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まおじゃらん

着物と猫と、ときどき絵画。

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友人★の洋服の整理を手伝う(長文、画像なし)と先週の普段着物。

ごきげんよう




長文ですよ。

女性もある程度の年齢に達すると、何かと様々な不都合が現れるものでございます。
先輩諸氏はもうおわかりでしょう。
いいトシぶっこいてくるにつけて、今まで着ていた服が何だかピンと来ない、何だか似合ってない、何だか痛々しい、っつーかそもそも入らない(爆)。。。そんな感覚を覚える頻度が増えていくのでございます。
わたくしもとある時期ころからそのような経験が少しずつ増えて、やがて着るものを選ぶのがほとほとイヤになってしまい、到頭『お出掛けは全部着物に決めちゃえ』生活に突入したのですが。。。これは「現実を直視しない方向を選んだ」ということですわ。着物を持ってて、自分で着物が着られて、ホントに良かったなーーー!!!としみじみします。おかげで洋服をほとんど持たなくても気にならないからです。
まあでも『服を買うなら捨てなさい』(地曵いくこ著)を含む昨今のお洋服指南本とか断舎離本などを読むと、どうやら世間さまも50代前後が、女性のひとつの大ヤマであることが理解できます。
なーるほどなーーー。
わたくしはそれより若干早くも中年太りがマックスになったので、割と早々にそれまで着ていた服を諦めて手放したのですけれども、世の中を見回すと若いときからウエストサイズがあまり変わらないヒトほど、物理的に思い切れない分、痛さや悩みは深い感じがする。
わたくしの友人★も、そういったタイプです。
小柄で筋肉質で、若いときからほとんどサイズが変わっておりません。しかし一昨年ころから、
「アタクシ何か迷走してます!!!」
ということが増えました。
★はずっと都心でお勤めしていたし、欲しい服好きな服を適度に買える経済力もあった。でもそれが裏目に出たらしく、新しく買っても買っても着こなせなくて、また新しく買ってしまう、迷宮のサイクルに入り込んでいたのでした。
っつー訳でですね、今回は、友人★のクロゼットを徹底的にチェックするミッションを、ふたりで1日かかりで行ったのでした。まずは、今の時期からこの夏に着られるものまでをターゲットにします。
服に傷みがあるのでもう来年は着ない、っつーものは、先だってご本人がひとりで選抜して資源ゴミに出しました。問題は、状態はいいけどどうよ!?な服を厳格にジャッジすることです。わたくしが思うに、試着して、入る入らない(サイズ的に)はもはやあまり問題ではない。そのアイテムを使って全身を組み合わせて家を出るように着られるか、もしくはそれが今の気分に合うか、顔に合うか、だと思うのですわ。そして更に、わたくしたちだけの判断基準、「その格好で新宿伊勢丹のファッションフロアに行けるか」(爆笑)が追い打ちをかけます。わかりにくかったらすみません(笑)日本橋タカシマヤでも銀座三越でもなく、新宿伊勢丹。世代かも知れませんわ(笑)
そういうのはやはりご本人が納得しないと話にならないので、気になるものは全部試着してなんなら全身コーディネートまでして、鏡の前で決定していきます。
ちなみにわたくしたちの判断基準は笑えますが、こういうのは本当にヒトそれぞれだと思います。ヒトに依って真面目な判断基準がいろいろあるだろうと思うのです。もしかしたらそれは「会社に行けるか」だったり「仕事の取引先に行けるか」だったり「ホテルのメインダイニングに入れるか」だったり「デートできるか」だったりすることでしょう。判断基準とするシチュエーションが、妄想のあり得ない事態でないこと、だけが重要なのだと思います。子供がもう社会人なのに「子供の学校行事に着て行く服」は要らないだろうと思うのですわ。
こうしてどんどん試着して、全身コーディネートして、鏡の前に立つと、「新宿まではご飯食べに行けるけど、伊勢丹のファッションフロアは流せないかも。。。」(笑)てな服が必ず出て参ります。服の数が多いと尚更なのですわ。すると、人生は残り短くどんどんいいトシぶっこきつつあるのに、ちょっとイマイチな格好をしてわざわざ出掛ける必要がどこにあるの???と思えてくるから不思議(爆)そう、いつだってお気に入りの自信のある服を着てればいいじゃん!ってことになるのですわ。
洗脳???(爆笑)
ここに至るまで、友人★が自分の服をまったく見直さなかった訳ではありません。新しい服を買うとその都度入れ替えはしていた。自宅マンションのクローゼットにも限度があるので、物理的に増やせなかったのです。でも自宅売却断舎離転居を経験したわたくしにとっては、友人★のクローゼットはまだまだぎっしり詰まっています。押し入れもぎうぎうだし、いろんなものが表に出ているのも気になるのです。わたくしだってそう最近までは、カオスなクローゼット(それも広く大きい)を持っていたというのに。。。
友人★より少し年上のわたくしは、ヒトは50歳を過ぎると毎年のように嵐が吹き荒れて、昨日着ていたものが翌日はもうキビシい、てな事態も起こりうるのを知っております。モデルさんや女優さん、トップクラスの容姿やトップクラスのセンスを持つヒトはサンプルに入りませんが、そういう特別の才能があるヒトは嵐を上手く避ける術を身に付けてるのかも知れません。
んで、声を大にして言えるのは、わたくしたちのような一般の庶民は、たくさんの服を持つのは無駄っつーことです。
今現時点で似合う服を、ほんの2パターンか3パターンの組み合わせで持っていればおK。次のシーズンにそれがまだ似合う保証はもうないのです。友人★はお買いものが大好きなのだから、すぐに新しい服に買い替えればいいことです。
友人★には、昨年夏まで大好きで楽しく着ていた夏用スカート(ほぼ同じデザインで色柄違い)含む春夏秋冬分のスカートが20枚近くありましたが、試着の結果、5枚残して全捨てしました。先月の大雪のときにアウトレットに行って買った春夏用の綿スカートが、今の★にとても似合う長さだったので、それを基準にしたら結局ほとんど残りませんでした(笑)
3年ほど前までとても似合って便利に着ていた某ブランドのワンピースが5・6枚ありましたが、痛々しい(本人談)のでそのブランドのトップスやジャケットも含めて全部ブランド買い取りへ。まだ着られるのもありますけど、こういうのは勢いがあったほうがいいのです。
わたくしの経験上、お洋服を売るなら「まだ惜しい気がする」状態が売りどきです。自分が必要ないゴミ同然の服は他人にもゴミ同然であり、手放すのはまだ惜しいと感じる服こそが売るに相応しいと考えているからです。長年おーく損でブランド服を売り買いしてましたが、もったいないから売れなくてもいいと思っているものから高値で売れていった現実があります。生憎とメル○リは経験がないので当てはまるのか存じませんけれど(笑。^^;)肝心のメインのワンピースがなくなるならば、まだ状態のいい着るかもしれないトップスにしがみついてはいけません。
わたくしはこんまりさんの断舎離本を読んだので(図書館で借りた『ときめきの片付け』本は全然ピンと来ませんでしたが、洋服の畳み方指南はおもしろかったので覚えているのです)、友人★のクリアケース内も全部出して全部畳み直し、立てて収納。この方式はわたくしもやってますが、着るものが全部見渡せていい感じなのでした。
捨てるに捨てられないでいた、古い友人からの海外旅行プレゼントには、お礼を言って塩を振りかけて不燃ゴミとして出します。アクセサリーも全部見直したら、糸が劣化したネックレス等々、ほとんどが処分と相成りました。
ついでに勢いがついて、着物箪笥の小物類まで見直し、どうしても使いこなせない(と、本人が言うけれども、結局そういうのは好きじゃないのです。好きじゃないのは、使わないし、無理して使わなくていいと思う)帯揚げ帯〆も手放す方向で決まりました。
途中2回ほどお茶休憩を挟んでみっちり日が暮れるまで。
こうしてクリアケース2つがカラッポになり、クローゼットのハンガーもかなり減りました。売りに出すブランド服は大きな段ボールに入れ、資源ゴミも大量です。
いい1日だった!!!
身もココロもスッキリ清々しい。










友人★の家は、わたくしが引っ越すまでは徒歩5分以内しか離れてませんでしたが、今は電車に乗る必要アリ。お互い、家着では行き来できなくなったんでした。ちと不便(笑)





ターコイズブルーに染めた石下(いしげ)結城紬。
グレイッシュピンク地にピンクの猫と音符柄ポリエステル八寸名古屋帯。
江戸紫色ちりめん地帯揚げ。
江戸紫色×柿色×からし色の帯〆。




 


生成りちりめん地にカラフルドット柄半襟。
マゼンダピンクのニット帽子。先週はこればかり(笑)
水色地に黒猫柄たびっくす。



 



防寒には、グレイツィードのポンチョ(ヒロミチナカノ)。
白いふわふわスヌード。アームウォーマー。
足元はカレンブロッソ。


いつも読んでいただいてありがとうございます。


https://fashion.blogmura.com/kimono/ranking.html




わたくしが思うに、そのお洋服を気に入ってて、例え着なくても持ってて心地よくて、置き場所が充分にあるのなら、無理に着るものを処分する必要はないんではないでしょうか。
本人が満足していれば、無理矢理断舎離とかする必要はない。最近は持ちものが少ないほうがエラい、みたいな風が吹いてますけど、そういうのは時代の風だと思いますしねーー(笑)エラかろうがエラくなかろうが、自分の判断で風に乗ればいいと思うのですわ。むやみに時代の風に煽られたらあかんけども、それも流行りごとの魔力でしょうか(笑)
たくさんのモノに囲まれて幸せなヒトだって確実に居る、とはよく言われることですしね。そういうヒトが亡くなって残された家族が大変だとしても、それはそれ、いいんじゃね?(笑)死んだあとのことまで知らんがなーー(笑)まあ自分が経験したところでは、恨み言しか出ませんでしたがね(爆)もういっぺん殺したろかと思ったマジでww
わたくしの着物は奥さんがたにお願いすると決めてるから、もう気楽です(爆)
。。。でももし「これはどうしようか。。。?」とか地味ーーーに悩むのなら、処分したほうが多分、自分が気持ちいいと思うだけです。これはホント。
そして友人★は、今似合う今着たい服が大事!っつースタンスなので、わたくしたちは楽しくお洋服整理ができるのでした。



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Comment

No title 

何とまぁ潔い事!!!
身も心もスッキリされたのですね♪
素晴らしいです。
そう「いつか着る」の「いつか」は永遠にやってこないと言いますもんねぇ。
ワタクシは既に洋服はほんの少ししか持っておりません。いつもボロいのを着てるので、旦那に「みずぼらしい」と言われておりますよ。なので着物を着ても文句言わないんでしょうね(;^_^A

たまさんのこのお着物、本当に綺麗な色で大好きです!(*´ω`*)
  • posted by U-カリン 
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  • 2018.02/16 23:50分 
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No title 

亜雅紗

素晴らしいお仕事なさいましたね。うちにお招きしてぜひご相談にのって頂きたいキリギリス亜雅紗です。

我が家のタンスはかき分けてかき分けて今着る服を探さねばなりません。そうしてるうちに顔と服の乖離はどんどん進んで哀れなスーツやワンピースが増えていきます。。でもブランドものでないので捨てるしかないんですよね。
一方、旦那は退職してすぐに断捨離に取りかかり、サイズが合わないズボンを全部捨てました。その後朝昼外食、夜は飲んで帰って夜中にもう一度飲みなおしてご飯で〆てすぐ寝る生活から三色野菜多めの食事と酒は3日に一回(経済的理由)へ すると78キロがするする落ちて61キロに。病気かと心配して病院に行ったら「どこも異常ないですよ。どうやって痩せました?」と医者に聞かれる。
でもズボンが全部ずるずるで「あー、捨てなきゃ良かった!」

ま、私にはそんな奇跡は起こらないので少しずつでも頑張ります。(ってか現役中どれだけ高カロリーのもの食ってたんだよ?!旦那!)
  • posted by tar***** 
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  • 2018.02/17 11:40分 
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No title 

それは素晴らしいミッションでしたね。
その「昨日着ていたものが翌日はもうキビシい」50代前後女性の嵐、すごくすごく共感です。
新宿伊勢丹のファッションフロアには行ったことはありませんが、判断基準って大切ですよね。
たまさまの文章はほんといつも読みやすくて楽しいです。

お着物のターコイズと帯周りのピンクの組み合わせ、すごく綺麗ですね!さすが絵を描かれている方の色彩感覚だなあと思いました。
なな吉
  • posted by ohi*u*iya 
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  • 2018.02/17 15:31分 
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No title 

たまさん、こんにちは

このコーデも可愛いです~。ほんっと合わせるモノで感じが変わりますねぇ~

>その格好で新宿伊勢丹のファッションフロアに行けるか

私も「素敵か素敵じゃないか」で判断すると納得しやすい事や、結局着るものは限られていて着ないとなったらとことん着る事がないと解って来ました。でもモノが減って箪笥がすっきりするとまた新しいのが欲しくなるってのも解ったんです。スッキリを維持するのが一番難しいです。
  • posted by ふでぺん 
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  • 2018.02/18 23:48分 
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No title 

加齢による外見の変化に精神が追い付かないもんだから困るんですよね。←私だけかしらん。
私もハタと気づけばあれもこれも似合わなくなっていて途方に暮れた結果、普段着はほぼジャージになりました(爆)
そして恥も外聞もなくその格好でどこにでも行く。新宿の伊勢丹だろうが銀座だろうがお構いなしだー。
なので着物があって本当によかったと思いますわ。
その着物も微妙に着られなくなってるものもあるんですけどね
私も思い切って断捨離しなきゃなあ…。
  • posted by ほあかばりきるま。 
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  • 2018.02/20 20:33分 
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No title 

> U-カリンさん(^^)お洋服お持ちじゃないのは意外な気がしましたが、手のかかる子育て中もアンティークでおされして(それもお嬢さんと!)素晴らしいですよーー。ウチの義妹が着物に戻れたのは、子供たちに手がかからなくなってからようやくですもん。。。洋服も着物も、というのは現実問題として管理が大変ですわーー。
今、気分的に旬なこの色に染めて、大正解でしたね(^^)
  • posted by たま 
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  • 2018.02/21 13:53分 
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No title 

utaさま
てんてんさん
yud*****さま
すのうさま
mii*****さま
ナイスありがとうございます。
  • posted by たま 
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  • 2018.02/21 13:55分 
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No title 

亜雅紗さま(^^)男性は明らかにシルエットとかイマドキと違う大昔のズボンでもいいんでしょうか(笑)
洋服は消耗品ですねーー。大昔は「一生もののコート」とか言われたもんですが、ああいうのは全部業界の誘導だったんですね今思うと。
私は水泳でダイエットして痩せたことあるんですけど、若干若いうちはスタイルが良くなると何を着てても良かった。最早そんなことはあり得ないですわ(泣)着物以外、何を着ていいのかホントにわかりませんーー。
  • posted by たま 
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  • 2018.02/21 14:08分 
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No title 

なな吉さま(^^)ただ行くだけならまだしも、接客されるとどうかなっつー。きちんとした社員教育がなされてる会社は、客の着てるものでどうこう変わったりしないですけど、こちらの気分は違いますねーー。だって庶民だもん!!(笑)
ターコイズは日本人の肌に合うと思いますわーー。ちょっと派手かな?と思ったけど。。。この色に染めて良かったです(^^)
  • posted by たま 
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  • 2018.02/21 14:13分 
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No title 

aoi*****さま
momomamaさま
すずこさま
ナイスありがとうございます。
  • posted by たま 
  • URL 
  • 2018.02/21 14:14分 
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No title 

> ふでぺんさんこんにちは(^^)
ああそうそう、わーーかーーるーーー。スッキリを維持するのが難しいですよね!スッキリしてからが断舎離の本番。ものを捨てるのは前段階ですわ。いろいろ処分したら引き出しがすかすかになったのでリビングの収納家具を処分したら、ようやっと腑に落ちました。ヒトは開いてる収納空間を空いたままにしとくのは、本能的に難しいのだと。
新しい着物は買いましょう。その分他のものを減らせばええねん(笑)
  • posted by たま 
  • URL 
  • 2018.02/21 14:23分 
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No title 

とめ吉さんナイスありがとうございます。
  • posted by たま 
  • URL 
  • 2018.02/21 14:24分 
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No title 

> ほあかばりきるま。さま(^^)中身はそうそう老成しませんわーー。私の感覚では、中身は23歳のときから何も変わってない気がしてます(←馬鹿)経験値は増えましたがね。
ほ~さまは、ハレ(着物)とケ(ジャージ)の区別がくっきりしてる。ミニマリストもビックリの無駄のなさですわ(笑)
  • posted by たま 
  • URL 
  • 2018.02/21 14:29分 
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No title 

sorasoraさまナイスありがとうございます。
  • posted by たま 
  • URL 
  • 2018.02/21 14:30分 
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No title 

茶太&さくら&げんきママさまナイスありがとうございます。
  • posted by たま 
  • URL 
  • 2018.02/25 12:17分 
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