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まおじゃらん

着物と猫と、ときどき絵画。

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亜土ちゃんと呼ばれた帯

ごきげんよう。。。首都圏は、すっかり涼しくなりました。

みなさま方は、物ごとに名前を付けることによって得られる事象について、お考えになったことがおありでしょうか。。。

な~んてへ理屈をこねてるのは、今までのアタクシの体験による『名付けの破壊力』の恐ろしさをもっと知らしめたいと思うからです。
世の中には、まさに身もフタもない呼び名がございます。
これらは絶妙な言語感覚によって、一瞬のうちに名付けられます。
すると、言語はまさに呪いのごとく、イメージを固定されるのです。
脳に蘇るのは、何故かとほほ。。。な感覚。
。。。そんな絶妙な言語感覚の持ち主は、そこら辺に忘れられたトラップのごとく存在します。
本人は意識してないのでしょう、その呪いの破壊力に。。。
アタクシの身辺には『形容詞の破壊師である義妹が居るので、言語の持つ呪いは数々の体験によって理解しているつもりでした。
が今回、『名付けの破壊師』の威力を目の当たりにしましたよ。

破壊師べにお(ブログは
こちら
ヒトの帯にも着物にも。
『エビ猫』『ぜんまい猫』『カブキセオα』等々、もうそれ以外の言葉が思い浮かばないほど、破壊師べにお先生に、あっさりと短く(ここ重要
)名付けられたブツがあります。
そしてこの帯は。。。『亜土ちゃん』だっ

もしかしたら別になんてことないはずのカジュアルな織り地の八寸帯が、『亜土ちゃん』と名付けられたときから、ベルボトムジーンズだとかサイケデリックとか4畳半フォークソングとか。。。70年代若者風俗感を背負った気がする

どーするのさ、レナウンイエイエガールとか『シャボン玉ホリデー』的な何かをかもして。
破壊師べにお先生は、名付けによってあらゆる事物を、役をもらった役者にしてしまうのでした。


べにお様手持ちの青×グラスグリーンの片貝木綿着物に、『亜土ちゃん』帯、クリームイエローのちりめん帯揚げと平たい帯〆で、カジュアルコーディネート。

八寸の正絹名古屋は、デニムのようなダンガリーのような色と織り地。
お太鼓の薔薇は、紅色とペパーミントと黄色です。
何とな~く、数え歌を歌いながらイラスト描いちゃうような感じ、しませんか。
しない






べにお様手持ちの、濃紺地に緑色チェック会津木綿着物と『亜土ちゃん』帯、朱赤綸子地帯揚げ朱赤×カーキ色変り織り帯〆

ちなみにこれらの小物類は、べにお様手持ちの中からアタクシ風にコーデしたものです。
べにお様は、同じ帯合わせでも、小物使いがまったく違います。
おもしろいですね





『亜土ちゃん』のカジュアル感が、アタクシの着物にあまり合わないのは、薄々感じておりました。
落札したとき、正直「失敗だった。。。か」と思いましたし。
事実、アタクシには手に余る存在でございましてね。何となくピンと来る着物を持ってませんの。
だからもう諦めてましてね。簡単付け帯作り入門編には、八寸名古屋帯が最適だったので、教材として全うしてもらえば、それで良かった。
しかし。。。合宿顧問べにお先生は、そんな甘えた意識を許さなかった



持ってるものは、きちんと使う。
先生は、何が何でも合うようなコーディネートを考えてくれました。
諦めの早い生徒を叱咤激励しつつ。
そして。。。結果『亜土ちゃん』帯は、先生の家に残されました。べにお先生の方が、数倍『亜土ちゃん』帯を活用してくれそうだったからです。
手に余る帯を押し付けて、不肖の生徒は晴れ晴れした顔で帰りました、とさ。






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んでね、何だかアタクシたちの間で、妙に残念な感じの『亜土ちゃん』帯ですが理由がありますの。
アタクシの友人★は、ビミョウな芸能人に微妙なシチュエーションで出会う癖があります。。。最近のこと。かかりつけ医院の待合室で、ふと気がつくと隣に。。。本物の水森亜土。
ってか、何故今、水森亜土

ってか、よくわかりましたね
。。。どうやらあんな格好だったそうです。
もちろん、亜土ちゃんが病院に居てもいいんですが。
気がついてあげなければ良かったのに。。。
吉祥寺の住宅街を行くと、赤×白のボーダーを着たうめずかずおセンセーに出会うそうですが。
残念なことにアタクシはまだ、その恩恵に預かりません。。。
何かそれっぽい、異種との遭遇感がありますね














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Comment

No title 

確か、べにおさんは国語のせんせーでしたかな?やっぱ、言葉の発想力がすごいですなぁ。
わたしなんぞ、頭の中ではいろいろイメージしても、それを言葉で表現するのはへったくそなので、国語力のある人はホント尊敬します。

楳図かずお…、あこがれの!
高校の時、私は『まことちゃんTシャツ』、友人は『まこと虫Tシャツ』を着てはしゃいでおりました。
ああ、『ピカチュウTシャツ』着てる娘は、やはり私の遺伝子?
  • posted by はま~た 
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  • 2012.09/26 00:18分 
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No title 

はま~た姫、言葉ってセンスだよね~。べにお様もウチの義妹も、言葉のセンスが絶妙なの。上手いこと言うなあ、と感心しきりです。

楳図センセーは遭遇者によると、ママチャリに乗ってふらふらしてるらしいよ~(^^;)
  • posted by たま 
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  • 2012.09/26 02:02分 
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No title 

ええ、思っておりましたよ、この亜土ちゃん帯がなぜたまさんのとこにあるんだろう、と…合いそうな着物もお持ちでなさそうだし、キャラ的にも違うと…
しかし、こうして見ると、やっぱりべにおさん宅に居残った方が活躍の場がありそうですよね(笑)
…余談だが、今楳図ボーダーを着て、腹を出して小僧が寝ている、デブ子と共に…
  • posted by あすか 
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  • 2012.09/26 03:47分 
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No title 

言葉も数も量も色も位置も、感覚の大半は持って生まれたものなんだな~と、幼児を見ていて学びました。
そこから磨きが掛かるか否かは、その人の努力如何でしょうが、まあ特別なことをしなくても、元々少ない人よりは長けていますよね。とは言え「破壊力」を持つ方は、そういるものではありません。べにお先生の言葉のセンスと、あすか師匠の色使いに太刀打ち出来る人は、なかなかいないと思います。w

亜土ちゃん、実はうちでは現役で。娘の布バッグやらタンクトップやら手帳やら…。可愛くて大好きと。どちらかと言うと洋服はコンサバ系、着物の着方も古典的で、そういう点では遊びの少ない娘なんですけどねぇ。
(はま~た様のお嬢様、全く違うタイプなので、興味深く読ませて頂いていますw)

『70年代若者風俗感』に、微かにでも触れた日本人には、亜土ちゃんはポップでキュートな色使いの原点なのかも知れませんね。
  • posted by - 
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  • 2012.09/26 13:19分 
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No title 

は・破壊師ですか?!
そんなに破壊力あります? うはーすみませぬ~(懲りてない/笑)
しかし「破壊師」というネーミングも相当なものだと(笑)
義妹さんの破壊力ある形容詞が気になりますなー。

亜土ちゃん、木綿着物には全て合いそうです。
絹物でも、私の手持ちの格子や縞が合いそう…。
活用させていただきます~。ありがとうございました♪

楳図先生のワードローブを拝見してみたい(爆)
  • posted by べにお 
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  • 2012.09/26 18:47分 
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No title 

師匠も不審でした?ハッキリ言って落札失敗ですよ。
でもこんな風に、誰かに押し付けることができて(師匠にも押し付けたな…爆)ブログをやってて良かった。今後も何か処理に困ったら、他所さまに押し付けますわ。

小僧の楳図ボーダーも良さそうですな。「破壊力」があるオトコに育てよ。
  • posted by たま 
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  • 2012.09/26 19:28分 
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No title 

ハンナ様、「三つ子の魂百まで」とも言いますよね。昔のヒトも相当身もフタもないけど、それが案外事実な気がしますわ。。。
亜土ちゃん現役とのこと、若い女の子がそういう昔も流行ったアイテムを持つと、時代感古くさい感がなくてキュートですよね~。お母さんの若いころの服を着ておされできる、それこそが若さの特権ですよ!
  • posted by たま 
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  • 2012.09/26 19:36分 
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No title 

べにお先生、やっぱりわかってなかったんですね???
そのネーミングの威力が、べにお様をして「とほほな残念感」を感じさせるのでしょう(^^;)
今後何か冒険して、落札や買い物に失敗しても、もう怖くないっすよ。みなさんにもらってもらうからね~www
  • posted by たま 
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  • 2012.09/26 19:41分 
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