2019.09/17 [Tue]
リボンマニアのセオα着たった。夏っぽいのはこれが最後かな?
ごきげんよう。
先週、台風が通り過ぎた後の夏日。
ウチの夫のクルマで都心にお出掛けしました。
そのつい2・3日前は、もしかしてもう秋単衣を着られるのでは!?っつーくらい涼しかったのに、いきなり最高気温36℃は、そうは問屋が卸さないって感じ(←うーーーん語彙力)まだ夏ものを着てろと言うのね(誰が)
前もって準備したいのは山々ですが、そうさせてくれないこの時季、半襟だけは、半襦袢と長襦袢と計3枚に縫い付けておいて、着るものは当日になって決めました。
そーいえば子供のころ、母親に、「デバリは禁物」と教えられました。
今でもそう言って子育てするんだろか???わたくしと同じくらいのお年頃の奥さんならご存知ですよね???え、ご存知ない?まさか地域限定???
小学生だったわたくしは、素直に、デバリって何?と訊いたのですが、ウチの母親は物事を順序よく話すとかきちんと理屈立てて話すというのがまったく苦手なタイプなので、最初はイマイチ要領を得なかったのを覚えております(笑)でも何回も言われるし、祖母も言うしね(笑)まあなんつーか、「出掛ける前など慌ただしいとき、焦って針を持つと怪我をするかも知れないから気をつけるように」ってな意味だと認識しました。
子供のときに身体に染み込んだ行動パターンは、勝手に消えたりしないのです。
おかげさまでいいトシぶっこいた今になっても、「出針は禁物」だから、出掛ける日に半襟をつけたりしません(爆)なので当日の天候がわからなくてどの着物を着るか決めてないときも、あらかじめ何枚か半襟は縫い付けておくんでした。
これが親からの刷り込みってえヤツなのね。
おとろしいねえ(苦笑)
他に子供のころに親に繰り返し注意されたことに、「夜爪は禁物」ってのもありますね。「夜、爪を切ると親の死に目に逢えない」と言い聞かされた。
んでこっちは、わたくしは割と早いうちに(高校生)平気で夜に爪を切るようになりました。夜しか落ち着いて爪切ってる時間がないのや、お風呂上がりに爪が柔らかくなったときに切った方が切りやすいこと、親の死に目に逢えなくても別に構わないと思ってたこと(爆)などなど、親の言いつけを破るに値する自分なりの理由がありましたな(爆笑)
このような、子供のころ親に注意されて言いつけを守ってることって、どのくらいあるのでしょうか。
ウチの夫と義妹の母親(わたくしにとっては姑)が、ウチの夫と義妹に、子供のころに繰り返し繰り返し教えたのは、
「蟹を食べたあと真水を飲んではいけない」
というものだそうです。
義妹はその言いつけを今でも守ってます。
わたくしは直接言われたことはありませんが、それは多分、嫁(血が繋がってない)だから。初めて聞いたときはびっくりしたなぁ。なんじゃそれ???と思って(笑)ウチの義妹とその母親は、体型も体質もよく似ていて、どうやらお腹を壊しやすいらしく、特に注意したものと思われます。
なのにウチの夫はその言いつけを守りません。あんまりお腹壊してるの見たことないけどそーいうことかな。彼なりに、親の言いつけを破るに値する理由があるのでしょう(爆笑)
あら、しょーもない話を長々と失礼。
カラーオーダーしたリボンマニアセオα。
サロンドハピネスさん。
茶色がかったグレイの地色に、生成り色のリボン(白く見えますが、白と並べるとはっきり生成りなのがわかります)とパウダーピンクのリボン。元々のオリジナルは、紺色地に白いリボンの、直線が生きるキッパリしたデザインでしたが、わたくしのキャラだと、甘い方に寄せた方が着やすいと思う。
今年はまだこの着物を着てなかったです。ちゃんと着ないとね。
サーモンピンク正絹絽綴れ八寸名古屋帯。
新宿京王今昔きもの市にて1080円也。
帯を決めるのは、久しぶりにめっちゃ悩みました。ホントは、パウダーピンクの羅の帯の方が、着物のリボンのピンク色と図ったように色目がぴったり合うのだけれども、さすがに夏日とはいえ9月。重陽の節句も過ぎています。羅の帯はお終いでしょう。ミント色の博多紗献上も、もっと夏夏した時期のほうが相応しい感じ。サイタマのリサイクルショップで540円だったアンティークの、絽の名古屋帯が秋草の刺繍で、季節感もいいと思って着物に乗せてみましたが、なんとなく雰囲気が合わなかった(^^;)
ううう。
そうなると手ぬぐい付け帯辺りが気分だったのですが。。。わたくしの手ぬぐい付け帯は、思いっきり夏の柄が多いのに気が付きました。西瓜とか水風船とかガリガリ君アイスとか海の生き物柄とか。9月の微妙な時季に使いやすい、手ぬぐい帯を作っとかないとねーーー(←手ぬぐい付け帯一択)
白地にカラフルドット柄正絹絽ちりめん帯揚げ。
ふりふ。
着物と帯のピンクの傾向違いをこれで和らげようと考えたんでした(笑)
ピーコックグリーン×ピンクの小桜源氏組み帯締め。
ご存知あすか師匠が組んでくだすったブツ。
着物の下のしつらえは、木綿さらし&本麻長襦袢&木綿楊柳すててこ。
ピンク時に猫ワンポイントたびっくす。
ひめ吉さんちの刺繍半襟、オリンピックの『アスリート』絽。
絽のオリンピックのは今年はこれが最後です。また来年宜しく。
いつも読んでいただいてありがとうございます。
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まっ、とっても優しげ❤️
ほう!「でばり」って初めて聞きました。でもうちの母も祖母も針を無くしたり粗雑に扱うのを大変いやがりましたので、慌てて出掛けに針を使ってはいけないってことなのでしょうね、やはり。
私が実母から何度も言われた「洋服を着たままボタンをつけたり、裾のほつれをまつったりしてはいけない」ってのも同じような理由なんでしょうね。がっ、ここからまた実母の謎の子育て論が始まる。「そない言うててもどないしてもボタンつけなあかん時には『隣のおばさんが死んで忙しい、忙しい』と言いながらつけなさい」……それで実際にボタンつけてもらいながら「隣のおばさんが…」と言うと「窓の外で隣のおばさんが聞いてたらどうするの!」と叱られる。ほんならいつこの呪文を言うたらええんや?と幼いながらふてくされてました。夜爪を切ったら親の死に目に云々も、うっかりワタクシが切ろうとすると「あんたは親の死に目に会えなくてええんやね!!」とマジで怒られましたが、そう言う実母自身が結局両親ともに死に目に会えなかったことから言わなくなりました。昔、ほの暗い灯りで深爪しないようにってことなんだから当たり前ですわよねぇ。でも「蟹を食べたあと云々」はやはり初耳。何よりまともな蟹を初めて食べたのが30半ば。かにかまぼこしか食べたことなかったんだからどちらにしても言われなかったでしょうね。祖父母からは夜、自転車漕いでて後ろが急に重くなったら油揚げを後ろを振り向かずに投げろってのは結構言われました。荷台に妖狐のおこんさんが乗ってるからと言うのがその理由でしたが、さすがにこれは母もやってなかった。油揚げ持ち歩くなんて無理だし。それに尼崎には狸はいたが狐はいなかったし、狸は化かさなかったのよ、ポンポコ。