2016.03/24 [Thu]
白地の平織り紬で美容院でした
ごきげんよう


花粉がヒドいので、自宅に籠ってます。
お出掛けしないので、着物を着ない。
着物を着ないと、着たものアップできない。
三重苦、三重苦ですのよ、奥さん。
八雲氏の顔が並んだら、手持ちの画像が他にないものと考えてくだすってよござんす。
いつものネットショップで、八雲氏用のロイ○ルカナンphコントロールを購入したのが、つい先ほど届いたところなんですよ。「あ○楽」にできるのに敢えて「あ○楽」を解除すると、注文してから届くのに3日かかる。我が家にはこの時間差がいい感じなんですわ。


先週は美容院に行ったのが、唯一のお出掛けでした。
なので髪はひとつに括っただけです。
前回の若いお兄ちゃん美容師さんには、
「着物でいらしたお客さんを初めて見た!」
と言わしめましたが、今回の若いお兄ちゃん美容師さんは、
「振袖ってのはいくらくらいするんでしょうかね?」
と話題を振って来た(笑)
わたくしが着物を着ているので、本当に単なる世話話のネタにしたのでしょう。わたくしは根が親切なので、その興味のなさ具合を考えて、適当に流しておきました。
「全身で100万円以上するのもあれば、リサイクルで揃えて数万円以内ってのもあります。ピンキリですね。でも基本的には正絹だから。。。」
「えっ、あれは、絹なんですか???」
っつーか、そこにツッコむの!?



花粉がヒドいので、自宅に籠ってます。
お出掛けしないので、着物を着ない。
着物を着ないと、着たものアップできない。
三重苦、三重苦ですのよ、奥さん。
八雲氏の顔が並んだら、手持ちの画像が他にないものと考えてくだすってよござんす。
いつものネットショップで、八雲氏用のロイ○ルカナンphコントロールを購入したのが、つい先ほど届いたところなんですよ。「あ○楽」にできるのに敢えて「あ○楽」を解除すると、注文してから届くのに3日かかる。我が家にはこの時間差がいい感じなんですわ。


白地に枇杷色の花と木柄の平織り紬。
八掛はグラスグリーンぼかし。大島紬のような平織りの紬で、生地感はひんやりさらさらして似ておりますが、こちらは本場大島紬ではありません。越後大島とかそういった系統です。
苔色地鏡紋柄総絞り九寸名古屋帯。藤娘きぬたやの難有り品。
水色ちりめん地帯揚げ。
黒×白正絹三分紐。
ひめ吉さんちの刺繍半襟『シャム猫』塩瀬地色違いアウトレット。
水色猫の帯留め。タンタンさんからのいただきもの。
蜜柑色絞りの正絹うそつき袖。
白地の紬は、毎年春先になると着ます。
目がそういうテクスチャーっつーか光の反射具合を求めているのでしょう。
さて本日のネタはうそつき袖でございます。
蜜柑色のうそつき袖は、元々はリサイクルものの名古屋帯でした。
30年近く前にリサイクルショップで購入しました。蜜柑色檜垣紋綸子地に真っ白く大きく檜垣(石畳にも見えたけれども多分檜垣)が絞りで表された名古屋帯だったのです。若かったわたくしには、シブい本場泥染の大島紬などに合わせて使い勝手も良かったのです。しかしやがて、鮮やかな金魚色が目に痛くなるお年ごろになってしまいました。
しばし箪笥で眠らせるも、他のどなたにも差し上げる宛てもなく。。。仕方がないので解いて一旦は半幅帯に縫い直したのですが、目に痛い金魚色では半幅帯になっても使うアテはありません。4メートルも手縫いでふちをかがって、痛い思いをしただけでございます。
ミシンで縫わなかったのは天の采配。
そうしてまた再び解いて、おされ着洗い洗剤を使って自分で手洗いしてみたのですわ。
すると。。。!目に痛いほど眩しく鮮やかだった色が、にじんでボケて、真っ白のところにも色がつき、何とも微妙な感じになりました。っつーか、古い絞り染めはこうして色落ちするから怖いですねーーー。リサイクルをお手入れするときはお気をつけ遊ばしてね、奥さん。
わたくしはそうなってようやく、ココロ置きなく、布地にハサミを入れることができたのですわ。
適当に並み縫いで仕上げて、九寸染め名古屋帯は、無双袖のうそつきになりました。
全体に色がにじんでぼやけた分、わたくしが袖の振りから覗かせても違和感ない程度に仕上がってくれましたわ。そうして今年は、この平織り紬に内側からざくざく縫い付けているのです。
ええ話やなーーーと思っております。(←ホントか?)
ところでこの手のうそつき袖って、他所さまは半襦袢に縫い付けるのでしょうか?
わたくしは半襦袢は1回着ると洗ってしまうので、正絹のうそつき袖を縫い付けておくといちいち取り外すのが面倒くさく感じます。なので1年に1回か2年に1回、コレと決めた着物にうそつき袖を直に縫い付けてしまいます。胴裏と袖の縫い代部分に荒く縫い付けるので、表には響きません。
そういう着物が(袷のみ)何枚かあります。っつーか袷でしか、無双袖要らないんですわ。
っつーか、半襟は毎回取り替えて縫い付けていても面倒じゃないのに、うそつき袖は面倒なんです。
なんでかな???
それは謎、としか言いようがありません。
いつも読んでいただいてありがとうございます。


https://fashion.blogmura.com/kimono/
八掛はグラスグリーンぼかし。大島紬のような平織りの紬で、生地感はひんやりさらさらして似ておりますが、こちらは本場大島紬ではありません。越後大島とかそういった系統です。
苔色地鏡紋柄総絞り九寸名古屋帯。藤娘きぬたやの難有り品。
水色ちりめん地帯揚げ。
黒×白正絹三分紐。
ひめ吉さんちの刺繍半襟『シャム猫』塩瀬地色違いアウトレット。
水色猫の帯留め。タンタンさんからのいただきもの。
蜜柑色絞りの正絹うそつき袖。
白地の紬は、毎年春先になると着ます。
目がそういうテクスチャーっつーか光の反射具合を求めているのでしょう。
さて本日のネタはうそつき袖でございます。
蜜柑色のうそつき袖は、元々はリサイクルものの名古屋帯でした。
30年近く前にリサイクルショップで購入しました。蜜柑色檜垣紋綸子地に真っ白く大きく檜垣(石畳にも見えたけれども多分檜垣)が絞りで表された名古屋帯だったのです。若かったわたくしには、シブい本場泥染の大島紬などに合わせて使い勝手も良かったのです。しかしやがて、鮮やかな金魚色が目に痛くなるお年ごろになってしまいました。
しばし箪笥で眠らせるも、他のどなたにも差し上げる宛てもなく。。。仕方がないので解いて一旦は半幅帯に縫い直したのですが、目に痛い金魚色では半幅帯になっても使うアテはありません。4メートルも手縫いでふちをかがって、痛い思いをしただけでございます。
ミシンで縫わなかったのは天の采配。
そうしてまた再び解いて、おされ着洗い洗剤を使って自分で手洗いしてみたのですわ。
すると。。。!目に痛いほど眩しく鮮やかだった色が、にじんでボケて、真っ白のところにも色がつき、何とも微妙な感じになりました。っつーか、古い絞り染めはこうして色落ちするから怖いですねーーー。リサイクルをお手入れするときはお気をつけ遊ばしてね、奥さん。
わたくしはそうなってようやく、ココロ置きなく、布地にハサミを入れることができたのですわ。
適当に並み縫いで仕上げて、九寸染め名古屋帯は、無双袖のうそつきになりました。
全体に色がにじんでぼやけた分、わたくしが袖の振りから覗かせても違和感ない程度に仕上がってくれましたわ。そうして今年は、この平織り紬に内側からざくざく縫い付けているのです。
ええ話やなーーーと思っております。(←ホントか?)
ところでこの手のうそつき袖って、他所さまは半襦袢に縫い付けるのでしょうか?
わたくしは半襦袢は1回着ると洗ってしまうので、正絹のうそつき袖を縫い付けておくといちいち取り外すのが面倒くさく感じます。なので1年に1回か2年に1回、コレと決めた着物にうそつき袖を直に縫い付けてしまいます。胴裏と袖の縫い代部分に荒く縫い付けるので、表には響きません。
そういう着物が(袷のみ)何枚かあります。っつーか袷でしか、無双袖要らないんですわ。
っつーか、半襟は毎回取り替えて縫い付けていても面倒じゃないのに、うそつき袖は面倒なんです。
なんでかな???
それは謎、としか言いようがありません。
いつも読んでいただいてありがとうございます。


https://fashion.blogmura.com/kimono/
なので髪はひとつに括っただけです。
前回の若いお兄ちゃん美容師さんには、
「着物でいらしたお客さんを初めて見た!」
と言わしめましたが、今回の若いお兄ちゃん美容師さんは、
「振袖ってのはいくらくらいするんでしょうかね?」
と話題を振って来た(笑)
わたくしが着物を着ているので、本当に単なる世話話のネタにしたのでしょう。わたくしは根が親切なので、その興味のなさ具合を考えて、適当に流しておきました。
「全身で100万円以上するのもあれば、リサイクルで揃えて数万円以内ってのもあります。ピンキリですね。でも基本的には正絹だから。。。」
「えっ、あれは、絹なんですか???」
っつーか、そこにツッコむの!?
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- at 23:10
- [着物着ました2015・2016]
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No title
作りましたって程のことはありませんね。端っこを縫っただけなので。
で、どうしたかと云うとやっぱり着物の袖に縫い付けています。←まだ着用してません。
たまさま同様襦袢はすぐに洗うし半衿も付け替えるから。
ですわ。
白い着物。憧れます~~~。
リサイクルで探すと手ごろな値段の物はあくやシミがあるし、状態の良いものはお値段が…
しかし若くて果敢なチャレンジャー美容師あんちゃん。
まさかのツッコミですね。
その場にいたら「そこ!?」と、横から口をはさんでしまいそうです