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まおじゃらん

着物と猫と、ときどき絵画。

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ウチの義妹、いただきものの枝垂れ桜の小紋を着てみました。

ごきげんよう




桜(ソメイヨシノ)が咲いてますねーーー奥さん。
都心では満開の樹もあるらしい。
ウチのご近所ではまだ7分咲きか8分咲きくらいです。
来週は散りだしますね。
ソメイヨシノが終わると、春は駆け足でございますれば。
あっという間に夏日が来て、杉花粉も終わって、生き返る!!!
もうちょっとだ奥さん、頑張りましょう。

さて、憎々しいことに、まったく花粉症のケのない、ウチの夫と義妹兄妹でございますれば、春はなんとなくウキウキした季節なのでしょう。
先日、ウチの義妹は、知人のリサイタルにお出掛けしました。



生成りっぽい白い綸子地に枝垂れ桜柄の小紋。
ふでぺんさんからのいただきもの。
「鈴○屋」タグつきの小紋です。柄は型染めのようで、生地も厚みがあって状態もいいです。
イマドキは綸子の持つ光沢を敬遠するかたも多いので、振袖などを除くと、店頭ではあまり見掛けませんね。
桜の季節まで出番を待っておりました。
桜の描写は細かく写実的で、所々に赤い紅葉が散らされているのは、春と秋に着られるようにという考えで作られたものでしょうか(笑)
ここまで桜がびっしり描かれていたら、秋に着ようとは思えないのでは???
業界の謎の親切は、時としてアダになりますな(笑)そう言えるのは、わたくしどもがそれなりに着物の数を持っているからでしょうか。ですよね(^^;)
でもこういう中途ハンバさがいけないんじゃないのぉ???などとも思う訳ですわ。色々と考えさせられる着物です。
ウチの義妹は、流れるような柄ゆきが好みらしく、こちらの枝垂れ桜は枝振りも背景も好きな感じで、着るのを楽しみにしておりました。
黒いちりめん地にろうけつ染め幾何学柄の九寸名古屋帯。
帯は散々悩みましたとも。
着物の写実的な桜を壊さないもの。。。とはいえウチの義妹は元々、帯1本で長い人生を渡って来たオンナです。少しは増えたとはいえ、今だって帯の数は充分にありません。当初は茶色っぽい名古屋帯を載せてましたが、ウチの義妹がピンと来なかったらしくてこちらの黒いのを採用。





このような、背中を流れるラインが、ウチの義妹のツボなんです。
ウチの義妹は、背が高く痩せているので、綸子地の膨張感もなくてしっくりくると思います。ええ、身内贔屓でなく(笑)
ああでも。。。こちらの着物は、ちょっと残念なことになっちゃいました(^^;)





元々の柄付けのせいか、仕立てかたのせいか、枝垂れ桜の背景に配置された濃い紫色の熨斗目が、まるで、たすきを掛けているように見える、のでございます。
そして、この着姿は、ウチの義妹的には、非常に非常に、淋しげに感じられた。
満艦飾で装ってないと、死に装束のようになってしまう、それを非常に恐れるウチの義妹なのでした(笑)
この感覚は、どのくらい伝わるでしょうか。
わたくしには「淋しい」感じはイマイチ理解しにくかったのですが。。。確かにこの着物は、ウチの義妹にはあまり似合ってない気が致しました。





サーモンピンク地紅型風絵羽柄の長羽織。
お馴染み西荻窪駅南口のリサイクルショップで購入のブツ。
地味さに耐え切れず(個人の感想です)ピンクを投入して、ちょっとでも顔回りに色を載せて、何もかもなかったことにしたい、ウチの義妹(爆)
そして到頭、言いました。
「。。。なんかこんな地味な姿で行って、久しぶりに会う知人に申し訳ないわ」
「え!でも。。。今日この日に袖を通さないと、1年持ち越しだったよ。『着っきらん』着物をコンプリートするんだって、息巻いてたでしょう」
「そうなんだけど」
「大丈夫よ!そもそもお洋服で行ったら、もっともっと地味よ」
「そうよね。じゃあ、おとなしくして、行って来るわ。。。」
。。。この会話は、どのくらい伝わるでしょうか(爆)
まるで着物が悪いようになってますが、違うと思うな(笑)
つくづく思うのですわ。
もしかして、普通のヒトならば、ウチの義妹じゃない他のヒトならば、綸子の地に満開に描かれた枝垂れ桜は、かなり派手なんではないかと。ウチの義妹には淋しくなっちゃっただけで。いやホントマジでね、平置きの状態では繊細で春らしい意匠だと思ったのに、ウチの義妹には残念な感じになっちゃったのが、申し訳ないです。



ひめ吉さんちの刺繍半襟『音符』カラフルバージョン。
黄色の紋綸子地帯揚げ。
ピーコックグリーンぼかしの丸組み帯〆。
ピーコックグリーン×白の羽織紐。


平置きの段階で小物類を合わせたときは、ふたりで話し合って決め、それなりに見えてましたけれども、こういうスッキリした配色もウチの義妹に向かなかったのかも?
着物は着てみないとわからないですねーーー。んでもって、帯小物の配色も、着てみないとわからない。ウチの義妹のようなタイプは、特に。
おかげで益々、ウチの義妹には何が似合うのか、わからなくなってしまいました(爆)


いつも読んでいただいてありがとうございます。


https://fashion.blogmura.com/kimono/ranking.html



それにしても奥さん。
この小紋、八掛は赤のぼかしなんです。
とことん若いお嬢さん向けに作られた着物だと思われます。
なので着るまでは、
「こんなに若作りしたら最早犯罪では?」
とか勝手なことを申しておりました。
なのにウチの義妹には、妙に淋しくなっちゃった(笑)本質的な問題でありました。ウチの義妹の、好きと似合うを探す旅は、まだまだ始まったばかりです。
関係者の方々、申し訳ないーーー。





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Comment

No title 

ああ!たしかに「たすきちゃん」ですね。。。

着物は、着て見ないと分からないのですねぇ

3年しかなかった和裁教室の職人肌(生徒を育てる気がなかったwww)(「先生スゴイ」と言われるのが大好きwww)(それでいて、、、ああ もういいやwww)の先生は、柄合わせに1日あてることもございました。生徒のわたしは横でぼーっとしてるだけでしたww
  • posted by ocarin 
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  • 2019.03/29 13:00分 
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No title 

ああ、わかる気がしますわー!…この着物、割と小柄でふくよかな方が着るといいバランスなのかも。
義妹様におかれましては、あまり小さめの柄がぎっしりだと寂しい感じになっちまうのでは。
スレンダー体型の罠ですかね(笑)
  • posted by あすか 
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  • 2019.03/29 13:14分 
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No title 

ああ~。たすき。襷だなんて。
そう云われたらもうそうとしか見えないじゃありませんか!
いやしかし。そんなに寂しげでしょうか?
そんなでもないような?うう~ん。よくわかりません。
でも。綸子が膨れて見えるってのは激しく同意します。
私も手持ちの薄橙色の綸子の着物なんて色が肌っぽいから私が着ると丸丸の真ん丸ですわ。
きっと義妹様がお召しになったらシュッとするんだろうな~。
サイズが小さいからお譲りすることもできないけれど。しくしく。
  • posted by ほあかばりきるま。 
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  • 2019.03/29 19:28分 
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No title 

亜雅紗

綸子の着物にゃ恨みがあります。サイズもなんとかいけそう、この色柄は似合うはずと思って義母の箪笥からわざわざ洗いに直行させたのに着てみたら白い丸太いやさエンタシス柱(ToT)。今は帯を締める練習用にがんがん着てる。アレも義妹様がお召しになると寂しげになるのかしら?一度でいいから着物を着て寂しげになってみたい。還暦なのに背も1センチ伸びちゃって、縦にも横にも成長し続ける進撃の巨人のワタクシからすれば襷に見えようがなんだろうがこう言う儚げな着物を着てみたいです。でもそんなことするとまたエンタシスに変身するのかしら?あ、ちなみにワタクシの足の指はギリシャ式です。
  • posted by tar***** 
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  • 2019.03/30 02:53分 
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No title 

義理妹様のお気持ち。わかる気が致します。私もお洋服買う時から、友人に尋ねる第一声は地味じゃない?です。シックでカッコいいのは素敵に思いますが、地味を恐れます。派手でガチャガチャしてるのも嫌で、着物ですと自分を華やかにしてくれるちょうどいい
色柄や路線があって、自分に似合うものがよくわかってきたつもりでいる今でも時々地味すぎて失敗することがあります。地味だとお友達に申し訳ない気持ちもよーくわかります。皆様残念がってくださるのよね。あらー?〇〇ちゃん。今日地味ねぇー。なんて。その人のキャラを持続することの期待感が高いように感じますよ。着物旅は続きます~
  • posted by passionpiano 
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  • 2019.03/30 09:09分 
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No title 

ココさまナイスありがとうございます。
  • posted by たま 
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  • 2019.03/31 13:41分 
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No title 

> ocarinさん(^^)ちょっと羽織っただけのときは気がつかなかったんです。ちゃんと着たら、たすきが目立つ目立つ(^^;)良いものなんだけどなーー残念ーー。
布を裁つのが難しいって聞きましたよ。その和裁の先生は、素晴らしいわ。
ナイスありがとうございます。
  • posted by たま 
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  • 2019.03/31 13:46分 
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No title 

> あすか師匠(^^)ああそうですね!痩せてると何でも着こなせそうだけど、着物は違うんですよねーー。それと更にウチの義妹は、顔立ちがおとなしい(薄いとも言う。本人談。笑)ので、余計淋しく感じられるのかもしれませんわ。
  • posted by たま 
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  • 2019.03/31 13:49分 
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No title 

> ほあかばりきるま。さま(^^)ウチの義妹は、綸子だの総絞りだの、普通は避けられるもののほうがしっくり着られますね。痩せてるってスゴい(爆)そんな風になってみたかった(爆)
  • posted by たま 
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  • 2019.03/31 13:51分 
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No title 

亜雅紗さん(^^)昔は綸子地って喜ばれたんですかね?古いものには結構多いですよね。かくいう私も綸子の着物1枚だけ持ってるんですが、若いときならまだしも今は相当キビシいです(笑)
エンタシス様式の柱ーーー(爆)それはそれで見てみたい(爆)綸子の着物で着付けの練習をしたら、他の着物を着るとき、めっちゃラクに感じられますよ。活用してるなあ(笑)
友人★の足はエジプト足です。今度、並べてみましょう。
  • posted by たま 
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  • 2019.03/31 13:55分 
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No title 

utaさま
kpf*y12*さま
jij*k*1114さま
yud*****さま
mii*****さま
keitaさま
ナイスありがとうございます。
  • posted by たま 
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  • 2019.03/31 13:57分 
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No title 

> passionpianoさま(^^)ウチの義妹に共感いただけて、ウチの義妹がとても喜んでますわ。感じることが明確になって納得できるそうな。地味、淋しげを恐れる。。。なーるほどなあ!そういう感覚はやはり、余人には理解しにくいのだけれども、確かに、いつも華やかに装ってるヒトには華やかな様子を求めちゃいますね。これからも着物旅、どうぞお気をつけて!(笑)
  • posted by たま 
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  • 2019.03/31 14:02分 
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No title 

ふでぺんさんナイスありがとうございます。
  • posted by たま 
  • URL 
  • 2019.03/31 20:17分 
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