2017.11/26 [Sun]
友人★の螢ぼかしの小紋。義妹の黒歴史袋帯との組み合わせ。
ごきげんよう


先週、ウチの愛機ステルスタンタン(敬称略。妙齢の女性)が、
「祝日は雨の予報らしいですが、もしかして友人★さんが着物でお出掛けですか?」
と訊いてきたのでございます。
さすがステルスタンタン(敬称略)、慧眼にもほどがある。到頭そこに目をつけたのね。
「近いです!お出掛けは祝日の前ですわ」
「じゃあ雨が早まるんですね。了解しました。下手な天気予報より確実な情報ですわ」
。。。っつーくらい、今年の友人★は、誰もが認める雨女に成り下がったのでありました。
わたくしは有名な平家物語の冒頭文を口ずさんだのでございます。そんな気分。祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。
ってな訳で、友人★はちょっと真面目な用件で、着物でお出掛けでした。
袋帯を二重太鼓にする必要があるので、わたくしがお手伝い。
昨年までは友人★と我が家は徒歩5分の距離に住んでいて、自在に行き来しておりましたが、わたくしが転居したため30分余計にかかる道のりを、友人★は着物だけ着た状態でコートを着て、帯小物を持ってやって来るのです。
自分ひとりで二重太鼓を結ぶ練習をした方が、よほどラクなんちゃうかと案じられます(笑)


白襟白足袋で。
背景はわたくしの着物(笑)そう、今の我が家の着物部屋ですわ。
朝から珍しいお客が来て、着物部屋にいるのを知った、ウチの可愛い野次馬ちゃんが。
。。。真顔で訊いてます(爆)
先に仁義を切っとくべきだったかもしれません(爆)
おあとがよろしいようで。
いつも読んでいただいてありがとうございます。


https://fashion.blogmura.com/kimono/ranking.html
誰もの予想通り、東京は夕方から雨になりました。
友人★のツキは、何処に行っちゃったんだろう。。。?
心配だなーーー。
ああでも、よそ七さんの邪魔にならなくて本当に良かった!!!
友人★のお出掛け用件とぶつかっていたら、マジで危なかったと思います。
★の肺炎の方は、だいぶ長くかかりましたけれども、現在は無事に快方に向かっております。
いいトシぶっこいた奥さんがたは、ちょっとの風邪ただの風邪だと甘く見ないで、早いうちにきちんと病院で診察を受けましょうね!!!
気力だけではどうしようもない微妙なお年ごろではあるのですわ。



先週、ウチの愛機ステルスタンタン(敬称略。妙齢の女性)が、
「祝日は雨の予報らしいですが、もしかして友人★さんが着物でお出掛けですか?」
と訊いてきたのでございます。
さすがステルスタンタン(敬称略)、慧眼にもほどがある。到頭そこに目をつけたのね。
「近いです!お出掛けは祝日の前ですわ」
「じゃあ雨が早まるんですね。了解しました。下手な天気予報より確実な情報ですわ」
。。。っつーくらい、今年の友人★は、誰もが認める雨女に成り下がったのでありました。
わたくしは有名な平家物語の冒頭文を口ずさんだのでございます。そんな気分。祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。
ってな訳で、友人★はちょっと真面目な用件で、着物でお出掛けでした。
袋帯を二重太鼓にする必要があるので、わたくしがお手伝い。
昨年までは友人★と我が家は徒歩5分の距離に住んでいて、自在に行き来しておりましたが、わたくしが転居したため30分余計にかかる道のりを、友人★は着物だけ着た状態でコートを着て、帯小物を持ってやって来るのです。
自分ひとりで二重太鼓を結ぶ練習をした方が、よほどラクなんちゃうかと案じられます(笑)


着物と帯は決まっておりました。小物だけ決められないので、平置き画像2点。
ベージュ色地に螢ぼかしの小紋。
友人★は、がちゃがちゃした色合いの派手な伊勢木綿を着るかと思うと、このようにシンプルシックな色合いの小紋も着ます。不思議とどちらも友人★に似合います。常日頃、着物という衣類は、ヒトの内面を写し出すようだと感じておりますけれども、「オンナの顔はひとつじゃないよ」っつーことですわね(わたくしが子供のころ、こういうコピーのCMがあった)。
友人★も、好きなものが着たいものと一致しているようでよござんすな。
お茶事でも使えるように、背中に縫いでひとつ紋が入ってます。
銀色地にピンク系唐花柄の袋帯。
ウチの義妹が昨年、どうしても袋帯が欲しい突発的病いにかかって、毎晩おーく損を徘徊していたのです。そして、「アレが欲しい」「こっちがいいかも」と激しく目移りして、そのくせ欲しい帯をどの着物に合わせるかのビジョンはまったくなかった。ウォッチリストに入れた帯は、義妹が考えるよりも微妙に高い金額で落札されていきます。義妹にはそれを越える入札をする勇気が出ません。そうして病いはどんどんヒドくなるばかりでした。
欲しい帯は名古屋帯だったり袋帯だったり、染め帯だったり織り帯だったり、色も柄も格も統一性がありません。何しろ長い間、帯1本の人生だったので、余計に目移り著しいのでした。
1円スタートや1000円スタートおーく損ではキビシい闘いに勝てないと悟った義妹は、到頭、禁断の5000円超えたスタート価格に挑むことにしました。ある金額以上のスタート価格だと、よほどのことがない限り他の商品に埋もれてしまいます。そんな中、唐花柄が好きなので目についたこの帯は、おーく損の画像では、銀色はもっといぶした感じに、ピンク色の柄ももっと暗い色目に見えました。
わたくしはそのころまだ、義妹がどんな風にどんな帯を欲しているのかが、よくわからなかったのです。。。っつーか、今でもわたくしは、義妹の好みが飲み込めてないのですけれども。おかげで的確なアドバイスもできず、説明書きには特に難は見当たらなかったので、まずはひとつ落札してみれば?と安易にオッケーサインを出したことをここで懺悔しときますわ。
届いた帯は、義妹が脳裏に描いていたものとは違いました。
帯の締め心地の好みや帯の固さ、重さの好みなど、自装歴は短くとも着物着用歴はいたずらに長い義妹のこと、やはり細かく好みがあるのでございます。っつーかそんな感覚的なこと、他人には中々、いやいや絶対、わかんねえってばよ(爆)やはり判断するのは自分以外ないのですわ。
もしかしたら帯芯を外せばもうちょっと軽くなるかも?などと期待しましたが、帯芯が入ってなかった。銀糸がぎっしり詰まって織りだされた、帯地そのものが、相当ぶ厚いのでした。
うーーーん。逃げ場なし。
ってな訳で、この帯は、略礼装する機会が多い友人★の元に、義妹のおーく損黒歴史と共に葬られることになりました(笑)色柄格が着物に合えばそれなりに使い道もあると判断したのでございます。友人★はフトコロ深く、帯の出番を作ってくれました。
義妹はこの出来事のあと、潔くおーく損を断念しました。そうして西荻窪のリサイクル着物屋さんで、番長帯を手に入れたのでした。おーく損で買うよりお高いけれども、やはり手にしてみないと、微妙な重さも帯芯の固さの好みも、誰にも理解されない。やはり判断するのは自分以外ないのですわ。その手で覚えてもらいましょう。
ここ20年以内(だいだい平成になってから)に販売された袋帯は、芯も薄くて柔らかくてかなり軽い仕立てです。最近の振袖用の袋帯など、変わり結びの流行もあって極薄、もしくは芯なしだったりして(^^;)わたくしもこのテの、地の厚い袋帯を久しぶりに締めました。現代ものと比べるとやっぱり巻きづらいと思うな(笑)
帯の固さ重さ厚さが気になる奥さんは、リサイクルで購入するときは、帯の製造(仕立て)年代にどうぞご注意遊ばせ。

小物は両方の平置きから取りました。
草色綸子の帯揚げ。
全体に白っぽい組み合わせになったので、帯揚げでワンクッション。
濃い紫色×紅色ぼかしの丸組帯〆。
ベージュ色地に螢ぼかしの小紋。
友人★は、がちゃがちゃした色合いの派手な伊勢木綿を着るかと思うと、このようにシンプルシックな色合いの小紋も着ます。不思議とどちらも友人★に似合います。常日頃、着物という衣類は、ヒトの内面を写し出すようだと感じておりますけれども、「オンナの顔はひとつじゃないよ」っつーことですわね(わたくしが子供のころ、こういうコピーのCMがあった)。
友人★も、好きなものが着たいものと一致しているようでよござんすな。
お茶事でも使えるように、背中に縫いでひとつ紋が入ってます。
銀色地にピンク系唐花柄の袋帯。
ウチの義妹が昨年、どうしても袋帯が欲しい突発的病いにかかって、毎晩おーく損を徘徊していたのです。そして、「アレが欲しい」「こっちがいいかも」と激しく目移りして、そのくせ欲しい帯をどの着物に合わせるかのビジョンはまったくなかった。ウォッチリストに入れた帯は、義妹が考えるよりも微妙に高い金額で落札されていきます。義妹にはそれを越える入札をする勇気が出ません。そうして病いはどんどんヒドくなるばかりでした。
欲しい帯は名古屋帯だったり袋帯だったり、染め帯だったり織り帯だったり、色も柄も格も統一性がありません。何しろ長い間、帯1本の人生だったので、余計に目移り著しいのでした。
1円スタートや1000円スタートおーく損ではキビシい闘いに勝てないと悟った義妹は、到頭、禁断の5000円超えたスタート価格に挑むことにしました。ある金額以上のスタート価格だと、よほどのことがない限り他の商品に埋もれてしまいます。そんな中、唐花柄が好きなので目についたこの帯は、おーく損の画像では、銀色はもっといぶした感じに、ピンク色の柄ももっと暗い色目に見えました。
わたくしはそのころまだ、義妹がどんな風にどんな帯を欲しているのかが、よくわからなかったのです。。。っつーか、今でもわたくしは、義妹の好みが飲み込めてないのですけれども。おかげで的確なアドバイスもできず、説明書きには特に難は見当たらなかったので、まずはひとつ落札してみれば?と安易にオッケーサインを出したことをここで懺悔しときますわ。
届いた帯は、義妹が脳裏に描いていたものとは違いました。
帯の締め心地の好みや帯の固さ、重さの好みなど、自装歴は短くとも着物着用歴はいたずらに長い義妹のこと、やはり細かく好みがあるのでございます。っつーかそんな感覚的なこと、他人には中々、いやいや絶対、わかんねえってばよ(爆)やはり判断するのは自分以外ないのですわ。
もしかしたら帯芯を外せばもうちょっと軽くなるかも?などと期待しましたが、帯芯が入ってなかった。銀糸がぎっしり詰まって織りだされた、帯地そのものが、相当ぶ厚いのでした。
うーーーん。逃げ場なし。
ってな訳で、この帯は、略礼装する機会が多い友人★の元に、義妹のおーく損黒歴史と共に葬られることになりました(笑)色柄格が着物に合えばそれなりに使い道もあると判断したのでございます。友人★はフトコロ深く、帯の出番を作ってくれました。
義妹はこの出来事のあと、潔くおーく損を断念しました。そうして西荻窪のリサイクル着物屋さんで、番長帯を手に入れたのでした。おーく損で買うよりお高いけれども、やはり手にしてみないと、微妙な重さも帯芯の固さの好みも、誰にも理解されない。やはり判断するのは自分以外ないのですわ。その手で覚えてもらいましょう。
ここ20年以内(だいだい平成になってから)に販売された袋帯は、芯も薄くて柔らかくてかなり軽い仕立てです。最近の振袖用の袋帯など、変わり結びの流行もあって極薄、もしくは芯なしだったりして(^^;)わたくしもこのテの、地の厚い袋帯を久しぶりに締めました。現代ものと比べるとやっぱり巻きづらいと思うな(笑)
帯の固さ重さ厚さが気になる奥さんは、リサイクルで購入するときは、帯の製造(仕立て)年代にどうぞご注意遊ばせ。

小物は両方の平置きから取りました。
草色綸子の帯揚げ。
全体に白っぽい組み合わせになったので、帯揚げでワンクッション。
濃い紫色×紅色ぼかしの丸組帯〆。
背景はわたくしの着物(笑)そう、今の我が家の着物部屋ですわ。
朝から珍しいお客が来て、着物部屋にいるのを知った、ウチの可愛い野次馬ちゃんが。
。。。真顔で訊いてます(爆)
先に仁義を切っとくべきだったかもしれません(爆)
おあとがよろしいようで。
いつも読んでいただいてありがとうございます。


https://fashion.blogmura.com/kimono/ranking.html
誰もの予想通り、東京は夕方から雨になりました。
友人★のツキは、何処に行っちゃったんだろう。。。?
心配だなーーー。
ああでも、よそ七さんの邪魔にならなくて本当に良かった!!!
友人★のお出掛け用件とぶつかっていたら、マジで危なかったと思います。
★の肺炎の方は、だいぶ長くかかりましたけれども、現在は無事に快方に向かっております。
いいトシぶっこいた奥さんがたは、ちょっとの風邪ただの風邪だと甘く見ないで、早いうちにきちんと病院で診察を受けましょうね!!!
気力だけではどうしようもない微妙なお年ごろではあるのですわ。
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No title
おお、これはまた美しく品良く、とてもお似合いですわ、お友達★様。そしてお約束の雨…、いえ、人様の事は申し上げられないのです。幼稚園の遠足から結婚式に至るまで「え?人生の特別な日に雨が降るなんてありえなーい」とバカ女みたいな口調でほざいていたワタクシ。頑張って練習したから着物でお出かけしてみよう♪と思うと7割位の確率で雨が振りだす(TT)着なれてない初心者は二部式雨コートの下の着物を上にまくる練習からせねばならんのです。しかもこの楽天で手に入れた安物ペラペラ雨コート、本当に防水なの?と言う不安が頭の中をぐるぐる。んで、たま様に「正絹でしょう」とおっしゃって頂いた雨コートもなんか防水加工が怪しい。雨の日のお着物はもう少ししてからにします。
不審の固まりの八雲氏かーわいい!
義妹様黒歴史の豪華な袋帯、ステキですわ。前にも申しましたがフォーマル着る気もないくせに袋帯大好きなワタクシ。壁だの玄関だのに飾ってずーっと眺めていたいo(^o^)o。でもそんなことするとすぐヤケちゃいますかねぇ。