2015.02/17 [Tue]
紅型名古屋帯デビュー。小物合わせに悩んだ。
ごきげんよう


小雨ぱらつき気味の曇り空@首都圏西部。
具合の悪かった飛影王子ですが、ぼちぼち日常に戻りつつあります。どうもありがとうございます。
もうお出掛けから丸々1週間経ってしまった。。。
ウチの情報収集戦闘機ステルスタンタン(敬称略)が、珍しく(本当に珍しく)3日間の休暇が取れたというので、中日にちょこっと六本木でお茶してましたわ。
その日はいいお天気だったので、着物を着て待ち合わせでした。
ステルスタンタンは、昨年やった『べにお亭着物着方講座』(
こちら)以来の着物です。今、調べたら、11月の開催でしたわ。ステルスタンタン、それ以来、ほとんど休みなし。。。おっとろしいことですわーーー
そんなハードワークのステルスタンタンを捕まえて、わたくしがお願いしていたのは。。。ホントは浅草の下駄屋さんに下駄の鼻緒をすげ替えてもらいにいっしょに行ってもらうことでした。
もうずいぶん前、地元の油絵の会で会うご夫人が、わたくしに新品未使用の津軽塗の下駄をくださったのですわ。作品展の受付などでわたくしがいつも着物を着ているのを見てらして、ご自分はもう着物を着なくなったので「よかったらもらって欲しい」とのことでしたのさ。津軽塗の下駄はどうやらとても良いものらしく。。。ただ、細い本皮の鼻緒が付いているのが、わたくしが履いたら痛そうかも?そのうち太めの鼻緒にすげ替えよう。。。と、そのまましまわれたのでした。
時々ふと思いだすのですが、今のわたくしの生活では特にどうしても下駄が必要という訳ではないので、鼻緒のすげ替えも中々機会がなかったのです。そうして今回、ステルスタンタンが、浅草にある某超有名下駄屋さん?に連れていってくれる話になったのでした。ありがたいですね
。
ようやく、津軽塗の下駄がデビューできるかしら。。。
わたくしは、初めて行くお店やイベントに対して非常に臆病&面倒くさいのです。フットワークの軽いひとが羨ましいですが、わたくしはひとりでは絶対に行けません。好奇心よりも面倒くささが先に立つの。何しろひとみしらーで引きこもりだからね、奥さん。あまり知らないヒト大勢のヒトに会うのはストレスなんですよね。。。
で、ステルスタンタンとの約束は、浅草。
浅草に行って浅草寺にお参りして梅園でクリームあんみつを食べて(←これはわたくしの趣味)下駄の鼻緒をすげ替える。。。はずだったのに。
それが何故、六本木になったかと言えば。。。
わたくしはまったく存じ上げないのですが、浅草にある某超有名下駄屋さんは、超こだわりの名物女将さんがいらっさるそうですね。ステルスタンタンは、いきなりその方と遭遇したひとみしらーのわたくしがどんな行為に出るかまったく予測がつかず(この辺、行き当たりばったりで決めないところが、情報収集戦闘機の名に恥じない)、あとから自分が持つ情報を隠していたとわたくしに責められたら非常に困る(自分の情報収集能力はきっちり発揮できていた)。。。と考えたそうで、その名物女将さんの話を色々聞かせてくれたのです。「こーいうクセの強い女将さんがきっちり見てくれますからねー、良い下駄だからいい鼻緒を付けるといいですよー」
ステルスタンタン、非常にいい仕事をした。
。。。しかし結果は裏目に出たっすよ。
わたくしは、もう金輪際浅草に下駄の鼻緒をすげ替えに行かなくてもいいや、てな気分になりました。わたくしのようなひとみしらーで引きこもりの人間にとって、そのような場所はハードルが高すぎるんですよ、奥さん。わたくしは八百屋に大根を買いに行っても、お店のヒトに話しかけることができないのです。顔を見知ったらしいお店のおにいさんが察してくれる。テレパシーか。イヤイヤ、相手は客商売で、世の中には色々な客が居ることを毎日の商いでご存知だからであろう。。。
「もーやだ。怖いから浅草には行かない」
と子供並に駄々をこねるいいトシぶっこいたオバチャンでありました。
見苦しくてすまん。
このとき我が愛機ステルスタンタンが、
「しまった脅しすぎた」
と考えたかどうかは知らんが。わたくしのへたれっぷりはおされココロをも越えた。って、そんな大袈裟な話だったのでしょうか。
。。。では、可哀相な、せっかくのステルスタンタンの貴重な休暇、ドコに行こうか???
そこで思いだしたのは、六本木でした。
あちらの着物ブロガーさんもこちらの着物ブロガーさんも、某カフェ草履をご愛用でらっさって、かねてからわたくしも欲しいかもよーーーとは思ってました。でもサイズ展開が特殊?鼻緒のすげ替えができないので、いきなりネットショップで注文するのもはばかられてました。わたくしの足のサイズは22.5から23センチで、某カフェ草履のサイズでいうとSになるんですもん。S???普通の靴だとMサイズなんですよね、だんびろだからね
。
。。。とまあ、こういう訳で、わたくしとステルスタンタンは六本木に午後、集うことにしました。
駅の出口で待ち合わせ。(ここまででやーーーっと事態の説明ができた)
何を着ようか悩むのが、わたくしの娯楽でございます。まして今期は、『手持ちの着物すべてに袖を通す』キャンペーン中。汚れた胴裏を替えるついでに八掛の色も替えるつもりで、洗い張り仕立て直しに出していた着物、戻ってからもしつけ糸がついたまましばらく着ていなかった着物に決めました。
藍大島紬9マルキ旗印。
帯は。。。クリスマスシーズンに、わたくしに苦渋を与えた紅型染め名古屋帯。(クリスマスコーディネートを拒否られた
こちら)
正統派の藍大島紬なら、紅型だってイヤとは言えまいて。けっけっけ。。。(←悪代官風)
ただね、小物(特に帯揚げ)に悩んだっすよ。



小雨ぱらつき気味の曇り空@首都圏西部。
具合の悪かった飛影王子ですが、ぼちぼち日常に戻りつつあります。どうもありがとうございます。
もうお出掛けから丸々1週間経ってしまった。。。
ウチの情報収集戦闘機ステルスタンタン(敬称略)が、珍しく(本当に珍しく)3日間の休暇が取れたというので、中日にちょこっと六本木でお茶してましたわ。
その日はいいお天気だったので、着物を着て待ち合わせでした。
ステルスタンタンは、昨年やった『べにお亭着物着方講座』(

こちら)以来の着物です。今、調べたら、11月の開催でしたわ。ステルスタンタン、それ以来、ほとんど休みなし。。。おっとろしいことですわーーー

そんなハードワークのステルスタンタンを捕まえて、わたくしがお願いしていたのは。。。ホントは浅草の下駄屋さんに下駄の鼻緒をすげ替えてもらいにいっしょに行ってもらうことでした。
もうずいぶん前、地元の油絵の会で会うご夫人が、わたくしに新品未使用の津軽塗の下駄をくださったのですわ。作品展の受付などでわたくしがいつも着物を着ているのを見てらして、ご自分はもう着物を着なくなったので「よかったらもらって欲しい」とのことでしたのさ。津軽塗の下駄はどうやらとても良いものらしく。。。ただ、細い本皮の鼻緒が付いているのが、わたくしが履いたら痛そうかも?そのうち太めの鼻緒にすげ替えよう。。。と、そのまましまわれたのでした。
時々ふと思いだすのですが、今のわたくしの生活では特にどうしても下駄が必要という訳ではないので、鼻緒のすげ替えも中々機会がなかったのです。そうして今回、ステルスタンタンが、浅草にある某超有名下駄屋さん?に連れていってくれる話になったのでした。ありがたいですね

。
ようやく、津軽塗の下駄がデビューできるかしら。。。
わたくしは、初めて行くお店やイベントに対して非常に臆病&面倒くさいのです。フットワークの軽いひとが羨ましいですが、わたくしはひとりでは絶対に行けません。好奇心よりも面倒くささが先に立つの。何しろひとみしらーで引きこもりだからね、奥さん。あまり知らないヒト大勢のヒトに会うのはストレスなんですよね。。。
で、ステルスタンタンとの約束は、浅草。
浅草に行って浅草寺にお参りして梅園でクリームあんみつを食べて(←これはわたくしの趣味)下駄の鼻緒をすげ替える。。。はずだったのに。
それが何故、六本木になったかと言えば。。。
わたくしはまったく存じ上げないのですが、浅草にある某超有名下駄屋さんは、超こだわりの名物女将さんがいらっさるそうですね。ステルスタンタンは、いきなりその方と遭遇したひとみしらーのわたくしがどんな行為に出るかまったく予測がつかず(この辺、行き当たりばったりで決めないところが、情報収集戦闘機の名に恥じない)、あとから自分が持つ情報を隠していたとわたくしに責められたら非常に困る(自分の情報収集能力はきっちり発揮できていた)。。。と考えたそうで、その名物女将さんの話を色々聞かせてくれたのです。「こーいうクセの強い女将さんがきっちり見てくれますからねー、良い下駄だからいい鼻緒を付けるといいですよー」
ステルスタンタン、非常にいい仕事をした。
。。。しかし結果は裏目に出たっすよ。
わたくしは、もう金輪際浅草に下駄の鼻緒をすげ替えに行かなくてもいいや、てな気分になりました。わたくしのようなひとみしらーで引きこもりの人間にとって、そのような場所はハードルが高すぎるんですよ、奥さん。わたくしは八百屋に大根を買いに行っても、お店のヒトに話しかけることができないのです。顔を見知ったらしいお店のおにいさんが察してくれる。テレパシーか。イヤイヤ、相手は客商売で、世の中には色々な客が居ることを毎日の商いでご存知だからであろう。。。
「もーやだ。怖いから浅草には行かない」
と子供並に駄々をこねるいいトシぶっこいたオバチャンでありました。
見苦しくてすまん。
このとき我が愛機ステルスタンタンが、
「しまった脅しすぎた」
と考えたかどうかは知らんが。わたくしのへたれっぷりはおされココロをも越えた。って、そんな大袈裟な話だったのでしょうか。
。。。では、可哀相な、せっかくのステルスタンタンの貴重な休暇、ドコに行こうか???
そこで思いだしたのは、六本木でした。
あちらの着物ブロガーさんもこちらの着物ブロガーさんも、某カフェ草履をご愛用でらっさって、かねてからわたくしも欲しいかもよーーーとは思ってました。でもサイズ展開が特殊?鼻緒のすげ替えができないので、いきなりネットショップで注文するのもはばかられてました。わたくしの足のサイズは22.5から23センチで、某カフェ草履のサイズでいうとSになるんですもん。S???普通の靴だとMサイズなんですよね、だんびろだからね

。
。。。とまあ、こういう訳で、わたくしとステルスタンタンは六本木に午後、集うことにしました。
駅の出口で待ち合わせ。(ここまででやーーーっと事態の説明ができた)
何を着ようか悩むのが、わたくしの娯楽でございます。まして今期は、『手持ちの着物すべてに袖を通す』キャンペーン中。汚れた胴裏を替えるついでに八掛の色も替えるつもりで、洗い張り仕立て直しに出していた着物、戻ってからもしつけ糸がついたまましばらく着ていなかった着物に決めました。
藍大島紬9マルキ旗印。
帯は。。。クリスマスシーズンに、わたくしに苦渋を与えた紅型染め名古屋帯。(クリスマスコーディネートを拒否られた

こちら)
正統派の藍大島紬なら、紅型だってイヤとは言えまいて。けっけっけ。。。(←悪代官風)
ただね、小物(特に帯揚げ)に悩んだっすよ。
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- [ざっくりと着物の話2015・2016]
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