2019.06/28 [Fri]
紫陽花の帯を紫陽花の時期に。
ごきげんよう。
6月初旬の着姿はこれが最後です。
このあとわたくしは、長い長い「身体具合悪いモード」に突入したんでした。
嗚呼。
もう着姿のストックありませんわ(^^;)
しばらくは着物以外のネタを小出しにする予定です。

濃紺×水色×くすみピンク×くすみ青のよろけた縞柄ポリエステル単衣小紋。
白い塩瀬地に作家もの落款つき手描き紫陽花柄九寸名古屋帯。
どちらもふでぺんさんからのいただきもの。
昨年の最大級「ふでぺんタイフーーーーーン!!!」(⇒こちら参照のこと)でいただきました。
ありがたやありがたや。
小紋のほうは紗っぽい生地なので通常は真夏のほうが相応しいかもしれませんが、ポリの薄ものは暑いのです。具合のいいことに色柄のせいか透け感が少ないので、5月6月の単衣の時期に着ています。
そして、帯。今回のキモでございます。
季節がばっちり限定される柄なのに、その着物や帯の素材の季節感と合わない。。。と感じるブツ。そうそう。よくありますよねーーー。奥さんも容易に思い浮かべられるのではないでしょうか。昔とは気候がずいぶんと変化したので、一方的に作者を責められない気もしますけれども、満開の菖蒲が描かれてるのにちりめん地だったり(例。せめてもう少し薄手の生地にして欲しかった)、七夕柄なのに夏生地じゃないとか(例。旧暦にしても無理じゃね?季節の行事舐めてんのか)、おまえ喧嘩売ってんのか?とやさぐれるようなものもあるようですね(爆)現代もののそういう困った柄はたいてい作家もので、わたくしは「作家のパッションがそうさせた。季節なんて無視していい」と勝手に解釈させてもらっております(笑。個人の感想です。笑)
ふでぺんさんからいただいた紫陽花柄の帯は、塩瀬地なので、正直イマドキの6月にはキビシく存じます。紫陽花は、早ければ5月末ころから咲き始めるとはいえ、やはり花の盛りは6月で、わたくしとしてはこれが絽の帯に描かれていたら良かったのになあ…と残念に思う。
でも、季節を感じさせるものは遅いより早いほうがいい。。。とはよく聞くことですし、もし絽に描いたとしたら遅かったのかしら?とも思います。だから塩瀬?でもどっちにしろ紫陽花が咲く時期は大体決まってるじゃないの。絽にしてくれてたら7月に入っても締められたのに。っつーか、塩瀬地のほうが絵が描きやすかったのかしら。単に作家のパッションがそうさせただけだった気もしないでもないですが(爆)
そーいえば昔は、衣替えの時期も着るものの素材も、結構シビアに決めごとが多かった気がします。わたくしは好きで着物を着るのを30年ほど続けておりますけれども、本当にいろいろなことが変わったなあと感じております。ユルくラクになった。昔は例えば半襟など、塩瀬は5月までで6月は絽ちりめん、絽や紗は7月になってから…みたいなこと言われました。わたくしは正絹絽ちりめん地の半襟を持ってましたよ。長持ちしないのでもうないけど(爆)帯も6月半ばまで塩瀬で、夏帯は6月後半から、とか。こまごましたルールがわかりにくくて、「美しいキモノ」誌でもよく「衣替えルール読本」みたいなの付録についてましたっけね。
そのような時代を経て、着物を着るヒト買うヒトがとことん減ってのち、『おされ着はもっと自由でいいんでは?』っつー風潮がやってきたのです。ありがたいことですわ。
話は大きくズレるのですが、先日YouTubu観てたら、『平成4年の家族写真がある廃墟探索』てな動画がお勧めされちゃいましてね。いや、廃墟探索はいいけど、平成4年って、つい最近じゃん?それ、おどろおどろしい廃墟というより、相続したヒトがまだ片付けてないだけでは?と思うのは、わたくしが昭和生まれ昭和のうちに学校教育も終えてるからでしょうか。ぶっちゃけわたくしがいいトシぶっこいてるから???10年ひと昔と言われますが、わたくしにとって平成の30年間は、個人的には何も変わったことがなかった(天変地異が妙に多かった)てな印象で、年月の流れが全然実感できてないのでした。おとろしいのう。老化脳であろうか(爆)
っつー訳で、この帯を、紫陽花は咲き出したけどあまり蒸し暑くない日に、デビューさせたいと思ってたんでした。昨年は機会がなかったので、今年こうして締められて良かったです。年に1回しか使わなさそうだけど、こんな風に柄で季節感を装うのはわたくしとしては珍しいので、良しとします。紫陽花を背景にしてないのはご愛嬌ですわ。ツッコんではいけません。そもそもわたくしは季節の花を背に画像を撮る部活には入っておらず(爆。あの部活は相当活動がキビシい。花に追われる)その上ウチのご近所の紫陽花は、咲き揃うの遅いのよーー。

黄色のような黄緑のような100均スカーフ帯揚げ。
萌黄色×ピンク正絹三分紐。
ウチの義妹ご用達の西荻窪南口の着物リサイクルショップ『一期一会』『青い葡萄』で新品2000円也。優秀です。
デザイン化されたお花が刺繍された飾りボタンの帯留め。
紫陽花っぽいかなと思って(笑)有楽町のマルシェで300円也。
髪ゴムを付けて、帯〆に通しています。

着物の下のしつらえは、木綿さらし&本麻長襦袢&キュプラのペチコート。
グレイ地に立涌とダルマのたびっくす。
べにお先生からのいただきもの。

金平糖の柄の100均手ぬぐい半襟。
タンタンさんからのいただきもの。

しやくそ(@菱沼聖子)に難病医療券の更新に行きました。
左奥の像が、このしやくそのジムです(笑)お世話になってます(笑)

にほんブログ村
6月初旬の着姿はこれが最後です。
このあとわたくしは、長い長い「身体具合悪いモード」に突入したんでした。
嗚呼。
もう着姿のストックありませんわ(^^;)
しばらくは着物以外のネタを小出しにする予定です。
濃紺×水色×くすみピンク×くすみ青のよろけた縞柄ポリエステル単衣小紋。
白い塩瀬地に作家もの落款つき手描き紫陽花柄九寸名古屋帯。
どちらもふでぺんさんからのいただきもの。
昨年の最大級「ふでぺんタイフーーーーーン!!!」(⇒こちら参照のこと)でいただきました。
ありがたやありがたや。
小紋のほうは紗っぽい生地なので通常は真夏のほうが相応しいかもしれませんが、ポリの薄ものは暑いのです。具合のいいことに色柄のせいか透け感が少ないので、5月6月の単衣の時期に着ています。
そして、帯。今回のキモでございます。
季節がばっちり限定される柄なのに、その着物や帯の素材の季節感と合わない。。。と感じるブツ。そうそう。よくありますよねーーー。奥さんも容易に思い浮かべられるのではないでしょうか。昔とは気候がずいぶんと変化したので、一方的に作者を責められない気もしますけれども、満開の菖蒲が描かれてるのにちりめん地だったり(例。せめてもう少し薄手の生地にして欲しかった)、七夕柄なのに夏生地じゃないとか(例。旧暦にしても無理じゃね?季節の行事舐めてんのか)、おまえ喧嘩売ってんのか?とやさぐれるようなものもあるようですね(爆)現代もののそういう困った柄はたいてい作家もので、わたくしは「作家のパッションがそうさせた。季節なんて無視していい」と勝手に解釈させてもらっております(笑。個人の感想です。笑)
ふでぺんさんからいただいた紫陽花柄の帯は、塩瀬地なので、正直イマドキの6月にはキビシく存じます。紫陽花は、早ければ5月末ころから咲き始めるとはいえ、やはり花の盛りは6月で、わたくしとしてはこれが絽の帯に描かれていたら良かったのになあ…と残念に思う。
でも、季節を感じさせるものは遅いより早いほうがいい。。。とはよく聞くことですし、もし絽に描いたとしたら遅かったのかしら?とも思います。だから塩瀬?でもどっちにしろ紫陽花が咲く時期は大体決まってるじゃないの。絽にしてくれてたら7月に入っても締められたのに。っつーか、塩瀬地のほうが絵が描きやすかったのかしら。単に作家のパッションがそうさせただけだった気もしないでもないですが(爆)
そーいえば昔は、衣替えの時期も着るものの素材も、結構シビアに決めごとが多かった気がします。わたくしは好きで着物を着るのを30年ほど続けておりますけれども、本当にいろいろなことが変わったなあと感じております。ユルくラクになった。昔は例えば半襟など、塩瀬は5月までで6月は絽ちりめん、絽や紗は7月になってから…みたいなこと言われました。わたくしは正絹絽ちりめん地の半襟を持ってましたよ。長持ちしないのでもうないけど(爆)帯も6月半ばまで塩瀬で、夏帯は6月後半から、とか。こまごましたルールがわかりにくくて、「美しいキモノ」誌でもよく「衣替えルール読本」みたいなの付録についてましたっけね。
そのような時代を経て、着物を着るヒト買うヒトがとことん減ってのち、『おされ着はもっと自由でいいんでは?』っつー風潮がやってきたのです。ありがたいことですわ。
話は大きくズレるのですが、先日YouTubu観てたら、『平成4年の家族写真がある廃墟探索』てな動画がお勧めされちゃいましてね。いや、廃墟探索はいいけど、平成4年って、つい最近じゃん?それ、おどろおどろしい廃墟というより、相続したヒトがまだ片付けてないだけでは?と思うのは、わたくしが昭和生まれ昭和のうちに学校教育も終えてるからでしょうか。ぶっちゃけわたくしがいいトシぶっこいてるから???10年ひと昔と言われますが、わたくしにとって平成の30年間は、個人的には何も変わったことがなかった(天変地異が妙に多かった)てな印象で、年月の流れが全然実感できてないのでした。おとろしいのう。老化脳であろうか(爆)
っつー訳で、この帯を、紫陽花は咲き出したけどあまり蒸し暑くない日に、デビューさせたいと思ってたんでした。昨年は機会がなかったので、今年こうして締められて良かったです。年に1回しか使わなさそうだけど、こんな風に柄で季節感を装うのはわたくしとしては珍しいので、良しとします。紫陽花を背景にしてないのはご愛嬌ですわ。ツッコんではいけません。そもそもわたくしは季節の花を背に画像を撮る部活には入っておらず(爆。あの部活は相当活動がキビシい。花に追われる)その上ウチのご近所の紫陽花は、咲き揃うの遅いのよーー。
黄色のような黄緑のような100均スカーフ帯揚げ。
萌黄色×ピンク正絹三分紐。
ウチの義妹ご用達の西荻窪南口の着物リサイクルショップ『一期一会』『青い葡萄』で新品2000円也。優秀です。
デザイン化されたお花が刺繍された飾りボタンの帯留め。
紫陽花っぽいかなと思って(笑)有楽町のマルシェで300円也。
髪ゴムを付けて、帯〆に通しています。
着物の下のしつらえは、木綿さらし&本麻長襦袢&キュプラのペチコート。
グレイ地に立涌とダルマのたびっくす。
べにお先生からのいただきもの。
金平糖の柄の100均手ぬぐい半襟。
タンタンさんからのいただきもの。
しやくそ(@菱沼聖子)に難病医療券の更新に行きました。
左奥の像が、このしやくそのジムです(笑)お世話になってます(笑)

にほんブログ村
スポンサーサイト
- at 12:10
- [着物着ました2019]
- TB(-) |
- CO(8)
- [Edit]
そんな帯が
たまさんの小物、衿周り帯周りは本当に好みとオシャレを上手くまとめられて感心します。もちろん足元も👍
私は半襟、3月終わりくらいから塩瀬、5月の暑さが来たらもう一気に絽麻(麻絽?) です😅