2019.05/23 [Thu]
ウチの義妹とお友だち。きいちのぬりえ美術館に行ったった。
ごきげんよう。
一部のかたに、熱い熱いご支持をいただいている
「ウチの義妹シリーズ」(^^;)
お待たせしました。
ウチの義妹が、お友だちとお出掛けしたったので、着物の解説します。
着物のコーディネート解説なのに、余計な話が入り込んでるのは、わたくしの性格のせいですわ。もしくはわたくしに口出しされる、ウチの義妹の性格のせい(爆)
ああでもこれが、リアル義理の姉妹の日常です。長文ごめんね(苦笑)
ともすると蒸し暑かったりするし、夜になると涼しくもなり、着るものに悩む時期でございますね。
ウチの義妹は、着るもののおおまかなイメージは決めたけれども、中々決定打が打てませんでした。
長襦袢をどの素材のにするか?、持ってないけど身頃が木綿で袖がポリエステルの二分式襦袢を買ったほうがいいのか?、帯はどれがいい感じになるか?、小物類の色は?
連日ああだこうだと悩み続けました。
本人は、悩んでいる時間も愉しいのでしょうが、突然わたくしのiPadに入る画像に驚く(笑)

帯も小物類もあれこれ悩み、どの帯小物類も実際に締めて練習してみて、全体の着姿から決定しました。
「ああ、カジュアルな単衣の紬って、組み合わせ決めるの、難しいのねーーー」
と言います。
「もしかしてワタシ、カジュアル苦手じゃない???」
「好きなの着ればいいじゃん」
聞けば、ウチの義妹は当初、リサイクルショップで1500円ほどで購入した、状態のいい、義妹好みの袋帯を締めたかったらしく、袷の江戸小紋を着ようかと申しておりましたけれども、お友だちが正絹単衣の紬を着たい言うのを聞いて、自分も袷じゃなくて単衣を着たくなったのでした。
「お友だちは単衣の紬だから、ワタシも単衣の紬にしたの」
「ああなーるほど。お友だちと出掛けるなら、着るものの格が合ってたほうがいいかもね」
「そう。ダブルスだから」
「へ?」
「ダブルスは、チームワークが大事」
(ホントにホントにこう言った)
。。。
。。。
。。。いつテニスになったの?
っつーか、うっすらと気がついていたけれども、アナタたち、体育会系ですね?

苔色の琉球絣単衣。
昨年おーく損で、400円以下で落札(送料が倍かかった)、届いた着物をチェックしていたら、本場琉球絣の織り出し部分が、居敷当てとして使われており、ホンモノの琉球絣であることが判明したという、奇跡の紬です。出品者もそこんとこきちんと画像を撮るなり説明するなりすれば、もっと高値になったはずなのになーーー(^^;)ウチの義妹にはラッキーでありました。
番長帯。
大きめ絞りの九寸名古屋帯。西荻窪の着物リサイクルショップ『一期一会』じゃねえ、姉妹店の『青い葡萄』のほうで見つけました。
水色の綸子地帯揚げ。
これも『青い葡萄』
ひめ吉さんちの刺繍半襟『令和』
単独アップ画像がなくて申し訳ないっす。こちらの画像では『トランプうさぎ』で考えておりました。このあと『令和』が届いたので、安心して『令和』半襟に替えた次第でございます。
『令和』は着るものを選ばず、さりげない感じがGOOD。ウチの義妹にとても合わせ易い半襟でした。
四分紐の幅の真田紐を帯〆にしました。
お友だちがプレゼントしてくれました。
緑色の帯留め。
これもひめ吉さんち。
久しぶりに着る単衣紬でもあって、自宅で着る練習をしていると無性に暑くなったりもしたのです。
「ああどうしよう。麻の長襦袢がちょうどいい感じかも」
「え、でもアナタ、冷え性じゃない?麻の長襦袢だと、今の時期はまだ、夜は風が冷たいよ多分」
「そうよねーーー。じゃあやっぱりポリの長襦袢にしようかしら。。。でも暑い」
「好きにしなさい。んでも、袷の江戸小紋にしなくて良かったじゃない?正絹単衣でもそこまで暑いなら。。。」
「あっっそうだわ、わたしったら下半身がまだ冬仕様だった。今、スパッツ2枚とレッグウォーマーを履いてるんだけど、半分にすればいいのかしら?」
。。。
。。。
。。。はあ!?
脱げよっっっっっ
まず、厚くて暑いの脱いでから、長襦袢の素材を考えろよっっっっっ
ツッコみどころ満載のウチの義妹。わざとネタ作りしてるとしか思えません。

そうしてようやっと迎えたお出掛けの日。
「ようやっと」と感慨深い気持ちになるのは、その前段階からずっと見ているせいですわ(爆)自分のお出掛けより緊張するわ(爆)
日射しが強く、昼間の気温も上がりそうだったので、着物の下のしつらえは、木綿筒袖の半襦袢&うにくろのすててこ。レッグウォーマーもスパッツもレギンスも脱ぎましたよ奥さんっっっ(爆)快適だったそうです。

お友だちの着物は、
グレイ系に白い絣の正絹単衣紬。
生成り色地に幾何学柄が織り出された紬の八寸名古屋帯。
帯揚げと帯〆は、帯の色から引いた薄い珊瑚色。
やはり江戸前風な、粋でスッキリした着姿を見せてくださいました。
んでこのバッグが!ちょこっとしか写ってないバッグが、お宝よ、奥さん(爆)
科布(しなふ)のバッグだそうです。

『ぬりえ美術館』
東京都荒川区町屋4−11−8
交通アクセス;東京メトロ千代田線『町屋』&京成線『町屋』徒歩15分。
都電荒川線『町屋二丁目』もしくは『東尾久三丁目』徒歩7分。
美術館のHPでご確認のほど。

とても楽しかったそうです。
お天気もよくて、いいお出掛けになって良かったですね。
出掛けるまでのすったもんだも、いい想い出(爆)
いつも読んでいただいてありがとうございます。

にほんブログ村
一部のかたに、熱い熱いご支持をいただいている
「ウチの義妹シリーズ」(^^;)
お待たせしました。
ウチの義妹が、お友だちとお出掛けしたったので、着物の解説します。
着物のコーディネート解説なのに、余計な話が入り込んでるのは、わたくしの性格のせいですわ。もしくはわたくしに口出しされる、ウチの義妹の性格のせい(爆)
ああでもこれが、リアル義理の姉妹の日常です。長文ごめんね(苦笑)
ともすると蒸し暑かったりするし、夜になると涼しくもなり、着るものに悩む時期でございますね。
ウチの義妹は、着るもののおおまかなイメージは決めたけれども、中々決定打が打てませんでした。
長襦袢をどの素材のにするか?、持ってないけど身頃が木綿で袖がポリエステルの二分式襦袢を買ったほうがいいのか?、帯はどれがいい感じになるか?、小物類の色は?
連日ああだこうだと悩み続けました。
本人は、悩んでいる時間も愉しいのでしょうが、突然わたくしのiPadに入る画像に驚く(笑)
帯も小物類もあれこれ悩み、どの帯小物類も実際に締めて練習してみて、全体の着姿から決定しました。
「ああ、カジュアルな単衣の紬って、組み合わせ決めるの、難しいのねーーー」
と言います。
「もしかしてワタシ、カジュアル苦手じゃない???」
「好きなの着ればいいじゃん」
聞けば、ウチの義妹は当初、リサイクルショップで1500円ほどで購入した、状態のいい、義妹好みの袋帯を締めたかったらしく、袷の江戸小紋を着ようかと申しておりましたけれども、お友だちが正絹単衣の紬を着たい言うのを聞いて、自分も袷じゃなくて単衣を着たくなったのでした。
「お友だちは単衣の紬だから、ワタシも単衣の紬にしたの」
「ああなーるほど。お友だちと出掛けるなら、着るものの格が合ってたほうがいいかもね」
「そう。ダブルスだから」
「へ?」
「ダブルスは、チームワークが大事」
(ホントにホントにこう言った)
。。。
。。。
。。。いつテニスになったの?
っつーか、うっすらと気がついていたけれども、アナタたち、体育会系ですね?
苔色の琉球絣単衣。
昨年おーく損で、400円以下で落札(送料が倍かかった)、届いた着物をチェックしていたら、本場琉球絣の織り出し部分が、居敷当てとして使われており、ホンモノの琉球絣であることが判明したという、奇跡の紬です。出品者もそこんとこきちんと画像を撮るなり説明するなりすれば、もっと高値になったはずなのになーーー(^^;)ウチの義妹にはラッキーでありました。
番長帯。
大きめ絞りの九寸名古屋帯。西荻窪の着物リサイクルショップ『一期一会』じゃねえ、姉妹店の『青い葡萄』のほうで見つけました。
水色の綸子地帯揚げ。
これも『青い葡萄』
ひめ吉さんちの刺繍半襟『令和』
単独アップ画像がなくて申し訳ないっす。こちらの画像では『トランプうさぎ』で考えておりました。このあと『令和』が届いたので、安心して『令和』半襟に替えた次第でございます。
『令和』は着るものを選ばず、さりげない感じがGOOD。ウチの義妹にとても合わせ易い半襟でした。
四分紐の幅の真田紐を帯〆にしました。
お友だちがプレゼントしてくれました。
緑色の帯留め。
これもひめ吉さんち。
久しぶりに着る単衣紬でもあって、自宅で着る練習をしていると無性に暑くなったりもしたのです。
「ああどうしよう。麻の長襦袢がちょうどいい感じかも」
「え、でもアナタ、冷え性じゃない?麻の長襦袢だと、今の時期はまだ、夜は風が冷たいよ多分」
「そうよねーーー。じゃあやっぱりポリの長襦袢にしようかしら。。。でも暑い」
「好きにしなさい。んでも、袷の江戸小紋にしなくて良かったじゃない?正絹単衣でもそこまで暑いなら。。。」
「あっっそうだわ、わたしったら下半身がまだ冬仕様だった。今、スパッツ2枚とレッグウォーマーを履いてるんだけど、半分にすればいいのかしら?」
。。。
。。。
。。。はあ!?
脱げよっっっっっ
まず、厚くて暑いの脱いでから、長襦袢の素材を考えろよっっっっっ
ツッコみどころ満載のウチの義妹。わざとネタ作りしてるとしか思えません。
そうしてようやっと迎えたお出掛けの日。
「ようやっと」と感慨深い気持ちになるのは、その前段階からずっと見ているせいですわ(爆)自分のお出掛けより緊張するわ(爆)
日射しが強く、昼間の気温も上がりそうだったので、着物の下のしつらえは、木綿筒袖の半襦袢&うにくろのすててこ。レッグウォーマーもスパッツもレギンスも脱ぎましたよ奥さんっっっ(爆)快適だったそうです。
お友だちの着物は、
グレイ系に白い絣の正絹単衣紬。
生成り色地に幾何学柄が織り出された紬の八寸名古屋帯。
帯揚げと帯〆は、帯の色から引いた薄い珊瑚色。
やはり江戸前風な、粋でスッキリした着姿を見せてくださいました。
んでこのバッグが!ちょこっとしか写ってないバッグが、お宝よ、奥さん(爆)
科布(しなふ)のバッグだそうです。
『ぬりえ美術館』
東京都荒川区町屋4−11−8
交通アクセス;東京メトロ千代田線『町屋』&京成線『町屋』徒歩15分。
都電荒川線『町屋二丁目』もしくは『東尾久三丁目』徒歩7分。
美術館のHPでご確認のほど。
とても楽しかったそうです。
お天気もよくて、いいお出掛けになって良かったですね。
出掛けるまでのすったもんだも、いい想い出(爆)
いつも読んでいただいてありがとうございます。

にほんブログ村
スポンサーサイト
義妹様エレガントです~o(^o^)o
本物の琉球絣涼しげですね。そして皆大好き番長帯!本当に良いお仕事する帯です。惚れ惚れですわ。
きいちのぬりえ!皆様ご存知ですよねぇ。娘が小学生の時、新一年生歓迎会で色々なコーナーの一つに「ぬりえ」が提案され、ワタクシが「ぬりえと言うとあの『ばれりーな』とか『およめさん』て言うあれ?」と言うと皆ポカン。唯一比較的ワタクシと年の近いお母さんが「なんで『きいちのぬりえ』やねん!イマドキはポケモンとかドラゴンボールや!」ワタクシ「知ってるあんたもええ年やん!」とちょっとしたバトルを繰り広げたのも美しきおもひで。懐かしくも優しい絵柄。見たかったです。