2020.05/02 [Sat]
てんてんさんちの義妹さん『やっぱりピンクが好き』
ごきげんよう。
新緑が美しい季節がやって参りました。
奥さん、如何お過ごしでしょうか。
ご近所の雑木林も樹々の若葉が綺麗です。
普段からあまりヒトがいない雑木林(東京都の所有地。落ち葉も下草も都が管理しています)たまに犬の散歩のかたを見かけるのみの雑木林。。。緊急事態宣言の最中も同じく、誰もいないのでした。
我が家の周りは(管理された)自然に恵まれています。ありがたいことですわ。
てんてんさんちの義妹さん・鶯さんがおウチで着物コーディネートして、画像送ってくれました(^^)新しいカテゴリーは「鶯アーカイブ」に入ります。リアル京女のリアルクローズですわ(笑)わたくしの周りにいる誰とも被らない。ってかわたくしの周りは独立峰ばかりなんだけど(爆)
どうぞ宜しくお願いします。
ピンク系の紬地にモノトーン辻ヶ花の柄付け小紋。
おーく損で2350円也(笑)
辻ヶ花の柄付けの柔らかものは割と普通に見かけますけど、染め下地を紬地にしたのは珍しいと思う。わたくしも紬地の染め小紋を探すのだけれども、案外見つからないんですよね。明るい綺麗色はなおさらです。
鶯さんはよく見つけたね!
おーく損で数々の名勝負を勝ち抜いてらっさるわ(笑)
羽織ってもらったのをリアルで拝見してますが、肌映りのいいニュアンスのあるピンク色でした。
オレンジ茶系濃淡オリエンタル風の袋帯。
メルカリで3800円也。売れ残り品だそうです(笑)
エトロみたいな柄が気に入って選びました。ああなるほど、エトロと言われればエトロだわ!
日に当たると玉虫色に光ります。
帯揚げ帯締めのピンクは、桜色よりやや濃くて、とき色よりやや薄い。洋名のほうが雰囲気なのでそう呼びます。帯もエトロだしね(笑)
パウダーピンクちりめん地帯揚げ。
パウダーピンク御岳組(おんたけくみ)の帯締め。
今回のテーマタイトルはピンクなので、敢えて小物類もピンクで。
(帯のたたみじわはご容赦!)
それにしても、この組み合わせでくどくならないとは。。。リアル京女、恐るべしだな!(爆)ウチの義妹と並べてみたいです(笑)
着物の組み合わせや似合い方は個人差がありますが、それはもちろんのことで、でもそれだけじゃない気がしております。地域差も結構あると思うのです。代々土地に根付いて育ってきた美意識みたいなもん。それらが個人の似合い方の上に多重層に重なるような気がします。
江戸と京都と大阪は、明らかに違いますよね。
鶯さんは子供のころ、ピンク色のものを着せてもらえなかったんですって。お母さまが好まなかったのだなあ。小さいころ着せられる服って、親の意向に左右されますよねーー。
鶯さんは、だからピンクが好き、とおっさる。
反対に、親の意向そのまま、似合わないからピンク大嫌い、を公言してるかたも、存じておりますわ。
ピンク色というのは、ただの色じゃなくて、人生とかいろいろな思いが詰め込まれてる気がしますが、気のせいでしょうか。
フランスでは、ピンク色は少女の色ではなく、脂粉の香り漂う大人の女性の色。。。生半可な男性には太刀打ちできない強い女性の色。。。なんだそうですが(『着るということ』@水野正夫)、日本との文化の違いを感じますね。
いずれにしろ、肌映りのいいピンクは多種多様、ヒトそれぞれです。大人も子供も関係ありません。似合うピンクを見つけるのが難しくてピンクを着るのをやめてしまうかたも多いようにみえます。
だけど、肌映りのいい、似合うピンク色は絶対にある。似合うピンクが見つかると幸せだよなあ。。。ってかピンクに限らず、似合う色を自信を持って身につけられることが幸せ。。。と思うのでした。
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京女という言葉に憧れます。。
ほんとたまさんの着物に関する考察は腑に落ちることばかりです。
北海道は歴史が浅く、いろいろな土地からの寄せ集めなため、街で見かける着物姿も多種多様です。
はんなり系もいればあっさり系もいればこってり系もいれば・・これって言う大きな特徴がないのが特徴でしょうか。
鶯さんの美意識に基づいたピンクコーデに春の喜びを感じてさすがは京女!色っぽい!と感嘆です。
どさんコロボックルはひれ伏すしかありませぬううう。