
私の大島は赤い八掛が付いてるのが後2枚。そろそろなんとかしなくては
  • posted by Ku-nyan 
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  • 2012.12/21 00:44分 
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No title 

赤い八掛。
若者しかダメですかねえ?
私が4年ほど前に初めて作った紬の着物が表が地味な紺で八掛を赤にしてくれって頼んだつもりだったのに八掛も紺で仕上がってきてがっかりしたことがあったんですが
その時の残念な感じが残っているせいか、表が地味で裏だけ派手なのも着たいような…。
襦袢を裏地にって素敵ですね。しかもちゃんと残りを上手く使いまわしてるなんて!
そんなこんなも含めて色々考えながらのお誂えってやっぱり素敵
私もまたお誂えしてもらいたくなっちゃった
  • posted by ほあかばりきるま。 
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  • 2012.12/21 07:09分 
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No title 


懐かしの藤間紫ネタ!
たまさんは漫才のあした順子ひろしっちゅーお二人をご存知か。
すっごく面白い70代の漫才師さんなんだけど、順子さんの方が
藤間紫の従妹なんだって。いや、ほんとに面白いよ。
★ちゃんはご存知?オススメよ。
http://www.youtube.com/watch?v=jRIMf7mBFUI
  • posted by mdm**ori 
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  • 2012.12/21 18:11分 
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No title 

眠いよねぇぇぇ…私も今日夕方まで爆睡しましたよ。
やっぱ、寒いと眠くなるんじゃなかろうか。人間だって動物だもの!
眠い時は寝る。是、自然の摂理なり。

で。
なるほどねー。赤い八掛が恥ずかしいというより、若い頃のものをずっと着ているのが恥ずかしいのか。んなら、分かる!
ほあかばりきるま。さん、私も赤い八掛好きなんですよ-。大島3枚赤八掛だし、古渡紬も赤八掛。どちらも、ここ数年で手に入れたものだし、赤自体好きな色(なんか元気が出る!)だから、お気に入りなのですわ~。
けど、先日たまさんのこの大島を見て「落ち着いた色の八掛もいいわね♪」とかも思ったり。ぐふふ…もう数年赤を楽しんで、八掛替えちゃお~♪
  • posted by べにお 
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  • 2012.12/21 21:06分 
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No title 

Ku-nyan様褒めてもらえて嬉しいっ
紬の八掛に、濃い色で細かい柄を持ってくるのを見たことがありますよ。おされでたくさんお持ちの方には楽しいお誂えですよね。

そうそう!若いときからずっとそればかり着てる感じが、ちょっと恥ずかしいんじゃないでしょうか、多分。
他の方には関係なくて、自意識の問題だろうかとも思うんですけど。
「年齢相応」がもっとうるさく言われた時代ならともかく、現代は、もっと自由に色を選べますもんね。
  • posted by たま 
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  • 2012.12/22 01:13分 
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No title 

ほあかばりきるま。様、えええええっほ~さまが指定したお色にしてもらえなかったんですかそっちの方が問題ではっ
着物屋さんが言うには、濃紺の紬に赤系の八掛はお嬢さんの組み合わせなんだそうです。もちろん着物がたくさん着られた時代の話。今はあくまで個人のお好み。ただ、イマドキ若い方には地味色×地味色の組み合わせが好まれるみたいですけどね。
濃紺に華やかな八掛もステキですよね。サーモンピンク色とかもイケそう……でもこういうのも、案外地域差があるみたいですね。京都大阪の伝統とか?
  • posted by たま 
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  • 2012.12/22 01:25分 
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No title 

ちょっと待て、kaorinn、私知らないよ~
漫才っすか。スルーさせてくれ、すまん。
  • posted by たま 
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  • 2012.12/22 01:28分 
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No title 

べにお様。そうなの、赤が恥ずかしいんじゃないみたい。
私の白地に赤い麻の葉柄紬は20代後半で作ったままの濃い赤の八掛で、別の色に替える予定はないですわ。表地に合った色で使い勝手が良ければ替えなくても大丈夫な感じ。昔は、大島紬の八掛を、表地が何色でも赤系にしたから。。。その記憶があるから、八掛を替えたくなるんじゃないかと思ったりして。
要は決まり事なんかじゃなく、なんとなく曖昧なイメージ。自分の好みで良いですよね
  • posted by たま 
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  • 2012.12/22 01:36分 
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No title 

ゴロ様ナイスありがとうございます
  • posted by たま 
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  • 2012.12/22 01:36分 
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No title 

藤間紫さん、有名な方だったのですね♪
知りませんでした。
表が地味目の色だと、紅色のハッカケでも良いのかと思っていました~(⌒‐⌒)
  • posted by ななみ 
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  • 2012.12/22 08:15分 
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No title 

ななみ様、藤間紫せんせやそれよりちょっと後の私の親の世代では、女性は結婚したら地味に作るのが当たり前だったようです。素人と玄人の区別もハッキリしていて。有吉佐和子の小説に結構詳しいですよ。朱鷺色とかヒワ色とか、若い娘の色って書いてあるんです(^^)昔の常識なんですね。
  • posted by たま 
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  • 2012.12/22 16:30分 
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