2011.06/29 [Wed]
今月買った本・6月(前編)
ごきげんよう。。。
ってさ、嘘なのよ。
買ってもいいかな~と思った頃には、本屋で平積みじゃなくなってることもあるから、ネット本屋は助かる。
結局、本は時差で買う。。。
神林長平は、わしよりちょっと上。でも多分、世代的には一緒のくくりなんだろう。。。
日本にはSFが一般的に受け入れられない土壌があるようだ。
ホラーもいっときブームになっても、あまり世間的には認められない。
って愚痴って、この本の紹介をしていないが、ちょっとこの作家の紹介をしましょうかね
神林長平は、本人曰くモロ理数系の人で、小説の書き始めが、(苦手な)日本語表現でどれだけのことが可能かっつー、その時点で意味わかんないんですけど
その作風はメタSFと呼べるものなのだが、実験的思索的形至上学的世界を描く。

神林長平は、本人曰くモロ理数系の人で、小説の書き始めが、(苦手な)日本語表現でどれだけのことが可能かっつー、その時点で意味わかんないんですけど

その作風はメタSFと呼べるものなのだが、実験的思索的形至上学的世界を描く。
わしは理数系学者が書く専門書などは、メチャクチャ読みにくい
と思ってるクチじゃがな、神林長平のメタ宇宙は、リズムが良いのか心地よく読めるのじゃった。。。画像の文庫 『戦闘妖精・雪風』 はシリーズ化されている。 このシリーズに限らず、神林は短編や中篇でその可能性をさぐり、後でじっくり書き込む形式を取る。

と思ってるクチじゃがな、神林長平のメタ宇宙は、リズムが良いのか心地よく読めるのじゃった。。。画像の文庫 『戦闘妖精・雪風』 はシリーズ化されている。 このシリーズに限らず、神林は短編や中篇でその可能性をさぐり、後でじっくり書き込む形式を取る。
現実と非現実、認識と非認識の狭間は、実は言葉によるものなのか。 色々なシチュエーションで描かれる世界と世界観に、しみじみと感動するわしであった。。。あぁSFってホント感動するのよ。
神林長平作品はハリウッドなら映像化できると思う。 脚本を若干わかりやすくして、そう、さしずめフィリップ・K・ディックの作品が映画化されたように。 でも神林の日本語世界観は英語で映画になったら、別物に変わってしまうだろうにゃっ
話としては、充分おもしろく作れるだろうが。。。日本の映画界には絶対無理

話としては、充分おもしろく作れるだろうが。。。日本の映画界には絶対無理

最も、わしは映像化はまったく望んでいないので、どうでもいいんであった。
ただ、原語で読めないため翻訳で読むフィリップ・K・ディックやラヴクラフトが、海外(ってかアメリカ)で上手に映画化されるのを観ると、映像の持つチカラの大きさに圧倒される。。。
って、真面目に語った次はふざけてるのか。
うん、すご~く納得。
毎日新聞系週刊誌で連載中のコラム。
中村うさぎは、やってることは滅茶苦茶だが、人間的には実はとってもまともだと思ってます。 彼女の昔のエッセイ「うさぎ、人殺しについて考える」(『ダメな女と呼んでくれ』角川文庫)は、秀逸な作品ですよ。 何故人殺しをしてはいけないのかを論ずる、ヒューマニズムに逃げず、感情論を廃した、見事なまでに理論的エッセイ




林真理子や中野翠等女性エッセイストを嫌うウチの夫も、これにはうなったな~。





林真理子や中野翠等女性エッセイストを嫌うウチの夫も、これにはうなったな~。
マツコは、いつの間にかテレビに居場所ができたのね。。。ホント良かったわね~。 ひきこもりデブのオカマが、うさぎに手助けされて世に出たんですよ。
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No title
デスラーならぬヨウメイさんが好きだ…
フィリップさんって『ブレードランナー』の原作者でしたかな?
『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』が原題の…違ってたらごめんなさい。
ここしばらく、和モノの本にはまってたので
早川ミステリに戻ってみたくなりました。
マツコ大好きよ♪
もっと、太ったらああなりたいわ~(ダイエット中だっつーに)