2020.09/12 [Sat]
手持ちの夏着物を並べてみました。カジュアルなのしか持ってない(笑)
ごきげんよう。
今日(土曜日)の首都圏西部は、時々霧雨が降るお天気です。
ちょっと涼しい。
久しぶりにエアコンなしの部屋にいます。
このまま秋が来てくれると嬉しいのですが、そんなことはないのでしょうな。
今回はわたくしが夏着物として着るものを並べてみました。
綿麻の浴衣や有松絞り、阿波しじらは、含みませんでした。
そちらはまた、別の機会に並べてみようと思います。
本麻の小千谷縮3姉妹。
左は、黒地に水色と黄色の細い縞の小千谷縮。
初めての小千谷縮は、現代ものを、お馴染みの着物問屋さんで購入しました。
揃えて薄パープルの本麻の長襦袢も作りました。
正絹とも木綿ともポリエステルとも違う、この肌触りや着心地は初めてで、とっても新鮮で、すっかり小千谷縮LOVE♡になりました。縮みはしぼがある分、着姿が若干嵩高くなりますね。そこに好き嫌いが分かれるとこですが、わたくしは上布よりも縮みが好きです。
真ん中は、濃紺地にからし色水玉柄のセミアンティーク小千谷縮。
現代ものでは無地やストライプがメインなので、水玉柄ってとっても珍しいです。飛びついて買いましたが、生地が弱っていて裂けやすいです(><)補修しながら大事に大事に着ます。
補修の様子は前々回の記事を参照してくださると幸いにございます。
右は、紺色無地の小千谷縮。
4年ほどまえ、おーく損で業者さんから落札しました。季節外れだったおかげでわたくしが着られるサイズのものが7000円ほどでした。ラッキー♡
無地故に、帯を選ばずどんな帯でも受け止めてくれて、とても着やすいです。
この他に、春先に京都のてんてん親分に見つけてもらった現代ものの微塵格子の小千谷縮の反物を、お馴染み着物問屋さんのお仕立てキャンペーンで仕立てに出してますが、まだ出来上がって来ませーーん。3ヶ月経ってるけど。新型ウィルスの影響もあるのでしょうか。お馴染みの担当さんが定年退職して、若干不自由も感じております。
もう夏が終わっちゃうよねーー。今夏はあまり着る機会がなかっただろうから、まあいいんだけどねーー。
左と真ん中は、速乾性ポリエステル浴衣として売っていたもの。
キスミス。
黄色地にストライプと格子柄。
ターコイズブルー地に白とからし色の幾何学柄。
どちらも色柄は大好きなんですが、生地はよろしくないです。浴衣としての販売でしたが、わたくしは襟付きで着物として着ています。透け感があるので、単衣の季節には着ないですね。
右は、紫色×水色×紺色×ピンクの縞柄ポリエステル絽小紋。
ふでぺんさんからのいただきもの。
縞柄は長いこと苦手でした。縞は案外、身体の線を拾いやすくて、小デブの太り具合が丸わかりだったりするからです。それと縞は、粋に見えることが多い気がしてました。わたくしは「粋」路線をまったく目指してないので、粋に着て欲しそうな着物は避けております(笑)
でもふでぺんさんが以前、「ふでぺんタイフーーーン」で大量の着物を送ってくだすったとき、片っ端から羽織れる機会が訪れました。リサイクルの店舗などではここまでたくさんの着物を取っ替え引っ替え羽織って見られないと思います。分量もともかく、お店では自分が目に付くものだけしか羽織らなかったりしますしね。ってことはふでぺんさんの持ち物は店舗を超えているってことだねっっっ(爆)
そのおかげで。。。自分ならば絶対に買うことはなかったであろう着物で、似合うと思えるものが見つかりました。新鮮です。
思うにこの縞が、直線でなく、少しよろけたような手描きのような縞なのが、良かったのだと思います。それと縞の幅と、色合いと。似合う縞柄は本当に微妙なバランスの上に成り立っているのでした。
今現在の、わたくし手持ちの夏ものは以上です。
この少なさがとても嬉しい。
どれも確実に着るものであるのもとても嬉しいです。
若いころは、絽小紋とか絽の訪問着も持ってましたが、お茶を習っていても着る機会はあまりなかったです。夏のお茶事は朝茶くらいですしね、社中の先生は浴衣でいいと言ってくれてましたし。なのでそれらの着物は15年以上前におーく損で処分済みですわ。当時は個人の出品でも、割といいお値段で落札してもらえたのです。帯小物半襟までおまけをつけたせいかも知れません(笑)今だと、ブランドとか、素材の良さとか証紙とか、よほどセールスポイントがないとちょっとキビしいかなーーと感じております。業者さんがライバルなので、物量と初期設定に負けそうです。
つい先頃まで大事に持っていたポリエステル絽小紋やポリエステル紗紬は、好きな色柄が惜しくてあまり着ないのに処分する勇気が出ませんでしたが、おかげさまで、ブログを読んでくだすってる奥さんがたが引き取ってくだすった。その節はどうもありがとうございました。とても助かりました!!!
わたくしは暑がり汗かき皮膚が弱弱さんなので、お洋服でも、夏は着るものに不自由しがちです。なので手放したら二度と手に入らない気がして、自分の手持ちのものに執着がありました。
でもわたくしのこの先の人生で、夏にフォーマル着物や柔らかものを着る機会は多分もうやって来ないでありましょうし、もし必要になったらその時、おーく損やリサイクルで買えばいいよね(爆)なので、本麻や木綿のお気に入りをほんの少しだけ持って生きていけそうですわ。
着物のおかげでおされができていると言って過言ではありません。本当にありがたいことですわ。
次回予告!
京都のてんてん親分が、この夏、狂乱のお買い物!!!
懺悔の記録です(爆)
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- [ざっくりと着物の話2020・2021]
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イイなあ小千谷縮
うかうかしてる間に夏が終わった😹来年の夏はぜひネットde 双子コーデお願いいたします😍
生地の良くないポリ着物は例の折り畳み傘みたいだとおっしゃってたやつですか?
来年は私も濃い色の小千谷で襦袢を仕立てたいですわ〜😆