2019.12/04 [Wed]
クラシックのコンサートに行ったった。ウチの義妹の『似合うレベル』を考えた。
ごきげんよう。
ウチの義妹と友人★と3人で、都心のコンサートホールに行ったったときの着物です。
茶色地に唐花柄の小紋。
義妹の実母・わたくしの姑が元気なころ、ウチの義妹のためにリサイクルで購入したものです。
ウチの義妹は唐花の柄が大好きで、おーく損でも実店舗でも、唐花柄ばかりに目が行く傾向にありますが、この小紋の影響も多分にあると思います。
この小紋は元々若いお嬢さんのものだったらしく、胴裏もぼかしの赤い八掛がついているし、袖丈も53センチ?54センチ?だったかの、長め丈です。
背が高め(163センチ)のウチの義妹によく映える着物でした。
数年まえまでちょっとしたお出掛けにぴったしの華やかさでしたけれども。。。先月、本気お出掛けのときに着ようとして、ふと、言い出したのですわ。
「。。。なんか、似合わなくなった気がする」
「へ???」
「大好きだったのに!なんか似合わないの!」
「へ???」
「ほらっっっ」(練習で着た着画が届く)
。。。
。。。
。。。
奥さん、ウチの義妹はこの秋、大いなる試練を迎えました。
生前の姑が選んでくれた着物が、軒並み厳しいことになっているのでございます。
昨年はおかげさまでたくさんのいただきものの着物が増えて、「着っきらん」状態だったので、目新しいものから順繰りに袖を通して、ようやっと1巡したところ。「着っきらん」もなくなって、手持ちの着物類も順繰りに着ようとしたところなのでした。
そうして数年ぶりに、大好きな唐花に袖を通そうとしたら。
「なんかキビしいのーーー(泣)」
。。。そりゃああなたは、今年還暦を迎えたいいトシぶっこいた熟女なんだから、着るものも若いころとはちょっとは違ったとしてもしょうがないんじゃないか。とツッコみそうになりましたが、本気で残念がっているので黙っておりました(爆)っつーか、わたくしには、その姿は、ウチの義妹が嘆くほど似合ってないとは思えなかった。ウチの義妹にとって、微妙な似合いかたの着物は今までにもあるのですが、本人のキャラ及び、帯小物でねじ伏せてきたように感じておりましたし。
っつーか、元々わたくしには、ウチの義妹に似合うかどうかは着せてみるとわかるのですが、それはすげー似合った場合だけ(似合うレベル1)で、レベル2とか3とか4とか、似合わなさ加減の微妙さは、明確に表現できないのでございます。自分の場合や友人★の場合ははっきりわかるものが、ウチの義妹の場合、よくわからない。
そもそも本人にすら、着るものの好き嫌いが判断できないのです。
それにウチの義妹は、客観的に似合うか似合わないかよりも、ウチの義妹の中で、ウチの義妹の気持ちの中で、好きかそうでもないか脳内イメージで似合うかそうでもないかのほうが重要ポイントなのです。「着ると幸せ」とか「着るとテンションが上がる」とか、そういったポイントは、決して他人には測りかねるものだったのでございます。
わたくしの脳内には、何年かまえの、この小紋を着たウチの義妹のイメージが濃厚に残っておりました。確かにそのころに比べたら、着物の輝きは衰えているようにも見える。。。かも?うーーーん、びみょーーー。でもそれは加齢のせいなのかな?正直、よくわかりません。とにかく何も断言できないのです。
だからこう言うしかなかった。
「自分でキビしいと思ったら、もうそれはキビしいのでしょう」
そう、他人がどうジャッジしようが、本人が満足していればそれでよく、他人がどんなに褒め称えても、本人が納得できなければ、それは駄目なのです。
最重要なのは、着てる本人の、満足度なのですわ。
着物は特に、その傾向が強い衣類だと思います。
「。。。わかった。もうこの小紋とは、さよならするわ」
ウチの義妹はわたくしと違ってあまり合否を明確にしませんが、今回ばかりは、本気お出掛けを基準に考えたようでした。そうしてこの小紋の最後の花道を作ったったのでありました。
生成り地に金茶色濃淡ぼかしオリエント風の八寸名古屋帯。
この夏の、新宿京王今昔きもの市にて1000円也。
ピンク色ぼかしの帯揚げ。
濃い珊瑚色の帯締め。
ひめ吉さんちの刺繍半襟『薔薇』
細くて背が高いウチの義妹には、小さいより大きい柄が映えると思います。
でもこの小紋が厳しいと感じるのは何故。
小紋の地色そのものが、厳しく感じるようになったのかな?
顔がシワっぽく見えるとか?
。。。違うような。
本人としては、他の、すごーーーく似合うもっと似合う着物を着て、それに比べるとこれはそんなに似合わないように感じるのかもしれません。正直わたくしには、どこがどう厳しいのかを、明確に指摘することができないですわ。確かにこれは、とても似合うとはもう言い難い、気がする。。。
明るいグレイの防寒コート。
冬場の本気お出掛けのために、訪問着にも合わせやすい、エレガントなコートが欲しかった。
カシミア入りのを買いました!
着納めの小紋と、クリスマスツリー。
いつも読んでいただいてありがとうございます。
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云わんとするところは何となく分かる気がします。
お顔を拝見したことはないので断言などできませんが微妙なニュアンスですかね。
でも素敵な小紋をこれきりにするのも勿体ないですねえ。
羽織で隠せば?
そういう問題ではないのでしょうか。
羽織に仕立て直すとかは?
心残りはないのでしょうか。
ああでも。本人が納得できなければどうしようもないと云うのも真理かも~。