2021.01/29 [Fri]
手抜き(笑)帯は結ばない。帯止め具使い一択。
ごきげんよう。
これを書いている1月28日木曜日午後は、大きなぼたん雪がけっこう激しく降っております@首都圏西部。
さてわたくしは、以前は帯をきちんと結んでおりましたけれども(固い袋帯を二重太鼓にするときは折り紙の要領で折りたたんでたりもした)ある時期から、ほぼ結ばなくなりました。
ぶった切ったった付け帯や、手ぬぐい貼り付け帯を楽しむようになったら、帯止め具(正式名称は帯揚げ止めって言うらしいですね。ヒコーキとも呼ばれます)を頻繁に使うようになって、この便利器具の便利さが気に入ってしまったのですわ。切ってない通常の形態の帯も、結ばなくて大丈夫なんじゃね?ということに気がついてしまった(笑)
帯止め具(帯揚げ止め)の使い方解説は、ブログ『ほばーりんぐ・とと」とんぼさんの記事が詳しいです。気になるかたはそちらを参照してくださいませね(丸投げ。爆)
とんぼさんもおっさってますが、道具とは便利に使うもの。自分にとっての便利はどうぞご自分で追求なさってくださいね(^^)
帯をぎゅっと巻いたあとの背中を一旦クリップ止めして、帯止め金具を差し込みます。
お太鼓は、布目を通して、出したい柄のところに帯枕(帯揚げはセット済み)を当てて、帯止め金具の上部分に帯枕を載せます。
背中側に帯枕を受けるスペースがあるので、帯枕がここに入れば帯は気持ちよく背中に添うという寸法でさぁ(←って誰?)
関西巻きも関東巻きも(どっちがどっちだか区別がつかない^^;)自分のいつも巻く方向と違っても比較的やりやすいです。
ぶった切った付け帯の場合はこんな感じ。
帯を結ばない利点は、帯が痛みにくいというのがいちばんの理由なのでしょうが、小デブにとってはお太鼓の柄出しがしやすくなるとか(微苦笑)小デブにとっては胴柄の柄出しがしやすくなるとか(微苦笑)(大事なことなので2回強調しました。爆)、わたくしはわからないんですが、もしかして関節が固いかたも少しはラクかも???
それとお太鼓の高さが常に一定で安定するのも、わたくしには体感として気持ちがいいのでした。
でもわたくしは元来生真面目なので(笑)たまに、帯の結び方を忘れてないか確認したくて手結びしてみます(笑)大丈夫!帯を背中で結ぶかただ交差させて器具で挟むかだけの違いなので、結び方は忘れないようです(笑)
この帯止め具は銀座結びには対応できないようですが。。。わたくし自身は銀座結びはしないので(なんか似合わないのーー!)この器具でお太鼓が結べれば問題なさそうですわ。
うーーーん、この記事って、どなたかのお役に立つのかしら???わたくしの手抜きの仕方を公開しただけで終わりそうな気がしてるんだけど(笑)
。。。あ!思い出しました。
帯止め具を使って手ぬぐい付け帯で飛行機に乗ったったところ、金属探知機に引っかかりましたわ。札幌・千歳空港で(爆。羽田からの行きは半幅帯だった)空港保安要員のお姉さんが、
「ちっっっ面倒な格好してんじゃねえよ」
とガンを飛ばしてる気がした。。。(爆。お姉さんはそんな下品じゃありません、わたくしの脳内が下品だったのです)わたくしはお姉さんの手をお太鼓の中に誘導して、
「ここの器具が金属製なんですぅぅぅ、すみませぇぇぇん」
と平謝りしました。お姉さん、着物が嫌いにならないといいけど。
飛行機に搭乗する予定のかたは、半幅帯でラクな結び方にするか、お太鼓なら手結びにするのが無難だと思います。。。と書いてて、コロナ感染症で緊急事態宣言中の今、遊びで飛行機に乗って移動する人はそういないであろうと気がつきました。やっぱり誰のお役にも立ててない(^^;)
平和なときが来るまで覚えててね、奥さん!
もし海外の空港だったら、いきなり銃を突きつけられるかもしれないから!
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- at 12:10
- [ざっくりと着物の話2020・2021]
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めっちゃ役に立ってますわ!
そん時金属探知機に引っ掛かったらシャレになんねえ…😅早々に二部式に改造しときたいと思います
週末から全国的に寒の戻りがあるそうで、故郷は雪国なので積雪情報が気になっています
大きなボタン雪は積もりにくいんですよね 表面積が大きいのと空気を含んでいるので地面に落ちるとすぐ水になる❄️
厄介なのは小粒の雪です❄️それが降り始めるとあっという間に地面が真っ白になる…
ああ子供の頃の雪かきの思い出が甦ってきました😅