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まおじゃらん

着物と猫と、ときどき絵画。

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最近読んだ本・12月

ごきげんよう




蕁麻疹は地味に続いております。
ここに至って、ようやっと犯人の目星がつきそうなのでございます。この冬寒くなってから家の中で着ているのカーディガンに思い至りました。やや厚手でちょっと大きめのカーディガンなのですが、袖口を折り返しておりまして、その袖口が皮膚に当たるところ、両手にびっしり蕁麻疹が出ておりますの。薬を塗って2時間ほど経つと、治ります。
うーーーん
色も大きさも編み地の感じも着やすくて、かなり古いものの割りに傷みも少なく、幾多の断舎離モードをくぐり抜けて、生き残った、お気に入りの家庭着カーディガンなのだけれども。某ブランドもの素材はウール100%なんだけれども。。。只今地味に検証中ですわ(^^;)

さて久しぶりの最近本でございます。
密かに喜んでくださるかたがいらっさるので、そのかたのために書くのですわ(笑)
直前の記事を見たら、更新は昨年10月だったっっっっ



1年以上も前か!!!
もちろんその間、本を読まない訳はなく、図書館でコンスタントに借りております。単に、読み終わった!→返却期限まで時間はあるけど出掛けるついでに図書館に行こう→慌てて出たら画像撮り忘れて返却してしまった!。。。の繰り返しなのでした。阿呆ちゃうか(^^;)こういうところが、本を買ってない弱みです。自分で買った本ならばいつでも画像撮れるもんね(^^;)
本はたまに買っております。滅多に買わないけれども。

『わたしのうちにはなんにもない』(ゆるりまい著)
図書館にはなかったのでBOOK OFFで探したら、ビンゴでした。とてもおもしろかったです。まあ自分の家をあそこまで何にもない状態にはできないしやろうと思わないけれども、精神は受け継ぎたい。気持ちはとてもわかるのでした。何回か読んで、自宅にとっておくより、家をお片づけしたい他所さまに回したほうがええやろ、と考えて、「売りに行く」本として重ねておいたのです。
でもある日気がついたら、なくなってた。ウチの夫が資源ゴミ(紙ゴミ)として捨てていたのです(爆笑)わたくしが最近、基本的に何もとっておかず、捨てているのを知っているので、気を効かせてくれたのですわ。でも捨てるもの置き場じゃなかったよ?夫よ、とてもありがたいけれども、捨てるまえに聞いて欲しかった。。。(泣)
まあいいんですけどね!!!←やけくそ
きちんとした置き場にないものは、全部ゴミですわ!!!←やけくそ



『怪談のテープ起こし』
三津田信三


連作短編集。
ご本人とおぼしき、かつて書籍の編集者だった→ホラー&ミステリ作家になった経歴のヒトが主人公。過去の想い出や出版業界の仕事の様子を織り交ぜつつ本編に導入する方式は、この作家さんならではだと思います。本編よりこっちのほうに人気があったりします(苦笑)
導入の発端になったのは、自殺者が最後に残す音声テープ。実際にこういうものを編集部に送りつけてくる輩はそれなりにいるらしく(それがホンモノか作りものかはともかく)以前、岩井志麻子が書いたものの中に同じネタ(同一人物らしい男性の自殺実況テープ)が使われていましたっけね。その本は転居の際に売り払って今は手元にない(^^;)
三津田信三氏のホラー連作はやっぱり好きですわ。こちらは文庫を買おうと思います。



『わざと忌み家を建てて棲む』
三津田信三


こちらも連作短編集。
前回のようにご本人とおぼしき主人公の元に、説明しにくい様相の手記が舞い込む。
氏のホラー小説は、怖いものの実態が明らかにならず、怖いものに説明がつかないところが大きな特徴です。なので結果的にすべて気のせい、でもいいのです。うやむやの物語性を楽しむ。この辺りが非常にわたくし好みなのでした。
わたくしが思うに、ホラー嫌いなかたは、「怖い」感情が嫌なのではないでしょうか。なので、意味がわかれば怖くないと思い込んでるフシが見受けられます。怖いものに意味を見つけようとしたがる。例えばどこかで物音がしたら、何が原因なのかどう怖いのかハッキリさせたがるのようなのです。ホラー好きにとっては、こういう対応は逆に、怖いもの知らずに見えます。想像するだけでうやむやにしたほうがいいことは、世の中に多いのですわ。ホントに調べに行って何もないところで物音がしたら…そっちのほうが怖いんじゃね?(爆)
などと怖いもの大好きなわたくしではありますが、実は、何も信じておりません(爆)恐らくはホラー嫌いなかたがたよりも、何も信じてない。心霊写真も心霊動画も因縁の廃墟も先祖の障りも、受け取る側の問題だと考えているのです。幽霊が怖いヒトにとっては、幽霊は実際にいるのですわ。祟られたと信じてるヒトは本当に祟られているのです。こういうところのスタンスもこの作者と似ていますね。ホラーもの嫌いなかたには理解してもらえないんですけどね(^^;)



『のぞきめ』
三津田信三


今月は三津田祭りでした(笑)
ハードカバーで買うのを躊躇している間に、自宅売却転居で右往左往することになって、読むのが伸び伸びになってました。んでようやっと手にしたら、いつの間にか映画になってた!!!存じませんでしたわ(爆)
わたくしは、原作があって映像化する場合、原作が好きであればあるほど、映画のほうは決して観ません。わたくしの感じることだけを大事にしたいのです。でも原作にたいして思い入れのない場合は映画も観ます。原作も良かったけど映画も良かったね!というのは滅多にないけどたまにありますね。あれは監督さんとわたくしの好みが合った、ということなのでしょう。
んでこちらの映画ですが…多分観ない(爆)原作はミステリ風にちゃんと謎解きがなされてます。ここの扱いを、他のヒトの解釈では観たくない、だけです。やっぱり、すべてはぼんやりと霞の彼方にあってうやむやなのが好き、なのです。
ホラー映画は、洋画か韓国映画が好きです。お金のかけかたが違う感じがします。



『お引っ越し』
真梨幸子


イヤミスの女王のちょこっとホラー連作集。
超常現象がある訳ではなくて、極々普通に起きるできごとがボタンの掛け違いが起こる、それが全体を知らない他人から見ると都市伝説になり、怖い話として流布されるというヤツですね。
物語の全体を知る側(読者)にとっては、そっちのほうがよほどホラーです。
発端は本人のただのうっかりが、悲惨な結果を産む、典型です。悪いほうに転がる、最悪の事態まで行く、こういったことは決してない訳じゃなくて、逆にリアルです。自分の身に降り掛からないのをありがたく思うだけですわ(笑)



さて他には、お洋服お片づけ本を借りたり(今のわたくしのクローゼットはかなりスッキリしておりますが、更なるバージョンアップを目指しているのです。笑)画集を借りたり、いろいろでした。
年内あと3日ほどなので、もう1回くらい更新できればいいなあ。
どうぞお付き合いくださいませ。

いつも読んでいただいてありがとうございます。


https://fashion.blogmura.com/kimono/ranking.html




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Comment

No title 

待ってましたわ~😻
売らんかなのレビュー読むよりずっと「読んでみたい」気持ちにさせられます📚
最近NHKでもドラマ化されてるせいか やけにもう一度江戸川乱歩が読みたくなっている今日この頃です
たまさんご紹介のミステリーも図書館で探そうっと
  • posted by てんてん 
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  • 2018.12/28 12:31分 
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No title 

亜雅紗

たま様の今回のラインナップ、ホラーに偏り過ぎてめっちゃ笑いまし。私はどれがホラーなのか背表紙からわからないし、近所に本を借りられる図書館も無いので本を買う時は渾身の力を注いで選びます。

最近買って面白かったのが明治天皇の皇后であらせられた昭憲皇太后に三年仕えた方の回顧録「女官」(違うかもしんない)昭和36年頃に書かれたものですが、筆者が貴族のお姫様とも思えないサバサバぶりで、宮中の中でも「なんでやねん?!この風習?!」を上品なお言葉で突っ込んであらせらせら…無理して敬語使うのやめた。突っ込んでるのが面白いし、戦後の民主化の波に洗われたからか、生来のご気性か下々の者に対しても対等な人間としての目線が好ましい。しかし現人神の時代の皇室って本当に窒息しそう。よく両陛下は耐えられたなぁと改めて感慨深くなります。明治天皇がご崩御の寸前まで京都に里帰りしたいとおっしゃってたこと、幼少から皇后として厳しいしつけをうけた昭憲皇太后の自分を押し殺しつつも優しく凜とお過ごしだったこと。勿論立場で偏ってる面もあるかと思いますが大変面白く読みました。「孤独のすすめ」」しょーもなかったです。
  • posted by tar***** 
  • URL 
  • 2018.12/28 14:49分 
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No title 

亜雅紗 すいません追伸

孤独のすすめ、面白かったと言う方ごめんなさい。あくまでワタクシの感想なので。でもこの作者すっごい金持っててその気になったら豪華なパーチーやって孤独ちゃうやん!と言うのが正直な感想。気の合わない人間と二人でいる方がよっぽど孤独だぜ。


たま様、読んでらっさらなくて読もうかなーと思われるならオススメしませんが送ります。いらなかったらブックオフへ送りますわ。
蕁麻疹、原因らしきものがわかってきて何よりです。体調によってなんともなかったものが原因になるのが蕁麻疹なのでお大事になさって下さいませ。
  • posted by tar***** 
  • URL 
  • 2018.12/28 14:58分 
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No title 

> てんてんさん(^^)三津田氏にも、明智小五郎の時代を舞台にした、怪奇探偵小説があるんですが(江戸川乱歩、横溝正史へのオマージュ)、あの時代のどろどろした感じ、電灯があっても部屋の隅が薄やみに包まれてる感じが、たまらないですね。
ナイスありがとうございます。
  • posted by たま 
  • URL 
  • 2018.12/29 14:39分 
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No title 

亜雅紗さん(^^)実際に身分が高ければ高いほど、さばさばしてるようですねーー。まして戦前の皇族や華族は。戦後は不自由そうですわ。
私はココロは貴族ですので(大嘘)ノブレスオブリージュをココロかけつつ(大法螺)生きていきたいと存じます(笑)
活字本は(漫画と違って)たいていのものは借りられますので、どうぞ気にしないでください(^^)
お借りしてる本もお返しできないうち年を越しそうですが、大きな荷物にしてお返ししますのでご容赦ください(^^)
  • posted by たま 
  • URL 
  • 2018.12/29 14:46分 
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No title 

utaさま
yud*****さま
kpf*y12*さま
すのうさま
ナイスありがとうございます。
  • posted by たま 
  • URL 
  • 2018.12/29 14:47分 
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No title 

わ~い!
たまさまの本のれびゅー。
知ってたらにやにやするし知らなかったら今後の読書の参考になるしで毎回楽しみにしています。
そういう私はここんところ買っても積み上げるばかりでなかなか読めないんですけれども。
  • posted by ほあかばりきるま。 
  • URL 
  • 2018.12/30 15:32分 
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No title 

> ほあかばりきるま。さま(^^)毎月何かしら借りてるんですが、とにかく画像撮るの忘れちゃうんですよね(^^;)来年はもっとちゃんと本の記事書きたい。課題にしたいです。
  • posted by たま 
  • URL 
  • 2018.12/31 14:20分 
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