孤独な箱王子

ごきげんよう




先月のこと。
お手入れに出していた着物を引き取りに行ったんですよ。
自分の分と友人★の分ですわ。
クルマで行ったので、いつもの着物問屋さんは、深めの着物用の配送箱を用意してくれました。
深さ約１５センチ、長さ約１００センチの、平たい箱。
着物を取り出してしまえば、箱の用途はもうありません。
そうしてしばし、箱は放置されたのです。。。

八雲氏が呼んでも呼んでも、飛影（ひえい）王子は応えません。

八雲氏、諦めて、去る。

このサイズが、妙に飛影王子のツボ。
何故だかわからないけれども。。。
彼は中で、猫らしくなく、平たく横座りしているんですよーーー。
（その姿も充分、変でしたが、箱の蓋を取ると嫌がりそうなので、画像に収めるのは断念しました）

八雲氏はこの箱にまったく興味を示しません。
飛影王子独占。
いつも箱では苦い取り合い合戦が繰り広げられ、飛影王子は満足できない日々を送るのでしたが。
珍しく、本当に珍しく、この状態が続いて。。。

みんなからは忘れられ、放置され。
ひと眠り後。

がさごそ動くと蓋がズレてしまいます。
それだけは避けたい、飛影王子。
動きにくい狭い空間から、辺りを伺う。。。

連写。

飛影、飛影、可愛い飛影。
馬鹿可愛い飛影。（←親馬鹿Max）


いつも読んでいただいてありがとうございます。


https://cat.blogmura.com/cat_mixtatou/


このあと箱は分解撤去され、シブく、段ボールリサイクルの日に出されたのでした。

あんにゅーーーーい。