2021.01/21 [Thu]
緑の格子の普段紬と、(物理的に)痛い近況話。
ごきげんよう。
血とか傷口が苦手なかた、想像力が逞しくて気持ち悪くなっちゃうかたは読まないでくださいね。
着物画像のところまでスクロールでお願いします。
注意しましたよ。
奥さんは粉瘤ってご存知?
皮膚の下にできる良性の腫瘍でございます。アテロームとも表皮嚢腫とも呼びます。
皮膚と同じ組織の袋状の構造物ができて、皮膚と同じなのでターンオーバーを起こして角質や皮脂がたまっていき、徐々に大きくなっていくものです。外から雑菌が入ると化膿します。
わたくしは体質的にこれができやすくてできやすくて(父親からの遺伝体質。ロクなもんじゃないのばかりが遺伝します)今まで何箇所か化膿してしまって摘出手術をしておりますわ。
普段は脂肪腫と区別がつかない状態ですが、化膿したときは厄介です。きちんと除去しきれないと何度でも再発して化膿します。
さてここ10年以上は、皮膚下に腫瘍はあれど特に問題なかったんですが。。。10日ほどまえ、ふと気がつくと胸元の皮膚下が腫れ始めて、あっという間に膿んでしまいました(><)んで、化膿すると大きく腫れるし、何よりも痛い(><)ここに異物がありまっせーーーと主張してくれます。
わたくしは難病患者なので、日常はステロイドを服用して免疫を下げています。健康なかたなら化膿したりしない場合でも化膿します。免疫下げてるんだから当たり前や。気が抜けないです。化膿したとき体調が悪いと発熱もある。今回は化膿している時期が短かったのと真冬で寒かったおかげで熱は出ませんでした。ラッキー。何しろ今はこんなご時世なので、発熱していると院内に入れない病院もありますもんね。わたくしの主治医がいる膠原病内科とか。場合によっては先にPCR検査をっつーことらしいですよ。命に関わるときに洒落にならないよ。
粉瘤は命には関わらないからこうして笑ってられますがねー。
週明けに皮膚科の予約を取らなくては(これは1週間まえの話)。。。と思った矢先、真っ赤に膿んで腫れ上がってパンパンになった皮膚が、到頭破れました!
浅いところにできてたんですねー。びっくりですわ。
だーーーっと血膿が出ます。
洗面所がスプラッタっす。
わたくしは血は平気なので(ヒトさまのでも、血が出てる怪我とか平気)、勝手に破れた方が麻酔して切開するより痛くなかったかも(わたくしは麻酔されると相当のダメージを負うので、極力麻酔なしがいいのです)と思いつつ、マキロンとガーゼで粛々と手当てしたのですが、破れた表皮は断面がギザギザで奥の様子がわかりません。化膿したら中身を出せばすっきりするはずなのに、膿が残ってしまってるようで痛いし、腫れもおさまりません。このまま放置はできなさそうです。やっぱり皮膚科に行って診てもらわなくてはなりません。
ああめんどくさい。
でも仕方ないです。放置したまままた化膿したら悲しい。ってかわたくしなら絶対にまた化膿する。ああここら辺のぐるぐるを、どう表現すれば共感してもらえるでしょうか。断腸の思いで(大袈裟)ご近所の皮膚科クリニックのネット予約で、翌日朝早い時間を選びました。
予約枠が空いてて良かった!
皮膚科の先生はクールな感じの女医さんで、情け容赦なく生理食塩水のノズルを突っ込んで、残っていた血膿を洗ってくれましてね(めっちゃ痛かった!)イソジン塗りたくって消毒してくれました。頼りになりますわ。っつー訳でね奥さん、今は飲み薬と外科用塗り薬で手当て中で、炎症がおさまったら様子を見つつ残っているであろう組織の摘出ですかね。ううう、やっぱり麻酔は必要だったか!ううう(><)胴体にメスを入れるとマジで痛いので、麻酔が嫌とか言ってられませんわ。包丁で指を切るのと違う痛みなんですよね、ちょっとしか切らなくても。深さが違うせいかな。いや包丁でだってざっくり深く切っちゃうことあるじゃない?胴体と指先では何が違うのかな。ふっしぎーーー。
ああそれにしても、こういうもしものことって多々あるから、コロナの心配だけしてられませんわ。感染症はコロナ以外にもあるねんで。わたくしの、無闇に雑菌に感染するってどういう訳だ。常在菌であるブドウ球菌ですら、運が悪ければ死ぬんですよ。世の中にコロナ感染者が増えまくってるのはマジで困りますよね。
傷は胸元にあるのだけれども(服に隠れて見えない)、そこそこの穴が空いてるんですが、傷口を抑えたガーゼが擦れて、また別の痛みです。
もうテンションだだ下がりですわ!!!
このことを、皮膚が破れっちゃった直後に書かなかったのは、痛くて愚痴しか出ないだろうと思ったからなんですが。。。こうして約1週間以上経ってもまだ愚痴しかでないっっっ(爆)細菌もウィルスも大嫌いだっっっ暴れてやるーーーーっっっっ(知性と理性のせいで暴れられなくて哀しい←莫迦)
更新してない着物記事があるので、ブログはお休みしなくて良さそうです。
緑色系格子柄正絹紬。
新宿京王の今昔きもの市で1000円也。
実はこれ、今回で2回目(3回目?)の着用なのですが、手放そうかどうか悩んで検証中ですの。んで着てみたんでした。リサイクルで、マイサイズと違うのはもちろんですが、マイサイズに近いはずなのに、どうも微妙に着にくいの。
八掛は藤紫色。
もし手放すことに決めたらまたブログ上で差し上げ告知しますので、その時はどうぞ宜しくお願いします。
濃い紫色塩瀬地に牡丹柄の染め名古屋帯。
サイタマのリサイクルショップで540円也。
牡丹の花の季節には使わないので、寒牡丹ってことにしております。いいよね、寒牡丹。
寒牡丹というと、大昔『デイモスの花嫁』(@あしべゆうほ)の、唐の時代のあやかし(中国から渡ってきて、京都の古刹で寒牡丹を咲かせていた)の話を思い出すんですが(笑)思い出がちょー限定的ですまない(爆)
わたくしが小デブのせいか、お太鼓に合わせると胴に柄が来ない、胴体に柄を合わせるとお太鼓に柄が来ないので、ぶった切って付け帯にしました。切り口も裁縫上手で適当に貼り付けたままなので、もうどなたにも差し上げられない(^^;)
クリームイエロー綸子地の帯揚げ。
白×グレイの正絹三分紐。
ひめ吉さんちの『パリピアマビエさま』帯留め。
着物の下のしつらえは、木綿さらし&正絹長襦袢&木綿すててこ。
白地にグレイ水玉たびっくす。
くすみオレンジ色ろうけつ染めの長羽織。
ムンクさん。
ひめ吉さんちの刺繍半襟『ブーケ』
黄色いビーズの羽織紐。
サイタマのリサイクルショップで50円だったネックレス。
この頃は元気だったので、ウチの夫のクルマでちょこっとドライブに行きました。この先でこんな目に合うとは予想だにしなかった。腫れ物の片鱗もなかった。
一寸先は闇ですよ奥さん。
重々心得て、後悔ないように、やりたいことは先にやっといた方がええですわ。
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痛いのって本当につらいですもの。
「組織の摘出」って文字面がもう心を打ちのめしますね。
あまり痛みがない処置になりますようにお祈りします。
いつもキモノと羽織の組み合わせ素敵だなあと楽しく着姿拝見しています。
北海道は大雪で羽織姿では歩けないのでうらやましいです。