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まおじゃらん

着物と猫と、ときどき絵画。

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追悼池田重子『日本のおしゃれ展』に行きました

ごきげんよう


久しぶりに雨が降りました@首都圏西部。昨年から乾燥しきって、空気からからでしたよ。

仕事始めした会社もあるけど、まだお正月休みの会社もある、そして学生さんはまだ冬休み。。。という混むのか混まないのかわからない微妙な時期の1月4日(月曜日)、わたくしとべにお先生は銀座に出向きました。べにお先生が追悼池田重子『日本のおしゃれ展』の招待券をお持ちで(七緒の付録だった)便乗してごいっしょしたのです。





混むか混まないかで言えば、この日は混む日でありました。午後からタレントIKKOさんのトークショーがあったらしいのですわ。でもわたくしたちは次に池袋にはしごするつもりだったので、朝イチの混雑を避け午後の混雑を避けるナイスな時間帯を選んで、松屋銀座の1階ルイ・ヴィトン前で待ち合わせしました。
「えっビトン。。。タンタンさんがお弁当入れにしてるビトン。。。そんなところで待っていたら、お弁当箱売りつけられそうで怖いです」
と、べにお先生は反対しました。
っつーか、売らねえし。
「大丈夫ですよヴィトンは高いけどお店は怖くない。じゃあ展示会の会場前で待つかい?」
「。。。それは、嫌」
「じゃあおとなしくヴィトンの前にいてください。中に入らないでね。多分すぐわかりますよ」
そもそも日本のデパート内にあるルイ・ヴィトンショップは社員教育が行き届いている(!)のか、わたくしのようなチンピラが明らかに買う気も買う財力も見当たらず冷やかしでのぞいていても、丁寧に対応してくれます。「あの(変な形の)バッグの内側がどうなってるか見たい」(←超失礼)というだけでも、白い手袋をして商品を取り出し、中を見せてくれます。
素晴らしい。サービス業かくありきってくらいですわ。

さて何を着るかを考える前に、わたくしは遠い昔に思いを馳せていたのでした。
池田重子氏は先日惜しくも亡くなられましたが、彼女が初めて『日本のおしゃれ展』を伊勢丹美術館で開催されたとき、わたくしは義妹(夫の実妹)と前売り券を買ってとても楽しみにお出掛けして、ご本人の姿もちらりと拝見した覚えがあるのでした。
気になってググってみると、平成5年のできごとです。
。。。
。。。
。。。
ひゃああああ。ホントに大昔なのだなあ。そういえば伊勢丹美術館なんてもうとっくにないよねえ。
あのころ、わたくしと義妹と友人★は『細雪ごっこ』と称して、美術館・歌舞伎・芝居・コンサート・バレエ・小旅行・お花見等々、そんなにしょっちゅうではありませんが着物でお出掛けを楽しんでいたのでした。
。。。って、今と同じじゃん



人間というのはそうそう変わるものじゃないと理解できます。おとろしいことですね。
いやそーいうオチじゃなくて。
その後も『池田重子展』には4・5回は行ったと思います。
お客さまの中にはとても凝った着姿あり、展示と共に堪能させていただきましたが、その数は非常に少なかった。着物でいらっさるお客が少なかったのですわ。わたくしと義妹と他に2人くらい。。。平日だと違ったのでしょうか。フルタイムで働いていたので休みは土日しかなく、そういうお客はたくさんいらしたけれども着物のヒトを見た覚えがありません。まだ不景気じゃなかったと思う。
今回、お正月ということもあるのでしょうが、着物を着た方はたくさんいらした。年齢も着物の好みもさまざまな方々がたくさんたくさんいらしたのです。
わたくしのつたない感覚では、平成5年当時、着物は現在よりたくさん売れていたでしょうが着物をおされとして着るヒトは少なかった(冠婚葬祭以外見たことなかった)。現在は、着物は生産数も減ってお店も減って売れなくなったかもしれませんが(冠婚葬祭ですら見ない)、おされとして着物を着るひとは増えたんじゃないのかなあ、と感じています。おばあちゃんやお母さんの着物を受け取った30代40代に顕著な気がしているのです。
。。。それとも今まで目を向けなかった暗がりに目を凝らしたら、目が慣れて良く見えるようになった。。。ってな話なのでしょうか。分母が変わったせいで増えた気がしているだけでしょうか。ネットを見ているとそんな気がするだけ?
正直、正確なことなど何もわかりませんわ。
戯言だと捨て置いてくださいませ。
ま、今も昔も、現実にわたくしのまわりで着物を着ているヒトは居ませんがね

暑苦しく語ってごめんあそばせねえ、奥さん。


記念すべきファースト『池田重子展』のときの着物で行ってもいいけど、それって義妹にしかウケないよねえ(苦笑)っつー訳で、何を着るか悩むのが娯楽のわたくしは、銀座の次に向かう池袋に焦点を合わせてコーディネートを決めました。
池袋は『CAT ART 美術館』があります。
元々、銀座松屋には6日に出掛ける予定でした。べにお先生が仕事始まる前で、お正月の横浜の疲れが取れたころにゆっくり行くつもりだったのです。でも『CAT ART 美術館』は1月5日までです。友人★に招待券をもらったのは12月31日だっ。わたくしは『CAT ART 美術館』は諦めてもいいと思っておりました。でもべにお先生はどちらかというとこっちの方が食指が動く模様です。どちらも行こうとしたらはしごすることになってしまい、日程も繰り上げられたのでした。
忙しーーーい。
着るものは、『日本のおしゃれ展』に特化することは物理的に不可能なので、猫に特化することにしました。




招き猫柄大島紬。7マルキ地球印。
この反物を見つけたとき、わたくしは後先考えませんでした。本当に買って良かった!と思える1枚です。無地場が多い7マルキってのも好き。本場大島紬はその制作の関係上、同じものが必ずあるのですが、これを選んだ着物好きが他にもいらっさると思うと嬉しいです。八掛は小豆色。招き猫と重なるカードの色目が小豆色なので、担当さんが散々知恵を絞って考えてくれました。
おしくらまんじゅう猫柄京袋帯。
WAKKA。最近、色違いが広告バナーに出まくってる(爆)わたくしはブログに広告アファリエイト等何もしていなし、他所さまのブログで広告が出ていてもちっとも嬉しくない。興味がおありの方にひと言申し上げるなら、こちらは正絹で薄くても適度な張りと柔らかさがあって締め易い帯ですよ。わたくしと色違いお揃いになってもよければ是非買ってみてください。きっと奥さんの方が可愛くお似合いですよ。まおじゃらんが持ってるから欲しいけど買えないーーーっとか悔しくお考えの方には、残念でしたね(←いぢわる)。
納戸色ちりめん地帯揚げ。
あすかピンク(マゼンダ)帯〆。
水色地切り絵風染め長羽織。

羽織丈100センチ。デッドストック作家もの小紋反物を長羽織に仕立てたブツ。羽裏は黄色地に黒猫と毛糸玉柄。ハッキリ言うと、おーく損で見つけて落札した表地よりも、長襦袢地を切り売りしてもらう裏地の方が高かった!
ターコイズブルーのビーズ羽織紐。
サロンドハピネス。
ひめ吉さんちの刺繍半襟『黒猫と蔦』。


 



着姿&お茶したもの(珍しく画像を撮った)は次号。
いつも読んでいただいてありがとうございます。


https://fashion.blogmura.com/kimono/


追記:今日ウチの義妹(夫の実妹)も行きました。
ヒトサマの頭越しに眺めるほどの盛況だそうですわ。
義妹は、DVD付きの図録を買ってくれた
いっしょに眺めたいと思います。
同じフロアで『和のあそび展』が始まっていて、池田重子氏のコレクションを楽しんで現代もの着物まわりを新鮮な目で楽しんで、義妹はとても堪能して帰って参りました。
『梅屋』店主梅まりさんには義妹がお世話になりました。この場を借りてお礼申し上げます。




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Comment

No title 

先日着物で出かけた際にお会いした方々がほぼ全員初対面だったんですが、私の着物姿を見て口々に「私も着たいんだけど着る機会がない。」「着たいけど長いこと着てないから綺麗に着られない。」と、おっさってました。
普段のちょいとそこまでのお出掛けならば完璧に着られなくってもいいじゃないかって思って着てます。実は着付けも習ったことないし、よく分からないまま着てます。と云うとみなさん驚いておられました。
若い人たちがアンティークなどをアレンジしてかわいく着こなしたり30~40代の人たちが好きなように着物を着たりという姿はそれなりに見かけるけれどもそれ以外では「着物=敷居が高い」ものなんでしょうねえ。
おしくらまんじゅう猫帯が好きだす。ぜひ買ってみたくなったけど我慢します。
  • posted by ほあかばりきるま。 
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  • 2016.01/12 21:20分 
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No title 

池田重子さんの本を一日中眺めては憧れのため息をついていた日々が懐かしい❤
WAK○A帯。私はワインカラーでピアノの上で歌う二匹のネコ帯を持っています。軽くて柔らかい印象ですよね。同じメーカーの洗える着物が似合うなぁーと思いつつ諦めています。キリがなくって困りますね。たま様はいったいネコ帯何本持ってらっしゃるんでしょうー?
  • posted by passionpiano 
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  • 2016.01/13 08:37分 
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むえええええ、混んでるの…ああ、会期終了間近になるとますます混むんでしょうねえ。明日か明後日には行かねばならないのに。図録、残ってるでしょうねえ。
あっしは5年前に初めて行きましたが、その時は大晦日(確か)だったもので、人は少なかったっす。もちろん着物の人も他には2名くらいでしたわ。
当時ブログ村に登録はしてなかったんで広い着物ブログ界の様子を知らず、身近なYahoo着物ブロガーの間ではこの催事には他には2名くらいしか行ってる人がいなかったのでそんなもんなのかと思っておりました。
ブログ村に登録後の今回は、もう、それはそれは皆さん『日本のおしゃれ』展に行ってらっさるのを目の当たりにした。…でもやっぱり5年前よりかは着物人口、増えてるような気がしますですよ。
アンティークカテゴリーだってこの1年で100名加入者増えてますしねえ。
  • posted by あすか 
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  • 2016.01/13 11:10分 
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てんてんさまないすありがとうございます~
  • posted by たま 
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  • 2016.01/13 17:33分 
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> ほあかばりきるま。さま、「きちんと綺麗に着られないと(駄目)」の呪縛は大きいですね。特別感があるからなおさら気軽に着る発想にならないのでしょうね~。そうして急速に着物は日常から消えたのですが。
「気軽に買えて安い」ってホントに重要だと思います。
猫帯買いませんか~。そーだほ~さまには犬柄の良いのがあるといいですね!犬柄は少ないですもんね~。おしくらまんじゅうで子犬柄とか(笑)きっと需要はあるはず!
  • posted by たま 
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  • 2016.01/13 17:42分 
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すのうさまないすありがとうございます~
  • posted by たま 
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  • 2016.01/13 17:42分 
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> passionpianoさま。昔は猫柄なんて全然見掛けなくて、たまにあっても偉そうな先生の手描きだったりして猫の顔も好みじゃなくて(それに高いの!)私は永く、猫柄に飢えておりました。最近は色んなタイプがお値段ピンキリであちこちで売られてて嬉しいです!
ポリ半幅帯はお安いのでたくさん持ってますが、正絹では8本くらいでしょうか。数えてみました。案外少ないですわ。(まだ増えてもいいってことか!?)
  • posted by たま 
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  • 2016.01/13 17:53分 
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No title 

> あすか師匠、終了間際はとても混み合うと予想されますわ。図録はたくさん用意してると思いますが。。。そっか、売り切れる可能性もあるのね
平成5年ころ、アンティーク着物はおっそろしく高価なものでしたわ。当時の「おしゃれ展」にはたくさんお客さんが押し寄せましたが、そういうお宝が見たかったんだと思う。別ジャンルの着物も決して安くないし、着物は買ってしまい込むものだったんじゃないかな。
今は、ピンもあるけどキリもある、選択肢が多い時代になったと思ってますわ~。私ゃ正直、師匠のブログで色んな思い込みが粉砕されて気持ちよかったよ(爆
  • posted by たま 
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  • 2016.01/13 18:12分 
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sorasoraさまないすありがとうございます~
  • posted by たま 
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  • 2016.01/13 18:13分 
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No title 

みっこちゃんないすありがとうございます~
  • posted by たま 
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  • 2016.01/13 18:13分 
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