2020.01/22 [Wed]
美容院に行ったった。グレイヘアへの道のりは遠いと思った。
ごきげんよう。
わたくしは昨年の、札幌どうでしょう祭りに行くために白髪を染めて以来、美容院に行ってなかったんでした。
9月末から、3ヶ月半。。。
鏡を見ると、
「あ、お母さん!」
とギョッとする日々。
ウチの実家の母親は80歳で、髪は真っ白です。父母ともに元々白髪が早いタイプで、ふたりとも60代には相当な胡麻塩アタマだった覚えがあります。今ならグレイヘアっつーやつですね。
んで3ヶ月半、カラーリングしないわたくしの顔まわりの髪は、相当な白髪だったのでした。
。。。もしかしてこのままグレイヘアになってもいいんじゃなかろうか、と思った。わたくしは美容師さんと話をするのがとにかく苦手です。美容院に行く頻度が減れば幸せじゃないか。。。
そんな後ろ向きな気持ちでいると、友人★に言われました。
「いいでしょう、いつかはグレイヘアに。でも今は早過ぎます。たまさんの白髪はあたくしより少ないです。かなり中途半端ですし、あたくしも頑張りますから、もうちょっと頑張ってください」
「。。。そう?」
「若いヒトのグレイヘアは、美人じゃないと、キツイです」
。。。
。。。
。。。率直な意見をありがとう!!!
うん、まあ、そうねーー。
シャープな感じの顔貌なら、若くてグレイヘア、いいかも。
わたくしの顔は丸い、おたふくだからなあ(微苦笑)
どうやらわたくしにはまだ白髪の量も顔貌も、グレイヘアは似合わないようです。もうちょっと白髪が多ければまた違うかも。白髪が増えるのを待つことにしましょう。
そうと決まったら、時間があるときに、白髪を染めに行かないとね。
黒地に紫色・ビリジアングリーン・蛍光ピンクの四角柄のプレタ小紋。
フリーハンドの線を効かせた柄が面白いです。
こちらはおーく損で、業者さんから新品未使用のを落札しました。激安だったけど正確なお値段は忘れた。表地は正絹なのに、胴裏がポリエステルなのです。
いつ見ても、納得がいかない小紋です。
以前もブログに書いたところ、あすか師匠やウチの愛機ステルスタンタン(敬称略)が、
「通販で売ってたものじゃないか?」
と教えてくれました。
通販ではなるべく上代を安くするために、表地は正絹を守りつつも裏地のお値段を落とすのだそうです。大量生産の場合は相当なコストカットになるとのこと。
そうだったのかーー。
正直言って、表地が正絹ならば自宅で洗える訳じゃないし、どうせ専門のクリーニングに出さなきゃならない、それなら最初から裏地も正絹でいいじゃないの。。。と考えておりましたけれども、世の中、自分の理屈だけじゃないのを思い知ります。
すると最近また、ウチの愛機ステルスタンタン(敬称略)が電話で、
「デパートの呉服売り場で、お誂えを頼むと、昨今ではまず胴裏をポリエステルでお値段計上するんだそうですっっっデパートなのにっっっっもうっっっっ」
と、お怒りのご様子。
「えっっっなんで!?」
「まず安い方法を提示するということでは?」
「えっっっっデパートでお誂えしたい客層が、そのくらいの金額をケチる?」
そう、大量生産ならいざ知らず、たった1枚のお誂えならば、胴裏が正絹だろうがポリエステルとは多分数千円の差です。すごくいい正絹の胴裏を使っても、1万ちょいくらいの違いではないでしょうか。
「意味がわからないーーー」
「ワタシはっっっ◯◯デパートでっっっ(←敢えて名を伏せる)そんな着物の売り方してるってのが驚きでしたよっっっ」
怒ってる怒ってる(爆)
ポリエステルの着物をディスっているのではありません。ポリエステルにはポリエステルの良さがあります。よく存じております。でも敢えて正絹の着物を、お誂えで、マイサイズ仕立てで作ろうというのに、胴裏だけポリエステルにする意味って。。。
着物をお誂えしてもらうとして、必要なのは、表地と胴裏と八掛。そして仕立て代。そして突然のアクシデントのためにパールトーン加工とか?
この中からどこか少しでも安く抑えようとするならば???
考えてみました。
。。。仕立てを海外縫製にするとか。
わたくしだったら、パールトーン加工はしないですね。
表地のお値段に相応しい胴裏と八掛を選びますかね。実質的なことが好きなヒトならば、胴裏は表から見えないし安くてもいいと考えることもあるか。。。あっっっ
なーーーるほど。
ちょっと納得しました。
わたくしやステルスタンタン(敬称略)の考え方は、江戸っぽいのかも知れません。世の価値観は本当にヒトそれぞれ。自分のことは自分で決めるにしても、他所さまと価値観が同じ訳ないと心得て、余計な口出しはしないようにしないと。気をつけようっと。
ミント色アールヌーボー風柄八寸名古屋帯。
新宿京王「今昔きもの市」で1000円也。
江戸紫色ちりめん地帯揚げ。
ターコイズブルー×黒×赤×マゼンダピンクの帯締め。
ほ〜さまからのいただきもの。
着物の下のしつらえは、木綿さらし&ポリエステル猫柄長襦袢(ふりふ)&木綿すててこ。
グレイのたびっくす。
茶系縞柄の長羽織。
若いときの小紋の仕立て直し。
ひめ吉さんちの刺繍半襟『椿』廃盤。
飛影王子のブローチ。
タンタンさんからのいただきもの。
白い羽織紐。
友人の叔母さんからのいただきもの。
いつも読んでいただいてありがとうございます。
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- at 12:10
- [着物着ました2020]
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NoTitle
帯揚げの色に引っ張られて紫に見えるんですね。
錯覚ってすごい。
胴裏がポリエステルである利点って何だろうってしばらく考えてみました。←金額以外で。
古くなっても末期色にはならない。とか?