FC2ブログ

まおじゃらん

着物と猫と、ときどき絵画。

Entries

ゴッホ展に行ったった@上野の森美術館。

ごきげんよう。

先週の晴れ日、友人★と上野の美術館に行きました。
友人★はゴッホ好き(笑)
もう20年近く前になりますが、わたくしと友人★ふたりでパリに行ったったですよ。毎日ひとつ、ミッションをクリアするんですが(ヴェルサイユに行く日とかモンサンミッシェルへのバスツアーに参加する日とか)、ある日は友人★のたっての希望で、ゴッホが最期を過ごした街オーヴェール・シュル・オワーズまで足を伸ばしたんでした。
ホテルから地下鉄でガール・デュ・ノール駅(パリ北駅)へ、そこから国鉄に乗ります。さらに途中で各駅停車に乗り換えました。目的地は、電車が滅多に止まらない小さな駅だったんでした。
小1時間のプチ旅。
フランス語わからないからドキドキっす(笑)
だいたい駅員さんに尋ねたら、rightだっつーから右に行けばホントは左だったっつー。rightじゃねーだろleftだろーーー。向こうも英語が苦手らしく(本人がそう言った)間違えてるんでした。「Sorry〜〜〜」と叫びながら追いかけて来てくれたこと忘れません(笑)
ゴッホのかつての住まいが記念館になっていて、併設されたレストランがとても美味しかったこと。
ゴッホと弟のテオのお墓に花を捧げたこと。
小さな小さな街は、少し歩くとすぐに郊外に出てしまいます。ゴッホが描いた教会ではちょうど結婚式をやってました。パリから来たらしいクラシックな高級車が教会のまわりにずらりと駐車してて珍しかったこと。参列者のドレスや花嫁のドレスが、如何にもヨーロッパらしい雰囲気でおもしろかったこと。
その向こうにはゴッホが描いた麦畑が広がっていました。
いい想い出。


12-16上野01

っつー訳でですね。パリのオルセー美術館所蔵のゴッホは何度か観てますが、今回上野の森美術館に来てたのは、まだ観たことないものばかりだったのでちょうど良かったです。


12-16伊那紬×リボン猫01

草木染めピンク系格子柄信州伊那紬。
自分が還暦過ぎたら着ようと思って用意していたブツ。手織りのしなやかな生地や草木染めの微妙な色合いは、見るたびに撫でるたびにうっとりですわ(爆)
せっかくだから還暦まで待たずに着なさいと、奥さんがたに背中を押されてから、意を決してシーズンに1回は袖を通すようにしております。
実はまだ、これをしっくり着こなすには、ちょっと早い気がしてるのですが!!!(爆)還暦といわず、70歳過ぎて白髪になったらもっとええのではないか、と。
とはいえ、着ないまま死んじゃったらもったいないからね(笑)

梅鼠色地に白猫刺繍の京袋帯。
ふりふでオーダーしたもの。

12-16伊那紬×リボン猫02

青磁色ちりめん地帯揚げ。
ピーコック×くすみピンク小桜源氏組みの帯締め。
あすか師匠が組んでくだすったもの。

12-16伊那紬×リボン猫03

着物の下のしつらえは、木綿さらし&正絹長襦袢&木綿すててこ。
生成り地にグレイドット柄たびっくす。
いつまでも暑くて正絹の長襦袢の出番など年が明けるまで来ないだろうと思っておりましたけれども、そんなことはなかったですね。

12-16伊那紬×リボン猫04

黒地に花輪柄の長羽織。
手描きの小紋。元々、お馴染みの着物問屋さんで、長羽織にするつもりで反物を選んでいたのに、これを手にしたとき何故、あのときのわたくしは何故、長着にしたくなったのでありましょうか。可愛さに目が眩んでしまったのか。おかげで長着として着る機会は年に1回ほどと本当に少なくて、いやもっとたくさん着ればよかったのでしょうが、そもそもわたくしは紬のほうが好きで紬ばかり着るヒトであったのです。柔らかものの小紋を着る機会は頑張っても本当に少なかった。そうして昨年ようやっと、納得の羽裏を探し当ててから、意を決して、長羽織に仕立て直しました。
長羽織になって、心底ホッとしましたよ。。。
っつーか阿呆じゃね?
奥さんがたにはわたくしのしかばねを越えてもらって、ですね。
やっぱりお誂えはよくよく考えて、っつーことですかね。てか、長羽織のつもりで買ったのに長着にするってよほど阿呆だと思う。衝動的に決めちゃいけないこともある、という教えでしょうか(笑)こんな教え、役に立つのか(爆)
羽裏は写っておりませんが、歌川国芳の『猫飼好五十三疋』長襦袢地を京都の業者さんから。羽裏に必要な分だけ切り売りしてもらってます。

12-16伊那紬×リボン猫05

ひめ吉さんちの刺繍半襟『ビームキャット』生成り。
紫色ビーズの羽織紐。
ネックレスから自作。


12-16上野02

上野の森美術館はいつも混み合ってる(並ぶ)印象が強いですが、この日はまったく並ばずに入れて空いてました。ラッキー。

12-16上野03
上野公園。
紅葉が綺麗でした。

12-16上野04

JR駅ビルのスペイン料理店でランチ。
手前右側の、「さわらに貝のサフランソース」が絶品でした。
他、時計回りに、チキンのトマトソース煮込み、サーモンのマリネ、サラダ、ポテトと卵、豆煮込み。バゲッドとミルクティー。

楽しいお出掛けになりました。

いつも読んでいただいてありがとうございます。


スポンサーサイト



Comment

柔らかなピンクですねぇ。 

優しい猫の帯にピッタリですね。黒い羽織がキリッと引き締めてらっさいます。仕立て直しなさった甲斐がございましたね。この羽織を羽織ることでたま様コーデ!と言う感じが致します。濃いピンクのバッグがお似合い❤️

ゴッホは、どうしてこんなに哀しい一生を送らねばならない人がいるのだろうと小説、漫画、アニメと媒体は違ってもその生涯に触れるたびにいつも心が痛みます。一目見たら二度と忘れられない絵ばかりで彼以外の誰にも描けない、似たものさえ見たことがない。
画家、音楽家を問わず、芸術家って「お前、ええ加減にせえよ」と言いたくなる生涯を送る人が多いのですけどね。もっともゴッホも「壊れてない」とは言い難い人であったとは思います。
  • posted by 亜雅紗 
  • URL 
  • 2019.12/23 22:49分 
  • [Edit]
  • [Res]

ええ紬ですわ~。 

無地系の紬は懐が深いので、いろんな着こなしができるのがいいですね。
とっても好みのコーデです。
私はゴッホの「星月夜」がものすごく好きです。
若いころこの絵を見て、美の世界に生きるには、すこしどこかが狂ってるか壊れてるかじゃなきゃいけないんだなと、凡人さに気が付いていた自分が切なかったのを覚えています。
  • posted by 羽衣牡丹 
  • URL 
  • 2019.12/25 18:04分 
  • [Edit]
  • [Res]

NoTitle 

優しい色の紬。帯も素敵だしなんだか特別感があふれてる~~。
ゴッホ。私も好きっす。
上野の森の美術館でも並ばないことなんてあるんですね。
実は来月そっち方面に行く予定なんですが一か所くらいは美術館に行きたいんですよね。
しかしスケジュールがタイトなのでどうなることやら。です。
  • posted by ほあかばりきるま。 
  • URL 
  • 2019.12/26 06:33分 
  • [Edit]
  • [Res]

Re: 柔らかなピンクですねぇ。 

> 亜雅紗さん。画商勤めだった弟のテオが兄の才能を見抜けず、売り方も悪く作品を人目につかないようにため込んでしまい、結果兄の足を引っ張ったんじゃないか、との説もあります。世間では兄弟愛みたいなのを美談としてるので、あまり喜ばれる説じゃありません。テオが亡くなったあとテオの妻がゴッホの個展をやったらめっちゃ売れて大人気だったのです。弟は、今でいう発達障害っぽい兄、どこに行っても人間関係トラブルをおこす兄、経済的に助けなくては生きていけない兄を、実際にどう思ってたでしょうね?綺麗事じゃないよねーー。
何かを表現したがる人間は我が強いと思いますわ。だからこそ表現したがるのかもしれず。
  • posted by たま 
  • URL 
  • 2019.12/28 16:44分 
  • [Edit]
  • [Res]

Re: ええ紬ですわ~。 

>羽衣牡丹さん。この紬、糸が細くて軽くて柔らかいです。手織りってすげえ。
私も「星月夜」一番好きですわ。
「アイリス」を模写したことあるんですが、ゴッホの色の組み立て方って凄い。
  • posted by たま 
  • URL 
  • 2019.12/28 16:48分 
  • [Edit]
  • [Res]

Re: NoTitle 

>ほあかばりきるま。さん。特別感を感じてくだすって嬉しい(^^)美術館には特別に装って行きたいですわ。
上野の森美術館はフェルメールとかいかにも好まれる系の展示が多いんですよ。いつも並んでる印象です。今回は多分、月曜日だったから。月曜日は上野の他の美術館博物館動物園が休館だったりするので、人出が少ないのです。
  • posted by たま 
  • URL 
  • 2019.12/28 16:59分 
  • [Edit]
  • [Res]

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

ご案内

プロフィール

たま

Author:たま
着物と猫と、ときどき絵画。

最新記事

月別アーカイブ

フリーエリア

フリーエリア

PVアクセスランキング にほんブログ村

右サイドメニュー

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR