2016.03/10 [Thu]
べにお亭和裁合宿始まりましたvol.3
ごきげんよう


今日は都心の大学病院の定期診察日でした。
以降は予約投稿ですわ。
前回までのあらすじ


古い阿波しじらの反物2反組をおーく損(@ほあかばりきるま。氏)で見つけた。そして、和裁完全独学のべにお先生が、和裁完璧素人と共に、単衣を仕上げるミッションが始まった!!!イキナリ総尺が短いことが判明したり、前途に訪れるハードルを次々とクリアしていく我らの先生。高みの見物の猫とわたくし。いいのかそれで!?
カリキュラム作業工程その3「袖を縫う」は、イチイチワンダーな世界でした。
袖を縫う途中の画像がまったくないので、袖をミシン縫いしたのは最初の夜、ご飯の後だったような気がするけれども時系列が不明。。。とにかくわたくしはよほど夢中になって、作業していたらしいのですわ。
反物幅が若干狭いために、縫い代は最低限、断ちから6ミリとか8ミリのところに印をつけてミシン縫いします。
「肩から23センチ」
と言われれば、
「ああ、袖口だな」
程度の理解はできますが、わたくしの理解はその程度ですわ。
そこからがワンダー。どうやら袖の袂(っつーか袖のソコ?)にキセをかけているらしいのですが、当初説明された作業の意味がまったく理解できず、わたくしの顔全体に「?」マークがあるのを気にしたべにお先生が丁寧に解説してくださるも、そのときはやっぱりよくわからなかったです。
先生は諦めて、とにかく袖を仕上げることのみ、全力を上げます。わたくしが作業している間、ご自分の作業は止めて(ミシンが1台しかないとか、ハサミやアイロンが1台しかないとか、うっかり気を抜くと待ち針がたくさん刺さった針山を、ぼーくんりっくん(猫)にドリブルして何処かに持ち去られてしまう、とか、数々の難題が待っていた)わたくしが終わるのを待ってらっさる。
「そんな風に見張ってなくてもいいですよーーー」
と申し上げましたが、やっぱり気になるそうです(笑)申し訳ないなあ。
袖の丸みは2センチを選びました。先生は3センチ。
合宿2日目は、昼ごろ起きて(昼ごろ起きたのはわたくし。べにお先生はキチンと早く起きて、その夜のためのご飯の下準備を着々となさってた)顔も洗わずイキナリ前夜に終わらなかった、袖口の手縫い部分を縫い始めます。その間に先生が朝食兼ランチを作ってくださいました。
先生は前日、わたくしが作業しているのを見張っていた(爆)ので、ご自分のは、わたくしが起きてくる前に仕上げてらした。
袖口はくけ縫いをします。
べにお先生にやり方を見せてもらって、自分が長年親しんだ裾のまつり縫いは、実はくけ縫いもどきだったと知る。。。Σ( ̄○ ̄;)←今、強い風が吹き抜けたよ。
じゃあわたくしってば、本当のまつり縫いの仕方を知らないかもよーーーっオーマイガッ


スカしてる場合か!
。。。いや、いいんだいいんだ、今までなんら不都合はなかった。。。
。。。っつーか、そういう問題で良かったかい?

結構地味に精神的ダメージを受けつつも、袖完成。
これは最後に再登場なので、大事にお片づけしました。
さて、ランチも済んでお茶も飲んで、ウチの夫がやって来るまでまだ時間があります。
可愛い海大(かいた)兄ちゃんを愛でつつも、まだ余力がありますの。
べにお先生が作った和裁合宿のカリキュラム表では2回目に当る、作業工程4の背中心を縫うことにしました。

背中心は、縫い代を取って真っすぐミシンで縫うだけなのですが、べにお先生が心配していた手縫いなどよりも、ずっとわたくしを憂鬱にさせていたのは、実はミシンでした。わたくしは大のミシン苦手です。160センチ以上、曲がらずにずっと真っすぐ縫うって難しいんですわ。絶対無理だと思っていた。そして、背中心が曲がるのはちょっと恥ずかしいけど、仕方ないかも。。。くらい諦めきっておりました。
世のお裁縫好きさんたちからは馬鹿にされそうですが、まつり縫いに続いてここでもわたくしは、今まで知らなかった事実を教わるのですわ。
真っすぐ縫う布2枚に、待ち針を打つ打ち方。端っこと端っこに打って、真ん中に打って、更にまた真ん中、真ん中、と攻めて行くやり方のことです。
実にわたくしは、待ち針の打ち方を知らなかったんですわーーーっっっオーマイガッ


今、馬鹿にした?
してくださいよ。
。。。自分に呆れた


。。。こっちはね、まつり縫いと違って、今まで不都合ありありでしたよっ


小学校で教わるの?中学校?まったく記憶にないな。。。高校は女子高だったけれども進学カリキュラムの関係で、家庭科は1年のときだけ、それも調理中心だったよ。
なんかさー、この先も、本来とっくにどこかで教わっていたかもしれない何かを、いいトシぶっこいて初めて知って、すごくやりやすくてびっくり(◎-◎;)/みたいな事態が起きそうな予感がして、ネタ?本気ネタなの?とかツッコまれると困る。楽しみですよっ(ヤケクソ)わたくしはおかげさまで、真っすぐミシンをかけるのはあまり怖くなくなりましたっっっ。だからって、お裁縫が好きになるかどうかはまた別問題なんですけれどもねっっっ(号泣)
そうして、背中心を縫い終わったら、アイロンをかけて、キセをかけます。
。。。キセってこういうことだったんだーーー。
もちろんわたくしの着物は、全部かかるところにはキチンとキセがかかっております。それはプロに頼んだからであって、キセはプロがかけるもんだと思い込んでおりました。素人がやってもキセはかかるのですね。
。。。っつーか奥さん、わたくし、オノレの阿呆さ加減全力前開ですけれども、そして知性と人格は若干崩壊中ですけれども、どうぞわたくしを踏み台にして先に行ってね(←馬鹿)。
いつも読んでいただいてありがとうございます。


https://fashion.blogmura.com/kimono/
背縫いが終わったところ。
次の合宿は、カリキュラムその5「繰り越し上げを縫う」とその6「脇を縫う」ですよ。知らないことはたくさんあれど、結構、案外、楽しいから驚きます。
これもべにお先生のおかげです。
でもべにお先生は、呟いてます。聞こえてますよ。
「この者は、和裁の難しさはまだ知らない」。。。TO BE CONTINUED!



今日は都心の大学病院の定期診察日でした。
以降は予約投稿ですわ。
前回までのあらすじ



古い阿波しじらの反物2反組をおーく損(@ほあかばりきるま。氏)で見つけた。そして、和裁完全独学のべにお先生が、和裁完璧素人と共に、単衣を仕上げるミッションが始まった!!!イキナリ総尺が短いことが判明したり、前途に訪れるハードルを次々とクリアしていく我らの先生。高みの見物の猫とわたくし。いいのかそれで!?
カリキュラム作業工程その3「袖を縫う」は、イチイチワンダーな世界でした。
袖を縫う途中の画像がまったくないので、袖をミシン縫いしたのは最初の夜、ご飯の後だったような気がするけれども時系列が不明。。。とにかくわたくしはよほど夢中になって、作業していたらしいのですわ。
反物幅が若干狭いために、縫い代は最低限、断ちから6ミリとか8ミリのところに印をつけてミシン縫いします。
「肩から23センチ」
と言われれば、
「ああ、袖口だな」
程度の理解はできますが、わたくしの理解はその程度ですわ。
そこからがワンダー。どうやら袖の袂(っつーか袖のソコ?)にキセをかけているらしいのですが、当初説明された作業の意味がまったく理解できず、わたくしの顔全体に「?」マークがあるのを気にしたべにお先生が丁寧に解説してくださるも、そのときはやっぱりよくわからなかったです。
先生は諦めて、とにかく袖を仕上げることのみ、全力を上げます。わたくしが作業している間、ご自分の作業は止めて(ミシンが1台しかないとか、ハサミやアイロンが1台しかないとか、うっかり気を抜くと待ち針がたくさん刺さった針山を、ぼーくんりっくん(猫)にドリブルして何処かに持ち去られてしまう、とか、数々の難題が待っていた)わたくしが終わるのを待ってらっさる。
「そんな風に見張ってなくてもいいですよーーー」
と申し上げましたが、やっぱり気になるそうです(笑)申し訳ないなあ。
袖の丸みは2センチを選びました。先生は3センチ。
合宿2日目は、昼ごろ起きて(昼ごろ起きたのはわたくし。べにお先生はキチンと早く起きて、その夜のためのご飯の下準備を着々となさってた)顔も洗わずイキナリ前夜に終わらなかった、袖口の手縫い部分を縫い始めます。その間に先生が朝食兼ランチを作ってくださいました。
先生は前日、わたくしが作業しているのを見張っていた(爆)ので、ご自分のは、わたくしが起きてくる前に仕上げてらした。
袖口はくけ縫いをします。
べにお先生にやり方を見せてもらって、自分が長年親しんだ裾のまつり縫いは、実はくけ縫いもどきだったと知る。。。Σ( ̄○ ̄;)←今、強い風が吹き抜けたよ。
じゃあわたくしってば、本当のまつり縫いの仕方を知らないかもよーーーっオーマイガッ



スカしてる場合か!
。。。いや、いいんだいいんだ、今までなんら不都合はなかった。。。
。。。っつーか、そういう問題で良かったかい?

結構地味に精神的ダメージを受けつつも、袖完成。
これは最後に再登場なので、大事にお片づけしました。
さて、ランチも済んでお茶も飲んで、ウチの夫がやって来るまでまだ時間があります。
可愛い海大(かいた)兄ちゃんを愛でつつも、まだ余力がありますの。
べにお先生が作った和裁合宿のカリキュラム表では2回目に当る、作業工程4の背中心を縫うことにしました。

背中心は、縫い代を取って真っすぐミシンで縫うだけなのですが、べにお先生が心配していた手縫いなどよりも、ずっとわたくしを憂鬱にさせていたのは、実はミシンでした。わたくしは大のミシン苦手です。160センチ以上、曲がらずにずっと真っすぐ縫うって難しいんですわ。絶対無理だと思っていた。そして、背中心が曲がるのはちょっと恥ずかしいけど、仕方ないかも。。。くらい諦めきっておりました。
世のお裁縫好きさんたちからは馬鹿にされそうですが、まつり縫いに続いてここでもわたくしは、今まで知らなかった事実を教わるのですわ。
真っすぐ縫う布2枚に、待ち針を打つ打ち方。端っこと端っこに打って、真ん中に打って、更にまた真ん中、真ん中、と攻めて行くやり方のことです。
実にわたくしは、待ち針の打ち方を知らなかったんですわーーーっっっオーマイガッ



今、馬鹿にした?
してくださいよ。
。。。自分に呆れた



。。。こっちはね、まつり縫いと違って、今まで不都合ありありでしたよっ



小学校で教わるの?中学校?まったく記憶にないな。。。高校は女子高だったけれども進学カリキュラムの関係で、家庭科は1年のときだけ、それも調理中心だったよ。
なんかさー、この先も、本来とっくにどこかで教わっていたかもしれない何かを、いいトシぶっこいて初めて知って、すごくやりやすくてびっくり(◎-◎;)/みたいな事態が起きそうな予感がして、ネタ?本気ネタなの?とかツッコまれると困る。楽しみですよっ(ヤケクソ)わたくしはおかげさまで、真っすぐミシンをかけるのはあまり怖くなくなりましたっっっ。だからって、お裁縫が好きになるかどうかはまた別問題なんですけれどもねっっっ(号泣)
そうして、背中心を縫い終わったら、アイロンをかけて、キセをかけます。
。。。キセってこういうことだったんだーーー。
もちろんわたくしの着物は、全部かかるところにはキチンとキセがかかっております。それはプロに頼んだからであって、キセはプロがかけるもんだと思い込んでおりました。素人がやってもキセはかかるのですね。
。。。っつーか奥さん、わたくし、オノレの阿呆さ加減全力前開ですけれども、そして知性と人格は若干崩壊中ですけれども、どうぞわたくしを踏み台にして先に行ってね(←馬鹿)。
いつも読んでいただいてありがとうございます。


https://fashion.blogmura.com/kimono/
背縫いが終わったところ。
次の合宿は、カリキュラムその5「繰り越し上げを縫う」とその6「脇を縫う」ですよ。知らないことはたくさんあれど、結構、案外、楽しいから驚きます。
これもべにお先生のおかげです。
でもべにお先生は、呟いてます。聞こえてますよ。
「この者は、和裁の難しさはまだ知らない」。。。TO BE CONTINUED!
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