2019.10/24 [Thu]
初めての染め体験記。友人★の野望。
ごきげんよう。
せめて北海道の分だけでも早くアップしたいと存じまして。
ちょい急ぎ気味でございます。
早くしないと忘れちゃうからね!
ゆっち先輩がお付き合いのある悉皆屋さんで、染め体験ができます。
かなり本格的なものです。
大きな風呂敷5500円、中風呂敷3300円(記憶がおぼろげ。お値段は間違ってるかもしれん)
工房には、大きな作業机がいくつかと、染料を解いてコンロで温めた状態のボウルがずらりと並び、定着剤、水ですすぐための流し、等々が揃っています。
まず、ハンカチサイズの木綿の布で、いくつかの染め方を習います。
それから本番。
みんなは、中風呂敷を選びました。
わたくしはダウンして寝ていたので、ウチの義妹の撮影した画像で、解説しますね。
何通りかの染め方を教わったのち。。。友人★が選んだのは、絞りでした。
白い木綿の布を、タコ糸みたいなので均等に絞っていきます。
ゴムで絞ってもいいとのことでしたけれども、糸のほうがしっかりぎゅっと縛れたんだそうです。
絞り上がり。
これから染料につけていきます。
黄色!
友人★は黄色が好き(笑)
このチョイスはほとんど本能でありましょう。
絞って黄色く染めた部分を解いてみる。。。普通はこのくらいで終わるのよ、奥さん。
染め体験は約2時間のコースですから。
でも、友人★の野望は大きく、欲望は果てしないのでした。
彼女の脳内に、とある「絵」が浮かんだ。
せめてそれに近いものを作り上げたいのです。
でもだんだんひとりでは作業時間が掛かり過ぎて手に負えなくなってきたので、先にほぼ終わってしまったゆっち先輩がお手伝いに入った。
このあと全体を染める計画です。
黄色に染まったところは防染しなくてはなりません。
ラップで包んでゴムで縛る。
これがうまくいかないと、せっかく黄色に染めた色の部分が消えてしまいます。
もはや染め体験時間は大幅に過ぎ、3人掛かりの大仕事となりました。
青い染料で煮ます。
それから定着。
せっせと水洗い。
工房のオーナー曰く、
「この絞り方をおやりのお客さまは今までに何人かいらっしゃいましたが。。。全体にやったかたは初めてです」
。。。そりゃそうよね。2時間の体験分しか料金を払ってないのに、申し訳ないっす(^^;)
余分の染料もすっかり落ちて、いよいよ仕上げです。
ゴムを取ってラップをはずすのもひと仕事よ奥さん。
ゆっち先輩が手際よく進めてくださる。
もう友人★だけの作品ではありません。
迷惑なやつやーー(爆)
さあ最後にもういちど水洗いして、プレス。
乾燥。
みなさんの作品。
ゆっち先輩(真ん中)とウチの義妹(左)のは、折りたたんで板締めして染める、雪花絞りのやりかたです。
友人★のは、飛び絞り。
★が大好きな、ゴッホの『星月夜』っぽくしたかった。
ちょっとは雰囲気が出せたでしょうか。
いつも読んでいただいてありがとうございます。
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素敵な出来上がりですね
★さんの「星月夜」感出てます!頑張った甲斐がありますね。
ゆっち先輩のも義妹さんのもそれぞれ柄の配置といい色使いといい素敵な仕上がりです~
私も以前こちらの染め体験したことありますが、ついつい熱中して時間オーバーしちゃうんですよね。笑