2019.01/27 [Sun]
初釜、ウチの義妹は赤系の訪問着を着たった。
ごきげんよう


今年の初釜では、ウチの義妹も訪問着を着ました。

薄紅(うすくれない)色に霞と梅や橘や菊の訪問着。
霞で分けた場の中は退紅(たいこう)色やら蘇芳(すおう)色やら全体に赤系統でまとめた色使い。
義母(義妹の実母)が、義妹がまだ結婚するまえに、選んだもの。今後長く着られるように、でも地味にならないようにと考えたものでしょう。
とはいえ義母にとっては、それまで着せていた着物と比べると、やっぱり非常に地味に感じたのでしょう。「映えないわーー」などとブツブツ言って、鶸(ひわ)色や明るい黄緑色の小物を合わせてやりくりしてました。まあ確かにわたくしが見ても、赤は赤でも全体に彩度が低いので、当時30代の義妹には、相当老けた感じがしたものでございます。と同時に、自分にはこの色はとても着られないわあ(派手で)と思ったのも事実なんですわ(爆)
義妹は、今くらいのトシになって、やっと相応しくなったように思います。顔映りもとてもいいです。若いときは地味好みだったわたくしも、今ではちょっとやそっと派手では何とも思わなくなってしまった。年月と共に、地味派手の感覚の基準が大きく変化したのです。それに、地味色とか派手色とかは、本当にそのヒトの個性に依るよねーーと、しみじみしますな(笑)

銀色地に白鳥と雁(?)と松と梅の柄の袋帯。
ふでぺんさんからのいただきもの。
今回は、この帯が義妹の宿題でした(笑)この袋帯をいったいいつ締めたらいいのか、いただいたときからずっと考えていて、合わせる着物もああだこうだ様々に悩んで、一転二転三転して、ようやっとこのように決めたのでした。ウチの義妹が言うには、このように宿題があると、ちゃんとやろうという気持ちになるそうです。何でも好きなもの選びなさいと言われると、逆に、思考がフリーズするのだそうな(笑)
わたくしは、この帯には白鳥と雁(?)という渡り鳥が描かれたものだと理解していたのですが、ウチの義妹は違った。ウチの義妹は、この茶色い鳥は、スズメだ、というのです。顔つきが、その辺に集うスズメの顔だと。
義妹よそれは、帯の作者をディスってる?(爆)
まあそのようにして到頭この帯を、『スズメ帯』と名付けたのでした。
途端に、ヤケにちゃっちい感じになってしまった(爆)
うーーーん、袋帯にスズメ。ふくら雀でなくてスズメ。それってどうなのーーー(爆)
とはいえそういうわたくしも本当のところ、鳥を見ても区別がわからないし名前を知らないので、多分?という表現でカッコつき(?)なのでした。ウチの義妹を悪く言えないよ(苦笑)
でも、話していて、
「スズメ帯はさーー」
などと聞くと、こっちこそ一瞬脳内が、白くフリーズするよ(爆)どんな帯だったか思い浮かばなくて(^^;)
まあとにかくこうしてスズメ帯は、初釜でデビューさせることができました。
ふでぺんさんどうもありがとうございました!
ああところで、この帯は胴体に巻くとき、いつもと逆の巻き方をしないと、胴に柄が出ないのです。ちょっと苦戦したそうです。二重太鼓のお太鼓も小さくなってしまいました(^^;)
珊瑚色×ミント色ぼかしの帯揚げ。
龍工房。
蘇芳(すおう)色の高麗組帯〆。
画像にはありませんが、白い塩瀬地に白い花刺繍半襟。
ウチの義妹は元々冷え性でした。様々な方法を試行錯誤して、ようやっと冷えを未然に防げるようになったのです。おかげさまで冷え対策委員長(あすか師匠命名)にもなれました(笑)
そんな訳で今のような寒い時期には、足袋の中にはインナー足袋ハイソックスを履いてます。もちろんレッグウォーマーも、レギンスも完備。下半身の装備は完璧です。冷え撲滅のためには、ちょっとの冷えにもこつこつと対策を取ったほうがいいそうですよ奥さん(笑)
いつも読んでいただいてありがとうございます。


https://fashion.blogmura.com/kimono/ranking.html



先にお断りとお詫びを。
前回の記事で、着物の染めの名称を間違えておりまして(^_^;)ええ、コメントで教えていただいてますわ、増髪さんどうもありがとう!正しくは、蝋叩きです。
ウチの母親が
「えーーーと、墨でどうこう叩いた」
と言うのを不審に思って呉服屋さんに問い合わせたところ、「墨染めの蝋叩き」とのことでした。色抜きしたり他の色に染め替えたりできません贅沢ですよ、と自慢された。でもウチの母親は覚えられなくて(本気で覚える気もなかった?)、その後もずっと間をすっ飛ばして「墨叩き」と呼ぶので、我が家ではもうそういうガラパゴス化した名称になったのです(爆)あ、しまった!って感じですわσ(^_^;)
でも正式名称は何だったっけ?思い出せない、まあいいか(爆)みたいな(笑笑)良くねえよっっっコメント読んで吹いたよ(爆)ちゃんとツッコんでいただいてありがたいことですわ。
そして、適当な名前を知らされた奥さんがたには、本当に申し訳ない!!!
タイトルが間違ってるのは当分そのままいきますわ。ガラパゴス名称との注意書きは必要かもしんないね(苦笑)重ね重ね申し訳ない!
今年の初釜では、ウチの義妹も訪問着を着ました。

薄紅(うすくれない)色に霞と梅や橘や菊の訪問着。
霞で分けた場の中は退紅(たいこう)色やら蘇芳(すおう)色やら全体に赤系統でまとめた色使い。
義母(義妹の実母)が、義妹がまだ結婚するまえに、選んだもの。今後長く着られるように、でも地味にならないようにと考えたものでしょう。
とはいえ義母にとっては、それまで着せていた着物と比べると、やっぱり非常に地味に感じたのでしょう。「映えないわーー」などとブツブツ言って、鶸(ひわ)色や明るい黄緑色の小物を合わせてやりくりしてました。まあ確かにわたくしが見ても、赤は赤でも全体に彩度が低いので、当時30代の義妹には、相当老けた感じがしたものでございます。と同時に、自分にはこの色はとても着られないわあ(派手で)と思ったのも事実なんですわ(爆)
義妹は、今くらいのトシになって、やっと相応しくなったように思います。顔映りもとてもいいです。若いときは地味好みだったわたくしも、今ではちょっとやそっと派手では何とも思わなくなってしまった。年月と共に、地味派手の感覚の基準が大きく変化したのです。それに、地味色とか派手色とかは、本当にそのヒトの個性に依るよねーーと、しみじみしますな(笑)

銀色地に白鳥と雁(?)と松と梅の柄の袋帯。
ふでぺんさんからのいただきもの。
今回は、この帯が義妹の宿題でした(笑)この袋帯をいったいいつ締めたらいいのか、いただいたときからずっと考えていて、合わせる着物もああだこうだ様々に悩んで、一転二転三転して、ようやっとこのように決めたのでした。ウチの義妹が言うには、このように宿題があると、ちゃんとやろうという気持ちになるそうです。何でも好きなもの選びなさいと言われると、逆に、思考がフリーズするのだそうな(笑)
わたくしは、この帯には白鳥と雁(?)という渡り鳥が描かれたものだと理解していたのですが、ウチの義妹は違った。ウチの義妹は、この茶色い鳥は、スズメだ、というのです。顔つきが、その辺に集うスズメの顔だと。
義妹よそれは、帯の作者をディスってる?(爆)
まあそのようにして到頭この帯を、『スズメ帯』と名付けたのでした。
途端に、ヤケにちゃっちい感じになってしまった(爆)
うーーーん、袋帯にスズメ。ふくら雀でなくてスズメ。それってどうなのーーー(爆)
とはいえそういうわたくしも本当のところ、鳥を見ても区別がわからないし名前を知らないので、多分?という表現でカッコつき(?)なのでした。ウチの義妹を悪く言えないよ(苦笑)
でも、話していて、
「スズメ帯はさーー」
などと聞くと、こっちこそ一瞬脳内が、白くフリーズするよ(爆)どんな帯だったか思い浮かばなくて(^^;)
まあとにかくこうしてスズメ帯は、初釜でデビューさせることができました。
ふでぺんさんどうもありがとうございました!
ああところで、この帯は胴体に巻くとき、いつもと逆の巻き方をしないと、胴に柄が出ないのです。ちょっと苦戦したそうです。二重太鼓のお太鼓も小さくなってしまいました(^^;)
珊瑚色×ミント色ぼかしの帯揚げ。
龍工房。
蘇芳(すおう)色の高麗組帯〆。
画像にはありませんが、白い塩瀬地に白い花刺繍半襟。
ウチの義妹は元々冷え性でした。様々な方法を試行錯誤して、ようやっと冷えを未然に防げるようになったのです。おかげさまで冷え対策委員長(あすか師匠命名)にもなれました(笑)
そんな訳で今のような寒い時期には、足袋の中にはインナー足袋ハイソックスを履いてます。もちろんレッグウォーマーも、レギンスも完備。下半身の装備は完璧です。冷え撲滅のためには、ちょっとの冷えにもこつこつと対策を取ったほうがいいそうですよ奥さん(笑)
いつも読んでいただいてありがとうございます。


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- [茶道・お茶事の記録と着物]
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No title
いいではないですか、雀で。雁だと敷居が高い感じですが雀だったらそこらへんで水浴びしてる(笑)
で、しょっちゅう頂く冷え対策委員長からの冷え対策グッズによってワタクシの冬は足はぽかぽかですが、手先が冷えるのだった…