2021.01/06 [Wed]
ウチの義妹とお友だちも大晦日に暮れ参り。恒例にします。
ごきげんよう。
関東平野は冬らしい穏やかな晴れの日が続いております。
ウチの義妹とお友だちは、前年に引き続いて暮れ参りに行きました。
大晦日に着物に着替えてゆっくりできる時間の余裕って大事ですねーー。
わたくしは12月31日まで、カウントダウンされる時間が楽しくて、年末は1年のうちでもとても大好きな時期なんですけど、お正月になったった途端に、また1年が始まると思うとうんざりしちゃうんですよね。着々と刻んでいた時間が間延びしたような通常に戻ったような、夢から覚めた心持ちになってしまって楽しくない。。。同じように感じる奥さんはいらっさるかしら。
きらっきら(爆)なんだこの鳥居は(爆)
ウチの義妹の着物は、
茶系濃淡ぼかし地に網代と色紙散らしの小紋。
前回のふでぺんタイフーーーンでのいただきもの。
室内で羽織ってみたときは、網代や色紙散らしに金がたくさん使われているのがきらきらして、地色のシックさとのバランスもよく華やかに見えたのです。蛍光灯の下でもかなり光るので、何かの会場の白熱灯の下ならばさぞやシックに光り輝くであろうと思えた。でも、せっかくの金のきらきらは、白日の下ではまったく映えませんでした!
着物はその染め色、柄、生地感、あらゆるものが、最適に見える場所を持っています。どうやらこの着物は、白昼の、戸外へのお出掛けには向かない着物であったのですわ。なんとも情けないことに、ウチの義妹にはイマイチ顔映りの悪い着物になっちゃいました。
なーーーるほどなーーー。
出掛ける先の格式は考えますが、会場の灯りに映えるか映えないかまではあまり考えたことありませんでした。特にわたくしの着物など普通に紬ばかりだし、晴天の戸外で映えないことなどなかったからです。「着たい!」だけで選んでもちょっと残念なことになるのだなあ。甘かったな(爆)ウチの義妹もわたくしも、また新たなことを学んだのでした。
金色地に毘沙門亀甲柄の袋帯。
昨年1月、わたくしが京都に行ったったときに、てんてん大親分と天神さんの骨董市で見つけたブツ。この帯はわたくしからのお土産になりました。ひと袋詰め放題で500円也でした。
着物に合わせて金色をメインに持ってきたのも、全体の着姿が、白日の下でイマイチ映えなかった理由でありましょう。
薄茶色の帯揚げ。
香色×薄茶ぼかしの帯締め。
ひめ吉さんちの刺繍半襟『松竹梅』
リモコンシャッター使い(笑)
前年よりもひと出が多かったそうです。
神社の入り口には、お正月三ヶ日の参拝を避けるように、張り紙があったそうな。
お友だち☆さんの着物は、
黒地の紋織に不規則なドット柄の小紋。
水玉は、鹿の子絞りで表現したり、水色を手挿ししたり、別色で絞ったりの、凝ったもの。
おーく損で手に入れております。
青緑色地膨れ織り更紗文様の洒落袋帯。
お友だち☆さんが若いころ、初めて自分で購入した本場大島紬に合わせて選んだもの。このようにいろいろなタイプの着物に合わせやすくて30年くらい経っても汎用性の高い帯であり続ける、いいお買い物でしたね。自分の趣味が揺るがなかったのもすごいです。
生成り色に藤色飛び絞りの帯揚げ。
生成り色正絹三分紐。
金属の細工ものアンティーク風帯留め。
ウチの義妹がお誕生日プレゼントしたもの。お友だち☆さんの普段のテイストとはちょっと違ってますが、本来、晴れやかに装う公式試合(押しのライブ)でデビューできれば良かったのですわ。昨年は公式試合が全てなくなってしまいましたので、遅れてデビュー。
今年は少しでも、華やかな場所に出掛けられるといいんですが。。。
黒い四角いカレンブロッソ。
暖かく穏やかな大晦日でした。
いいお参りができました。
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秀吉が寄進した鳥居?
お友達の帯凝ってるわーと思いましたらご自分で選ばれた逸品でしたか。シックな着物にお似合い。
再来週の日曜日まで休みが1日!食って寝てその先のお休みまで仕事頑張ります。