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まおじゃらん

着物と猫と、ときどき絵画。

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慌てて菊の柄を身につける

ごきげんよう


晴れているけれども風は冷たく、日が落ちると気温が下がる@関東平野の冬。
北の方は吹雪だったりするんですね、奥さん。冬の到来が早かったわー。

で。
季節にまつわる柄には極力近づかないようにして生きているわたくしでございます。移ろう四季を愛でるのは日本で培われた文化と理解しておりますが、自分では季節は追いたくないのです。他所さまが美しく季節を追ってらっさる姿を拝見するだけで充分満足充分幸せですの。こんなんでも着物は好き。こういう着物好きも世の中にはいるもんですわ。
っつー訳で、着物も帯も季節限定のブツの手持ちは少ないので、基本的に着たいときに気分重視で着ておりますが、案外揺るがせにできないのは半襟なのでした。
昨年、ひめ吉さんとこの刺繍半襟江戸菊を購入して、秋限定柄を手にしたのですが、わたくしにしてはこういうのは珍しい行為です。半襟は大きさもお値段も手にしやすいので油断したとも言えます。ひめ吉さんとこの江戸菊は今秋早々にコーディネートして使ったので、案件はクリアしたと思ってホッとしておりましたが。。。半襟を入れたチェストの引き出しを整理していて、奥の方から別の菊の半襟を発見してしまいました。もしかしてもう2年以上使ってないかも知れません。しまいっぱなしで忘れてるなんてストレス極まりないですよ。
できれば11月のうちに着ておきたかった菊の柄ですが、今のうちにやっておきます。


黒地に立涌と菊紋の真綿系紬。
黄土色紬地仙頭刺繍洒落袋帯。
紅色流水菊柄地紋綸子地帯揚げ。
正絹黄土色地菊柄刺繍半襟。
古代紫×からし色×紅色帯〆。

この半襟が使いたいがためにむりくり考えた組み合わせです。行くところなどございませんわ(爆)とりあえず景気付けに着画を撮り、ご近所にイチョウの大木を見に行き、これから晩ご飯の買い物をするという友人★と駅前でお茶しました。






 


このほっこり真綿系紬は、わたくしが20代後半にリサイクルショップで当時7000円ほどで購入したものです。昔はネットリサイクルはないからね、催事で全国をまわっている関西の方の会社でしたわ。
しつけ糸もついて表地の様子もよく、姑(ウチの夫の母ですね)も「これなら買ってよし」と言ってくれた。
ただし胴裏が末期色(@ほあかばりきるま氏語録。真っ黄色の誤変換が定着したものと思われる。秀逸な表現)。八掛も濃い赤が黄ばんだって感じでした。
身丈は短かく身幅は大きいという、今のわたくしならば若干身につまされるようなサイズ寸法で、そのまましばらく着てから、少し余裕があるときにマイサイズに仕立て直しに出しました。末期色の胴裏は新しくして、八掛もそのとき黒に変更しました。
知人の呉服屋女将(絵画のサークルのお仲間なので、商売は抜き)によれば、平成に入ってから、大島紬やこのように黒い地色の紬の八掛を、まっ黒にするのがちょっと流行った時期があったらしいのですが、わたくしのコレなどそのしっぽに連なるのかもしれません。あとで知りました。当時の着物問屋の担当さんは今の担当さんと違うひとで、特に八掛を黒に勧められた訳でもなく、表地から緑色を引くよりも黒の方が帯合わせに困らないだろう、くらいの考えだったのです。おかげで菊の季節以外でも、便利に使っておりますわ。
今と格段に違うのは、海外仕立てがまったく一般的ではないころだったので仕立て直しなどもそれなりにお値段がかかったことでございます。
こちらは担当さんの見立てでどういう訳か上手なところにお願いして、特に高かった覚えがあります。表地7000円也だったんだけれども

現在、おーく損などでお安く購入した反物(2000円前後)などは、迷わずベトナム人に仕立ててもらっていますし、それで問題もありませんが、やっぱりそれなりにお気に入りのものは国内でのお仕立てをお願いしています。ちょこっと気軽に出せる金額ではないので、ちまちまお金を貯めるのですが。
もしわたくしがお金持ちなら、お仕立て代お手入れ代をまったく気にしなくていいのだと思うと、「宝くじ当ててえーーーーー」とココロの底から叫んじゃいますわ。
でもね、人件費だけはケチっちゃ駄目なの、奥さん。ヒトは、使い使われてお金が回っていくの。マスコミ隙間産業にて下請け生活が長かったわたくしの、持論でございますれば。










。。。って何の話してたんだっけ?
そうそう、菊柄の話よ、奥さん。
でも、ご近所をちょこっとまわって見ても、どこも菊の花は咲いてなかったわ。小菊の枯れかけたのはありましたけれども。何処かの菊祭りにでも出向かないと駄目ねえ。
イチョウは綺麗に色付いてます。イチョウコーディネートにすれば良かったかしら。。。あ、師匠がやってらしたわ。っつーか、わたくしはイチョウの柄ものなど持ってないってば。
黄土色の仙頭刺繍の帯、お太鼓柄の洒落袋帯はわたくしが20代前半ころに実家の母親が大島紬と合わせて選んで買ってくれたのですが、とにかく使いづらくてねえ。。。大島紬の方は良かったんですけれども、この帯はいくら地味好みのわたくしでも老けすぎてどうにも合わせづらかった。思えば母親は当時40代(ウチの母親は早婚)、もしかして自分が欲しいだけでコレを選んだのか、ならば何故娘に寄越すのか?
そのまましまい込んでストレッシーな気分(自分で安く買ったものならどうにでも処分できるのに、ウチの母親が買ったものならばそれなりにお値段したであろうし、捨てる訳にもいかない。悪くて
)で、べにお先生に相談したところ、しまい込むよりはいっそぶった切って使いましょう!と相成り、べにお亭合宿にて付け帯に仕立てたのでございます。帯地の紬地は真綿系、柄付けはお太鼓柄で袋帯、色が老け色なのはともかく、そもそも使い勝手が悪かったのが悪いのよ、とも思えるのでした。
最も、こういうのもホントにお好みですわ。わたくしは元々、洒落袋帯が苦手ですが、帯は実用品を兼ねているために使い勝手の好みも千差万別。何しろ、これまた毎日着物生活のべにお先生に押し付けようとしたら、「ワタシ、柔らかい帯、嫌なんです」と断られてます(爆)
お茶事など礼装略礼装で結ぶ袋帯は、ほぼ、六通柄ですわ。わたくしはそういう袋帯の二重太鼓結びは結構得意でございます。慣れてるし。でも洒落袋帯のお太鼓柄は、面倒臭いーーーーー。おかあさんごめんなさい。
ああでも、ウチの母親は和裁の仕立てはしていましたし他人に名古屋帯くらいならば着付けすることもできますが、自分ではまったく着物を着ません。結婚式の留袖と葬式の喪服以外、着物を着ているのをみたことがありません。わたくしが、洒落袋帯の二重太鼓で柄出しするのは面倒くさいなど、知る筈もなく、それならば、ぶった切っても使った方がいいのだなあ。。。と思った次第でございました。










って、何の話してたんでしたっけ?
。。。今、菊について語ることなど何もないってことですね

おあとがよろしいようで。

いつも読んでいただいてありがとうございます。



 
https://fashion.blogmura.com/kimono/

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Comment

No title 

…私、このコーデだったらウチにあるもので似たようなのが作れるわ~。「たまさんになろう」ごっこができますわよ(笑)。
「たまさんになろう」ごっこだと、ロケ地はどこになるんでしょうねぇ。滝でないことだけは間違いないな(爆)。
もとい。
この帯、ホントにたまさんは苦手なのね~。付け帯にしたのだって随分前なのに、コーデ組みされることもなく…。このカッチリとお上品な感じが苦手なのかなぁ。ほら、我々って「お上品爆弾」が苦手だから。

あ、昨日の記事のコーデ、帯揚げが利いてて素敵でしたわ~。帯締めともバッチリ合ってましたな。私も使うぞぉーっ!
  • posted by べにお 
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  • 2014.12/03 20:23分 
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No title 

私もこのコーデなら似たようなものが作れる♪
と、思いかけましたが赤い帯揚げは持ってませんでしたわ。
そしてその手持ちの着物と云えば要仕立て直し。
例えベトナム人に仕立ててもらったとしてもちょっとしたリサイクルを買うより高価ですので放置中ですが。
  • posted by ほあかばりきるま。 
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  • 2014.12/04 06:21分 
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No title 

正統派な紬コーデですよね。こういうのがいる時もあるかもしれませんから、せっかくのお母様のお見立てだから大事にしないとね。と他人様には言っといて私も着てないのがあるある。私の方は事情が反対で派手すぎるんじゃない?っていう物が多いんです(笑)(足元に例の取締役はいないかと😻目をこらして見てもシッポも写っていませんニャァ💧きっとヌクヌクな場所でお休み中ですね。)この菊大島なら季節関係なしに着れそう。立涌だから柔らかでスッキリしてNICEですわ。🙆
  • posted by passionpiano 
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  • 2014.12/04 08:40分 
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No title 

> べにお先生、私になろうコーデって、それ、面白くもなんともない(爆
ロケ地決めるの難しいですよ、どこだよそこは?
実はこちらは、帯揚げに赤を持ってきたところがべにおさんっぽいと思ってるんですけれども
  • posted by たま 
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  • 2014.12/05 00:55分 
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みっこちゃんないすありがとうございます~
  • posted by たま 
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  • 2014.12/05 00:56分 
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No title 

> ほあかばりきるま。さま、帯揚げに赤じゃなければ、何色になさいます?ほ~さまになろうコーデ遊びの参考にしますこういう、ちょっとしたところの色使いに個性が現れますよね~。
そーなの、1枚仕立て直すと、おーく損で何枚買えることかでも収納も有限だし。。。嗚呼宝クジ当ててえええええ!!!
  • posted by たま 
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  • 2014.12/05 01:03分 
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No title 

茶太&さくら&元気ママさまないすありがとうございます~
  • posted by たま 
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  • 2014.12/05 01:04分 
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No title 

> passionpianoさま、そうですよね~親に買ってもらえるのはありがたいですわ。ウチの母親は先を見過ぎてますが。どれだけ心配性なのか。うーーん親だからなー
ないすありがとうございます~
  • posted by たま 
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  • 2014.12/05 01:16分 
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No title 

ふみのさまないすありがとうございます~
  • posted by たま 
  • URL 
  • 2014.12/05 01:16分 
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No title 

そうか…着姿に共通点は一切なかろうとも『お上品爆弾』が苦手ってとこで共通していたのか、あっしらは(笑)
ええ、うちにも枯れかかってる小菊が庭を這いつくばっておりますが、わざわざ一緒に撮る気は起きませんねえ。
そもそも今年の菊コーデなんぞ、菊の前で撮ってないし。
…ええ、もう季節柄に追われ追われる日々は辛いのです。この期に及んで柿コーデ着てなくて焦ってる次第。でも近所の柿、まだなってるし!!
  • posted by あすか 
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  • 2014.12/05 13:38分 
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No title 

> あすか師匠にいただいた柿は美味しかったですわ。今、ご近所でなってる柿はもしかして渋柿?もう美味しそうじゃないです
季節と花の開花時期に追われる師匠の、苦労の一端でも知ることができると、ありがたみが増しますね私も時々は、遠くからでも謎の地下活動に参加しようと思いましたわ。
ええっ私たち「お上品爆弾」が弱点なんですね。致命的な気がします。やっぱり世界征服は難しいですね。
  • posted by たま 
  • URL 
  • 2014.12/05 19:05分 
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No title 

とめ吉さまないすありがとうございます~
  • posted by たま 
  • URL 
  • 2014.12/06 20:47分 
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