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まおじゃらん

着物と猫と、ときどき絵画。

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ウチの義妹、義母の大島紬で

ごきげんよう



。。。ああやっと、先週末のお出掛けの激疲れが解消したのでございます。
年々、体調が戻るまでの時間が長くなるお年ごろでございますれば。
お天気も安定したようで何よりですわ。ちょっとくらい暑くても(当社比)お出掛けしてみたくなるっつーもんではないでしょうか。







さて約2週間まえ、ウチの義妹と吉祥寺の木綿展に行ったったときの、義妹が着た着物が、ウチの義妹らしからぬ着物で、珍しいので奥さんに見てもらいたくて。
それもそのはず。この着物は、義母(義妹の実母)が若いころ仕立てたものなのですわ。ほっそりすらりキリッとした初々しい義母と、まだ小さいウチの夫が写ったモノクロ写真を見たことがございます。
龍郷柄の大島紬。
胴裏は赤、八掛は濃い赤。くどいですが、これも時代よ、奥さん(笑)
義母はこれに、絵羽の総絞りの羽織を組み合わせて、軽いお出掛け着にしていた様子です。ええもちろん、羽織丈は高度成長期らしく75センチほどでございます。とてもいい色合いで義妹にも似合うんですけど、今はちょっと着にくいなあ。残念なり。
さて義妹が若いころ、義母は自分の娘に、この着物を着せたことがあったんでした。確か、わたくしとふたり、着物で、友人の個展に行ったった。。。今も写真が残っております。そのころの義妹は、柔らかもので色柄派手派手な感じが良く似合うタイプだったので、江戸っ子の義母好みの龍郷柄の大島紬は、若干キビシく感じられました。義母は非常にがっかりして、それ以来この着物を義妹に着せるのは封印したんでした。
そんな義母が亡くなって早18年になろうとし、義妹もいい加減いいトシぶっこいて、若いときよりも似合う着物の種類が格段に増えたように思います。っつーか、母親というイキモノは、自分の娘がいくつになっても娘で、娘らしく装ってもらいたい希望を持っているのだと思います。なので、その娘がいいトシぶっこいて、どう考えても年増の域に達したとしても、中々そのような姿をさせたくない。母親の性格とかもあるでしょうが(苦笑)これはあくまで、ウチの義妹のとこの話ですよ。義妹も案外、いろいろな雰囲気のものが似合ったのだと思うのですが、義母健在のときはそれが許されなかったっつーか(^^;)母親には徹底的に逆らって生きてきたわたくしなどから見ると、そういう母娘の姿は驚きでもあり、眩しくもあり、ですわ。
でもそろそろ。。。本当にそろそろ、義母が残した龍郷柄の出番ではないでしょうか。
それにしても、ですね、我が家では「元祖がらがら」と密かに呼ばれていた義妹が、龍郷柄のガラガラヘビ、じゃねえハブの背模様を模した龍郷柄大島紬を着ると、もっとがらがらさせてしまうという、素晴らしいがらがら具合。がらがらがらがらうるさくてすみません。実際ここだけの話ですが、わたくしがあすか師匠を初めて拝見したとき(10年くらいまえ)、ウチの義妹よりがらがらしてるよなんだすげーーーなこのヒト!!!(爆)と驚いて、義妹に報告したもんですわ(^^;)以来目が離せず。
いやでも、わたくしにはマジで、このような組み合わせはできないよ。思い付かないし、わたくしには似合うとも思えない。わたくしだったら、無難に無地の帯など合わせそうです。でも義妹は、それでは淋し過ぎると感じたんですよね。
着物ってのはホント、個人の資質が出る衣装だと、つくづく思います。



紫色ちりめん地に辻が花染めの洒落袋帯。

リサイクルで購入してますが、どういう訳か40センチほどぶった切られてる。長さが中途半端で、それはそれで締めにくいらしいです。
赤紫色×生成り市松柄帯揚げ。
着物も帯もがらがら、そこに帯揚げまでがらがらにする、これが義妹スタイルですわ。帯揚げで息を抜こうとか思わない。いっそ清々しい。
赤紫色冠組帯〆。




サーモンピンク地に絵羽で紅型風柄付けの長羽織。
羽織紐は白。
半襟も白。

今回、うっかりして、着姿画像はこれだけです。
奥さんにも、いただきものやお下がり着物などで、好きだし、それなりに想い出も思い入れもあるけど、どうやら自分には似合わないようだ。。。と感じている着物があるんではないでしょうか。
そういうのは、無理矢理自分方向に寄せて着るといいと思いますよ。
脳裏にはきっと、美しいきもの雑誌などの、美しいモデルさんの着姿がよぎるのかもしれませんが。。。個性っつーか、自分スタイルってのは絶対ある。ウチの義妹のこの姿、わたくしにはマネできない、とてもおもしろいな!と思うのでした。


いつも読んでいただいてありがとうございます。


https://fashion.blogmura.com/kimono/ranking.html










おまけ。27年くらいまえの、証拠画像。
眉毛が太いのよ、奥さん!!!(←ここでうなずけるヒトはバブルを経験したね?爆)
んでもって、帯や小物類の赤いとこに、若さ、っつーか時代を感じるわーーー(笑)






ここで義妹が締めている帯は、今はあすか師匠のとこにあります(^^)ありがたいねえ。


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Comment

No title 

亜雅紗

龍郷柄と言うのですか。ワタクシこの柄大好きですわ!いやいや、あすか大明神のがらがらどんに比べればごく普通に大島を美しくお召しになってるなぁと思うだけで、ちょっと振り返って見たくなる美しくもなよやかな人妻でいらっしゃいます。(あすか様の美人度はグイグイくる別物)

ワタクシなんぞU-カリン様が参加なさった猛獣コラボの時に「亜雅紗さんもきっとお似合いよー」と言われて「うん、性格的にも似合うと思う。龍とか虎とか」と自分で納得しちゃいました。こちらの大島に龍の帯なんかで猛獣コーデ参加した日にゃ(何にももってないけど)「おお、コブラと龍で蛇つながり?」と喜ばれてしまうだろうなぁ。義妹様がお召しになると南国の花を控えめに表現したんだと皆様思われることでしょう。 ……たま様、見た目って大事ですわね!!
  • posted by tar***** 
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  • 2018.04/21 13:34分 
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まぁー!素敵です。私も龍郷が好きです。というよりアンティークの龍郷の方が今のお地味な(あ、そうじゃなくてシックな)のより気持ちが私には合うんですよねー。去年出会いがあったのに迷っていたら目につけていた二枚ともあっという間になくなっていました。で、少しお地味な現代ものの大島を珍しく手に入れたのです。幾何学的な柄。でも、やはり龍郷のぱわーには敵いません。
私はね猫の帯や蝶や花やそれこそやはりちょっとガラガラにするつもりですが帯揚げはガラガラにしないかな?なんだかたま様のブログを読んでると色々欲しくなってきちゃうわ。
昔のお写真のお二人も何て素敵!仲良しで楽しそうです。
指先まで神経が、行き届いていてとても参考になります😘
とても女の子らしくて優しげ~。
  • posted by passionpiano 
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  • 2018.04/21 16:58分 
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No title 

いっそ清々しい。に爆笑!
そう、毒を食らわば皿までも(違うかw)
バブルの太眉 今は平野ノラさんで過ぎ去りし日々を懐かしんでおりますわ(遠い目)

龍郷柄は一見地味なようでかなり個性が強いので(蛇のパワー?)それをねじ伏せるだけのモノを持った方でないと着る人が沈む気がするんですよね‥ もしくは極端に老けてしまうか‥

義妹様は内にマグマ並みのエネルギーをお持ちとお見受けしております(褒めてます)
龍郷柄をガラガラコーデで纏われて「うるさくない」どころか なんだかスッキリしたイメージですわ~
  • posted by てんてん 
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  • 2018.04/21 18:16分 
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ああ、でも白半衿に白足袋だったらまだまだなガラガラ具合ですよ、奥さん(笑)…ここに柄を持って来るとトータルでガラガラですわ。
白半衿と白足袋によっていいバランスになってるんじゃないでしょうか。
ちゅーか、現代ものはガラガラでも柄がそれほど大きくもなく派手でもないので遠目にはむしろ迷彩風味と化して地味に見えるパターンです。
帯揚げを1色にした方が逆に目立ったりするかも。
…しかしこの着物にあの帯を合わせてらしたのねーっ
もちろんあっしは大島系は持ち合わせてませんが、それでもあっしには考えもつかないコーデですわ。やっぱり着物は着る人それぞれの個性が出る。
  • posted by あすか 
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  • 2018.04/22 13:20分 
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亜雅紗さま(^^)竜郷は今はほぼ作られてなくて、アンティークやリサイクルでしか手に入らないと思います。良さげなサイズが見つかればお勧めですわ。
義妹が独身のときは大伯母のアンティークとか着てました。江戸っ子の義母が、義妹に当てながら似合う色を探していったら帯回りが極彩色になったっつーか(笑)あれは義母なりの、精一杯娘を華やかにしたい気持ちの現れだったようです。もうそんな組み合わせはしませんよーー(笑)
猛獣コラボはいいお題でしたよねーー!猛獣を、極妻にもキワモノにもならずに、上品に着られるヒトが羨ましい。ウチの義妹も多分、可憐っぽいはずで、僻みますよ(爆)
  • posted by たま 
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  • 2018.04/23 20:12分 
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utaさま
茶太&さくら&げんきママさま
yud*****さま
ナイスありがとうございます。
  • posted by たま 
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  • 2018.04/23 20:13分 
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> passionpianoさま(^^)おっさることわかりますわーー。大島紬はアンティークや古いリサイクルもののほうが、柄がプリミティブですわ。今はもう作られない。惜しかったですね!
私はやっぱり何か主役を決めて他を沿わせるほうが着やすいですけど、義妹はいろいろなものが同じ大きさで音を出してて不思議に調和するというか。
ナイスありがとうございます。
  • posted by たま 
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  • 2018.04/23 20:22分 
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aoi*****さまナイスありがとうございます。
  • posted by たま 
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  • 2018.04/23 20:23分 
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> てんてんさん(^^)見た目は暑苦しいですが(笑)潔さがありますよ(笑)義妹は体型もあるのか、引き算より足し算かけ算のほうが似合う気がします。引いたのもそれなりにステキに着るんですけど。キャラクターでしょうか。ふっしぎーーー
私は当時、ワンレンボディコンじゃなかったので(オリーブ少女だった。爆)時代の共通項は太眉と真っ赤な口紅くらいですかね(^^;)今のお若いヒトはメイクが格段にお上手ですよね。
ナイスありがとうございます。
  • posted by たま 
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  • 2018.04/23 20:35分 
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No title 

mii*****さまナイスありがとうございます。
  • posted by たま 
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  • 2018.04/23 20:36分 
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> あすか師匠(^^)私たちはもう師匠を知ったので(爆)おのれの限界も知ったのですわ(爆)ここに色半襟と色足袋を持ち込んで色や柄にトータルさを求める能力はない。考えるのも大変です(爆)
若いころの義妹の、大島紬にアンティークの刺繍帯を合わせたのは、義母の趣味ですよ。義妹は義母の影響を若干受けてますけど、今は自分で手探りしてる部分も多いです。どういう方向に行くのか未だ謎です(^^;)
  • posted by たま 
  • URL 
  • 2018.04/23 20:42分 
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すのうさまナイスありがとうございます。
  • posted by たま 
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  • 2018.04/23 20:43分 
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No title 

頷いちゃったじゃありませんか。
おのれの年齢を感じてしまふ。
それにしてもこの帯を合わせますか~。
着物も帯もすごく好きだけど自分だったらこれを合わせることはきっと思いもつかない。
綺麗ですね。きっとすごくお似合いなんでしょうね。
お買いを拝見したいな~。
バブルの頃。眉毛は勿論太かったし化粧も濃かったしぼでこんもまとっていたし髪の毛もくるくるパーマだったなあ。
  • posted by ほあかばりきるま。 
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  • 2018.04/23 21:32分 
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