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まおじゃらん

着物と猫と、ときどき絵画。

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べにお亭/限定コーディネート遊びその1

ごきげんよう




今回のべにお亭強化合宿のメインは作り帯付け方講座ですが、アタクシたちが集まれば、もちろんそれだけで終わるはずもありません。
「もしかしたら似合うかもしれないけど普段の選択肢に入らない、持ってないものを前にしたら」先生どうする
。。。という遊びを思いつきましてね。
アタクシ手持ちの着物や帯の中から、べにお先生に似合いそう、でも先生は絶対買わないし持つ気もないブツの数々。。。を、リズリサキャリー(699円也)に詰められるだけ詰めました。
ゲームは、荷物の中から着物か帯1点を選び、それを自分流になるように(もし自分が着るならこうする)コーディネート
を、自分手持ちの小物類を使って作るのです。
この遊び自体中々楽しゅうございましたが、個人的に「ハードルが高い
」と思われるブツを前にして悶絶するべにお先生のお姿が見ものですのよ。ほっほっほっ
(先生を困らせて遊ぶ生徒の気分満載でございますれば)。。。アタクシたちの迷走っぷりをご覧くださいませ。

第1のお題。。。黒地に紫色系からグレイ系幾何学模様の正絹小紋


先攻べにお先生~
(って、いきなり歌会初めみたいにお辞儀して始まったバトル…爆)
こちらの着物は、日頃江戸前の色柄を好む先生にも、比較的抵抗がなさそうな小紋でございます。
それに対して、先生が手持ちの帯と小物を合わせていきます。
まずは、櫛織のような青や茶系の変り織りの洒落袋帯をセレクト。わざと直線柄じゃない波のような曲線柄で選んでらっしゃいます。
帯揚げで着物の柄の詰まった感を抜き、帯〆はヒヤシンスブルー&ピンクの丸組にして、着物の柄の色に繋ぎました。


後攻たま~

今回はこれに初めて合わせるために持参した、青磁色ちりめん地に紅型っぽい染め九寸名古屋帯です。べにお先生は、普段は柔らかい帯はあまりお使いになりませんが、この色目はお好きそうかな…と思いましてね。
ただ、これに柔らかいピンク色系小物を合わせるのがアタクシ流でして。。。「嗚呼、なんかむずむずする」とはべにお先生の弁。







べにお先生の次の攻撃は。。。
着物の地色黒に繋げて、黒地唐子文様塩瀬の染め名古屋帯
やはり着物の柄が詰まってるのが息苦しいとのこと。無地場の多い帯で抜きます。
着物の柄とも帯の柄とも繋がる藤色の帯揚げを使うと上品に仕上がりました。ピーコックグリーン&紫色の帯〆はべにお様流。










たま第2弾は、べにお先生の塩瀬の帯に対抗して、黒地に銀色薔薇柄の半幅帯。当初は小物類を画像左の萌黄色にしましたが(画像では黄色っぽく見えますが黄緑色系です)なんとなく弱い気がして、画像右の濃いピンク色にチェンジ。あくまで甘いコーディネートを目指します。


「もう少し落ち着きたい。。。」べにお先生のセレクトはベージュ色地にわんこの染め帯。無地場を欲する気持ちは揺るぎません。
帯の柄のわんこは赤い首輪なので、赤と深緑の絞り分け帯揚げを用意しました。からし色&紫色の帯〆でピリッとさせます。









先生の無地場に対抗しようってんで、この半幅帯は、洒落袋帯2本を半幅帯3本に仕立て直したもののうち、裏地だけ使ったもの。元々裏地なので、無地なんですわ

全体に入るラメが、べにお先生に「光ってるぅうう」と言わしめたブツ。
クリームイエロー綸子地の帯揚げに、からし色&紫色&朱赤使いの帯〆で。








べにお先生の次なる手は、青紫色地に猫柄の九寸名古屋帯。白い猫が紅白の花々と遊んでいる飛び柄です。澄んだ水色の帯揚げと、くすみピンクの帯〆
あくまで甘さを廃し、クールを貫くべにお先生の最大限の譲歩が、画像のくすんだピンク色です。

元々これは、「自分で作ったこのコーディネートならなんとか着られる」(「是非着たい」ではないとこがミソ)。。。という消極的なゲームであることを思い出していただければ幸いです(爆)



多分、ここにある手持ちの中では最もたまらしいと思われるコーディネート。
薄からし色地スワトウ洒落袋帯に、草色紋綸子の帯揚げと、カーキ色&サーモンピンクの薔薇組の帯〆で。
「とことんピンク色が好きなんですね」と言われて、そうかな~
となんとも腑に落ちないような。そうなのかも。
自分の好みの偏りは特に意識しないものですねぇ。













最後に、ふたりが「これなら着られる
」「こういう感じなら着たい
」と合意に達したコーディネートです

べにお様手持ちの、簫と瑞雲柄の、チャコール色濃淡地色の本綴れ八寸帯。この帯すごいんです~
男前な先生は八寸の端をご自分でかがってますが、どんなに良い帯だってしまいっぱなしじゃ意味ないし、たくさん使わないとねぇ。「良いわこの帯~」とよだれを垂らしたアタクシでございました。
澄んだ水色の帯揚げは帯の柄から引いて、べにお様行きつけの激安着物屋さんで100円均一だった、ピーコックグリーン&紫色の帯〆で締めます。っつーか、これが100円、まあお上手


こうしてお辞儀し合って、第1のお題は終了致しました。
アタクシとべにお先生は、おおざっぱに言って「普段着に着られる着物が好き」という共通項以外は持ち合わせておりません。
でもこうやって好みを摺り合わせる作業は楽しくて、新しい発見もあるんですのさ。
ひゃっひゃっひゃっ



いつも読んでいただいてありがとうございます




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Comment

No title 

帯と小物が変わるとこんなにも雰囲気が変わるんですねえ。
しかしお二方の好みの違いが歴然としていて面白いです。
最後の瑞雲の帯が好き~
  • posted by ほあかばりきるま。 
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  • 2012.11/20 01:45分 
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No title 

はじめまして、一枚の着物なのに帯や、小物でこんなに変わるのですね~☆

コーディネートの勉強になりました(〃^ー^〃)

また、伺わせて下さいd(⌒ー⌒)!
  • posted by ななみ 
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  • 2012.11/20 11:15分 
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No title 

これってすごくたのしい!!お互いの好みや個性を出し合いながらそして何よりちゃんと着ることを前提に考えてるのでうまく言えないんですが拝見していて緊張感がある(笑)どれも素敵ですがやっぱり!!わたしも最後の瑞雲の帯がツボぉ~!!(ほ~さまかぶってゴメンどすぇ)帯揚&帯締の配色も良いです!ピーコックグリーンが綺麗
  • posted by かっぱ 
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  • 2012.11/20 13:18分 
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No title 

とってもおもしろいです!!
いつも楽しませていただいていますが、今日は一段と楽しみました。
どちらのお好みも、それぞれにすてきですね。
参考になります。
  • posted by 猫太郎 
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  • 2012.11/20 15:35分 
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No title 

帯もですが、小物ですねえ~。
ピーコックグリーンと紫の帯締めが効いていますよね。(うちのモニターだと色目が違いますが。)べにお様らしい江戸前感で、スッキリ締まりますものね。「黒地に銀色薔薇柄の半幅帯」、左右で雰囲気が随分違って。小物の力を侮っちゃいけませんね。
私が着るなら、2番目の「黒地唐子文様塩瀬の染め名古屋帯」で、帯揚げを地味目に替えます。
って、この小紋、正絹なんですね。見たことの無いタイプの柄です。さすが華やかマダムのたまさんですね~♡
  • posted by - 
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  • 2012.11/20 16:48分 
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No title 

ほあかばりきるま。様、お互い趣味が違うのを尊重し合えるから成立する遊びですね~。瑞雲の帯は、もしかしたらほ~さまとかっぱ様がお好きかもよ?と話してたんですよ~
  • posted by たま 
  • URL 
  • 2012.11/21 00:22分 
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No title 

ななみ様初めまして(^^)
たま~にこういう遊びをやっています。また是非お越しくださいませ~。
  • posted by たま 
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  • 2012.11/21 00:25分 
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No title 

かっぱ様も、瑞雲の帯、お好きでしたね!!!当り~龍がいなくて残念ですけど
べにお先生はホントに良い買い物をしましたよ。
。。。このときホント試合みたいでしたわ。異文化コミュニケーションぐらい(どんな?)
  • posted by たま 
  • URL 
  • 2012.11/21 00:30分 
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No title 

猫太郎さま、こんにちは
趣味の違いとキャラの違いを摺り合わせたゲームで、こんな遊びができるのが楽しくて嬉しいです♪
  • posted by たま 
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  • 2012.11/21 00:36分 
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No title 

ハンナ様。ピーコックグリーンがこんなに合わせやすいなんてびっくり。今度見つけたら買おうと思いました。藤色の帯揚げも、私としては老け色?と思っていたので、こんな風に使えるんだと勉強になりましたよ。こんな発見が楽しいです。
この小紋は、もしかしたらアールデコっぽく着られるかも?と思って激安で購入したんですが、べにお様にもとっても良く似合ってましたよ~江戸前コーデもできますね
  • posted by たま 
  • URL 
  • 2012.11/21 00:43分 
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