2021.01/10 [Sun]
元旦。北斎の『凱風快晴』で寿ぐ。
ごきげんよう。
今まで毎年1月は「柔らか物月間」と名付けて、何かイベントごとがあるときしか袖を通さない柔らか物(小紋とか訪問着とか)をなるべく着ようとしていた訳ですが。。。昨年から始まったコロナ禍のせいで、そもそも普段に着物を着てお出掛けするのが極端に減ったために、柔らか物どころかお気に入りの紬ですら着る機会が減っちゃったんですよね。わたくしの着物は本当に、外に出るための衣類だったので。。。家の中では着ないんですわ。んで今年1月の「柔らか物月間」は中止して、今すぐ着たい着物を、どんどん着ることにしたったんでした。
そうすると、着るのは、平和だったとき(←この言い方がリアルでしっくり来るとは。なんて世の中になっちまったんでしょうねえ)普段から袖を通している着物ばかりなんですけど(爆)ちっとも代わり映えしない着姿が並ぶことに(爆)
まあええ。
八つ手唐草柄本場奄美大島紬。地球印7マルキヒトモト。
葛飾北斎の『凱風快晴』風呂敷付け帯。
今冬の富士山はあまり雪が積もってないですね。
冬はウチのご近所から富士山がよく見えるんですよ。結構大きく見えて嬉しい。
山吹色のちりめん地帯揚げ。
濃いからし色の帯締め。
着物の下のしつらえは、木綿さらし&赤いプリントの長襦袢(ふりふ)&木綿すててこ。
白地にグレイ水玉柄のたびっくす。
髪はポニーテール。
青磁色濃淡地の千總の型染め小紋長羽織。
これの元々の反物には濃い色の部分に展示焼けがあって、それで千總の小紋反物といえどめっちゃお安かった訳ですが。仕立てるときに、柄つけは追っかけの方が一般的だし、わたくしもその方が良かったのですが、わたくしは裄が長いので、もし柄を追っかけにすると背中心に焼けが来て目立ってしまう可能性があって、担当さんとあれこれ話し合ってこのような柄つけで長着に仕立てたのでした。いやめっちゃ考えたよ。っつーかこのような苦労を味わいたくなければ焼けのある反物はお勧めしませんわ。例え安くても!裄がもっと短い方なら問題なかった訳ですがね(苦笑)まあでもこういう機会でもなければ、わたくしが千總の小紋反物を買うことなど、永遠になかったであろう(爆)
長着のときは、背中にお太鼓が来るので、あまり気にならなかったのですが、こうして羽織に仕立て直すと、背中がぽっかり空いている様子があからさまですわ。仕立てに失敗したのかと思われそうで、和裁士さんのせいじゃないのに申し訳ない(^^;)
明るい色調が目立つので、新春から春にかけて着る羽織に決めています。
ひめ吉さんちの刺繍半襟『パリピアマビエさま』
赤紫色の羽織紐。
行ったったのは、ウチの義妹のところ。
大学生の甥っ子と高校生の姪っ子にお年玉を渡しに。
それとポケ活のギフトとタスクの回収をしただけです。
ウチの義弟は非常に感染リスクの高い職場に勤めているので、玄関ドアを開け放してお互いに離れて挨拶したった(笑)今までは毎年、ウチの義妹の家でクリスマスをやったりお正月の祝い膳を囲んだり誕生日パーティーをしたりしていたのですが。。。この1年、ウチの義妹の家には入れなかったです。ウチの義妹や義弟や甥っ子が作る料理を食べてない。おかげでわたくしはYouTube料理のレパートリーがめっちゃ増えたのですが(笑)、家族が集まれないってやっぱ困るよね!
でもね、マジで洒落にならないから。
義弟は、都心にある実家に帰ることすら実親から禁じられています。
ホントに洒落にならんのよ。
でもこのお互いの節度ある警戒心が、わたくしたち及び義妹家族を守っているのだと考えております。
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- at 12:10
- [着物着ました2021]
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紬の藍色がいいですー