2016.04/08 [Fri]
甥の入学式に潜入&三菱一号館美術館
ごきげんよう


ずいぶん暖かくなりました@首都圏西部。
先週から今週にかけてが、東京の桜満開の時季だったのだと思われます。
4月に入った曇り空の日。。。ウチの甥っ子の大学の入学式があるというので、義妹(夫の実妹)に誘われてましたの。そのココロは、
「ふたりで着物で都心に行って、式典のあとは、満開の桜なんぞ愛でつつ、ちょっとついでにあちこちぶらぶらしてお茶してきましょ♡」
ってな意味でございますわ。普段、仕事やら家庭の雑事に追われるばかりの義妹にとって、息子の入学式は、略礼装を着る理由付けになり、都心をぶらぶらする良いきっかけにもなるのでした。
当日もしも雨だったなら、わたくしはあっさりご遠慮するところでしたが、曇り空で気温も高過ぎもせず寒くもなく、袷の着物を着ていくのにちょうどいい気候でした。花粉症は未だおさまりませんけれどもねーーー(苦笑)
さてわたくしの場合、中学の入学式以来ずっと、親が入卒式などで学校に来たことがありませんので、自身の大学の入学式もひとりで行った覚えがございます。でも昨今は、時代なのですねーーー。どこの大学のどこの親御さんも普通に子供の大学入学式に列席するらしいのですわ。お父さんお母さんお祖父さんお祖母さんが集う。娯楽か義務か存じませんが、大変ですねーーー。子供のいないわたくしには絶対縁がない行事なので、義妹のお誘いをありがたく受けました。
興味津々ですよ(笑)
会場に入る前に、甥っ子&甥っ子のお友だち(若人がたくさん。あらビックリ)を無理矢理従えて、無理矢理記念撮影させた、困った伯母さんの図。おめでたい日に申し訳ない(爆)
みなさんのご両親はとっくに会場内にいらした(わたくしたちは、動きがちと、鈍い
)。
理工系のせいか、女子が極端に少なくて、女性はオバちゃんだらけ、男のコばかりが目につきます。着物姿のご父兄は数人ほどでした。
わたくしの姿ですが、長羽織は防寒&塵よけなので、会場内ではひとつ紋つきの着物&袋帯二重太鼓ですよ。あらかじめお断りしておきます。
入学式は、とてもおもしろかったです。(←子供の感想文。っつーか、おもしろいんかい)
さて、約2時間ほどの式典等々が済むと、生徒さんたちは学部ごとのオリエンテーションに向かうので、父兄は用なしです。わたくしと義妹は足取り軽やかに(まさしくその言葉のまんま)桜を見ながら歩きまわり、写真を撮って楽しみました。
ちょっとした花見のポイントでは、「ここは天安門か?」っつーくらい中国語が交され(わたくしは以前、北京の天安門広場に行きました。天安門事件のあとですわ。やっぱり中国中から来た中国人観光客で溢れていました)、今、わたくしたちがどこにいるのか、一瞬立ち位置を見失います。わたくしは意地悪なので、
「アンタたち大嫌いな天皇家が住まう周辺だけど、わざわざ桜見物にニッポンに来たんだね?」
と囁いて差し上げたくなりましたが、北京語広東語上海語どれも話せないので黙るしかありません。
同じ日に上野公園に行ったわたくしの知人も、「あそこは日本じゃなかった」と申しておりましたので(ってか、この季節に上野に行ったっつーのが何より驚くよっ
)、桜の時季に日本の有名スポットを観光するのは、アジアのスタンダードになりつつあるのかもしれません。スゴイですねーーー


(溜め息)
義妹は『アナ雪』カラー(爆。本人談)のひとつ紋つき色無地と、3つ紋つき黒羽織。
コーディネート詳細は後日、平置き画像と共に説明します。
ランチのあとは、義妹の希望で、丸の内の三菱一号館で開催されている『PARIS オートクチュール― 世界に一つだけの服』を観に行きました。


この建物は雰囲気があってとても良かったーーー





ずいぶん暖かくなりました@首都圏西部。
先週から今週にかけてが、東京の桜満開の時季だったのだと思われます。
4月に入った曇り空の日。。。ウチの甥っ子の大学の入学式があるというので、義妹(夫の実妹)に誘われてましたの。そのココロは、
「ふたりで着物で都心に行って、式典のあとは、満開の桜なんぞ愛でつつ、ちょっとついでにあちこちぶらぶらしてお茶してきましょ♡」
ってな意味でございますわ。普段、仕事やら家庭の雑事に追われるばかりの義妹にとって、息子の入学式は、略礼装を着る理由付けになり、都心をぶらぶらする良いきっかけにもなるのでした。
当日もしも雨だったなら、わたくしはあっさりご遠慮するところでしたが、曇り空で気温も高過ぎもせず寒くもなく、袷の着物を着ていくのにちょうどいい気候でした。花粉症は未だおさまりませんけれどもねーーー(苦笑)
さてわたくしの場合、中学の入学式以来ずっと、親が入卒式などで学校に来たことがありませんので、自身の大学の入学式もひとりで行った覚えがございます。でも昨今は、時代なのですねーーー。どこの大学のどこの親御さんも普通に子供の大学入学式に列席するらしいのですわ。お父さんお母さんお祖父さんお祖母さんが集う。娯楽か義務か存じませんが、大変ですねーーー。子供のいないわたくしには絶対縁がない行事なので、義妹のお誘いをありがたく受けました。
興味津々ですよ(笑)
会場に入る前に、甥っ子&甥っ子のお友だち(若人がたくさん。あらビックリ)を無理矢理従えて、無理矢理記念撮影させた、困った伯母さんの図。おめでたい日に申し訳ない(爆)
みなさんのご両親はとっくに会場内にいらした(わたくしたちは、動きがちと、鈍い

)。
理工系のせいか、女子が極端に少なくて、女性はオバちゃんだらけ、男のコばかりが目につきます。着物姿のご父兄は数人ほどでした。
わたくしの姿ですが、長羽織は防寒&塵よけなので、会場内ではひとつ紋つきの着物&袋帯二重太鼓ですよ。あらかじめお断りしておきます。
入学式は、とてもおもしろかったです。(←子供の感想文。っつーか、おもしろいんかい)
さて、約2時間ほどの式典等々が済むと、生徒さんたちは学部ごとのオリエンテーションに向かうので、父兄は用なしです。わたくしと義妹は足取り軽やかに(まさしくその言葉のまんま)桜を見ながら歩きまわり、写真を撮って楽しみました。
ちょっとした花見のポイントでは、「ここは天安門か?」っつーくらい中国語が交され(わたくしは以前、北京の天安門広場に行きました。天安門事件のあとですわ。やっぱり中国中から来た中国人観光客で溢れていました)、今、わたくしたちがどこにいるのか、一瞬立ち位置を見失います。わたくしは意地悪なので、
「アンタたち大嫌いな天皇家が住まう周辺だけど、わざわざ桜見物にニッポンに来たんだね?」
と囁いて差し上げたくなりましたが、北京語広東語上海語どれも話せないので黙るしかありません。
同じ日に上野公園に行ったわたくしの知人も、「あそこは日本じゃなかった」と申しておりましたので(ってか、この季節に上野に行ったっつーのが何より驚くよっ

)、桜の時季に日本の有名スポットを観光するのは、アジアのスタンダードになりつつあるのかもしれません。スゴイですねーーー



(溜め息)
義妹は『アナ雪』カラー(爆。本人談)のひとつ紋つき色無地と、3つ紋つき黒羽織。
コーディネート詳細は後日、平置き画像と共に説明します。
ランチのあとは、義妹の希望で、丸の内の三菱一号館で開催されている『PARIS オートクチュール― 世界に一つだけの服』を観に行きました。


ところでわたくしは昔フランスに旅行したとき、パリでおそらくこの服飾美術館に入った覚えがございます。ものすごい量のレースやハギレ、刺繍の断片などが、延々と展示されて、説明文は全部フランス語だし読めないし足は疲れ果ててもうお腹いっぱいです。たまにマネキンに着せてディスプレイされたドレスは、西暦を見れば、マリー・アントワネット時代のあとの革命期やらナポレオン帝政時代のものだとわかります。保存の関係か元々の素材の関係かはわかりませんが、黄ばんで埃っぽくて今にもちぎれそうなボロボロなシフォンやレースは鬼気迫るものが感じられて、「どう考えたって、もし着たら呪われちゃいそうだよね」的な怖さがありました。マネキンを見るたびに幽鬼がひっそり佇んでいるようで恐ろしかったですわ。日本のアンティーク展のそれとは大違いなのでした。
今回の展示は、第一次世界大戦前後から現代まで。。。おとろしい憑き物がついてない(ように見える)分、安心して観ていられます。

今回の展示は、第一次世界大戦前後から現代まで。。。おとろしい憑き物がついてない(ように見える)分、安心して観ていられます。

お茶しておしゃべりして、街を眺めながら歩く。
わたくしにしては珍しく非常にアクティブ。とても楽しい1日になりました。
いつも読んでいただいてありがとうございます。


https://fashion.blogmura.com/kimono/
わたくしにしては珍しく非常にアクティブ。とても楽しい1日になりました。
いつも読んでいただいてありがとうございます。


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この建物は雰囲気があってとても良かったーーー



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- at 18:19
- [着物着ました2015・2016]
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No title
い~~ですねー若い男子に囲まれて・・・いゃそっちじゃなく、お着物ですよ~~~。あら、お草履も同じ色目ですか?いーですねー。
フォーマルな装いはほんと滅多にする機会がないので新鮮です。私も来年の春には卒業と入学がありますゆえ、詳細を楽しみにしておりますですー