祝・飛影（ひえい）王子は１２歳

ごきげんよう




ウチの飛影王子は、産まれてほどなく線路に捨てられた猫なので、正確な誕生日はわかりません。
その日線路ぎわに住まう方たちは、昼ころからずっと泣き叫ぶ仔猫の声がいつ聞こえなくなるか（いつ電車に轢かれてしまうか）ハラハラして生きた心地がしなかったそうです。みなさんの祈りが通じたのか、仔猫はずっと鳴き続け、真夜中の最終電車が出たあと、住人の方々有志が懐中電灯を手に線路に無断で侵入して（←犯罪。もう時効だとは思うけれども詳細はぼかす）ようやく保護しました。
最初のころは離乳していなかったらしくミルクを与えて育てたそうです。ご縁があって数人のヒトを介してウチにやって来たのは、１２年前の８月。。。なので、誕生日は大雑把に夏、ということにしているのでした。

片手のひらに乗るほど小さく、顔はダニだらけで皮膚病があり、臆病で何に対しても怯えた仔猫は、大きく育って（７キロ！）臆病は臆病だけれども、たいした病気もせずに健康に暮らしております。
１２歳！
ゲーム機抱えた、甘えん坊の、永遠の小学生男子。
シニアになって、食べるものにはいっそう気をつけるようになりました。

ウチのコになってくれてありがとう。


いつも読んでいただいてありがとうございます。


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何故か飛影お気に入りの、わたくしの夏のカゴバッグ。
匂いがいいらしいのですが、人間の嗅覚にとっては謎でございます。（過去の、飛影王子のうっとりっぷりは
こちら。とか
こちら。をご覧くださいませ）
長いこと大事に使ってきましたが、そろそろ傷みが見過ごせないくらいになってきたので（わたくしはバッグをあまり取り替えない。めんどくさいから）、到頭今季でさよならするつもりで、残りの夏を楽しんでもらおうと床に置きました。
飛影の今の、誰にも邪魔されないくつろぎの場所です。

このバッグの何がそんなにいいんだろう？？？
やっぱり謎。