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まおじゃらん

着物と猫と、ときどき絵画。

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友人★の、品を目指した(当社比)螢ぼかしの小紋。

ごきげんよう


強風@首都圏西部。

先週の、東京護国寺でお茶会での、友人★の着物。





ベージュ地に螢ぼかしの小紋。
日本の伝統色だと、白茶(しらちゃ)が近いかな。
15年くらい前、友人★が、ちょっといい(お茶会に着られる)小紋が欲しいと、自分の好み全開で選んだブツ。地紋は幾何学柄で、螢ぼかし部分は疋田という、凝ったもの。背中には着物の地色より少し濃い色で、縫い紋をひとつ入れております。
八掛は薄い蘇芳(すおう)色にしました。
わたくしの友人★は、割とシンプルな柄で抑えた色目の着物が好きなのです。アーバンスタイリッシュ(爆)だろうか。
このようにお茶向けにココロを砕いたつもりでしたが、友人★の社中は着るものに結構キビシいので、「主宰するお茶会では着用禁止(くだけているから)」という結果になっちゃいました(^^;)茶道は、師事する先生と先生が所属する地方支部によっては、着るものにうるさいところもございます。横のつながりが強いところでは、あまり目立たないようにと、考えるのかもしれません。元が大きな団体なので、そういうこともあるのでしょうな。あまり深く考えてはいけません。
まあこの着物はそんなおかげで、ほとんど出番がない。もったいないですね。ただ、作るときに自分の好みの軸がズレなかったせいか、いいトシぶっこいても良く似合う着物なのでした。おされ着としてもっとたくさん着て欲しいと思います。
今回のお茶会でも、生徒さん全員に同じ色の色無地を着せたお席がありましてね、ちょっと吃驚しましたわ。近くで見てないので正絹だったかポリエステルプレタだったか。背中にひとつ紋があったはずなので、正絹のをみなさんお揃いで誂えた様子なんですが。もしかするとお茶席のお道具組みにも凝った趣向があったに違いありません(笑)遅くなってしまい、お席に入れなかったのが惜しかったです。
ああでも茶道で同じ着物が並ぶのは珍しいですが、歌舞音曲では揃いの稽古着や発表会の衣装等々、珍しくありませんもんね。伝統芸能が与える着物産業への影響は、案外大きいのですねーーー。廃れないのを祈りますわ。
白銀と金地に山水と樹木柄(桜、松、杉、紅葉)袋帯。
わたくしの実妹のものを形見分けしました。くすみローズピンクの色無地とセットでした。
帯のせいか、この着物に乗せると妙に?上品で穏やかな感じに見えて、友人★のキャラが受け止められるか、危惧されましたが(爆)大丈夫だった(笑)ごく普通の、茶人の姿になれました。←こういう言い草が良くないのだろうなあ(苦笑)
珊瑚色ちりめん地帯揚げ。
くすみ水色の高麗組帯〆。


 



護国寺内の一画にて。
袋帯って、仕立てて折り畳まれたものは、何故か???本当に何故か???ちょうど二重太鼓のお太鼓部分に折り目がついてること、多いですよねーーー。呉服屋さんはそういうの知ってるのかしら。
わたくしの実妹は着物を着るヒトじゃなかったので、実家の母親が選んで持たせた着物類は全部、まったく袖を通すことなく17年間桐の箱に仕舞われたままでしたが(実妹も、とりあえず大事にしなくちゃいけないのだろうとは思ったらしく、防虫剤が大量に放り込まれていましたっけ^^;)。。。なのでこの袋帯も、呉服屋から届いたまんまの状態でした。んでがっつりついた折り目ですわ(><)友人★には、くれぐれも気をつけるように言いましたが、17年間でじっくり熟成した深い折り目は、1年や2年重石をかけて取れるものでもなく。ちょっとアイロンかけたくらいでは最早取れません。先にお手入れに出せば良かったかも。
わたくしもこのような状態はかつて何度か経験しているので、袋帯をたたむときには二重太鼓のお太鼓に折り目が来ないように注意しております。奥さんがたもどうぞご注意してちょ。



お弁当。
寒い中、長いこと並んだので、身体がエネルギーを欲していたらしく、わたくしにしては珍しく完食しました(人参除く。笑)
とても美味しゅうございました。






いつも読んでいただいてありがとうございます。


https://fashion.blogmura.com/kimono/ranking.html


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Comment

No title 

友人★さんの社中、きびしいのですね~うちは先生がゆるやかで大丈夫かと思いますわ。先日、先生が昔は茶会に社中で同じ色無地をあつらえなくてはいけなかったことがあったのよ~おっしゃってまして、わたしは「そんなことをするからお茶の人口が減っちゃうんですよね」とか呑気に言ってたのですが、、今も、、アリなんですね;ひぇ~。
とてもすてきな帯ですのに畳み皺;工夫してずらせたらよいでしょうが、この柄行きでは無理でしたか;お手入れに出すのも時間かかりますもんね、わたしなど当日の朝にようようタンスから引っ張り出したりするもんですから;畳み皺で泣いて着物を変えたこと、ありますわぁ、、(今も)笑
  • posted by wako 
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  • 2019.03/27 20:52分 
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No title 

私も蛍ぼかし、好きですわ~。
凝った小紋、眼福です。
せっかくだから、★さんのお手持ちの個性的な帯なども合わせて、どんどんお出かけに着ていただきたい。
  • posted by 羽衣 牡丹 
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  • 2019.03/27 23:48分 
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No title 

亜雅紗

ご友人★様、当社比とっぱらっても本当に上品なコーデですわ(上品さの当社比ってなんだろう?)ワタクシもこの蛍暈し、うっとりしてしまいます。いつかどうにかして格安で手にはいらんものかのう。

あ、素敵な袋帯のこの折り目、ちょくちょく見かけますがそう言う理由があったのですね。
YouTubeで「60歳からの着付け教室」なさってる気さくな先生が二重太鼓を教えて下さってる途中で、やはりこう言う折り目に気づかれて「あ!お太鼓に折り目がぁ!アイロンかけなきゃ。あら、今そんなこと言ってる場合じゃないか」とかなんとかおっさってましたわ。YouTubeで着付けを教えて下さる先生方は多いのですが私がよく見ているのは3つ位かなぁ。最近それぞれの先生方のモノマネも出来るようになって参りました(そんなことよりちゃんと着られるようになれよ、私)モノマネして気づいたのですが、自分と合わなさそうな方のモノマネはする気がおきませんねぇ。モノマネ芸人の方々が「その人への愛がないと物真似は無理」とおっさっていたのがわかりますわ。
  • posted by tar***** 
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  • 2019.03/28 19:01分 
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No title 

> wakoさん(^^)そーなんですよ。元々は某大企業の社内サークルだったらしいんですが。私と義妹が所属する社中は、めっちゃユルいです(笑)先生に依ってずいぶん違いますよね。
お太鼓に桜の部分を出したかったんですがひとりでは難しかった様子です。でも仮に桜を出しても、たたみシワはしっかり出たでしょうね(^^;)
  • posted by たま 
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  • 2019.03/29 12:41分 
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No title 

aoi*****さま
kpf*y12*さま
utaさま
和花さま
yud*****さま
keitaさま
mii*****さま
ナイスありがとうございます。
  • posted by たま 
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  • 2019.03/29 12:43分 
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No title 

> 羽衣 牡丹さん(^^)友人★は若いときはリサイクルやお下がりばかりで、今思えば、あれは若かったから勢いで着られたのだなーーと。自分で選んで作ったものはこんな感じ。好きなものを好きに、たくさん着て欲しいですよねーー。
  • posted by たま 
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  • 2019.03/29 12:45分 
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No title 

亜雅紗さん(^^)友人★がひとりで着るとき参考にしてるYouTubeでは、最後に「どうでっしゃろ」って決め言葉を言うんですよ(爆)友人★もマネして「どうでっしゃろ」「どうでっしゃろ」と呟いてますわ。亜雅紗さん同じようなことしてらっさる(爆)「モノマネには愛がないと」は、激しく同意します。私は今『きまぐれクック』という魚捌く男子YouTuberイチオシですが、やっぱマネしてますね(笑)
上品さの当社比とは、わたくしのブログ上のことですわ。ウチのブログには上品なヒト、出てこない(爆)
  • posted by たま 
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  • 2019.03/29 12:51分 
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No title 

jij*k*1114さまナイスありがとうございます。
  • posted by たま 
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  • 2019.03/29 12:52分 
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No title 

ああっ 地紋といい色といい好みだわあ~😻
★さんの白い肌に合いそう😊
七緒あたりに○利モールなんかの特撰品で出てきそうな上品さですわね
こういう色目に近い辻ヶ花「風」の着物持ってたのに 地層のどの辺りに埋もれているのやら‥
もう化石になってたりして😂
  • posted by てんてん 
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  • 2019.03/29 13:44分 
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No title 

あらまあ。こんなに素敵なお着物がお茶の席ではNGなんですね。
勿体ない。でもこうして袖を通す機会があるにはあるのだからいいんですよね。
二重太鼓の折れ線。私もよくこの状態になりますよ。本当にどうしてなんでしょうねえ?
一度ついた折れ線はどうしたって完全には消えにくいのに。
  • posted by ほあかばりきるま。 
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  • 2019.03/29 19:39分 
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No title 

> てんてんさん(^^)友人★に好きに着物を選んでもらうと、ナチュラル系とかまさしく七緒的なものだったりします。お茶の席で着るものとの乖離が大きい(^^;)気の毒ですわ(笑)
地層はどうか早めに発掘なさってーーー(爆)その着物、見たいっっっ
ナイスありがとうございます。
  • posted by たま 
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  • 2019.03/31 14:05分 
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No title 

> ほあかばりきるま。さま(^^)仕立て屋さんはあまり考えずに畳んでいるのかしら?半分に折ってまた半分に折ってって感じですもんね。たいていの袋帯はちょうど二重太鼓のお太鼓にシワが来る気が。納得できねえ(笑)変わり結びするなら関係ないのだろうけど。。。
  • posted by たま 
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  • 2019.03/31 14:07分 
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