2018.01/29 [Mon]
ウチの義妹のストレス発散爆裂お買いもの
ごきげんよう


気温が上がった!@首都圏西部。凍った雪も融け出しています。やっぱ東京はこうじゃないとねーー。
あら、もう10日ほど前になりますね。
ウチの義妹が西荻窪のお気に入り着物の古着屋さんでお買いものしたブツをお知らせしたく候。
JR中央線西荻窪駅南口から徒歩ちょびっと。2軒の姉妹店がございます。品揃えやお品物の状態やお値段や、ショップオーナーとショップスタッフさんたちのお人柄等々、義妹が絶大な信頼を置いてます。
義妹は着物大好きだし着物歴もいたずらに長いですが、
「どんな着物が好きなの?どういうのが欲しいの?」
と問われてもアタマの中真っ白で何も答えられない人間ですので(笑)、着物屋さんに行っても自分からは何も選べないのですわ。商品の山を前にしてもアタマの中真っ白になるらしい。こういうタイプのヒトって世の中にどのくらいいるもんなんでしょうか?わたくしや友人★などは着るものの好き嫌いが非常に明確なので、「何が好きかわからない」っつ状態はアメージングですわ。
でもこちらのお店には、着物に非常に詳しくて店内にある商品のサイズ寸法お値段がアタマに入っていて的確にコーディネートもしてくれるナイスなオーナーがいらっさるので、義妹もあまり途方に暮れなくてすみます。
今回は、以前こちらの姉妹店で買った絞りの染め名古屋帯(義妹が「番長」と呼んでるアレ
こちら)を持参して、
「この帯に合わせられる小紋が欲しいです」
と言えました。エラいな(笑)


「やっぱりワタシは、絶対にネットでは買えないーーー。こうして試着してみないとーーー」
「試着しても決められないもんね(笑)」
「うーーーん、何がどういいのかわかんないんだよねーーー
どれもいいような気がするし、自分が着るとどれもよくない気もする」
だーーーーーっっっっっっっっ(笑)ウチの義妹の、がつがつしてない「良きに計らえ」的な様子がおかしくてなりません。普段の日常ではそんなおっとりしたタイプじゃないのですけどね(笑)
姉妹店のほうでも目についたものを2枚ほど試着して(1点はアンティークの長羽織。わたくしが羽織って似合ったのを見て自分も着てみたくなった。笑)、今回は買えるものがないのを確認、そうしてまた先ほどのお店に戻って行きました。
手持ちの番長帯にもコーディネートしてもらい、義妹の気持ちは決まりました。
イマドキは長羽織のほうが好まれているので、道行きコートはあまり売れないようなのです。たっぷりした裄と身丈がウチの義妹に良さげな現代ものですが、お安かった。しつけつき未使用です。
義妹もこの1年半、かなり頻繁にお出掛けしてみて、羽織ものの重要さを感じていたようでした。
これで真冬の防寒コートと長羽織と道行きコートが揃ったので、とりあえず当分の間はお出掛けに困らないと思われます。
ああ奥さん。この場合のお出掛けは、ヒトに依るとお断りしておきますよ。普段着物で気楽な場所にお出掛けするのと、ちょっと気取った場所へおされしてお出掛けするのと、格式が必要な姿でそれなりの場所にお出掛けする(お茶会とか)のは、それぞれお出掛けの種類が違うと言えましょう。奥さんがたは、ご自分のライフスタイルに合わせて、着るものを選ぶとよろしおすえ(←何故かエセ京都弁)。羽織ものだって全種類は必要ありませんや。
ウチの義妹は道行きコートのかっちりコンサバな雰囲気が似合うのと、リサイクルショップで仕立て上がりを買うのが大前提なので、身丈裄身幅などがたっぷりサイズでなおかつリーズナブルであるのは本当に珍しくありがたいのでした。
しぼが深い黒地のちりめん地にろうけつ染め&手描きの幾何学柄の九寸名古屋帯。
こちらはオーナーさんが、わたくしに似合うだろうと出してきたブツ。
「あ、ちょっと珍しい感じ。買ってもいいかなーー」
と言った途端、ウチの義妹&友人★が、
「黒地の帯、他に持ってなかったっけ?」
と、ドルビーサラウンドシステム並みにツッコんできた。
。。。そりゃあ持ってますよ、もちろん!!!黒地の九寸名古屋帯は3本ほどある。黒地の袋帯だってあるさ。っつーか、持ってない種類のものを買えというルールならば、わたくしが買えるのは。。。何?「結」マークの結城紬?越後上布?そんなの経済的に無理だっつーの。そういうの以外、欲しいけど持ってないものなんか、あるもんかーーー
ああでもこれは結局、義妹が欲しいというので、快く買ってもらいました(笑)この帯は、義妹の着物にはいろいろ合わせられるはずだから、きっと便利でしょう。
画像左側がお太鼓部分、右側が胴に巻く部分。六通柄です。
。。。っつー訳で、買いに買ったり5点のお買い上げでした。本当に久しぶりの義妹のお買いもの。
これで先月の入院生活のストレスも少しは解消できたんではないでしょうか。まだ完治まではもうしばらくかかりますが、早めの快気祝いってことで。
おめでたいことですわ(笑)
今年もたくさん着物でお出掛けして、わたくしのネタになってもらえたら、と思います。
いつも読んでいただいてありがとうございます。


https://fashion.blogmura.com/kimono/ranking.html
友人★もお買いものしたんですけど、まだ画像がないので、そのうちご紹介しますね。



気温が上がった!@首都圏西部。凍った雪も融け出しています。やっぱ東京はこうじゃないとねーー。
あら、もう10日ほど前になりますね。
ウチの義妹が西荻窪のお気に入り着物の古着屋さんでお買いものしたブツをお知らせしたく候。
JR中央線西荻窪駅南口から徒歩ちょびっと。2軒の姉妹店がございます。品揃えやお品物の状態やお値段や、ショップオーナーとショップスタッフさんたちのお人柄等々、義妹が絶大な信頼を置いてます。
義妹は着物大好きだし着物歴もいたずらに長いですが、
「どんな着物が好きなの?どういうのが欲しいの?」
と問われてもアタマの中真っ白で何も答えられない人間ですので(笑)、着物屋さんに行っても自分からは何も選べないのですわ。商品の山を前にしてもアタマの中真っ白になるらしい。こういうタイプのヒトって世の中にどのくらいいるもんなんでしょうか?わたくしや友人★などは着るものの好き嫌いが非常に明確なので、「何が好きかわからない」っつ状態はアメージングですわ。
でもこちらのお店には、着物に非常に詳しくて店内にある商品のサイズ寸法お値段がアタマに入っていて的確にコーディネートもしてくれるナイスなオーナーがいらっさるので、義妹もあまり途方に暮れなくてすみます。
今回は、以前こちらの姉妹店で買った絞りの染め名古屋帯(義妹が「番長」と呼んでるアレ

こちら)を持参して、
「この帯に合わせられる小紋が欲しいです」
と言えました。エラいな(笑)


義妹がこのお店のブログの商品紹介で見つけて、とても気になっていたのです。先月の入院中もわたくしのとこに画像を送ってきてうるさかった(爆)でも画像では地の色が黒に見えたので、ウチの義妹には黒地の小紋はちょっとどうかな。。。?と案じて、あまり積極的にお勧めできませんでした。
でも実際に店舗で着物を手にすると、地色は暗くて濃い紫色です。
そして手のひらより大きく描かれたカトレアの花。
この感じは何かに似ている。。。で、思い出しました。昨年、京都丸紅の『美展』で義妹が羽織った東京友禅の訪問着にちょっと雰囲気が似ているのです。(
こちら参照のこと)
試着させてもらうと、
「あらステキ。ステキよ奥さん!!!」
「平置きよりもずっと映えますね。着映えする着物ですね!」
とオーナー。
しかしウチの義妹は、あれほど気になってた着物なのに(入院中夢に見るほど)、現実に羽織ってみると、
「。。。え?。。。ホントに大丈夫?。。。ヘンじゃない?。。。派手過ぎない?。。。ええ?」
などと、臆した様子でビクビクしてしまい、あまり積極的になりません。っつーか、おみゃーがこれステキーーー
と散々うるさかったんじゃなかったか。着てみて似合うのがわからんか(爆)
ウチの義妹の小心っぷりは本当におもしろいのですわ。
こうなったら買う買わないはともかく、他に何枚か試着させて、何がどう似合うかどういう雰囲気になるのか、充分納得してもらわなくてはなりません。俄然、使命感が沸き上がってきました。オーナーも同じ気持ちだったらしく、それから、オーナーとスタッフさんと店内を探しまくりました。そして、地紋が桜と市松のベージュ地の小紋と義妹がちょっと気になると言い出した白いちりめん地にくすみ色で色挿しした京紅型の小紋を選び出し、試着してもらいました。
お値段はどれもあまり変わらず、サイズはベージュの小紋がいちばんぴったりです。
帯と小物も合わせて、具体的な着姿を鏡の前で作ってもらいました。
「。。。うーーーーん。わからない
」
もう脳内パンク状態の義妹(爆)だけど今、無理に決めることもありません。
「すみません、あちらのほう(姉妹店のこと)にも行って、アタマ冷やして参ります」
「はいはい、ゆっくりお考えください」
そうしてわたくしたちは、姉妹店のほうに向かいました。
でも実際に店舗で着物を手にすると、地色は暗くて濃い紫色です。
そして手のひらより大きく描かれたカトレアの花。
この感じは何かに似ている。。。で、思い出しました。昨年、京都丸紅の『美展』で義妹が羽織った東京友禅の訪問着にちょっと雰囲気が似ているのです。(

こちら参照のこと)
試着させてもらうと、
「あらステキ。ステキよ奥さん!!!」
「平置きよりもずっと映えますね。着映えする着物ですね!」
とオーナー。
しかしウチの義妹は、あれほど気になってた着物なのに(入院中夢に見るほど)、現実に羽織ってみると、
「。。。え?。。。ホントに大丈夫?。。。ヘンじゃない?。。。派手過ぎない?。。。ええ?」
などと、臆した様子でビクビクしてしまい、あまり積極的になりません。っつーか、おみゃーがこれステキーーー

と散々うるさかったんじゃなかったか。着てみて似合うのがわからんか(爆)
ウチの義妹の小心っぷりは本当におもしろいのですわ。
こうなったら買う買わないはともかく、他に何枚か試着させて、何がどう似合うかどういう雰囲気になるのか、充分納得してもらわなくてはなりません。俄然、使命感が沸き上がってきました。オーナーも同じ気持ちだったらしく、それから、オーナーとスタッフさんと店内を探しまくりました。そして、地紋が桜と市松のベージュ地の小紋と義妹がちょっと気になると言い出した白いちりめん地にくすみ色で色挿しした京紅型の小紋を選び出し、試着してもらいました。
お値段はどれもあまり変わらず、サイズはベージュの小紋がいちばんぴったりです。
帯と小物も合わせて、具体的な着姿を鏡の前で作ってもらいました。
「。。。うーーーーん。わからない

」
もう脳内パンク状態の義妹(爆)だけど今、無理に決めることもありません。
「すみません、あちらのほう(姉妹店のこと)にも行って、アタマ冷やして参ります」
「はいはい、ゆっくりお考えください」
そうしてわたくしたちは、姉妹店のほうに向かいました。
「試着しても決められないもんね(笑)」
「うーーーん、何がどういいのかわかんないんだよねーーー

どれもいいような気がするし、自分が着るとどれもよくない気もする」
だーーーーーっっっっっっっっ(笑)ウチの義妹の、がつがつしてない「良きに計らえ」的な様子がおかしくてなりません。普段の日常ではそんなおっとりしたタイプじゃないのですけどね(笑)
姉妹店のほうでも目についたものを2枚ほど試着して(1点はアンティークの長羽織。わたくしが羽織って似合ったのを見て自分も着てみたくなった。笑)、今回は買えるものがないのを確認、そうしてまた先ほどのお店に戻って行きました。
手持ちの番長帯にもコーディネートしてもらい、義妹の気持ちは決まりました。
イマドキは長羽織のほうが好まれているので、道行きコートはあまり売れないようなのです。たっぷりした裄と身丈がウチの義妹に良さげな現代ものですが、お安かった。しつけつき未使用です。
義妹もこの1年半、かなり頻繁にお出掛けしてみて、羽織ものの重要さを感じていたようでした。
これで真冬の防寒コートと長羽織と道行きコートが揃ったので、とりあえず当分の間はお出掛けに困らないと思われます。
ああ奥さん。この場合のお出掛けは、ヒトに依るとお断りしておきますよ。普段着物で気楽な場所にお出掛けするのと、ちょっと気取った場所へおされしてお出掛けするのと、格式が必要な姿でそれなりの場所にお出掛けする(お茶会とか)のは、それぞれお出掛けの種類が違うと言えましょう。奥さんがたは、ご自分のライフスタイルに合わせて、着るものを選ぶとよろしおすえ(←何故かエセ京都弁)。羽織ものだって全種類は必要ありませんや。
ウチの義妹は道行きコートのかっちりコンサバな雰囲気が似合うのと、リサイクルショップで仕立て上がりを買うのが大前提なので、身丈裄身幅などがたっぷりサイズでなおかつリーズナブルであるのは本当に珍しくありがたいのでした。
しぼが深い黒地のちりめん地にろうけつ染め&手描きの幾何学柄の九寸名古屋帯。
こちらはオーナーさんが、わたくしに似合うだろうと出してきたブツ。
「あ、ちょっと珍しい感じ。買ってもいいかなーー」
と言った途端、ウチの義妹&友人★が、
「黒地の帯、他に持ってなかったっけ?」
と、ドルビーサラウンドシステム並みにツッコんできた。
。。。そりゃあ持ってますよ、もちろん!!!黒地の九寸名古屋帯は3本ほどある。黒地の袋帯だってあるさ。っつーか、持ってない種類のものを買えというルールならば、わたくしが買えるのは。。。何?「結」マークの結城紬?越後上布?そんなの経済的に無理だっつーの。そういうの以外、欲しいけど持ってないものなんか、あるもんかーーー

ああでもこれは結局、義妹が欲しいというので、快く買ってもらいました(笑)この帯は、義妹の着物にはいろいろ合わせられるはずだから、きっと便利でしょう。
画像左側がお太鼓部分、右側が胴に巻く部分。六通柄です。
。。。っつー訳で、買いに買ったり5点のお買い上げでした。本当に久しぶりの義妹のお買いもの。
これで先月の入院生活のストレスも少しは解消できたんではないでしょうか。まだ完治まではもうしばらくかかりますが、早めの快気祝いってことで。
おめでたいことですわ(笑)
今年もたくさん着物でお出掛けして、わたくしのネタになってもらえたら、と思います。
いつも読んでいただいてありがとうございます。


https://fashion.blogmura.com/kimono/ranking.html
友人★もお買いものしたんですけど、まだ画像がないので、そのうちご紹介しますね。
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No title
ただ色柄が素敵だというだけで、裄、幅、丈、全てが小さい着物をオークションの画像だけ見てゲットし、喜び勇んで着ているワタクシを見られたならば、義妹様はきっと「狂気の沙汰」だと思われる事でしょう!(義妹様に限った事ではない)
それにしても義妹様が羨ましい。ワタクシ、身近な人に見立てて貰った事が殆どないのです。
資金不足な事はありますが「この着物が似合うよ〜」的なアドバイス等はなかなか...。
お店の方が「似合う」と言ってくれるのは決まって「薄ぼんやりした、はんなり着物」ですw
素敵なお買い物が出来て良かったですねぇ♪