2010.10/25 [Mon]
雪輪柄泥大島紬その後
今年、八掛を替えました。
臙脂色から青緑色へ。
京都の悉皆屋さんに、ネットでお願いしました。こちらもはっきり決めかねていて、青系統でも3・4色くらい候補を揚げました。印刷色見本(シアン・マゼンダ・イエロー・ブラック)の色味と正絹の色味を擦り合わせるのは大変だったと思いますが、メールのやりとりをしつつ、こちらの希望に最も近いお色を見つけて貰いました。
印刷色見本を同封したのは、PCモニターはRGBでレッド・グリーン・ブルーなんですが、モニターによって色が違って見えるので、微妙なお色はじかに見て欲しかったからです。
こんなに細くても、しっかり主張する八掛。印象は結構変わります。
友人の呉服屋女将に言わせると、最近では、お客の年齢によって八掛のお色を勧めることはほとんどないそうです。
昔のように、年齢によって仕立て直したりしないで、初めて仕立てた時からほぼ一生そのまま着るので、表地に合わせてなおかつご本人の好みと合わせる帯で八掛を決めるようです。
一時期は大島紬の裏は何でも黒っていうのが流行った時もあった。。。とは女将談(^^;)
「黒だとどんな帯でも合うからね~」って、ヲイヲイ。でも、まあ確かに。
秋から冬の、コーディネート。帯は青磁色浜ちりめん地に手描き友禅。八掛の青緑が効きます。
帯揚げはちりめんの濃い紫から濃い桃色、帯〆は紫・臙脂・からし色をひねった作りのお洒落用。こっくりとしたお色で寒い季節を演出。お若い方なら、色半襟のお色も選び放題。たま自身は白地にたっぷりした刺繍の半襟で、襟元は色を控えめにします(お肌の張りがついていかないの
)。

)。
見幅直しもお安かったので、一緒にお願いしました。
こういう時に、自分で仕立てができないのが正直つらい。。。
でも大好きな紬。手を入れてでも長く愛用したいです。本来なら3代は持つと言われるほどの紬なのですもの。
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No title
思ったよりも華やかで若々しい~。
ぼかしの帯揚げが綺麗。
これが40代って思うと、なんだかパワーが湧いてきますね。
さーて、私も着物整理終わらせないとなー。もう2ヶ月やってます。っつーか、やってないんです。わはー。