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まおじゃらん

着物と猫と、ときどき絵画。

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べにお先生と川越行 vol.3『そういう羽織が流行っているのですか?』

ごきげんよう




べにお先生と突如思い立っての川越ランデブーレポが続いております。
でもわたくしはまだ自宅を出ておりません(爆)。
ウチの猫らと戯れ写真を撮っている場合か。否、猫画像の方が世間さまに求められているであろ。

日差し燦々、気温も高めでしたが、わたくしたちの川越散歩は外を徘徊するのみでございますれば、日が暮れたらきっと寒く感じるはず。。。と思い、わたくしは今季到頭初羽織ものを投入したのでした。



 




藤色系キリバメ柄ろうけつ染め長羽織。
こちらは、おーく損(@ほあかばりきるま。氏。オークションに於ける様々な要因ココロの動きその後の後悔まで表現し切った秀逸な造語)にてしつけ付き1000円スタート1000円にて落札した(要は誰とも競らなかった)小紋長着を、解き洗い張りに出してのち、単衣の長羽織に仕立て直してもらったブツでございます。例に依って例のごとく、ベトナム人にいい仕事をしてもらっておりますわ。
身丈(背中心)は95センチです。わたくしの身長は158センチ(スリーサイズと体重はもう聞かれても意味がない
)。着丈のバランスを参照してくださいませ(身体の厚みも参考にしてください
(号泣))。
最も真冬に着そうもしくは塵よけ汚れ防止に活躍させるつもりの長羽織は身丈100センチに作っていますが、色柄に依っては95センチです。100センチを割り出したのは、いつもの着物問屋の担当さんと相談した折り、椅子に座って羽織の裾が床につかない程度の、大体の値で決めました。
着比べてみると、自分の身長及び雰囲気だと、95センチの方が軽く着やすいのがわかりました。もちろん長い方も用途に応じて便利に着分けています

わたくしの手持ちの長羽織は、薄もののポリプレタを除くと、小紋反物から仕立てたものが多くて、一部だけ小紋長着から仕立て直したものです。羽尺やコート地から仕立てたことはありません(道行きコートは除く)。
長着では派手派手しく感じて着られない、でも好きなタイプ(←これ重要!)の小紋反物を、どんな羽裏にしようか考えて選んで(羽裏として売られている反物より、可愛い長襦袢地を切り売りしてもらう方が好み)マイサイズでお仕立てお願いするとき、至福の瞬間ですわ。お金がかかるので滅多にできないのが悲しいです。
現在、新らしい反物で売られている羽尺は、わたくしが好む着方をするにはどうもお上品過ぎる気がして(←少しは上品に生きろ、の声は届かない)当分(恐らく死ぬまで)この路線を行くと思われます。

べにお先生と待ち合わせた時間を逆算して、自宅を出ました。
いつもは乗らない電車、ホームで日差しを避けて電車が来るのを待っていると。。。少し離れたところに立ってらしたご婦人、70歳くらいに見受けられる銀色の髪のご婦人が、
「あのう。。。」
「。。。はい?」
「あのう、ちょっと伺います。。。」
「。。。はい、なんでしょうか?」
「今は、そういう羽織が流行っているのですか?」
。。。
。。。
。。。



「ホントにごめんなさい失礼します。羽織の長さが新鮮だったものですから。。。つい。。。」
わたくしは普段、愛想がいいタイプではありません。いいトシぶっこいてるクセに大人げなくて申し訳ありませんが、あまりヒトサマとは交流したくない人間です。
しかしこの日、わたくしには友人★が嫖衣していたのかもしれません。それとも困ったときの必殺お助け情報収集戦闘機ステルスタンタン(敬称略)が取り憑いていたのか。
あの、何処に行っても誰にでも話しかけられる、友人★キャラが、若干入っていた。。。とにかくいつもの自分ではなかった。。。そんな気がしているのです。
ご婦人からも柔らかい雰囲気を感じました。
質問の意図を感じて、わたくしも真面目に答えました。
「えーーーっと、ですね。今の流行りかどうかははっきり言えませんが、イマドキは羽織ものの丈が昭和40年代50年代に比べると長めだと思います。あとは着る方の好みの問題のようです。それと、お若い方はアンティーク着物を着てらっさいますが、アンティークの羽織は長いですね。ワタシもアンティークの羽織を少し参考にしています」
「ああそうだったんですね。それで昔っぽい感じもしたんですね」
。。。そうしてわたくしたちは、行きずりの旅は道連れモードになりました。
途中の駅でご婦人が降りるまでの20分以上を、ご自身は着ないけれども娘には着せるという着物の話から、果ては結婚したお嬢さんのこと婚家の悪口(爆)身体のことなどなど。。。吐露なさる心境を、相づちしながら伺っておりました。東京の地に於いて、いつもと違う電車に乗り合わせたわたくしたちはこの先もう2度と会うことはないであろう相手です。もう顔も覚えてない。
「お身体にお気をつけて。ごきげんよう」
挨拶しあってお別れしました。さらりとした別れでした。


まだ川越につかない(爆)べにお先生にも会えない(爆)
いつも読んでいただいてありがとうございます。


https://fashion.blogmura.com/kimono/


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Comment

No title 

まさに「袖擦りあうも他生の縁」みたいな感じの出会いですね。
この羽織もどストライク!
地味目な紬に小紋柄の羽織、いいですよね~。
私も羽織にしたら素敵!!と思って、何着か小紋落札しちまってます。
仕立て直すことを考えると、けっこうかかるので、どこから費用を捻出するかが問題ですが。
ちなみに私は身長159で着丈は110㎝(肩から)にしてます。
肩幅と上半身の厚みかあるのでね~、ハハハ(泣き笑い)。
  • posted by 羽衣 牡丹 
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  • 2015.11/30 09:55分 
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No title 

たまさんは私の長羽織のお師匠さん、これから寒くなると羽織の出番が増えるんで楽しみでございます。もとより手持ちのモノは丈が80くらいなので、長羽織はたまさんのブログに出会ってから集めたものでございますよん。

都会でも田舎でも普段にお着物ですと目を惹くらしく、どなたからか声を掛けられます。我流なので、ちゃんと着られてるかどうかドキッとします


>まだ川越につかない(爆)べにお先生にも会えない(爆)

あはは、楽しみです~
  • posted by ふでぺん 
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  • 2015.11/30 16:40分 
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No title 

私の身長も158センチです。ふむふむ!参考にさせて頂きます。
帯紐素敵ですねネックレス2本使いですか?
  • posted by みかりん 
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  • 2015.11/30 17:37分 
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No title 

羽織お仕立て!うらやましい(≧∇≦)

義母の形見の羽織を帯にリメイクしようと解いたまま ずっと放置してるのを思い出しました‥(^_^;)
  • posted by てんてん 
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  • 2015.11/30 21:43分 
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No title 

みっこちゃんないすありがとうございます~
  • posted by たま 
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  • 2015.12/01 19:44分 
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No title 

> 羽衣 牡丹さん。仕立て直しや繰り回しを考えると、気が大きくなってサイズが合わなくても落札しちゃいますわ。自分で縫えたらどんなにいいか…とできもしない夢を抱いてしまいます。でも仕立て直しは新しい反物を縫うより難しいそうですね~。
プレタの羽織はチの位置を変えないとダメです。まさに身体の厚み(泣)
  • posted by たま 
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  • 2015.12/01 19:51分 
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No title 

> ふでぺんさんこんにちは。
私は普段、人から話しかけられることはまずないんですけどね~~~よほど怖いかアブない人に見えるのでしょう(笑)上等やんけ。
  • posted by たま 
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  • 2015.12/01 19:58分 
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No title 

> みかりんさん。身長同じなんですね!バランスとか私も参考にしよう。
いただき物のネックレスを分解して羽織紐にしています。金属アレルギーなので、自分で買うアタマがないんですよ。
ないすありがとうございます~
  • posted by たま 
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  • 2015.12/01 20:01分 
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No title 

> てんてんさん羽織を帯にするのも良さげですね!
私は自分で縫うのは無理ーーー。仕立て代(人件費)は必要経費とはいえ、捻出できなくて先送りになったりします切ない。
ないすありがとうございます~
  • posted by たま 
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  • 2015.12/01 20:07分 
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No title 

sorasoraさまないすありがとうございます~
  • posted by たま 
  • URL 
  • 2015.12/01 20:07分 
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