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まおじゃらん

着物と猫と、ときどき絵画。

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最近読んだ本・11月

ごきげんよう




書庫の本を売り払って久しいですが、やはりわたくしは根っから活字のヒト。活字がなくては味気ないのでございます。落ち着いて本を読むココロの余裕がずっと持てなかったので、ネットで新聞記事や雑誌記事を読んだり他所さまのブログ(文章中心だとありがたい)をうろつき回ったりしてました。本心から、紙媒体、印刷媒体の活字が読みたくなるのですわ。
でも今の家には本の置き場を作らなかったのでもう買わないつもりです。それはこの度の引っ越しで、わたくしに殉じた1万冊近い本への気持ちでもございます。そして地域自治体の図書館を出来る限りありがたく活用させていただく。引っ越して間もなく、まず免許証(←ペーパードライバー)の住所変更をしました。これがわたくしの身分証明。それからしやくそ(注;市役所のこと)に隣接する図書館に貸し出しカードを作りに行きました。
ここの自治体はどういう本が揃っているのかしら。お手並み拝見。



 

っつーか。
イキナリ北朝鮮本を借りてるわたくし(爆)初めて借りる本がこれでいいのか。
以前は大量の北朝鮮本を所持しておりました。わたくしは30年近く前から北朝鮮ウォッチャーだったのでございます。ウチの夫には「公安に目を付けられてる」などと馬鹿にされましたが、わたくしごときを公安が見張っていたら人員がいくらあっても足りるまい(笑)
金日成(キムイルソン)から金正日(キムジョンイル)までが、わたくしの楽しい北朝鮮ウォッチャーライフでした。親愛なる指導者同志金正日は、とーーっても妙なセンスで妙な国を本気で作った。でも今の最高指導者金正恩(キムジョンウン)に代わってからは、全然おもしろくなくなってしまった。
その上日本で韓流が流行りそして廃れたころから、北朝鮮から脱北する人民が増え過ぎて、韓国内で手記を出版してるのかしてないのか、とにかく日本語訳がほとんど出版されなくなってしまったのです。
ここ10年で出版された北朝鮮本は、日本のアナリストとか何かの解説者(?)が書いた政治関係や軍事関係のものが多くて、わたくしには興味が持てないのです。だいたい、北朝鮮がもうすぐ崩壊するとか、もう20年も前からずっと言われ続けていたけれども、現実にはまったく崩壊する様子はありません。人民が大量に飢え死しようが政府高官を粛正しようが、それは北朝鮮の普通の状態。建国したときからずっと同じことをしています。さすがに張成沢(チャンソンテク。金正日の実妹の夫。長年の北朝鮮ウォッチャーには懐かしいほど馴染みのヒト)が粛正されたときには驚きましたけれどもね(爆)←ここ笑うとこ!?←自分ツッコミ
そうしてわたくしは北朝鮮本を集めるのをやめてしまったのですけれども。。。やはりそこは長年のお付き合い。最高指導者が気に入らなくても、彼の国の動きは知っておきたいのでした。
ここ数年で出版されたものの中には読み逃がしていたものもありました。1960年から61年ころ、帰国事業とやら(「地獄への道は善意の絨毯が敷き詰められている」含蓄あるなあ)で日本から北朝鮮に渡った在日の方の手記もしくは日本人妻の手記が多いのです。北朝鮮の様子は、本当は在日のヒトの方がずっとよく知っているはずですが、日本人の耳にほとんど聞こえてきません。裏切り者扱いされてしまうらしい。対日本人に対するこういうメンタリティは半島の国全体に言えることで、最近の韓国のキ印っぷり(←失礼。何気に失礼)など深く知れば知るほど、半島の住人は、北も南も同じ民族なのだと、しみじみ感じます。
帰国事業の生き証人がどんどん減っている今、このような出版物はご時世かもしれません。そのうち誰も目を向けなくなる気がしないでもありません。
さてこのような隣国の様子をおもしろいかおもしろくないかで判断するのは、人倫にもとる人でなしだと思われる方もいらっさるでしょうが、わたくしはヒューマニストではありません。こと半島問題に関しては人でなしで結構ですわ。でも日本人拉致被害者は返せと思う。
ちなみにこの2冊、内容自体は、長年の北朝鮮ウォッチャーには目新しい事実はありません。北ではごくごく当たり前の出来事ばかり。ただそれが、日本人妻の体験だと思えば、非常にお痛わしい限りです。余生が安らかだといいですね。



『きものYOKOMORI流スタイル』
横森美奈子

発行は2015年12月。
こういった本がずっと途切れなく貸し出されているって、着物にとても興味があるヒトが常に一定数いらっさるのだと思う。どこにそんなに着物人口があるのか存じませんが(←さらりと自虐ネタを言った)、結構人気があって中々借りられなかったんですのよ~~(買えよっつーのは今はなしね…笑)
著者は、バブル期のデザイナーブランド時代をご存知の方は、多分ご存知、MELROSEのデザイナー。わたくしはMELROSEは着てなかったけれども、っつーかBIGI(稲葉賀恵)もNICOLE(松田光弘)もY'S(山本耀司)も着てないわっ(笑)(←わかるヒトだけ笑って)

コーディネートとか着物や小物の選び方など、着物初心者さん向けに書かれた本です。このひとの、着物に対する考え方がよくわかって、非常におもしろかったです。わたくしも同じように感じていたので。
これから着物をもっとやりたい、着るもの大好きな、ちょっといいトシぶっこきそうなヒトに特に良さそうだと思いました。着物のハードルを低くしてくれます。
この方はわたくしよりもずっと年上なのですが(団塊の世代)、わたくしもこの先この方の年齢になっても、こういうブっ飛び方をしていたいもんだなーーーとしみじみ思いました。

ちなみにこの連載は不定期連載(笑)
いつも読んでいただいてありがとうございます。


https://fashion.blogmura.com/kimono/



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Comment

No title 

んだんだ、文春文庫の北朝鮮本が花盛りだったのはもう20年以上前なのだなあ…あ、うちにはまだいっぱいありますよ、北朝鮮本(笑)
大体お昼のワイドショーに日々北朝鮮が出てくるってどーゆーことやねん。そんなにも家庭の主婦が北朝鮮情報を欲しているとは到底思えんが。
で、たまさんが欲していると云う赤い地に飛び柄の羽織反ってのは、この横森さんがお召の赤い着物と似たような感じなのだろうか。こいつはかなりのカネコテイストですぞ。
  • posted by あすか 
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  • 2016.11/30 14:02分 
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No title 

私持ってます~横森さんの本。( ´艸`)
出版を知り、羽衣牡丹さんにもコメント入れて本を買わせてしまいました。(^-^;

自分がOLやってた頃はまだ週休2日じゃなくて隔週土曜が半ドンで、よく丸井でウィンドウショッピングしてました。
センスもお金もそれほどはない(今も変わらない( ;∀;))ので、頑張って買ったのは肩パットがもりもりのゼルダのセットアップ。
ピンキー&ダイアンの原色スーツも一張羅で着てました…まぁそういう時代でしたね。( ̄▽ ̄;)

北朝鮮はまったく興味がなかったです。
むしろ今の方が、最寄りの中学校で横森夫妻の講演があったりして、情報に触れているかも。

自分語り、失礼いたしました。m(__)m
  • posted by さのっち 
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  • 2016.11/30 18:02分 
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No title 

すいません、コメント承認された後で気づきました。
中学校であったのは、横田夫妻の講演会でした。m(__)m

そんな訳でうちには、子供が学校でもらってきた『Megumi』という漫画の英訳本があるのでした。
  • posted by さのっち 
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  • 2016.12/01 05:23分 
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No title 

> あすか師匠、横森さんのこの本見て驚きましたよ~~(^ ^)かなりイメージに近いんです。もうちょっと赤は深くていいし柄は全体に入っててもいい。赤ってちょっと違うと全然違っちゃうから難しいです~~。
カネコの赤、懐かしいですね。私はパープルとハッカ狙いでしたわ。
あすかさんの持ってる本、ホントに私とカブるーーー(爆)文春、いい仕事してたよね!
  • posted by たま 
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  • 2016.12/02 00:05分 
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No title 

> さのっちさん(^ ^)マルイってブランドショップがぎっしり入ってましたね~~。あの頃のセールって凄かったですよね~~(笑
横田さんは中学生だったのに、本当にお気の毒!失踪して数年内には、犯人は北だと言われてました。ご両親は切ないでしょうね。
  • posted by たま 
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  • 2016.12/02 00:15分 
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No title 

ensyuuさま
jij*k*1114さま
utaさま
みっこちゃん
すのうさま
kawaiikurisuさま
ナイスありがとうございます。
  • posted by たま 
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  • 2016.12/02 14:20分 
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No title 

最近読んだ本。というタイトル。
以前はよく拝見していたのに随分ご無沙汰でしたよね。
楽しみにしていたので途切れてしまって残念に思っていたんですよ~。
祝復活
マルイ。そういや当時私はマルイとセゾンカードの両方を限度額ギリギリ使って毎月毎月DCブランド(!)の服を買ってたなあ。←遠い目。
服にお金をかけるのが当たり前だった時代ですねえ。私だけじゃなくって周りもみんなそんな感じだった気がします。
  • posted by ほあかばりきるま。 
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  • 2016.12/02 17:48分 
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No title 

メルローズなつかしいわ~
実家の近所のダッサいお兄ちゃんが これメンメルだぜ~といってTシャツを自慢していたのを思い出しました‥;^_^A

横森さんはハーフムーンのデザイナーとして記憶があります
アンアンにもライフスタイルのエッセイ的なことも書かれていたりして
当時からかなり露出が高かったですよね(^ ^)
  • posted by てんてん 
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  • 2016.12/03 12:31分 
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No title 

> ほあかばりきるま。さま。以前は、自分で買った本縛りだったんですよ。借りた本はカウントしてなかったの。だから本が買えなくなると連載できなくなってしまった(笑)
私はブランドのアトリエセールにもよく行ってましたわ。安いから「オマエそれ着ないだろ」ってなものまで買ってたな(爆)安いとはいえ今のプチプラより圧倒的に高いし高品質だった。ああいう時代だったんでしょうねえ。
  • posted by たま 
  • URL 
  • 2016.12/04 19:51分 
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No title 

> てんてんさん(^^)雑誌のananは大昔、デザイナーとかブランドプレスのヒトをよく誌上に載せてましたよね~~。この出版社は独自のスターシステムを持っていたっけ。
ナイスありがとうございます。
  • posted by たま 
  • URL 
  • 2016.12/04 19:57分 
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