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まおじゃらん

着物と猫と、ときどき絵画。

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着物でブーツ、その実用性を考える

ごきげんよう




また少し時間を遡って、昨年12月の分でございます。
デジカメの記録では12月18日になっております。
当然クリスマス前で、ちょこっと風味がかかっておりますわ。タイムリーじゃなくてごめんあそばせねえ、奥さん。
この辺りはほぼ1日置きに着物を着ていて、クルマで出ることも多かった。そういったことが絡み合っての、着物でブーツなのでした。まず最初から説明していきます。





抹茶色地に水玉柄赤城紬。八掛も抹茶色。この着物は抹茶ラテと呼ばれる。
くれない色に羽根つき?とストライプの抽象柄正絹紬八寸名古屋帯。
からし色×紫色絞りの帯揚げ。
カーキ色薔薇組帯〆。
くれない色鮫小紋柄半襟。
江戸小紋を壊して長襦袢に仕立て直した分の残りキレ。
赤と緑を全身に散りばめて、クリスマス風味と言えば言える。。。のがおわかりいただけるかと存じます。


 

さて連日のように着物を着ると、一番困るのは。。。わたくしの場合、足袋なのでございます。
わたくしは足の皮が弱く、たびっくすやストレッチ足袋で鼻緒のあるものを履いて歩くと、必ず流血します。たくさん歩くのがいけないようで、クルマで目的地まで行ってほとんど歩かずに帰って来れば、たびっくすプラス草履でも大丈夫だというのがわかりました。ただ現実には、わたくしは草履でたくさん歩く人なので(歩きたいんだっ)やはりたびっくすの出番はあまり期待できません。仕方なく綿ブロードの足袋を履くのですが。。。それはいいのですが。。。白いブロード足袋(冬は裏ネル)を毎日毎日洗濯するのは、すげーーーー面倒くさいんですよ、奥さんっ



以前、月に2・3回くらいしか着物を着ないときは、白足袋はその都度、丁寧に手洗いしてましたよ。裏が汚れたら歯ブラシなど使ってこしこし洗っておりました。今でも、汚れが目立つ白足袋はそうやって洗うのですが、1日置きに白足袋を丁寧には洗っていられない。だって面倒だもの。で、ネットに入れてまとめて洗濯機で洗っております。普段使いの白足袋は実はそんなに汚れないし、それで充分なのでした。
でも、そうして洗うべき足袋が溜まっていくのも忸怩たる気持ちがするのです。たいした汚れじゃないのが、放置することに依って静かに静かに汚染されていく、ちょっとしたバイオハザード的な気分。ホラー好きの考えそうなこととして無視できる範囲でしょうか。
それで時々は、足袋を履かずに靴下を履いてブーツ、と相なる訳ですわ。
ブーツは、電車に乗って都心に出るときは少しいい皮革のものを、ご近所ではスポッと足が入れ易いかどうかを重視して選んでおりますが、どの場合も着物と合わせるの前提の形です。雨や雪の日は悩むことなく着物にブーツを履いております。とても実用的だと思うのです。
。。。しかし、ある日(先月か先々月のある日)たまたま訪れたブログに、
「もう(トシだから)着物でブーツは卒業しようと思う云々。。。」
と書かれていた。
。。。えっ卒業!?!?もう卒業しちゃうの!?!?
奥さん奥さん、っつーかわたくしより全然若いわ、似合ってらっさるわ、どうして卒業しちゃうのーーーっ!?!?
奥さん奥さん、わたくしのこと、
置いていかないでーーーーっっっ



。。。もう男に捨てられる女が膝を抱きしめてすがりつく(貫一お宮)脳内イメージっすよ。
そっか。
ようやくわたくしにもわかった。
着物でブーツって、そーいう世間的なイメージ(ハイカラさんとか?)があるのかもしれない。。。もしくはそっちの方が一般的である、ことに。
。。。



わたくしは、雨の日にレインブーツを履く程度の実用性と、白足袋を洗わなくていいお気楽さを取ったんですわ。でも余人にはそうは見えないのであろうな。いいトシぶっこいて若いコみたいな格好してイタい。。。って感じでしょうか。あの奥さんも、ホントは着物でブーツを履き続けたいご様子だった。でも他人(夫や家族も含まれる模様)の目を意識したら、卒業した方がいいと判断なさったのね。。。人間は社会的動物だから、社会(特に家庭)を意識せざるを得ないでしょうなあ。
ふっ、まあいい。アタシゃ卒業なんかしないよそのうちもっとばばあになって足元不如意になったら、草履を履くのも危険になるかもしれないけど、そしたらゴム長靴履いてやる。
っつーのは少し冗談ですが、自分の意識と他者の意識の違いはどうしようもないので、まるっと無視するしかないでしょう。自分は実用重視のつもりだったけれど、他人はおされとしてどうよ?と思っていた、もしくは自分はおされのつもりだったけれど、他人はそうは思わないなんてよくあるでしょう。
ありがたいことにわたくしの住む地域では、他人の姿格好にあまり興味関心を持たれずにいられます。こういうのは東京の住み易い事由だと思います。ウチの夫は自分の妻がどんな格好をしていてもまったく気にしないらしくてありがたいですね。さすがに露出の多い服を着られるのは嫌だと申しておりましたが
。。。しねーよ、そんな格好。
こんなわたくしでも、礼装略礼装のときは、草履持参(先方についてコートを脱いでから履き替える)であることは一応お断りしておきますわ。
着丈はくるぶしよりも上、意識して短めにします。






この日はどうしてもアタマがぼさぼさだったので、最終兵器帽子でアタマ隠しですわ。綺麗に結われたアタマが美しいとの認識はあります、安心してください。
うにくろじーうーのニットの羽織ものは、ここでも便利に使われております。
連写していたら八雲氏が足元に来たので、カットしないでお送りします。



 


夫のクルマで出掛けました。
よく晴れて風が強い日でした。

いつも読んでいただいてありがとうございます。


https://fashion.blogmura.com/kimono/


クリスマス前に向日葵が、咲いていましたよ。。。すげーなサイタマ。



子供の頃に読んだ漫画『冬のひまわり』@美内すずえのことをふと思い出しました。好きだったな、アレ。画像は漫画の内容とは違います




 
フリューゲルの絵のような感じがした、見下ろす町並みと、モネのような色合いの、夕暮れ。




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Comment

No title 

安心してください、履いてますよ~(笑)。
こちらは冬の間、草履ではかかとが冷えて大変なので、雪がなければボアブーツ風、雪が降ったら防寒用ショートブーツです。
若い子風の、「着丈を短くした着付けにヒールの高いブーツ」は、都会もしくはアラフォー以上には厳しいかもしれませんが、5センチ以下のヒールなら、それほど違和感がないのでは?
  • posted by 羽衣 牡丹 
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  • 2016.01/11 19:37分 
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No title 

クリスマス前のクリスマスカラーコーデだったんですね、可愛い♪

それにしても【冬のひまわり】って、直ぐに出てくるのが素晴らしい(笑)
  • posted by タンタン 
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  • 2016.01/11 23:51分 
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No title 

ブーツと着物のコラボをした事が無いのでお気持ちもあまりわかりませんが私に当てはめると、銘仙はもう卒業。とかアンティーク着物でもいかにも少女風味なのは卒業とか。でしょうか。でもね~結局ファッションの好み+それぞれの体質に合った実用性等は他人様にはわからないし。たま様は出血多量になっちゃいけないので続けてほしいなぁと思います。基本的な知識や礼装の装いがわかっていれば綺麗に着るならブーツもあり!と立派な着物の先生がおっしゃっていましたもの。写り込んでる八雲氏😍ありがとうございます。毛並がフワっとしてる😝ゴッホやフリューゲルやモネ。素晴らしい~🙆🏻
  • posted by passionpiano 
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  • 2016.01/12 08:40分 
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No title 

――――やはり水どうファンとしてはブーツを卒業した暁には『雪面の飛び魚』を履いて下さらねば(爆)
ああ、あっしも12月のアップし残した、これまた同じくブーツの着物姿アップしなければ~
あ、そうそう、牡丹さんも仰ってますがよっぽど『ブーツを目立たせたいブーツありきコーデ』でもない限り、あまりブーツって目立ちませんですよ。あっしが今まで見かけてきた中では。画像だけで見ると足元まで目に行きますが、実際歩いている人見ると足元まではなかなか目が行かない(笑)
今の時期だととにかく羽織しか目に入りませんわ(爆)
  • posted by あすか 
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  • 2016.01/12 10:26分 
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No title 

○○はもう卒業。
って、ちょっと寂しい気がしますねえ。
着物にブーツ。私はいまだに挑戦することができません。
なぜならば。おしゃれ上級者にしか着こなせないものに見えるんですもの。
あたしにゃ無理。手が届かない。
ああ、でも。自分で自分に限界を設定しちゃいけないんですよね。
やりたかったらやってみればいいのだ。そうだ
と、鼻息荒く意気込んでみたりくじけてみたりの葛藤ですよ。とほ。
  • posted by ほあかばりきるま。 
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  • 2016.01/12 20:30分 
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羽衣牡丹さんの「安心してください、履いてますよ」に爆笑し、
タンタンさんの「『冬のひまわり』がすぐに出てくるのが素晴らしい」にニヤリとし、
極めつけの「雪面の飛び魚」で吹き出しました。まったく、みなさんのコメントときたら…(爆)。
着物にショートブーツは、特に年齢関係ない気がするんですけどねぇ。なんたって、防寒に最適だし(って、いつもの体感重視発言/笑)。
あすかさんの言うように、当人が気にするほどブーツは見られていない気がしますわー、実感として。
  • posted by べにお 
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  • 2016.01/12 21:40分 
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ええええっ!

着物でブーツ むしろ今からバリバリ行こうと思ってたんですが‥
あ、あきまへんのんか~~
  • posted by てんてん 
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  • 2016.01/12 23:10分 
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> 羽衣 牡丹さん。。。そっか安心していいんだ(爆
寒い地方や雪が積もる土地では死活問題ですよねーーー!私もたくさん歩くの前提だし、ヒールが高いのや細身のは考えられないですが、選択肢が多いと安心だし何よりラクですよねー
  • posted by たま 
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  • 2016.01/13 16:38分 
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> タンタンさん知ってるの!?
すーばーらーしーーーい!
今、どこのコミックスに入ってるのかしら。
  • posted by たま 
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  • 2016.01/13 16:39分 
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ぽらりすさまないすありがとうございます~
  • posted by たま 
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  • 2016.01/13 16:40分 
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すのうさまないすありがとうございます~
  • posted by たま 
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  • 2016.01/13 16:40分 
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No title 

> passionpianoさま私も実用だと考えていたものに賞味期限がある(場合もある)と知って軽くカルチャーショックでした。世の中には色んな考えがありますもんねーーー。
八雲氏は直接カメラを向けるよりこの方が自然に撮れるので、できるだけ撮ってアップしていきますよ
ないすありがとうございます~
  • posted by たま 
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  • 2016.01/13 16:46分 
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No title 

> あすか師匠(爆)「ありゃオヤジの靴ですよ!」まさかそれでロケに出るとは(爆
実際、こうして記事にでもしなければ、足元ってあんまり目立ちませんね~。とにかく気にしておくのは顔回り(半襟)と羽織!!!(爆)肝に命じてます
  • posted by たま 
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  • 2016.01/13 16:49分 
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みっこちゃんないすありがとうございます~
  • posted by たま 
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  • 2016.01/13 16:54分 
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No title 

> ほあかばりきるま。さま。「⚪︎⚪︎は卒業」フレーズって、元はファッション誌でしょうかティーンズ雑誌でしょうか。とっくに卒業した側としては若干使いにくい言語ですわ。
おされとしての方向性は私もハードル高いですが、実用品なら大丈夫!(爆)もっともほ~さまには雨の日でも、ちょっとつま掛け二枚歯の下駄…の方がイメージですけどね
  • posted by たま 
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  • 2016.01/13 17:13分 
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No title 

> べにお先生、いいキャラが並びましたよね(笑)誇らしいですわ(爆
「おされじゃなくて実用!」と普段からべにお先生が力説なさる意味が実感できましたわ。なるほど、そもそもの立地条件が違うんですね
  • posted by たま 
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  • 2016.01/13 17:16分 
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No title 

> てんてんさん(爆
大丈夫ですわ、自己申告制ですーーー(爆笑
  • posted by たま 
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  • 2016.01/13 17:18分 
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