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まおじゃらん

着物と猫と、ときどき絵画。

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浮世カフェ…呉服屋さんとの付き合いは難しい


 
ドトールでコーヒー飲んでると、隣のおばちゃん4人。
「節電と思って、洗濯を毎日するのをやめたのよ。全然平気なのね~」
「あら、ウチもよ。子供が家を出ちゃえば、旦那と私だけだもんね」
「買い物もね、毎日行ってたのをやめたら、冷蔵庫の中がすっきりしたわ」
「年寄り二人じゃそんなに食べないしね~」
。。。戦後世代のおばちゃん4人。
そうか、日本の高度成長期と共に人生を歩んだんだな。
本来は贅沢であったことを当たり前に享受して、それに慣れ切ってしまったんだな。
日本が右肩あがりだった頃、自分の生活に変化があった頃の生活習慣がそのまま残ったのか。
人生見直す時間があって、ある意味良かったのか。。。
 
呉服屋帰りにベローチェに寄る。
ウチの近所もそうだが、都心もそうだ。
人でいっぱい。
午後の暑い時間を自宅で過ごさず、カフェでお茶して過ごす人たちで。
この夏、仕事をリタイアした人たちに流行りそう。
自宅のエアコンをつけなきゃいいんだもんね。。。
 
呉服屋さんは、いくつか体験したが、今までその決め手になったのは、いつでも担当さんだったと思う。
私は元々人見知りがひどく、大人になった今では初対面で話ができない訳じゃないけど、人の好みは比較的はっきりしている。
初対面で嫌いってのは、実はない。
食事をしたら生理的に嫌い
ってタイプのオトコはいるが。
興味のあるタイプはゆっくり時間をかけて、仲よくなりたい。
人見知りがひどく、知らない人と話すのが億劫だと感じる人には、使えるやり方じゃないかと。
(私は大学時代、レストランでバイトをしたら、3日で胃に異常が出て、やめました。 別のもっとライトなコンビニ的接客業しても潰瘍ができました。困りましたね

っつー訳で、人と付き合うやり方を、呉服屋さんでもお洋服屋さんでも通す。
ショップの販売員さんが、好きなタイプなら通うし、ちょっと違うな合わないなと思えばその店には行かなくなる。
呉服屋さんもそうで、担当さんと何度か話だけ、する。
こっちはお洋服より単価が高い場合が多いので、お店の商品を見がてら時間をかけて近づいていく。
誰とも話をしないで買い物できるスーパーやコンビニは実は大好きだけど、着るものには素材などこだわりたいので、スーパーやコンビニ・ファストファッションの店で買いたくなるものは少ない。
靴下とか

ユニクロのフリースと綿パーカにはお世話になってますがね

で、そうやってやっと自分の趣味ってか好みを飲み込んでもらって、最初に買うものは、実は帯なんです。
帯は、年齢でも変わるしヘビロテすれば、消耗品だし。
気に入った帯なら、何本あっても無駄にならない。
ここで絶対セット買いしてはいけないですよ。
呉服屋さんは、訪問着が一番商品の儲け率が高いんだそうです。
だから、訪問着に帯をセットにして売ると、その月は安泰。
ここでとにかくセット売りばかり勧めるお店は、下品です。
付き合わない方が無難。 でも、どうやら、
着物を着なれない人は、セットで買って置けば安心だと思うものなんですね。
知りませんでした。
初心者の時からセット買いなんてしたことないから。
スポーツクラブでたまに会う人に、「着物、セットで買わないの?」って聞かれたんですよ。
(私、時々着物でスポーツクラブに行ってるからね

「小物までセットにしておけば、いつでも着たい時に着られるじゃないの」っておっしゃられても。。。

そっか~。
そういう人は、めったに着ない着物に大金が出せるんだから、呉服屋さんの言いなりになってセット買いすればいいと思います。
ところでめったに着ない着物を安く買おうというのはやめた方が無難です。
めったに着ない着物とは、大抵がフォーマルだからです。
フォーマルが安っぽいと、こういう場合は写真や動画で残すので、後で見たらきびしいです。
でも本来はとっても高価なのに、事情があって安くなったってのはありなんですよね。
そう考えると、着物を買うのは、知識がないと難しいってことになっちゃう。。。
まぁ、そのくらいは、目で見て勉強してもいいと思うんですよ。 そして好きなもの・好きになれるものを買う。
安くてステキなものを着て恰好良いのは、若くて自分のセンスに自信がある人だけの特権と言えましょう。
(私も含めて)大多数は、フォーマルでは、そうなりたいけどなれない、難しい。
センスってのは習うものじゃありませんからね~才能だから
でも好きな街着や普段ものを着て、おしゃれに幸せに気持ちよくなるのはできますよ
 フォーマルと違って、こっちは好みの問題だもんね~着るもので幸せ度合いが大きいのが着物の特権ですもん
 
で、次は他所で買った(買い置きの)反物などを仕立ててもらったりします。
それがなければ、個人の着物生活の趣味で、習い事なら色無地か江戸小紋(絶対必要)、おしゃれな街着が欲しいなら小紋、普段っぽく着たいなら紬。。。似合う生地は体型にもよる。。。と選ぶのですが、そういう1段1段階段を登る感覚を解ってくれない呉服屋さんは、さっさと売り逃げするつもりですから、お付き合いはしない方が無難です。
そういう売り方をしていたために、たくさん嫁入り道具に着物を誂えたけど、自分じゃ着ない、着られないとか、一度に大金のローンを組まされて、辟易して、呉服屋怖いになっちゃうので、良心的な呉服屋さんはかろうじて生き残っていると思いますが、呉服の衰退をとやかく言う前に、一番売り上げがいいのは訪問着だっつー呉服屋さんは反省した方がよろしいかと。
でもそんなお店でも担当さんと仲よくなったら、やっと敷居が低くなります。
でもまだ安心できません。
特別セールのご案内とか、新作発表会とか、とにかくDMの嵐ですから。
で、そういう催事を一切断ると、もうそのお店に行きづらくなっちゃうんですよね。
解ります、私、人見知りが激しいので。
なので時々は出掛けます。
事情がわかる友達がいれば一緒に行けますが、時間が合わなかったりしたら、仕方ないけどひとりで行きます。
ひとりで行くとね、実は断るのが楽。
「○○ちゃんに見てもらわないと決められない~」ってな優柔不断な人を演じるのです。
もしくは何を勧められても、「えぇ
う~ん、何だかよく解らないんだけど。。。」
あれっ
 私ってば黙ってればバカに見えるんですよ~しゃべってもバカなんですが~バカだと思われてる方が楽かな
一目置かれてる方が楽かな
良い人だと思われたいと思わない方がいいのだけは確かです。 この辺は哲学ですね

もちろん気に入ったものがあればいいんですよ。
でもそうでもないものに、何十万もの買い物って馬鹿馬鹿しいじゃありませんか~。
きっぱりした人は、「げろっ
その色(もしくは柄)嫌い~
」←今の私です。年月は人をたくましくします。
着物や宝石・毛皮が何故同じような店で取り扱っているかといえば、今はそれら全てが贅沢品で、女性のプライドを刺激して成り立つ商売になり下がってしまったからです。
「普段着物を扱ってます」的なこだわりの店に、毛皮はないはず。
とはいえ、ネット販売がこれだけ増えると、安易に今までとおりの商売の仕方はできなくなってるでしょうし、呉服屋さんが淘汰されると思います。
 
ところで私は若い頃、す○の屋の顧客になりましたが、それはある担当さんがとっても気に入ったから(^^)
私が買おうとすると、「ちょっと待って、もう少しお考えになってください」
と必ず止めるんですな。
この店の手
とか思ってたら、どうも他の人は違う。
この担当さんの手っつーか口癖だったんですね
 勤めたばかりで、「いいの
いいの
」って、「お似合いですよ~
」って言うタイミングがわからなかったんですって。 誰でも最初は初心者だ~
でも、他のお客には怒られたそうです
この担当さんから購入したものは、あんまりないんです。ほとんど帯だし。(どんな客や)
でも、こんなのがあったらいいな~ってのをなるべく安く
探してくれる天才だった。
この担当さんが別の店舗に転勤になった時、別の担当が引き継ぎました。
こういう大手では、客は担当ではなく店のものなんですって。
新しい担当は、仲よくなれそうもない、勧めるものの趣味が嫌いなタイプだった。
で、私はどうしたかというと、本社に掛け合い、遠くに転勤しちゃった元担当さんに戻してもらったのですね。
「絶対やらないことですから」 何度も何度も念を押されたっけ。
そりゃそうだ、元担当さんのお店に行きたくても、遠い遠い他所の県。
でも年に1・2度の展示会で何かいいものが買えるなら、それでいいとお願いしました。
その後、担当さんは隣の県に移動。
でもその頃は、買うのは会場をつくって行われる大掛かりな大棚ざらえか展示会のみになりました。
お店より圧倒的に量が揃ってるのと、担当さんと会って話せるのはその時だけだったから

その後、彼は実家の仕事を継ぐべく、す○の屋をやめました。
あんなに好きで我儘も聞いてくれる便利な人がいなくなったら、すっかり面倒臭くなり、私とこの会社の縁は切れました。
高い買い物をするのに、好きな人の成績になった方がいいでしょ
 ま、たいした客じゃないけどさ~

呉服は特に人間関係が大切だと思います。
呉服屋さんって、その辺はどう思ってるんだろう。。。不思議だな~。
あまり参考にはならないとは思いますが。。。つらつらと考える浮世のカフェなのでした。
隣の席が静かだったらね
 

 いつも読んでいただいてありがとうございます
 
 
 
 
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