2017.08/16 [Wed]
友人★の勢いにただただ流される日
ごきげんよう


今年のお盆はお天気悪い日が続くねえ@首都圏西部。
本来の目的(お茶席)を見失い、無駄におされして都心のデパートに出向いただけのわたくしたちでしたが(注;ふたつ前の記事参照のこと)。。。その翌日の真夜中、またしても友人★から、電話が入りました。
「たまさん、明日(日曜日)、昼ごろ新宿まで来てください!!!」
「。。。何故」
「実はアタクシ、明日の大泉洋さんの舞台(注;『子供の事情』三谷幸喜監督)千秋楽の当日券にチャレンジしたいんですよ」
「へ???」
「開演午後1時半なんですけどーーー、12時くらいから整理券配って、当日券の抽選をするんですわ!」
「。。。で、何故ワタシが」
「何だかテンションが上がってるんですよ!!!当りそうな気がするんですわ!!!でもアタクシは『子供の事情』はもう観たから、たまさんにも観てもらおうと思って!!!」
そう、ご存知のかたはご存知でしょうが、大泉さんの舞台のチケットは取るのが難しいです。わたくしも三谷幸喜監督の舞台は何度かチャレンジしましたが、残念ながら当ったことない。でも友人★は妙に運がよくて、前売りチケットはおろか、過去にも発券数の少ない当日券に当ったことがあるのです。
だからって何故、こんな真夜中に連絡してくるか。ってか何故、突然当日券にチャレンジしたくなったのか。いやいや、当日券チャレンジはいいとして、何故、わたくしを巻き込むのか。友人★曰く、
「えーーーとですね、ホントは明日、当日券の抽選に当ってから、たまさんに連絡して来てもらおうと思ったんですよねーーー驚かそうと思った」
「はあはあ」
「でももしそうしたら、たまさんは着物だから。。。どうして前の日に言ってくれないの?準備しなきゃならないのにっっって怒るかな?と思った」
「はあ、それはあり得るな」
「なのでこうして前の日に連絡してるんですわ。明日、着物でお出掛けできるように」
「。。。」
どうやら友人★にとっては、きちんと理屈が通った話らしいのですが。。。ツッコミどころ満載ではないでしょうか、奥さん!!!
「そもそも、明日の当日券に当る保証はないよね???」
「ありませんわ。でも当るかもしんない」(←ホントに当ったことがあるので、夢のような話とは考えてもいない)
「ってかさ、もし明日ホントに当ったとして、すぐに連絡もらったとしても、前の家ならまだしも今の家からは、開演時間までに会場にたどり着けないよ。たとえ洋服でも」
「。。。そーですか?あら、じゃあ、こうして前もって連絡して良かったのね」
そーいう問題か???
「じゃあたまさん、明日開演時間前に、会場まで来て待っててくれます?アタクシ朝から並んで整理券もらうので。当ったらたまさんがお芝居を観て、アタクシは新宿辺り流して帰りますわ」
「。。。えーーーと、何の保証もないけど、来い、とアナタは言うのね?」
「そうです!!!何だか当る気がするんですよ!!!もうじっとしていられないの!!!えーーーと、なんだっけ、そうそう天啓、天啓なんですわ」
はあ、さいざんすか。
でもそれならもし当っても、友人★がもう1回観ればいいのでは?当日券はかなり良い席が見込めます。でも★は重ねて言う。
「いえいえ、たまさんに日頃お世話になってるお返しをしたいんですわ。良い席で大泉さんを観てください。すごくおもしろかったですから」
はあ、さいざんすか。
「当らなくてもいいじゃないですか。たまにはアタクシと新宿でお茶しましょうよ」
「ってか、昨日池袋でお茶したけど?」
「。。。ははは、そーでしたね。。。でもいいじゃないですか、お願いお願い」
友人★は要は、自分の運試しを突然思い立った、だたそれだけなのでした。そしてオノレの強運っぷりを自分が知るだけでなく、第三者(わたくしのこと)にもできれば世界中にも広く知らしめたい。。。なんかそんな気分なのでしょう。
わたくしはしばし考え。。。そういえばこういう感じって昔はよくあったなあ。。。などとちょっと遠い目になったんでした。友人★とは長い付き合いで、友人★が独身時代はよく海外旅行に出掛けました。しょうもないことも多かったけれども、ちょっと流れに任せてアタマをカラッポにする感じっつーか、自分ではどうにもならない事態を気にやまないでやり過ごしたこととか、後になって思い返すととても楽しい想い出です。とにかくそんな懐かしい感覚を思い出したのでした。
「わかった!わかりました。久しぶりにアナタの無茶振りに付き合いましょう!」
「やったーーーー!!!頑張って抽選に挑みますわ!!!」
っつー訳で、突然降って湧いたお出掛けです。
何を着るか考えて、平置き画像を撮らないと。
真夜中に着物部屋をごそごそして着るものを決めて、本麻の長襦袢に半襟を縫い付けたんでした。
友人★は何やら、1万何千円かするチケットをくれるつもりかもしれないけれども、そーいう訳にもいくまいて。財布の中を確認して、まさかとは思うけれどももし本当に当日券に当ったときのために、お札を足しておきます。手持ちのお金ギリギリでお出掛けすると、ウチの愛機ステルスタンタンに後で叱られるのでございます(
こちらを参照のこと)。見張られてる、じゃねえ、気遣っていただいてるなあ(笑)
昼ごろに新宿初台の会場待ち合わせになりました。明日は早起きだ!(←普通のご家庭では決して早くはないこと、付け加えておきます)

当日はとてもいいお天気で暑いという予報だったので、本麻の着物にもう1回袖を通しておこうと考えました。
黒地に細い縞柄の小千谷縮。
100均猫柄手ぬぐいの付け帯。
ピンク色正絹絽に飛び絞り帯揚げ。
同じ色のレース組み帯〆。
ガチャガチャ積み猫の帯留め。
まんまるさんからのいただきもの。
ひめ吉さんちの刺繍半襟絽の『シャム猫』
前置きが長くなってしまった。以下次号。
いつも読んでいただいてありがとうございます。


https://fashion.blogmura.com/kimono/ranking.html



今年のお盆はお天気悪い日が続くねえ@首都圏西部。
本来の目的(お茶席)を見失い、無駄におされして都心のデパートに出向いただけのわたくしたちでしたが(注;ふたつ前の記事参照のこと)。。。その翌日の真夜中、またしても友人★から、電話が入りました。
「たまさん、明日(日曜日)、昼ごろ新宿まで来てください!!!」
「。。。何故」
「実はアタクシ、明日の大泉洋さんの舞台(注;『子供の事情』三谷幸喜監督)千秋楽の当日券にチャレンジしたいんですよ」
「へ???」
「開演午後1時半なんですけどーーー、12時くらいから整理券配って、当日券の抽選をするんですわ!」
「。。。で、何故ワタシが」
「何だかテンションが上がってるんですよ!!!当りそうな気がするんですわ!!!でもアタクシは『子供の事情』はもう観たから、たまさんにも観てもらおうと思って!!!」
そう、ご存知のかたはご存知でしょうが、大泉さんの舞台のチケットは取るのが難しいです。わたくしも三谷幸喜監督の舞台は何度かチャレンジしましたが、残念ながら当ったことない。でも友人★は妙に運がよくて、前売りチケットはおろか、過去にも発券数の少ない当日券に当ったことがあるのです。
だからって何故、こんな真夜中に連絡してくるか。ってか何故、突然当日券にチャレンジしたくなったのか。いやいや、当日券チャレンジはいいとして、何故、わたくしを巻き込むのか。友人★曰く、
「えーーーとですね、ホントは明日、当日券の抽選に当ってから、たまさんに連絡して来てもらおうと思ったんですよねーーー驚かそうと思った」
「はあはあ」
「でももしそうしたら、たまさんは着物だから。。。どうして前の日に言ってくれないの?準備しなきゃならないのにっっって怒るかな?と思った」
「はあ、それはあり得るな」
「なのでこうして前の日に連絡してるんですわ。明日、着物でお出掛けできるように」
「。。。」
どうやら友人★にとっては、きちんと理屈が通った話らしいのですが。。。ツッコミどころ満載ではないでしょうか、奥さん!!!
「そもそも、明日の当日券に当る保証はないよね???」
「ありませんわ。でも当るかもしんない」(←ホントに当ったことがあるので、夢のような話とは考えてもいない)
「ってかさ、もし明日ホントに当ったとして、すぐに連絡もらったとしても、前の家ならまだしも今の家からは、開演時間までに会場にたどり着けないよ。たとえ洋服でも」
「。。。そーですか?あら、じゃあ、こうして前もって連絡して良かったのね」
そーいう問題か???
「じゃあたまさん、明日開演時間前に、会場まで来て待っててくれます?アタクシ朝から並んで整理券もらうので。当ったらたまさんがお芝居を観て、アタクシは新宿辺り流して帰りますわ」
「。。。えーーーと、何の保証もないけど、来い、とアナタは言うのね?」
「そうです!!!何だか当る気がするんですよ!!!もうじっとしていられないの!!!えーーーと、なんだっけ、そうそう天啓、天啓なんですわ」
はあ、さいざんすか。
でもそれならもし当っても、友人★がもう1回観ればいいのでは?当日券はかなり良い席が見込めます。でも★は重ねて言う。
「いえいえ、たまさんに日頃お世話になってるお返しをしたいんですわ。良い席で大泉さんを観てください。すごくおもしろかったですから」
はあ、さいざんすか。
「当らなくてもいいじゃないですか。たまにはアタクシと新宿でお茶しましょうよ」
「ってか、昨日池袋でお茶したけど?」
「。。。ははは、そーでしたね。。。でもいいじゃないですか、お願いお願い」
友人★は要は、自分の運試しを突然思い立った、だたそれだけなのでした。そしてオノレの強運っぷりを自分が知るだけでなく、第三者(わたくしのこと)にもできれば世界中にも広く知らしめたい。。。なんかそんな気分なのでしょう。
わたくしはしばし考え。。。そういえばこういう感じって昔はよくあったなあ。。。などとちょっと遠い目になったんでした。友人★とは長い付き合いで、友人★が独身時代はよく海外旅行に出掛けました。しょうもないことも多かったけれども、ちょっと流れに任せてアタマをカラッポにする感じっつーか、自分ではどうにもならない事態を気にやまないでやり過ごしたこととか、後になって思い返すととても楽しい想い出です。とにかくそんな懐かしい感覚を思い出したのでした。
「わかった!わかりました。久しぶりにアナタの無茶振りに付き合いましょう!」
「やったーーーー!!!頑張って抽選に挑みますわ!!!」
っつー訳で、突然降って湧いたお出掛けです。
何を着るか考えて、平置き画像を撮らないと。
真夜中に着物部屋をごそごそして着るものを決めて、本麻の長襦袢に半襟を縫い付けたんでした。
友人★は何やら、1万何千円かするチケットをくれるつもりかもしれないけれども、そーいう訳にもいくまいて。財布の中を確認して、まさかとは思うけれどももし本当に当日券に当ったときのために、お札を足しておきます。手持ちのお金ギリギリでお出掛けすると、ウチの愛機ステルスタンタンに後で叱られるのでございます(

こちらを参照のこと)。見張られてる、じゃねえ、気遣っていただいてるなあ(笑)
昼ごろに新宿初台の会場待ち合わせになりました。明日は早起きだ!(←普通のご家庭では決して早くはないこと、付け加えておきます)

当日はとてもいいお天気で暑いという予報だったので、本麻の着物にもう1回袖を通しておこうと考えました。
黒地に細い縞柄の小千谷縮。
100均猫柄手ぬぐいの付け帯。
ピンク色正絹絽に飛び絞り帯揚げ。
同じ色のレース組み帯〆。
ガチャガチャ積み猫の帯留め。
まんまるさんからのいただきもの。
ひめ吉さんちの刺繍半襟絽の『シャム猫』
前置きが長くなってしまった。以下次号。
いつも読んでいただいてありがとうございます。


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