FC2ブログ

まおじゃらん

着物と猫と、ときどき絵画。

Entries

今月買った本・6月(前編)

ごきげんよう。。。
毎月毎月思うことじゃが、『何の用事もないから、ゆっくり本が読めるにゃぁ』。。。
ってさ、嘘なのよ。
気のせいなのさ
時間ってのは無理やり作るもんで、気を抜くと本1冊読めん
昔昔、若かりし頃は、本1冊寝ないで読んで会社に行き、友達とショッピングしてお茶して、帰ったら本読んで気が付くと朝
。。。みたいな暮らしをしてて平気じゃったが、今はばばぁだからな、体力的に無理じゃっ
買おうかな~どうしようかな~買うほどじゃないかな~みたいな本は、まず図書館で読む
買ってもいいかな~と思った頃には、本屋で平積みじゃなくなってることもあるから、ネット本屋は助かる。
結局、本は時差で買う。。。
 

 

わしはSFが好き
なんじゃが、好みはうるさい。
 日本のSFのあけぼのの頃の作家は、わしの親世代で、大好きな作家はたくさんいるが(亡くなった方も増えた
)。。。同世代のSF作家に本を買わせるチカラはない。
 神林長平は、わしよりちょっと上。でも多分、世代的には一緒のくくりなんだろう。。。
 日本にはSFが一般的に受け入れられない土壌があるようだ。
 ホラーもいっときブームになっても、あまり世間的には認められない。
 好きな作家を見つけるのが大変なんだよ
 って愚痴って、この本の紹介をしていないが、ちょっとこの作家の紹介をしましょうかね
 神林長平は、本人曰くモロ理数系の人で、小説の書き始めが、(苦手な)日本語表現でどれだけのことが可能かっつー、その時点で意味わかんないんですけど
 その作風はメタSFと呼べるものなのだが、実験的思索的形至上学的世界を描く。
わしは理数系学者が書く専門書などは、メチャクチャ読みにくい
と思ってるクチじゃがな、神林長平のメタ宇宙は、リズムが良いのか心地よく読めるのじゃった。。。画像の文庫 『戦闘妖精・雪風』 はシリーズ化されている。 このシリーズに限らず、神林は短編や中篇でその可能性をさぐり、後でじっくり書き込む形式を取る。
現実と非現実、認識と非認識の狭間は、実は言葉によるものなのか。 色々なシチュエーションで描かれる世界と世界観に、しみじみと感動するわしであった。。。あぁSFってホント感動するのよ。
ま、『雪風』 シリーズはどちらかというと、男の人向け。 女子供には、黒猫型宇宙人アプロが活躍する、『敵は海賊』(早川文庫)シリーズもありまっせ




 一部アニメ化されたが、本を読んでもらう方が断然良い
神林長平作品はハリウッドなら映像化できると思う。 脚本を若干わかりやすくして、そう、さしずめフィリップ・K・ディックの作品が映画化されたように。 でも神林の日本語世界観は英語で映画になったら、別物に変わってしまうだろうにゃっ
 話としては、充分おもしろく作れるだろうが。。。日本の映画界には絶対無理
最も、わしは映像化はまったく望んでいないので、どうでもいいんであった。
ただ、原語で読めないため翻訳で読むフィリップ・K・ディックラヴクラフトが、海外(ってかアメリカ)で上手に映画化されるのを観ると、映像の持つチカラの大きさに圧倒される。。。
日本にも、いいSF作家がいるんだぜよ

 
って、真面目に語った次はふざけてるのか。
ヤマザキマリ 『テルマエ・ロマエ』3巻 この人、最高だ~


義妹がいい表現をしていたが、「勘違いで物語が進んでいくシチュエーションが大好き
うん、すご~く納得。
今回はその勘違いっぷりが、たまりませんな
ちなみに主人公ルシウスは、ローマ帝国5賢帝時代の人。 その辺の時代背景を知って読むと、ルシウスのプライドの高さと、そこからくる勘違いっぷりの面白さが際立ちます
 
でもね、阿部寛で映画化ってさ
ルシウスはローマ人なんだよ
何で主役に西洋人を使わないの
 古代ローマ帝国は、セットじゃないと無理だけど。。。
こういうところが、日本の映画大嫌い


 絶対、映画は観ないと思います。
 
中村うさぎマツコ・デラックスの友情は暑いじゃねぇ厚いなぁ。。。


毎日新聞系週刊誌で連載中のコラム。
中村うさぎは、やってることは滅茶苦茶だが、人間的には実はとってもまともだと思ってます。 彼女の昔のエッセイ「うさぎ、人殺しについて考える」『ダメな女と呼んでくれ』角川文庫)は、秀逸な作品ですよ。 何故人殺しをしてはいけないのかを論ずる、ヒューマニズムに逃げず、感情論を廃した、見事なまでに理論的エッセイ




 林真理子や中野翠等女性エッセイストを嫌うウチの夫も、これにはうなったな~。
彼女は、自分に対する過剰なまでのストイックな期待が、生きづらくさせるのかにゃ~。。。気の毒
マツコは、いつの間にかテレビに居場所ができたのね。。。ホント良かったわね~。 ひきこもりデブのオカマが、うさぎに手助けされて世に出たんですよ。
シビアに本音を語り合う(往復書簡だから、文章でのやり取りなんだが)こういう友人関係が好きなわしには心地良い内面暴露攻撃の応酬。。。しっかし、中村うさぎの心理学好きには半ば呆れ果てる
ってな訳でこの本は、相変わらず借金地獄のうさぎと、メジャーになれておめでとうのマツコへの、印税プレゼントですよ
 はっきり言って、あまりお勧めではありません
 
「今月買った本」は、明日も続きます。。。
 励みになります。ぽちっとな
 
スポンサーサイト



Comment

No title 

神林長平さんのアプロシリーズ持ってます~♪
デスラーならぬヨウメイさんが好きだ…
フィリップさんって『ブレードランナー』の原作者でしたかな?
『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』が原題の…違ってたらごめんなさい。

ここしばらく、和モノの本にはまってたので
早川ミステリに戻ってみたくなりました。

マツコ大好きよ♪
もっと、太ったらああなりたいわ~(ダイエット中だっつーに)
  • posted by まんまる 
  • URL 
  • 2011.06/29 20:03分 
  • [Edit]
  • [Res]

No title 

たまさーん。
私もテルマエロマエ読んでる!なんだか癖になるのよねー。
映画化はさ、阿部ちゃんは好きだから文句はないんだけど、製作がフジなんだよ!あいつだよ!亀山千広!
日本にいたら絶対見ないけど、こっちで公開したからノルウェーの森、見たんだよね。これもフジだったの。
でさ、幸宏さん、細野、糸井とかがカメオ出演するんだよ。
いつの演出?って感じ。こういう面子が出ることで見ている人がクスっとして、一種の趣味の良さみたいのを醸し出させるとでも思ってるらしいセンスがなんとも古いよー。
ああいうのって監督は配役に文句言ったり出来ないのかね?
阿部ちゃんと、上戸彩って子でしょ?なんだかなぁ。。
私は上林暁っていうジミーな私小説作家が大好きなんですよ。
聖ヨハネ病院にて、、とかね。かんばやし繋がりで!
  • posted by mdm**ori 
  • URL 
  • 2011.06/29 21:08分 
  • [Edit]
  • [Res]

No title 

わ~いカッコいいヨウメイさん!
まんまる様~ちらちらかぶる趣味がいいわ♪私はラジェンドラが大好きです~♪
F・K・ディックのタイトルは当りです(^^)
シュワちゃんが主演でした。

マツコ、体はオトコですから太り方がハンパじゃないです(--;)
ダイエットに成功して、中年太りの私に光を。。。!
  • posted by たま 
  • URL 
  • 2011.06/30 11:09分 
  • [Edit]
  • [Res]

No title 

さすが、mdmkaori(@@)★が最初に見つけて来たのよ。
ウチも一族でハマりましたわ♪
私も阿部寛は好きなんだよ。でもね~(--;)
制作フジか。。。ふっ、やっぱりね。
2時間ドラマよりちゃちいものができること請け合い!
2時間ドラマなら「家政婦が見た!」の方がずっとマシだわ~。
  • posted by たま 
  • URL 
  • 2011.06/30 11:14分 
  • [Edit]
  • [Res]

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

ご案内

プロフィール

たま

Author:たま
着物と猫と、ときどき絵画。

最新記事

月別アーカイブ

フリーエリア

フリーエリア

PVアクセスランキング にほんブログ村

右サイドメニュー

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR